[写真あり] インレーブリッジの疼くような痛み、今後の治療方針

相談者: hiyohiyoさん (38歳:女性)
投稿日時:2021-06-06 16:45:25
いつもお世話になっております。


左上4D6のインレーブリッジについて質問です。

状況としましては、

・約8年ほど前に前歯科医院にて治療していただきましたが、最初からDと歯茎の隙間が開いているブリッジでした。

・5年ほど前から現歯科医院にて他のブリッジや差し歯などを少しずつ自費のものやインプラントに変えたりしています。



この左上4D6のブリッジの今の悩みですが、

1、ブリッジを入れてから2、3年ほどでDだけではなく支えの歯の4、6も歯茎が下がり始めた

2、通年通して疼くような痛みがある。
支えの4、6ではなく、Dの歯があった歯茎が疼きます。

3、見た目も悪いし、このまま歯茎が下がり続けるのかと不安。
また疼く痛みもあるのでインプラントに変えたい。

です。


これに対して現歯科医院の先生は、

1、ブリッジなどの治療で噛み合わせが崩れ、食いしばりがひどいのではないか

2、歯は全て神経が繋がっているのでどこかが疼けばどこかが痛いものなので、見る限りどこも悪くないから大丈夫、と言われ治療などはされず、この2年は痛みが続いています。
ちなみに3ヶ月おきに検診とクリーニングに行き、歯周病はないと言われています。

3、レントゲンを見る限り、Dの骨がかなり薄くなっているので骨を入れないとインプラントはできないと思う。
他の箇所が全て終わってから(残りのブリッジなど)ゆっくり考えていいと思う。

と言われています。


しかし最近この疼くような痛みが少し強くなってきているので、々ストレスなのと、ブリッジ自体の劣化が気になります。
(銀の部分が舌に引っかかったり)

先月の検診でも先生にご相談しましたが、引っ掛かる部分を研磨されて終わりました。


基本、今の先生は極力治療されない方針の先生なのかなと思います。
(他の自費のインレーなどでもひっかっかりのある部分があっても虫歯かなと不安になるのですが、先生は大丈夫です、で終わります)


ですが、骨がこの先吸収され続けてインプラントが難しくなったり、支えの4、6番が抜歯になったりするのが不安です。

これからできるだけ自分の歯を残していきたいので、このブリッジに関しては今後どうしていけばいいでしょうか?


何卒ご意見よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-06 19:25:45
こんにちは。


インレーブリッジが長い間気になっておられるようですね。

上手く形成されて適合のよいインレーはなかなか外れない為、8年経過して問題が生じていないならばもしかしたら2次虫歯などが生じていないのかもしれませんが、多くのケースでメタルインレーを除去すると内部で虫歯が進行していることを経験します。

ですから一見何も問題ないように外部から見えるものでも外してしまうと次の治療時には抜髄が必要になることもしばしばあり、歯科医も再治療を着手することについてなかなか気が進まないのかもしれませんね。


抜髄の可能性があり前後の歯をより大きく削り取って冠による治療になるかもしれないが、その方が心配がなくなるからよいという場合であれば、積極的に除去してやり直し治療に着手してくれるのではないでしょうか?


通常、治療は常にどういう治療であってもリスクを伴いますが、リスクよりメリットが上回ると確信を持てると歯科医から治療を勧めることになると思いますが、あいにくメタル治療ですから歯の内部の情報がレントゲン検査で得られません。

そうすると歯科医に治療メリットの確信が少なくなるのでデメリットやリスクを承諾してもらわなければ治療を勧め難いという事になるように思います。



再治療時に前後の歯の歯髄症状が出て抜髄に至るリスク、抜髄時に歯質の多くを失いますから土台を立てて歯冠修復になるリスク、インプラント治療時の骨造成も含めた治療リスク、治療を完了してもうずくなどの知覚状態の改善が得られないリスクなど、色々あるとお考え何ではないかと思います。

別の歯科医院であれば積極的な治療介入をしたいと考える歯科医もいるだろうと思います。


ブリッジの劣化を憂慮されるならばリスクを承知の上で外して、その時の状態を確認したうえで可能な治療を行ってもらうことになるのでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hiyohiyoさん
返信日時:2021-06-06 20:23:24
ふなちゃん先生

