[写真あり] 上7番、根管治療後の最適な補綴物について
相談者:
もも さん (41歳:女性)
投稿日時:2021-06-30 03:08:44
歯を一番長持ちさせられる補綴物・素材を選択したいです。
上7番の根管治療が次回終了予定です。
「4分の1削った・大きな虫歯だった」と主治医に説明されました。
遠心側の歯冠部の上から下まで削ったようです(画像有・1枚目の絵で削った部分に色を塗りました)。
補綴物について尋ねると
「白いの付けます」と言われ、素材を尋ねると「この前付けたのと同じ」
と言われました。
隔壁を以前付けてもらい、保険素材との事でCRのようです。
元々、私は自費素材希望と言っていたのですが主治医はCR一択のようでした。
保険素材なら削った所に白いのを付け、自費素材ならクラウンでコア(ファイバー)も入れる事になると言われました。
◆@保険だとCR充填なのに自費素材でアンレーにならないのはどうしてだと考えられますか?
自費素材希望と言った際、
「ジルコニア?」
と言われ、
「馴染みの良いゴールドで考えていましたがいかがでしょうか?」
と聞くと
「なじむけど・・」
と言われたのみで話終了で結論は出ていません。
予約時、「次回は印象」と衛生士が受付に伝えているのが聞こえました。
【症状】
・根管治療当日と翌日は何もしなくても痛みがある
・治療後1週間程は、噛んだり舌で汚れを取ろうとすると痛くなるような感覚がある
・極力上7番で噛まないようにしていたら、治療から2週間以上経った現在、違和感なし
・打診痛無し
・上7番の歯周ポケット:3mm
・開咬・噛み締めあり
◆Aこのような歯の状況の場合、歯を長持ちさせるために最善な補綴物・素材は何になると考えられますか?
その理由も教えて下さい。
◆Bこの歯にCR充填をすることについてどう思われますか?
過去に通っていた歯科医にCRは汚れやすく虫歯になりやすい・壊れやすくお勧めしないと言われた事と、自費のクラウンと比べ自分の歯が割れる可能性が高いのではと気になっていますが実際どうでしょうか?
よろしくお願いいたします。
画像1 画像2
上7番の根管治療が次回終了予定です。
「4分の1削った・大きな虫歯だった」と主治医に説明されました。
遠心側の歯冠部の上から下まで削ったようです(画像有・1枚目の絵で削った部分に色を塗りました)。
補綴物について尋ねると
「白いの付けます」と言われ、素材を尋ねると「この前付けたのと同じ」
と言われました。
隔壁を以前付けてもらい、保険素材との事でCRのようです。
元々、私は自費素材希望と言っていたのですが主治医はCR一択のようでした。
保険素材なら削った所に白いのを付け、自費素材ならクラウンでコア(ファイバー)も入れる事になると言われました。
◆@保険だとCR充填なのに自費素材でアンレーにならないのはどうしてだと考えられますか?
自費素材希望と言った際、
「ジルコニア?」
と言われ、
「馴染みの良いゴールドで考えていましたがいかがでしょうか?」
と聞くと
「なじむけど・・」
と言われたのみで話終了で結論は出ていません。
予約時、「次回は印象」と衛生士が受付に伝えているのが聞こえました。
【症状】
・根管治療当日と翌日は何もしなくても痛みがある
・治療後1週間程は、噛んだり舌で汚れを取ろうとすると痛くなるような感覚がある
・極力上7番で噛まないようにしていたら、治療から2週間以上経った現在、違和感なし
・打診痛無し
・上7番の歯周ポケット:3mm
・開咬・噛み締めあり
◆Aこのような歯の状況の場合、歯を長持ちさせるために最善な補綴物・素材は何になると考えられますか?
その理由も教えて下さい。
◆Bこの歯にCR充填をすることについてどう思われますか?
過去に通っていた歯科医にCRは汚れやすく虫歯になりやすい・壊れやすくお勧めしないと言われた事と、自費のクラウンと比べ自分の歯が割れる可能性が高いのではと気になっていますが実際どうでしょうか?
よろしくお願いいたします。
画像1 画像2
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-01 10:05:10
こんにちは。
根管治療が無事終わって、痛みがなくなり良かったですね。
7番の遠心の虫歯だったのでしょうか。
パッと見た感じでは充分な歯質が残っているようですから、CRでも良いのかもしれませんね。
型採りされるならばCRインレーか?メタルインレーで、開咬で咬合の要の歯ならばゴールドインレーでしょうか?
天然の歯質が厚みが充分あり、壁がしっかり取れるならばそれが一番良いと思います。
色々異種素材を組み合わせれば、組み合わせただけ界面が生じてそこが長期的な弱点になりますから、あれこれ組み合わせるならば冠にしておこうという事なのかもしれませんね。
接着修復がうまく行けば、CR単独が一番界面が少なくなると言われていますが、技術的に見にくい部位でやりにくい部位で防湿もしにくいならば、インレーになるのが一般的だと思います。
根管治療が無事終わって、痛みがなくなり良かったですね。
7番の遠心の虫歯だったのでしょうか。
パッと見た感じでは充分な歯質が残っているようですから、CRでも良いのかもしれませんね。
型採りされるならばCRインレーか?メタルインレーで、開咬で咬合の要の歯ならばゴールドインレーでしょうか?
