歯科矯正中に転居することに、転院は難しいですか?

相談者: めいっとさん (29歳:女性)
投稿日時:2021-07-08 13:17:52
今年の2月から全顎ワイヤー矯正をしていて、抜歯を上4番の左右済ませています。

近日中に下4番の左右も抜歯することになっているのですが、来年初夏に家族の都合で引っ越しが決まってしまいました。
その時期だとまだ治療は終わっていないだろうと思い担当医に相談したところ、転院はできないと言われてしまいました。

理由はしっかり伺わせてもらえなかったのですが、恐らく今使っているブラケットがベッグ法に使われるブラケットで、他院では取り扱っていないためかなと想定しています。



ですが引越し先は地方が異なるほど遠く、通院するにも交通費も高いですしこのご時世ですので遠方への移動は避けたく、引っ越し先の病院で治療を続行したいのです。

ブラケットの種類が違うと、やはり転院は難しいのでしょうか?
また転院すると矯正費用はまた全額かかってしまうのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-07-08 13:54:26
月1回程度の通院になりますから、東京兵庫程度の距離でしたら1年以上通われて終了した患者さんはいらっしゃいました。

紹介での転院なら、現かかりつけ医の個人的な繋がり(同門会、研究会、学会など)の中から見つけてもらい、先方と費用の優遇などを話し合ってもらう形になろうかと思われます。
(担当医死亡などの場合は全く異なります。)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2021-07-08 15:21:15
こんにちは

せっかく治療を始めたとたんの引越しで、お困りのようですね。

「転院はできない」というのは、転居先で他の先生も紹介しないし、今まで支払われた治療費も返さないという意味でしょう。
それでもかまわないのなら勝手にどこにでもいってくださいと今の先生はおっしゃっているとうけとれます。

ベッグ法による治療は現在では1%も行われていないと考えられますが、そうだとしても、この治療を行っている先生は探せばいるはずとは考えます。


しばしばこのような質問が寄せられるのですが、院長が死亡または重篤な疾患の為治療の続行が不可能になったという以外は、患者さん側の都合による治療の中断という事になり、治療者サイドからすれば『あなたの都合だから私には返金する義務はない』という事になります。

大学の矯正科でも、治療途中の返金は一切お断りいたしますというようなことを言っておりました。



転居先で治療する先生を見つけた場合、そこで新たに料金が発生することになります。
現在の先生にいくらお金を払っていようとも、それは新しい先生とは関係ないものだからです。

したがって、今の先生にお金を返してもらい、そのお金を持って次の先生のところにいくという順番になります。
通常は新しい先生の要求する額の方が返金された分より高いという事になるのではないかと思います。


ベッグ法については99%の先生は行いませんので、そういった治療を行わない先生であれば、全て撤去して別の装置につけなおすという事になるでしょう。

という事になれば、新しい先生の立場からすれば、一からはじめるのと大差ないという事になるわけで、むしろ現在ついている装置を撤去する余分な手間が増えるという事にもなりそうです。


今の先生に返金をお願いするのがまず第一なのですが、それが拒否されるのであれば、遠くても通うのか、あるいは今までの治療費は諦めて、新しい先生のところで一から支払って治療を続けるかという事になりそうです。
粘り強く返金の交渉をするしかないようです。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-07-08 19:02:27
めいっとさん、こんにちは。


矯正中で、引越しが決まったのですね。
ベッグ法を行なっているということですから、転院のハードルは高くなりますね。

ただし、ベッグ法の問題がなくとも矯正は先生により診断や方針が異なりますから、転院は難しいことも多いと思います。

運良く引越し先の地域に、先生同士の繋がりがあり紹介してもらい引き継いでもらえる医院があれば良いですが、そうでなければ自ら探して転院する場合、基本的にゼロから矯正をはじめるのと同じ扱いになり、費用も新規でかかると思います。


引越しが来年の初夏ということですから、約1年はあるということですね。その間にも矯正は進んでいくでしょう。
トータルの期間の目安は聴いていますか?

実際の引越し先の距離や通院間隔によりますので一概には言えませんが、引越先が海外などではなく

「引越し先は地方が異なるほど遠く」

程度であれば、往復の交通費を考えても、転院せずに今の医院に通院するほうが費用面は安く済むということは考えられると思います。


逆に、現在の医院では継続できないということが既に確定しているのであれば、これから約1年間矯正を続けた段階で転院をするよりも、今のうち(早い段階)で矯正を中止し、引越後に改めて矯正を始めるというほうが費用的には良いかもしれません。
しかし、矯正が終わるのはそれだけ遅くはなりますね。



>このご時世ですので遠方への移動は避けたく

未来のことは誰にもわかりませんが、その頃には状況が落ち着いていると良いですね。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2021-07-09 09:59:52
もし引越し先が東京or新潟でしたら、大学病院矯正歯科での相談が有効かもしれないです。

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-09 11:58:19
こんにちは。


矯正治療中の転院はなかなか難しい問題だと思います。

多くの方が転居後も新幹線を使ってでも通院されていると思います。

それは治療方針や進め方が担当医によって異なるからです。



>転院はできないと言われてしまいました。

1年治療し途中で転院されるご予定という事ですよね?
その場合はほとんど返金は期待できないだろうと考えます。

そして新たな歯科医院では新たな契約になるために、前医でブラケットを外してもらって清算してきてください、そうしないとうちでは診ませんといわれることが多くなるだろうと想像します。

前医とは事業体が異なるため、初診扱いでの契約になることが多く通常は、今の歯科医院と同じくらいの治療費が再度必要になることが多くなると思います。

それで、転院が無理という説明になっているのでしょう。


まだ、抜歯だけで装置をつけただけならば、清算により費用のいくらかが返金される可能性があると思いますが、抜歯後のRAP効果が期待できなくなりますから1年間棒に振り抜歯が無駄だったという事になりますよね。



>引越し先は地方が異なるほど遠く、通院するにも交通費も高いですしこのご時世ですので遠方への移動は避けたく、引っ越し先の病院で治療を続行したいのです。

矯正治療の初期はブラケットのある生活に慣れないなどで急患で入る可能性があったりすると思いますから通院頻度が高くなる可能性があると思いますが、治療終盤にかけては安定して月1回などの頻度に安定することがほとんどではないかと思います。

交通費をお考えなのでしたら今おられる場所で1年治療を進めていただいてその後は遠方から通院のほうがよいかもしれませんね。




タイトル 歯科矯正中に転居することに、転院は難しいですか?
質問者 めいっとさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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