お返事ありがとうございます。


>多くのケースでメタルインレーを除去すると内部で虫歯が進行していることを経験します
>一見何も問題ないように外部から見えるものでも外してしまうと次の治療時には抜髄が必要になることもしばしばあり、歯科医も再治療を着手することについてなかなか気が進まないのかもしれませんね

と言うことは、今の歯科医の先生は

『この疼くような痛みは虫歯の可能性があることは予想しているが、今ブリッジを外すことは4、6番の寿命を短くしてしまうこと、
Dのインプラント手術への憂慮など考えると、何もせずいつか4、6番がダメになる日まで黙認する』

と言う考えということでしょうか?


何回か痛みや虫歯への懸念は訴えているのですが、

「見たところ虫歯ではない」
「気にしすぎ、考えすぎ」

で流されてきました。


でも確かに他の場所での治療で先生は、私の歯はダメになるまでそっとしておく、使える間は使っておく、というスタンスなのかなと思ったことはあります。

もしこの痛みが虫歯だった場合、この2年でだいぶ進行していますよね?
私には積極的に治療することへの懸念など何も話していただいてないので、もし話していただいていて、私が望むなら、ブリッジを外して治療して4、6番は抜髄までしなくても済むかもしれないのになぜ話していただけないのでしょうか?


支えの歯が抜髄になって脆くなるリスク<ブリッジを外さないで虫歯が進行するリスクということでしょうか?
ふなちゃん先生ならどのようにされますか?

重ねての質問で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-07 08:18:27
〉もしこの痛みが虫歯だった場合、この2年でだいぶ進行していますよね?
〉私には積極的に治療することへの懸念など何も話していただいてないので、もし話していただいていて、私が望むなら、ブリッジを外して治療して4、6番は抜髄までしなくても済むかもしれないのになぜ話していただけないのでしょうか?

外から診て問題が無いと診断しているし、内部は外さないと確認できないからではないかと思いますが、実際のことはあいにくわかりません。



〉支えの歯が抜髄になって脆くなるリスク<ブリッジを外さないで虫歯が進行するリスクということでしょうか?

理由がわからない痛みがあると内部で虫歯が進行している事を疑う場合もあると思います。

インレーブリッジのやりかえ時に虫歯が見つかると抜髄の可能性が高くなりますが、仮歯は冠形態でなければ使えない為に(メタルでないので噛むと割れる)長期に御不自由される事を考えるとよく噛んでいる部位の治療は気軽にはやりにくいでしょう。

治療メリットが高くなったら治療を勧められるのではないでしょうか。



〉ふなちゃん先生ならどのようにされますか?

色々調べてみた上で判断すると思います。
欠損が生じたらインプラントにしなければ、インレーブリッジは選択せずにいきなり前後の歯を冠形態にするブリッジが一般的です。

インレーブリッジというステップを踏んでもらった事でかなりの歯質を8年残せたのでよかったですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2021-06-07 12:31:23
こんにちは。

主治医とコミニュケーションが取りずらいようですね、不安な気持ちよくわかります。

>1、ブリッジを入れてから2、3年ほどでDだけではなく支えの歯の4、6も歯茎が下がり始めた

オーバーブラッシングによる歯肉のすり減りの可能性が高いように思います、その部分を気にして一生懸命歯ブラシをするようになっていませんか。

歯肉の退縮 https://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a012


>2、通年通して疼くような痛みがある。支えの4、6ではなく、Dの歯があった歯茎が疼きます

磨き傷を作っているのかもしれません。

磨き傷 https://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a015


>3、見た目も悪いし、このまま歯茎が下がり続けるのかと不安。また疼く痛みもあるのでインプラントに変えたい。

今の不快症状を解決してからインプラントにした方がいいと思います。


>1、ブリッジなどの治療で噛み合わせが崩れ

ブリッジのせいでで咬み合わせが崩れたというなら他の歯医者を探した方がいいでしょう。

>食いしばりがひどいのではないか

ひどいかひどくないか確かめるべきです。

>2、歯は全て神経が繋がっているので

言っていることの意味が分かりません。

>どこかが疼けばどこかが痛いものなので、見る限りどこも悪くないから大丈夫、と言われ治療などはされず、

??