天然の歯質が厚みが充分あり、壁がしっかり取れるならばそれが一番良いと思います。
色々異種素材を組み合わせれば、組み合わせただけ界面が生じてそこが長期的な弱点になりますから、あれこれ組み合わせるならば冠にしておこうという事なのかもしれませんね。
接着修復がうまく行けば、CR単独が一番界面が少なくなると言われていますが、技術的に見にくい部位でやりにくい部位で防湿もしにくいならば、インレーになるのが一般的だと思います。
回答2
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-07-01 12:18:25
山桜さん、こんにちは。
>「4分の1削った・大きな虫歯だった」と主治医に説明されました。
歯髄を取る処置が必要だったということですから、大きい(深い)虫歯だったという説明だったのでしょう。
一方、4分の1を削ったという説明や写真からは、失われる歯質は比較的最小限に留められているのかもしれません。
そうすると、レジン充填という選択肢もあると思います。
>(画像有・1枚目の絵で削った部分に色を塗りました)。
写真は反対側の歯で、近心側にマーキングされているようです。
>元々、私は自費素材希望と言っていたのですが、主治医はCR一択のようでした。
保険治療は決められた選択肢、ルールの中で行う治療ですが、自由診療はそうした縛りの無い治療です。
自費治療でも、レジン充填、セラミック、ハイブリッド、ゴールドなど、様々な選択肢があり得ると思います。
>保険素材なら削った所に白いのを付け、自費素材ならクラウンでコア(ファイバー)も入れる事になると言われました。
自費治療でのレジン充填はメニューに無いということでしょう。
窩洞形態の制限はレジン充填のほうが少ないでしょう。
インレー、クラウン、特にセラミックとなると必要な厚みを確保する必要があります。
>保険だとCR充填なのに、自費素材でアンレーにならないのはどうしてだと考えられますか?
写真からはインレー、アンレーでも可能な印象は受けますが、実際の残っている歯質の厚みなど、実際に診察した歯科医師にしかわかりません。
自費治療となると割れた場合の補償やトラブルが起きた時のことも考え、そのような選択となったのかもしれません。
>「馴染みの良いゴールドで考えていましたがいかがでしょうか?」
>と聞くと
>「なじむけど・・」
>と言われたのみで
あまりゴールドインレーの治療を、普段は行っていない医院なのかもしれませんね。
ゴールドインレーは適合性、マジックマージンテクニックで縁を延ばす方法などが可能ですが、普段からゴールドを扱いなれた歯科医師、歯科技工士の技術にかかっています。
ただ単に、保険治療のインレーと同じような流れでゴールドのインレーを作るのであれば、それはただ単に材質がゴールドなだけのインレーとなります。
> 開咬・噛み締めあり
どのような補綴物を入れるにしても、力のコントロールを行うほうが良いと思います。
>この歯にCR充填をすることについてどう思われますか?
歯冠が残っておりレジン充填が可能なのであれば、 CR充填のほうが歯質を便宜的に削らずに済むという点では有利だと思います。
ただし、防湿の難しい場所ですから、精度の高い治療にはラバーダムを使用してもらう必要でしょう。
また、1番奥で肉眼では確実な視野は確保できませんから、エナメル象牙境などに虫歯の取り残しが無いかどうかなど、マイクロスコープで確実な治療をしてもらえると良いですね。
レジン充填自体は問題が無いような印象は受けますが、材質の問題よりも、どのような環境で、どのような歯科医師に治療を受けるかの違いのほうが大きいように思います。
>「4分の1削った・大きな虫歯だった」と主治医に説明されました。
歯髄を取る処置が必要だったということですから、大きい(深い)虫歯だったという説明だったのでしょう。
一方、4分の1を削ったという説明や写真からは、失われる歯質は比較的最小限に留められているのかもしれません。
そうすると、レジン充填という選択肢もあると思います。
>(画像有・1枚目の絵で削った部分に色を塗りました)。
写真は反対側の歯で、近心側にマーキングされているようです。
>元々、私は自費素材希望と言っていたのですが、主治医はCR一択のようでした。
保険治療は決められた選択肢、ルールの中で行う治療ですが、自由診療はそうした縛りの無い治療です。
自費治療でも、レジン充填、セラミック、ハイブリッド、ゴールドなど、様々な選択肢があり得ると思います。
>保険素材なら削った所に白いのを付け、自費素材ならクラウンでコア(ファイバー)も入れる事になると言われました。
自費治療でのレジン充填はメニューに無いということでしょう。
窩洞形態の制限はレジン充填のほうが少ないでしょう。
インレー、クラウン、特にセラミックとなると必要な厚みを確保する必要があります。
>保険だとCR充填なのに、自費素材でアンレーにならないのはどうしてだと考えられますか?
