歯肉退縮や歯根吸収がある場合の歯列矯正について
相談者:
美沙☆さん (28歳:女性)
投稿日時:2022-02-09 18:35:42
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2022-02-09 19:02:49
こんばんは。
いずれのお答えも程度によります。
>歯根吸収がひどい場合は歯列矯正できないのでしょうか?
再矯正という事でしょうか。
>その場合の対処法などありますか?
一旦吸収した歯根は元には戻りません。
>歯肉退縮がある状態で矯正をするともっと酷くなりますか?
歯肉退縮の原因によりますが通常オーバーブラッシングが原因です、この場合歯磨圧を減らす必要があります、先ずは歯磨き練習です。
オーバーブラッシング https://www.yamadashika.jp/prevent08.html
>またどちらも酷くなった場合抜け落ちるのでしょうか?
オーバーブラッシングによる歯肉の退縮では歯が抜け落ちることはありません、歯根吸収なら話は別です、
矯正治療による歯根吸収 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=246
いずれのお答えも程度によります。
>歯根吸収がひどい場合は歯列矯正できないのでしょうか?
再矯正という事でしょうか。
>その場合の対処法などありますか?
一旦吸収した歯根は元には戻りません。
>歯肉退縮がある状態で矯正をするともっと酷くなりますか?
歯肉退縮の原因によりますが通常オーバーブラッシングが原因です、この場合歯磨圧を減らす必要があります、先ずは歯磨き練習です。
オーバーブラッシング https://www.yamadashika.jp/prevent08.html
>またどちらも酷くなった場合抜け落ちるのでしょうか?
オーバーブラッシングによる歯肉の退縮では歯が抜け落ちることはありません、歯根吸収なら話は別です、
矯正治療による歯根吸収 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=246
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-09 22:20:05
こんにちは。
歯根吸収は矯正治療で生じる事が多いですが、再矯正治療をご検討なのでしょうか?
それとも感染根管治療が上手くいかず、根尖側に長期に渡り炎症があり、どこかの歯だけが歯根吸収しているのでしょうか?
または、そもそも小学生の頃に永久歯の歯根が上手く形成されず、歯根が元々とても短く形成されているのですか?
歯根が短すぎると矯正治療により、また長期に炎症が起きると(力学的刺激により炎症細胞が現れて、破骨細胞と増骨細胞が骨の修復を生じて歯が動く)更なる歯根吸収が生じる可能性がある為、なかなか引き受け手がいないでしょう。(治療を引き受けてくれる矯正医)
>その場合の対処法などありますか?
吸収されて短くなった歯根を長くする方法はありませんから、矯正治療により更に短くなるリスクを受け入れて矯正してくれる矯正医を、探されて再矯正を選択される事になるのかもしれません。
>歯肉退縮がある状態で、矯正をするともっと酷くなりますか?
歯肉退縮の部位が唇側のみであれば、CTで歯根の厚みと骨幅を確認して骨幅に余裕があれば、歯根の位置を骨幅の真ん中に移動させて圧下を加える事で、咬合性外傷を緩和することが出来るのかもしれませんが、治療技術が必要になるでしょう。
>またどちらも酷くなった場合抜け落ちるのでしょうか?
一般的に歯根はかなり長いので、多少歯冠が長くても抜け落ちないでしょう。
稀に歯根自体が短く形成が終わっている場合があります。
その場合は、歯周病で上側から骨レベルが下がる病気になると、問題がない人より歯の寿命が短いでしょう。
歯根吸収は矯正治療で生じる事が多いですが、再矯正治療をご検討なのでしょうか?
それとも感染根管治療が上手くいかず、根尖側に長期に渡り炎症があり、どこかの歯だけが歯根吸収しているのでしょうか?
または、そもそも小学生の頃に永久歯の歯根が上手く形成されず、歯根が元々とても短く形成されているのですか?
歯根が短すぎると矯正治療により、また長期に炎症が起きると(力学的刺激により炎症細胞が現れて、破骨細胞と増骨細胞が骨の修復を生じて歯が動く)更なる歯根吸収が生じる可能性がある為、なかなか引き受け手がいないでしょう。(治療を引き受けてくれる矯正医)
>その場合の対処法などありますか?
吸収されて短くなった歯根を長くする方法はありませんから、矯正治療により更に短くなるリスクを受け入れて矯正してくれる矯正医を、探されて再矯正を選択される事になるのかもしれません。
>歯肉退縮がある状態で、矯正をするともっと酷くなりますか?
歯肉退縮の部位が唇側のみであれば、CTで歯根の厚みと骨幅を確認して骨幅に余裕があれば、歯根の位置を骨幅の真ん中に移動させて圧下を加える事で、咬合性外傷を緩和することが出来るのかもしれませんが、治療技術が必要になるでしょう。
>またどちらも酷くなった場合抜け落ちるのでしょうか?
一般的に歯根はかなり長いので、多少歯冠が長くても抜け落ちないでしょう。
稀に歯根自体が短く形成が終わっている場合があります。
その場合は、歯周病で上側から骨レベルが下がる病気になると、問題がない人より歯の寿命が短いでしょう。
タイトル | 歯肉退縮や歯根吸収がある場合の歯列矯正について |
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質問者 | 美沙☆さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。