>と言われ治療などはされず、

主訴を2年間も放置とはどうなんですかね〜。

>3、レントゲンを見る限り、Dの骨がかなり薄くなっているので骨を入れないとインプラントはできないと思う

もっともです。

>引っ掛かる部分を研磨されて終わりました。

インレーが外れたのかもしれません。

>基本、今の先生は極力治療されない方針の先生なのかなと思います。

もしかしたら儲からんところには手を付けない??

>ですが、骨がこの先吸収され続けてインプラントが難しくなったり、支えの4、6番が抜歯になったりするのが不安です。

お気持ちよくわかります、今後の見通しを尋ねてみては如何でしょうか、納得できなければほかの歯医者を当たってみてください。

>このブリッジに関しては今後どうしていけばいいでしょうか?

問題があれば解決することです、なければ他の原因を探ることになります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hiyohiyoさん
返信日時:2021-06-07 12:43:00
ふなちゃん先生


再度お返事ありがとうございます。
詳しく教えていただき、だいぶ理解できました。


>治療メリットが高くなったら治療を勧められるのではないでしょうか
>欠損が生じたらインプラントにしなければ、インレーブリッジは選択せずにいきなり前後の歯を冠形態にするブリッジが一般的です。インレーブリッジというステップを踏んでもらった事でかなりの歯質を8年残せたのでよかったですね。

ということは、普通冠のブリッジにした場合、支えの歯の寿命がもっと短いのでしょうか?
私はもう一つ、同じ前歯科医院にてしていただいたブリッジがあり(右下4D6)、こちらもインレーブリッジです。


またこの先この左上4、6の歯をなるべく保たせるには、
「Dを骨造成などしてインプラントにする」→4、6の詰め物?にする(自費で考えています)が一番いいでしょうか?


もしそうならその場合、

1、できるだけ早くブリッジを外してインプラントをする

2、ブリッジがダメになるまでこの状態で様子を見て、外れるなどの不具合が出てからインプラントをするのどちらがいいのでしょう?


私自身は、現状日々のストレスになるような痛みもあるし、見た目も悪いし、またインプラントするまでにどんどん骨がなくなってしまうのでは無いかと不安になり、以前先生にインプラントにしたいと伝えたのですが、その時は「ブリッジがダメになってからでいい」と言われました。
2の方が、4、6の歯にはいいのでしょうか?


何度も申し訳ありませんが、お教え頂けると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hiyohiyoさん
返信日時:2021-06-07 12:56:15
山田先生  

お返事ありがとうございます。


>オーバーブラッシングによる歯肉のすり減りの可能性が高いように思います、その部分を気にして一生懸命歯ブラシをするようになっていませんか。
>磨き傷を作っているのかもしれません。

その可能性はあります!以前検診の際に痛みについて相談した時にそのように言われたこともあります。
なので気をつけてはいるのですが、磨き過ぎになっているのかもしれません。

確かに、儲からないところは手をつけない、そうかもしれません…
左下5番の銀のインレーセラミックに変えたのですが、変えて1年ぐらいでつなぎ目?がひっかるようになり、また着色なのかラインが目立つようになりました。

前回の検診でひっかるのは虫歯になってないか不安だと伝えたところ、

「人工物と自分の歯だと自分の歯の方が削れたりして差ができやすい、虫歯では無いのでこのまま気にせず使っていて欲しい」

と言われました。
その時はまだ保証期間だったので「あぁ、先生はやり直したくないんだなぁ」と思ってしまったほどです。
(他の質問でさせていただいた左上4のインプラントの件も同じ先生です)


そしてこの左上4D6のブリッジに関しては、何度かインプラントに変えたいと申し出ており、その際に「急ぐ必要はない、ブリッジが使える間はこのままでいきましょう、他の治療や治すのが済んでから最後でいいかな」と言われ続け、痛みが出てからトータル2年ほどこのままです。