写真からはインレー、アンレーでも可能な印象は受けますが、実際の残っている歯質の厚みなど、実際に診察した歯科医師にしかわかりません。
自費治療となると割れた場合の補償やトラブルが起きた時のことも考え、そのような選択となったのかもしれません。
>「馴染みの良いゴールドで考えていましたがいかがでしょうか?」
>と聞くと
>「なじむけど・・」
>と言われたのみで
あまりゴールドインレーの治療を、普段は行っていない医院なのかもしれませんね。
ゴールドインレーは適合性、マジックマージンテクニックで縁を延ばす方法などが可能ですが、普段からゴールドを扱いなれた歯科医師、歯科技工士の技術にかかっています。
ただ単に、保険治療のインレーと同じような流れでゴールドのインレーを作るのであれば、それはただ単に材質がゴールドなだけのインレーとなります。
> 開咬・噛み締めあり
どのような補綴物を入れるにしても、力のコントロールを行うほうが良いと思います。
>この歯にCR充填をすることについてどう思われますか?
歯冠が残っておりレジン充填が可能なのであれば、 CR充填のほうが歯質を便宜的に削らずに済むという点では有利だと思います。
ただし、防湿の難しい場所ですから、精度の高い治療にはラバーダムを使用してもらう必要でしょう。
また、1番奥で肉眼では確実な視野は確保できませんから、エナメル象牙境などに虫歯の取り残しが無いかどうかなど、マイクロスコープで確実な治療をしてもらえると良いですね。
レジン充填自体は問題が無いような印象は受けますが、材質の問題よりも、どのような環境で、どのような歯科医師に治療を受けるかの違いのほうが大きいように思います。
相談者からの返信
相談者:
もも さん
返信日時:2021-07-01 12:36:03
相談者からの返信
相談者からの返信
相談者:
もも さん
返信日時:2021-07-01 13:48:44
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2021-07-01 17:26:25
遠心の歯質はごっそり無くて隔壁なのでしょう。
インレーの方が治療しやすい部位でしょう。
歯科医が、お勧めするものにされておいてはいかがでしょうか?
削った時から、歯質の残り具合をよくわかっていますからね。
インレーの方が治療しやすい部位でしょう。
歯科医が、お勧めするものにされておいてはいかがでしょうか?
削った時から、歯質の残り具合をよくわかっていますからね。
回答4
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-07-01 18:54:01
もしかすると、その後ろの親知らずを最近抜いていますか。
親知らずと接していた部位が不潔になりやすく、虫歯になったのでしょうか。
そうすると遠心歯茎部近く(あるいは縁下まで)虫歯で失われているのかもしれませんね。
写真ではちょうど写っていない部分です。
親知らずと接していた部位が不潔になりやすく、虫歯になったのでしょうか。
そうすると遠心歯茎部近く(あるいは縁下まで)虫歯で失われているのかもしれませんね。
写真ではちょうど写っていない部分です。
相談者からの返信
相談者:
もも さん
返信日時:2021-07-01 19:05:54
相談者からの返信
相談者:
もも さん
返信日時:2021-07-01 19:20:03
回答5
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-07-06 14:23:35
親知らずと接していた部分から、虫歯が発生したのかもしれませんね。
器具の届きにくい部位ですので、治療にも苦労されたようですね。
>もし、この歯が滝野先生ご自身の歯だとしたら何をご選択されますか?
おそらく、CRかゴールドインレーのどちらかを選択すると思います。
その部位であれば、審美性を求めてセラミックを選ぶ優位性を感じないためです。
しかし、担当医は自費ならばクラウンという判断のようですね。
頬舌側の歯質の厚みや対合歯との関係など、懸念点があるのかもしれません。
>また部位は不明ですが上7番は元々CR充填をされていた部分もあったようです。
咬合面かもしれませんね。
大きな影響はないと思います。
器具の届きにくい部位ですので、治療にも苦労されたようですね。
>もし、この歯が滝野先生ご自身の歯だとしたら何をご選択されますか?
おそらく、CRかゴールドインレーのどちらかを選択すると思います。
その部位であれば、審美性を求めてセラミックを選ぶ優位性を感じないためです。
しかし、担当医は自費ならばクラウンという判断のようですね。
頬舌側の歯質の厚みや対合歯との関係など、懸念点があるのかもしれません。
>また部位は不明ですが上7番は元々CR充填をされていた部分もあったようです。
咬合面かもしれませんね。
大きな影響はないと思います。
相談者からの返信
相談者:
もも さん
返信日時:2021-07-13 13:00:13
タイトル | [写真あり] 上7番、根管治療後の最適な補綴物について |
---|---|
質問者 | もも さん |
地域 | 東京都下 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | パート・アルバイト |
カテゴリ |
その他(写真あり) お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。