神経ギリギリまで削った歯、第二象牙質ができても痛みは続くのか?

相談者: ちゃむ813さん (32歳:女性)
投稿日時:2020-10-16 09:13:32
1ヶ月前からの虫歯治療についての質問があります。
前回も質問したのですが、新たに疑問点がございますので、再度質問させてください。


前から4番目の上の歯が神経に近い所まで虫歯になってしまいました。
かみ合わせ側ではなく、歯茎ギリギリのところに小さな隙間ができており、そこから虫歯が広がったようでした。

治療前、違和感はありましたが、痛みはほとんどありませんでした。
神経近くまで削り、ヒールオゾン治療を行い、仮の詰め物をしました。


先生からは

「このままの状態で様子を見ましょう。
痛みが出てきたら残念ながら神経を取るしかない。
出なかったら神経保存のまま詰め物をしましょう。
元々痛みのない歯だから、多分大丈夫でしょう」

のことで、この歯の様子を見つつ、その間はほかの小さな虫歯治療を進めました。



現在1ヶ月と少し経ち、下記の状態です

●冷たいものや温かいものがジーンと染みる。
結構痛い。10秒くらい続く

●普段は痛くないが、意識すると違和感はある

●冷たい水で口を濯ぐととても痛い

●食事の際はなるべく使わないようにしていますが、痛みはありません

●スーッとスキマ風が入ると痛みがある



先生からは

「我慢できるなら神経は残した方がいいが、痛みに耐えられないのなら神経を取りましょう。
冷たいものや温かいのが染みるのは健康な歯だってある。
これはなくなりません。あなた次第ですよ」

との説明を受けました。

「染みるのは神経を取らない限り続く」とのことでしたので、神経は取りたくないけど、このまま毎日染みるのはとてもストレスに感じます。


また、本来ならば「一度銀歯を詰めて様子をみて、痛みに耐えられなくなったら神経を取る」という選択をしたいのですが、今後妊娠を考えていることもあり、妊娠中に痛みが出て根幹治療になることや、ロキソニンが飲めないことがとても怖いです。

前回の妊娠中、産まれるまで悪阻があり、後期に虫歯ができてしまい大変な思いをしたので、今のうちに神経の治療をした方が良いのかなとも思います。




長くなりましたが、質問は下記のとおりです

@神経を保存した場合、第二象牙質というものができて染みなくなる、とネットで見かけました。

このような説明はされず「染みるのはずっと続く」と言われたのですが、今後第二象牙質ができて染みなくなる可能性はありますでしょうか?

現在1ヶ月経過で、治療直後に比べたら少しマシかな?とは思っていますが、ほぼ現状維持の状態です。


A神経を取らずに保険治療で治して、その後痛みが出て半年以内に神経をとることになった場合、保険適用外となるので4万くらいの保険外の詰め物をするしかないとのことでした。
そのような決まりがあるのでしょうか?


B神経保存、神経取る、以外に「根っこの神経だけ残して、上の部分の神経だけ取ることもできる」と半分神経を保存する案も出してくださいました。

初めて聞いたので驚いたのですが、これは後から痛くなったり炎症を起こすリスクは高くなるのでしょうか?


Cその歯の歯茎が少し腫れて血が出てしまってます(昨日から) これは神経に炎症が起きているからなのでしょうか?
気にして少し磨きすぎたからかもしれませんが、もしかしてこれは「神経を取る」決定打なのかな?と思いました。



もうこんな思いはしたくないので、今後はしっかりと定期検診に行こうと固く決めています。

長々と申し訳ございませんが、ご解答のほどよろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-10-16 09:32:04
@神経を保存した場合、第二象牙質というものができて染みなくなる、とネットで見かけました。
このような説明はされず「染みるのはずっと続く」と言われたのですが、今後第二象牙質ができて染みなくなる可能性はありますでしょうか?
現在1ヶ月経過で、治療直後に比べたら少しマシかな?とは思っていますが、ほぼ現状維持の状態です


A:痛みが10秒以上も続く状態から推察するに、今現在、歯の内部の神経、すなわち歯髄炎症を起こしている可能性は高いと思います。

このままですと組織が死んでしまうこともあるので、あまりいい状態とはいえないと思います。



A神経を取らずに保険治療で治して、その後痛みが出て半年以内に神経をとることになった場合、保険適用外となるので4万くらいの保険外詰め物をするしかないとのことでした。
そのような決まりがあるのでしょうか?


A:ん?それは知らなかったです。
普通に神経とるだけなので保険適用になると思っていましたが。



B神経保存、神経取る、以外に「根っこの神経だけ残して、上の部分の神経だけ取ることもできる」と半分神経を保存する案も出してくださいました。
初めて聞いたので驚いたのですが、これは後から痛くなったり炎症を起こすリスクは高くなるのでしょうか?


