歯周病で下顎7番抜歯後の補綴について

相談者: コナンのははさん (55歳:女性)
投稿日時:2022-04-09 22:42:45
歯周病で下顎7番を抜歯しました。
8番は4本ともありません。

食いしばりが強いこと、上顎6番も神経を抜いたクラウンなので、上の6番7番ブリッジは避けるべきだと思っています。
インプラントはふみきれません。

下顎の歯並び維持のためと上の歯が下がるのを防ぐために8番はなくても7番に部分入れ歯保険適用での)は作れるのでしょうか?
入れ歯という選択肢で気をつけることはありますか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-04-10 08:55:06
コナンのはは さんこんにちは。

歯周病で下顎7番を抜歯し、8番は4本なければ歯牙移植歯無理ですね。

食いしばりが強いと感じているのであれば、まずはTCHを理解されると良いと思います。

参考:TCH、歯列接触癖


上の歯が下がるのを防ぐために

@上の6番7番連結
A入れ歯を入れる

方法は可能だと思いますので、先生と相談されると良いと思います。


義歯の場合には、TCHがあると入れ歯が壊れたり、痛みが出ることが多いので、必要に応じてTCHの是正指導を受けられると良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-10 10:49:33
こんにちは。

歯周病で下顎7番を抜歯されたのですね。

7番に歯根に及ぶヒビが入っていたり根分岐部の管理が難しい等の局所的な歯周病でしょうか?
全体的に歯周病が重度でコントロール不良なのでしょうか?

様々な条件によって今後の口腔の維持の方法が異なってきますね。


歯周病と診断された場合、一般的には全顎でパノラマ写真を撮影してもらい骨レベルの確認を行ってもらったり、歯周検査というものでお口全体の評価をされて今後の治療計画を示されるのではないかと思います。



>上顎6番も神経を抜いたクラウンなので、上の6番7番ブリッジは避けるべきだと思っています。
インプラントはふみきれません。

インプラントを歯科医から勧められたのでしょうか?

全顎的に歯周病のコントロールが不十分ではインプラントは選択できないでしょう。


一般的には、保険治療で後方に大臼歯がない場合(8番欠損)、部分義歯の選択になる場合が多いと思います。

対向する上の歯を冠で連結して挺出を防ぐという方法も考えられたのですね?
下の56を冠にして延長ブリッジポンティック小さ目)という事も提案があったのでしょうか?



入れ歯になると構造上、

@樹脂が常にお口に入るのでカンジタ菌などの真菌を含めて義歯特有の細菌が増えること
(毎日のお手入れが別途必要になる。義歯洗浄剤をご使用になる必要が別途生じる)

A支えとなる歯の負担が増える

B着脱が煩わしい

C構造体が複雑化するため装着感が悪いので、慣れるという訓練が必須になる

D可撤装置の為紛失しないように努めなければならない

E粘膜面との隙間がどうしても生じるためお食事の度にソースなどの味が口腔内に残り不快感を感じやすいためお食事の度に外して洗ったり歯磨きをしたい気になる

等など御不快なこともあるでしょう。


なかなか慣れるのが困難という方は多いです。

反対によく噛めて安心感があり快適に使っていると言われ、実際拝見したらとても綺麗に使用されている方もおられます。


使用される方の性格や許容力に左右されますので、おかかりの歯科医とよくご相談の上何で欠損を補綴するのがコナンのははさんには向いているのか?について提案してもらってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コナンのははさん
返信日時:2022-04-10 13:55:00
@加藤道夫先生

TCHご教示いただきありがとうございます。
抜歯後で傷をかばっている今、いかに歯が接触していたのか、痛感しています。

どの補綴を選ぶにせよ、残存歯の保存のため気をつけていきたいと思います。



@Dr.ふなちゃん先生
ご回答ありがとうございます。

インプラントをすすめられています。
スポット的な歯周病で、7番の歯周病は25年以上前からでアメリカにてフラップ+人工骨の手術を受けました。

それ以降、30年間定期的にクリーニングに通っていましたが、排膿にて4年前に7番を分割抜歯し6番とブリッジ
半分抜歯の歯槽骨は溶け、残した半分からも排膿あり、再度フラップ+歯周組織再生手術を受けようとサードオピニオンまでもらいましたが全員抜歯との答え。
そこで今回ブリッジ(銀)を切断し7番完全抜歯した次第です。


これ以上他の歯を失わないためには、ブリッジよりインプラントが最善なのでしょうが、費用とリスクも考えると躊躇しています。
延長ブリッジの提案はありませんでした。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-10 15:13:55
局所的な問題であれば、その欠損補綴インプラントの選択が出てくると思います。

インプラントはそれ自体虫歯になりませんし、トラブルはほとんど生じない為、長期にわたる欠損補綴に役立ちます。

例えば20年問題なく使えれば40万円の治療費で日額55円の投資だった事になります。
20年以上は十分機能することを期待できるのではないかと思います。

残存歯の負担を分担するには優れたシステマティックな治療になっていると考えています。


また、歯を過剰に当てないことができるように変化されたならばほとんどトラブルは生じないのでより長く機能させられるでしょう。
日額投資額はより少なくできた事になるでしょう。

手術は親知らず抜歯より容易な治療だと言われています。
習熟した歯科医に行ってもらえると安心でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コナンのははさん
返信日時:2022-04-11 22:19:17
Dr.ふなちゃん先生
お返事ありがとうございます。


まだ抜歯直後ですので、溶けた歯槽骨が回復し、インプラント可能であれぱしてみようと考えが変わりつつあります。
できることなら早くインプラントへ進みたいのですが。

入れ歯ブリッジのマイナス面からインプラントにかけてみようかと(不安いっぱいです)
お忙しい中、親身に相談にのっていただき感謝申し上げます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コナンのははさん
返信日時:2022-04-14 13:56:10
インプラントにはかなり迷いがあるので、様子を見ることにしようと思い、すぐにインプラントしないと思いますがこの質問は解決済にします。

ありがとうございました。



タイトル 歯周病で下顎7番抜歯後の補綴について
質問者 コナンのははさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラント治療法
部分入れ歯 その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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