そういえば、検診のたびに

「次はそろそろレントゲン撮って全体の状況を見ましょう」

と言われるのですが、ここ一年は撮っていません。
(検診は3ヶ月おきに行っています)


次の検診が来月なので、その時にもう一度痛みや今後の方針について聞いてみて、納得できない場合は他の歯科医院に行ってみようと思います。

自分の歯を見るたび、痛みがあるたび鬱になりそうです。
もう少し頑張ってみます。
ありがとうございます。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-08 03:41:09
30歳で欠損になられたのですよね。

インプラントは中間欠損で上顎ならばどれだけ問題なく機能するのか?

80歳、100歳までご自身の歯でお食事を楽しみたいですよね?

この辺りのお考えや実績をおかかりの歯科医にご質問されてはいかがでしょうか?


パノラマやCTや歯周組織検査からの情報は診断にも説明にも役立つと思います。
昔は補綴を考える際は模型診断も必須とされ保険点数がありましたが今は削減されました。
噛み合わせやガイドを確認することも大切です。



〉どちらがいいのでしょう?

どうでしょうね。
資料が乏しいですから何ともいえませんが、ご希望があるならばインプラント治療を不得手とかやりたくないと感じていなければ4と6は虫歯治療後二級インレーにし、5はインプラント治療に着手しても良いのではないかと思います。


とりあえず、ブリッジの底面にスーパーフロスが入るならば清掃してもらう事はできると思いますが、歯科衛生士さんはちゃんとされていますか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hiyohiyoさん
返信日時:2021-06-08 06:41:24
ふなちゃん先生

再度お返事ありがとうございます。

左上Dの欠損自体は20代後半でなりました。
事情ですぐにはブリッジにできず、30歳の時にやっとブリッジを入れることができました。


私自身は、今ある銀歯やブリッジを少しずつ見た目を綺麗にしながらも、今残っている歯をできるだけ残したいという希望がありそれは担当の先生には伝えてあります。

ただ先生の方針が結構変わるので私も少し不安なところはあります。
(食いしばりがひどいから矯正して今あるブリッジを全部インプラントにする→矯正はしなくてもいい、インプラントもブリッジが使えている間はしなくていい、他の銀歯も白い詰め物に積極的には変えなくていい、と変わりました)


毎日の歯磨きの際に、ブリッジ部分はスーパーフロス、全体的にフロス歯間ブラシをしてから歯磨きをしています。

左上4D6ブリッジに関しては歯茎との間に1、2mmの隙間があるので特に掃除は気にしてやっています。

3ヶ月ごとの検診の際に、クリーニンングで使う歯ブラシ等は自分で普段使っているものを持っていくのですが、担当歯科衛生士さんはスーパーフロスは使われません。
ブリッジの底面の掃除はされません。


Dのインプラントに関しては先生は、当初、

「骨を増やさないといけないので大学病院を紹介するからそちらでやってもらう」

とおっしゃっていましたが、最近は

「そういうキットがあるからうちでもできる、が、かなり骨が薄いので手術してもちゃんと定着するかはわからない、94%くらいかな」

とあまりDに関してはインプラントには消極的です。
何よりインプラントをするつもりで相談の診察で伺ったときにそうおっしゃっていたので暗に断られたのかなと思っていました。


もう考えるのも気にするのも嫌になるくらい歯に関しては他の部分も悩んでいるので、審美面もそもそも歯自体も諦めてもう楽になりたいという気持ちが正直なところです。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-06-08 11:02:45
インプラント矯正も治療実績ややる気がなければ歯科医側が躊躇する治療だろうと思います。


高額な自費治療でリスクもありトラブルになりやすいからです。

ご自身のご希望と歯科医院タイプに不一致があるのかもしれませんが、リスクを受け入れて積極的に希望すると伝えておくと治療してくれるのかもしれませんね。

色々なタイプの歯科医院がありますが、痛みが続いていればご不安になられますよね。




タイトル [写真あり] インレーブリッジの疼くような痛み、今後の治療方針
質問者 hiyohiyoさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の痛み その他
ブリッジに関するトラブル
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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