A:断髄と言って、歯髄の組織の一部分を除去する治療ですね。
ちゃんとやれば成功率は高いです




Cその歯の歯茎が少し腫れて血が出てしまってます(昨日から) これは神経に炎症が起きているからなのでしょうか?
気にして少し磨きすぎたからかもしれませんが、もしかしてこれは「神経を取る」決定打なのかな?と思いました。


A:それは歯肉炎と言って清掃状態が悪い時に見られる症状です。
歯ブラシは10日程度で交換して、ガシガシと磨いてください。
すぐに改善すると思います

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゃむ813さん
返信日時:2020-10-16 13:50:29
タカタ先生

お忙しいところ、丁寧なご解答ありがとうございます。


歯髄が炎を起こしている可能性が高いとのこと、やはり神経は半分、または全部取る方が良いのかも、と思いました。
タカタ先生にご解答いただけたおかげで、半分取るか、全部取るかの2択にできそうです。



Aですが、一度保険診療で銀歯にした場合、そのあと「やっぱり痛むから」と神経をとったとして、また保険診療の銀歯の詰め物をすることはできない。と言われました。

銀歯にするなら半年あけないと保険での治療ができないとのことでした。
神経を取るのは保険でできると思うのですが、詰め物は保険外の4万弱のセラミックなどのものにしなければならないと…

私も初めて聞いたのですが、もしかしてそのような決まりはないのでしょうか…?
ちょっと心配になってきました。



Bですが、今の私の状態(冷たいものが染みる)でもできるのでしょうか?

神経をとることにリスクがあるのは承知ですが、後ほど半分残したせいでなにかのトラブルが起きるのなら、全て取ってしまった方がいいのかもしれないと思いました。



Cの件、ありがとうございます!
逆に磨くのを避けてしまったので、今日からはしっかりと磨きます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-10-16 20:13:21
>Aですが、一度保険診療で銀歯にした場合、そのあと「やっぱり痛むから」と神経をとったとして、また保険診療の銀歯の詰め物をすることはできない。と言われました。

都道府県によって保険診療の細かいルールが違うと思います。(←本来ならとてもおかしなことなんですが)
私の歯科医院がある愛知県では可能だと思います。


>銀歯にするなら半年あけないと保険での治療ができないとのことでした。

専門用語で申し訳ありませんがC2という病名で一度銀歯を入れたら半年以内に同じC2という病名で銀歯を入れることはできないと思います。

ただ今回はC2という病名からC3急化Pulという病名に移行するので、個人的には可能だと思います。



>神経を取るのは保険でできると思うのですが、詰め物は保険外の4万弱のセラミックなどのものにしなければならないと…
>私も初めて聞いたのですが、もしかしてそのような決まりはないのでしょうか…?ちょっと心配になって

都道府県によって違いがある可能性があります。ご自身の入っている保険者か国保連合会に問い合わせると良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-10-16 20:26:00
ちゃむ813さん、こんにちは。

>@
第二象牙質に期待されているようですが、限界はあると思います。

なお、ギリギリ神経を残し、刺激に応じて形成されるのは病的第二象牙質で、修復象牙質第三象牙質とも言いますが、生理的第二象牙質とは異なります。


クラウン形態の場合は補綴物維持管理が関係しますが、部分的な詰め物の場合、都道府県によって多少、解釈に違いがあるのではないかと思います。

抜髄を伴うのであれば算定可能と考えます。
CRからインレー、インレーからFMCと形態が変わらなければ認めらない場合もあると思います。

ただし、算定可能な治療でも、同様の算定が多いと医療機関にお訊ねがくる可能性があり、あまり好まれなかったり、おかかりの医院では不可と考えたのだと思います。

(なるべく歯髄を残そうとすればするほどそのようなケースが発生しますが、結果的に眼をつけられてしまいます。)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゃむ813さん
返信日時:2020-10-17 00:06:28
柴田先生

お忙しいところ、ご回答感謝致します。
ありがとうございます。

とてもわかりやすいです。
地域によって違うなんて、驚きです。
残念ながら、愛知県ではないのでもしかしたら難しいのかもしれません。


しかし、仕組みはしっかり理解できました。
通院している歯医者さんに対して、少し不信感が芽生えていたのですが、払拭できました。

わかりやすく、ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゃむ813さん
返信日時:2020-10-17 00:11:47
滝野先生

お忙しいところご回答いただき、ありがとうございます。


第二象牙質について、よく分かりました。
限界はありますよね。

きっと神経ものすごくギリギリなんだと思います。
やはり痛みはあるので、このまま銀歯にするのは厳しそうです。

神経をとっていただこうと思っています。


今回の反省を踏まえて、これからはしっかり定期検診に行くのと、自分でメンテナンスをちゃんとしなけばと思っております。
痛い勉強代となりました。



保険の診療についてもよく分かりました。
ありがとうございます。
通院している歯医者さんに対しての不信感も払拭されました。

ありがとうございました!



タイトル 神経ギリギリまで削った歯、第二象牙質ができても痛みは続くのか?
質問者 ちゃむ813さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
虫歯治療
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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