虫歯が多い、経過観察から治療に入るタイミングは?
相談者:
かほちきまんさん (32歳:女性)
投稿日時:2022-02-28 22:05:25
月に1度、かかりつけの歯医者で口腔内の清掃、経過観察を受けてます。
永久歯に生えかわってから、医療ネグレクトを受け21歳で、虫歯治療を開始しました。
虫歯治療を終えた時には22歳。
保険診療で神経温存できる歯は、レジン充填。
抜髄をし冠をした歯が10本。
それから9年が経ち、食いしばりが原因で冠した2本の歯の歯根が破折し、抜歯となり、部分入れ歯を上下で1本ずつ、去年の4月と9に入れてます。
9月頃から虫歯ができるようになり、COが3箇所でした。
それから次第に初期虫歯が増え、二次カリエスも出来て今に至ります。
時折、温冷でしみる歯があり、歯科医に相談。
レントゲンで確認後、虫歯では無く知覚過敏だろう、とのことでしみるのを防ぐ薬剤を塗って貰い、改善するの繰り返しです。
歯科衛生士さんに食生活、歯磨きの仕方、プラークコントロールを確認して貰い、問題なしとのことでした。
歯科医に今後の治療について相談すると、虫歯による痛みの症状が出てから治療するのが良いだろう。
それまで清掃、経過観察を継続して治療は先延ばしにしたい、と言われました。
虫歯の程度によって、早期発見、経過観察なのだと前回の相談で教えて頂きました。
では、経過観察から治療へと切り替えるタイミングは、痛みが生じてからが望ましいのでしょうか?
経過観察、温冷でしみる、しみるのを防ぐ薬剤を塗る、改善、経過観察の繰り返しで、この一連の流れが半年ほど続き、歯医者を転院した方が良いのか悩む時があります。
お忙しいと思いますが、助言などを頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
永久歯に生えかわってから、医療ネグレクトを受け21歳で、虫歯治療を開始しました。
虫歯治療を終えた時には22歳。
保険診療で神経温存できる歯は、レジン充填。
抜髄をし冠をした歯が10本。
それから9年が経ち、食いしばりが原因で冠した2本の歯の歯根が破折し、抜歯となり、部分入れ歯を上下で1本ずつ、去年の4月と9に入れてます。
9月頃から虫歯ができるようになり、COが3箇所でした。
それから次第に初期虫歯が増え、二次カリエスも出来て今に至ります。
時折、温冷でしみる歯があり、歯科医に相談。
レントゲンで確認後、虫歯では無く知覚過敏だろう、とのことでしみるのを防ぐ薬剤を塗って貰い、改善するの繰り返しです。
歯科衛生士さんに食生活、歯磨きの仕方、プラークコントロールを確認して貰い、問題なしとのことでした。
歯科医に今後の治療について相談すると、虫歯による痛みの症状が出てから治療するのが良いだろう。
それまで清掃、経過観察を継続して治療は先延ばしにしたい、と言われました。
虫歯の程度によって、早期発見、経過観察なのだと前回の相談で教えて頂きました。
では、経過観察から治療へと切り替えるタイミングは、痛みが生じてからが望ましいのでしょうか?
経過観察、温冷でしみる、しみるのを防ぐ薬剤を塗る、改善、経過観察の繰り返しで、この一連の流れが半年ほど続き、歯医者を転院した方が良いのか悩む時があります。
お忙しいと思いますが、助言などを頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-02-28 22:30:35
こんにちは。
歯の状態も歯茎の状態も見なければわかりません。
虫歯や修復治療や失活歯の数だけではなく、実際の歯の状態が大切でしょう。
例えば、食いしばりがあるならば歯には破折や咬耗、歯茎が薄かったり、骨がなくなっていたり、歯にヒビが入っていたりするでしょう。
機能的な問題から力のバランスが悪い事も考えられます。
C0はエナメル初期虫歯、C1はエナメル質虫歯でしょうからまだ治療対象ではないと考える事はあるでしょう。
特に定期的にメンテナンスに通院していて、歯磨きが上手くできていて、食生活に問題がなければ現実維持が可能でしょう。
C2は治療の対象です。
象牙質まで虫歯が進んでいるからですね。
〉経過観察から治療へと切り替えるタイミングは、痛みが生じてからが望ましいのでしょうか?
