左上顎の数ヶ月続く圧迫感

相談者: まっかあっかさん (46歳:女性)
投稿日時:2021-02-01 22:08:23
初めに、前回の相談の際、最後にご助言くださった松元先生にお礼をお伝えしそびれてしまい大変申し訳ありませんでした。
松元先生ありがとうございました。



過去2回の相談内容と関係しています。
12月に左全体の違和感についてご相談させて頂きました。

その後、左上4番の根管治療に進むか否かについてご相談させて頂き、その後経過観察しておりましたが、年が明け、左側の違和感が強くなってきた感じがしてきたため、主治医と相談の上、左上4番の根管治療に踏み切りました。


3回根管治療を経て、4回目となった今回は麻酔なしで行いましたが痛みもなく順調とのことで、次回まで特に問題がなければ根管治療の仕上げ段階に入りましょうと言われています。

しかし、もともとあった左上全体の違和感・圧迫感については残念ながら解消されていません。

今回は左上4番に原因があったのではなく、他にこの違和感・圧迫感の原因があったのかもしれません。
(ただ左上4番については遅かれ早かれ根管治療に進む可能性はあったと思うので、この選択で納得しています)



そこで、改めて今のこの症状についてご相談させてください。

思い切って4番の治療に踏切ったものの解消されず、そもそもさかのぼって記録をみてみると、左上のこの不快感はここ2年ほど、時々出てきています。
台風の時、風邪の時、疲れが溜まっている時など。
でも今は特にはなんでもないですが今も同様の症状です。


具体的な症状としては

・圧迫感がある。強い痛みはないが、鈍痛に近い不快感を感じるレベルになることもある。
・朝起きた時は症状がないことが多い。午後や夕方辺りから就寝前にかけてが辛くなりがち。バファリンやロキソニンを服用することもある。
・打診等での痛みや、冷たいものや熱いものがしみる等の症状はない
・4番根管治療中、5番神経は残っているが虫歯治療済み、6.7番抜髄済み
・6と7の間、5と6の間は食べ物が挟まりやすく、挟まっていると痛みがでることがある。
フロスを毎回しています。


あと、自分自身の気がかりとしては、歯のかみ締めが癖になっており、気がつくと口周りにぎゅっと力が入ってしまいがちで、歯もかみ締めていることが無意識のうちによくあります。
寝ている間も力が入っているようです。

そのようなことが関係しているかどうかわかりませんが、何が関係しているかわからないため書いてみました。


今のこの状態が何をすれば改善するのか、一日のうちの後半だけ症状が強くなってくるというのはどんな理由があるのか見当がつきません。
5.6.7番の歯の状態を一つ一つ治療し直していく必要があるのでしょうか。


こういった場合、どういう原因がが考えられるか、またどのような治療が選択肢として考えられるか、ご助言いただけましたらありがたいです。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-02-02 00:17:04
まっかっかさん、こんにちは。

>歯もかみ締めていることが無意識のうちによくあります。寝ている間も力が入っているようです。

ということであれば、TCHが痛みの原因になっている可能性はありそうです。

参考:TCH、歯列接触癖


TCH是正指導を行なっている医療機関を受診されるか、大学病院のペインクリニックや疼痛外来を受診する選択肢もあると思います。


お大事にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-02-02 10:50:52
こんにちは。

副鼻腔に炎症像はありませんでしたか?
歯科パノラマ撮影時には鼻腔や副鼻腔も映りますからよく見かけるのは、鼻腔の片側狭窄や鼻中隔彎曲、副鼻腔の炎症所見です。

その場合、片側だけ自然孔が閉塞しているのか?空気ではない粘液と想像されるものが貯留しているだろうと想像できる場合があります。


自然孔が狭くなっている方は相当数いらっしゃるように思いますが、自律神経の影響を受けて粘膜は肥厚しますから疲れが溜まると重く感じるという事が生じるかもしれません。

その場合、耳鼻科での確定診断が必要でしょう。


下を向いて肩が凝った状態ではどうやらこの孔は閉鎖しやすいのではないか?という印象があります。

頭頚部、特に巨大な筋肉の塊である舌を良く動かす体操を行ったり肩甲骨の可動域を広げる運動を行うように指導すると長年の副鼻腔炎が消失したという方のお話を聞くこともあります。



自律神経は気圧の変動や体調、ストレス、運動不足、栄養など様々なものに影響を受けますから、とりあえず、ご自身の健康を維持増進するためにご自身ができそうな健康法を試みられ治らない場合は医学的な処方や治療が必要になるように思います。

噛みしめも自律神経の影響を多く受けているように思います。



個人的にお勧めしているのは、あいうべストレッチです。
あいうべ体操(表情筋と舌の運動)に腕の動き(首と肩甲骨の動き)を足すと効果が顕著になるのではないかと思っていますが、単なる民間健康法です。

歯科では問題のある歯を治療し、耳鼻科では鼻疾患を治療する、ペインクリニック等では痛みに関して治療するという事が選択できると思います。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-02-02 14:35:40
かかりつけ医では、筋筋膜性歯痛との診断は除外されたとのことでしょうかね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まっかあっかさん
返信日時:2021-02-03 06:38:45
滝野先生

ご助言ありがとうございました。


TCH以前気になって調べたことがあったのですが、今回の状態と繋がっている可能性があることには気が付かずにいました。

神経の治療にばかり気持ちが向いてしまっていましたが、TCHについても可能性を考えて主治医に相談出来たらと思います。


ありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まっかあっかさん
返信日時:2021-02-03 06:47:53
ふなちゃん先生

ご助言ありがとうございます。


大変勉強になりました。
また、今の私の状況を細やかに察知してくださったご助言の数々に心から感謝致します。


実は以前も同様の症状が出て受信した際、風邪をひいていたときだったこともあって、そういえば主治医から「副鼻腔炎のときに出すお薬なんですが、今の症状を緩和することが出来るかもしれないので」といって処方して頂いたことがありました。

詳しく説明は受けていなかったのですが、今回のふなちゃん先生のご助言を頂いて、あの時なぜそのお薬が処方されたのかがわかりました。


また、今の自分には体全体の不具合や全身の凝り、睡眠不足など体のコンディションが良くない自覚があり、そのためのメンテナンスを十分にできていないことが大きな原因のようにも思えてきました。



あいうべストレッチ検索しました。
早速やってみます。

何が原因か今はわかりませんが、できること思い当たることをやりながら、受診時には主治医と相談して回復の道を探していけるように努力したいです。

お医者様に治してもらう、という精神だけではなく、まずは体の基本的なコンディションを自分で整えようとする意識が必要だということに気づかせて下さり、本当にありがとうございました。



タイトル 左上顎の数ヶ月続く圧迫感
質問者 まっかあっかさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 原因不明の歯の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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