奥歯上下をセラミッククラウンにすることについて

相談者: ako55さん (40歳:女性)
投稿日時:2022-06-20 09:56:37
ある有名ブロガーさんの記事で、奥歯上下をセラミックにしてから噛めなくなり、何度も噛み合わせ高さ調整をしてもらったが治らず他院で見てもらったら、硬いセラミックは陶器と陶器で噛んでるようなもので、奥歯上下いれたらそうなるのは当たり前と言われ、柔らかい素材(ゴールドか白ならハイブリッド?)に入れ直す事になったと書かれてありました。

奥歯上下の銀歯を固いジルコニアやセラミックにしたいと思っていたので、とても気になる記事でした。

色々な見解があると思いますので、先生方のご意見が聞かせてもらえないでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2022-06-20 13:00:16
奥歯上下をセラミックにしてから噛めなくなり、何度も噛み合わせ高さ調整をしてもらったが治らず

どのような状態に対して、どのような形状や大きさのセラミックをどのように装着したのか、肝心な詳細情報が判りませんね。

一般的に、ブロガーにありがちなのが、読者の興味を引くために、内容を大きく脚色する傾向があるように思います。

歯そのものに問題がある可能性も否定できませんが、心の問題 〜 TCHや食い縛り等の力のコントロールが上手くいっていない可能性も想定されます。

およろしければ、その記事というソースをお示しください。


>硬いセラミックは陶器と陶器で噛んでるようなもので、奥歯上下いれたらそうなるのは当たり前

本当にそのようなことを言い放つ歯科医師がいたのでしょうか。

きっと違う言い方の説明を受けたのではと思いますが。

少なくとも弊院では、セラミック同士の接触でも、硬い銀歯同士の接触でも、咬むこと自体に問題が発現したことはありません。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-06-20 23:07:36
こんにちは。

セラミック治療を一括りに語っている内容ならば、わからない人がわからないまま書いたんだなぁーと捉えて、参考にしなくて良いと思いますよ。

例えばセラミックにはジルコニアが含まれますが、ジルコニアにも10以上の硬さや透過性のバリエーションがあり、更にマルチレイヤーやモノリシックやジルコニアボンドや様々なタイプがあり、割とバリエーション豊富なんです。

更にジルコニアではないガラスセラミックなども臼歯の修復治療によく使われるので、材料だけでも一体何の事を言ってるの?とわからないですよね?

>硬いセラミックは陶器と陶器で噛んでるようなもので、奥歯上下いれたらそうなるのは当たり前と言われ、柔らかい素材(ゴールドか白ならハイブリッド?)に入れ直す事になったと書かれてありました。

総義歯でも上手い歯科医は陶歯で上手い義歯治療ができるのですが、上手い歯科医は少ないですからより調整が楽な硬質レジン歯(ハイブリッドセラミックと類似)が一般的な治療になっています。

更に調整が楽なレジン歯を使う治療も保険に入っていて、沢山の日本の歯科医が使います。

同じように調整が楽な修復素材として、金属やハイブリッドセラミックがあります。
いずれも保険適用治療にあります。

セラミック治療を選択した人向けですから金の治療を勧めたのかもしれませんが、金銀パラジウム合金の治療でも噛み合わせの調整は割と楽に可能です。

>そうなるのは当たり前と言われ、

楽に再治療したかったのかもしれませんね。

割と楽な治療としては(難易度が高くならない治療)口を開けたらよく見える下だけセラミックにして、上は金属やハイブリッドセラミック治療にしておくと調整は楽になると想像します。

難易度を高くすればするほど治療費は高くなり、歯科医の選択を誤ると上手くいかなくなりますよね。




タイトル 奥歯上下をセラミッククラウンにすることについて
質問者 ako55さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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