エナメル質虫歯が深くなっていけば治療で穴を塞いでおくと良いでしょう。
〉経過観察、温冷でしみる、しみるのを防ぐ薬剤を塗る、改善、経過観察の繰り返しで、この一連の流れが半年ほど続き、歯医者を転院した方が良いのか悩む時があります。
悪くなってきているならば積極的に治療介入しても良いのかもしれませんね。
治療時は健康な歯質の一部を失うことがほとんどです。
治療を成功させる為の条件を満たさないといけないからですね。
変わらないシミどめの薬塗布で終われている方が優しいように思いますが、ご不安なのでしょうね。
視認できる形で相互確認ができれば納得できるのかもしれませんね。
マイクロスコープや写真撮影して巨大ディスプレイで見せてくれたり、スキャナーでNIRIや画像説明をしてくれる基本自費治療の(保険でしてくれる歯科医院もあるでしょうが)歯科医院というのもあるでしょう。
食いしばりがないように機能的アプローチもしてもらえれば良いでしょうね。
歯の状態も歯茎の状態も見なければわかりません。
虫歯や修復治療や失活歯の数だけではなく、実際の歯の状態が大切でしょう。
例えば、食いしばりがあるならば歯には破折や咬耗、歯茎が薄かったり、骨がなくなっていたり、歯にヒビが入っていたりするでしょう。
機能的な問題から力のバランスが悪い事も考えられます。
C0はエナメル初期虫歯、C1はエナメル質虫歯でしょうからまだ治療対象ではないと考える事はあるでしょう。
特に定期的にメンテナンスに通院していて、歯磨きが上手くできていて、食生活に問題がなければ現実維持が可能でしょう。
C2は治療の対象です。
象牙質まで虫歯が進んでいるからですね。
〉経過観察から治療へと切り替えるタイミングは、痛みが生じてからが望ましいのでしょうか?
エナメル質虫歯が深くなっていけば治療で穴を塞いでおくと良いでしょう。
〉経過観察、温冷でしみる、しみるのを防ぐ薬剤を塗る、改善、経過観察の繰り返しで、この一連の流れが半年ほど続き、歯医者を転院した方が良いのか悩む時があります。
悪くなってきているならば積極的に治療介入しても良いのかもしれませんね。
治療時は健康な歯質の一部を失うことがほとんどです。
治療を成功させる為の条件を満たさないといけないからですね。
変わらないシミどめの薬塗布で終われている方が優しいように思いますが、ご不安なのでしょうね。
視認できる形で相互確認ができれば納得できるのかもしれませんね。
マイクロスコープや写真撮影して巨大ディスプレイで見せてくれたり、スキャナーでNIRIや画像説明をしてくれる基本自費治療の(保険でしてくれる歯科医院もあるでしょうが)歯科医院というのもあるでしょう。
食いしばりがないように機能的アプローチもしてもらえれば良いでしょうね。
相談者からの返信
相談者:
かほちきまんさん
返信日時:2022-02-28 23:23:33
Dr.ふなちゃん先生
丁寧で温かい回答をありがとうございます。
>虫歯や修復治療や失活歯の数だけではなく、実際の歯の状態が大切。
そうですね。
現状の歯そのものについて担当医に聞いたことがなかったので聞いてみようと思います。
>治療時は健康な歯質の一部を失うことがほとんどです。
>治療を成功させる為の条件を満たさないといけないからですね。
C2から治療対象なのですね。
今まで通りメンテナンスに通い、現状維持が出来るよう食生活、歯磨きに気を付けていこうと思います。
>視認できる形で相互確認ができれば納得できるのかもしれませんね。
>マイクロスコープや写真撮影して巨大ディスプレイで見せてくれたり、スキャナーでNIRIや画像説明をしてくれる基本自費治療の(保険でしてくれる歯科医院もあるでしょうが)歯科医院というのもあるでしょう。
詳しく教えてくれる歯科医院もあるんですね。
虫歯を進行させない為に現状を把握し、正しく知識を身に付け、歯医者と連携しながら維持に努めたいと思います。
Dr.ふなちゃん先生、詳しく教えて下さりありがとうございました。
丁寧で温かい回答をありがとうございます。
>虫歯や修復治療や失活歯の数だけではなく、実際の歯の状態が大切。
そうですね。
現状の歯そのものについて担当医に聞いたことがなかったので聞いてみようと思います。
>治療時は健康な歯質の一部を失うことがほとんどです。
>治療を成功させる為の条件を満たさないといけないからですね。
C2から治療対象なのですね。
今まで通りメンテナンスに通い、現状維持が出来るよう食生活、歯磨きに気を付けていこうと思います。
>視認できる形で相互確認ができれば納得できるのかもしれませんね。
>マイクロスコープや写真撮影して巨大ディスプレイで見せてくれたり、スキャナーでNIRIや画像説明をしてくれる基本自費治療の(保険でしてくれる歯科医院もあるでしょうが)歯科医院というのもあるでしょう。
詳しく教えてくれる歯科医院もあるんですね。
虫歯を進行させない為に現状を把握し、正しく知識を身に付け、歯医者と連携しながら維持に努めたいと思います。
Dr.ふなちゃん先生、詳しく教えて下さりありがとうございました。
タイトル | 虫歯が多い、経過観察から治療に入るタイミングは? |
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質問者 | かほちきまんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯予防 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。