激痛で歯髄判定前に緊急受診するか迷う
相談者:
なめねこさん (47歳:女性)
投稿日時:2023-06-15 08:25:27
かかりつけ歯科医院で「わからない」と言われていた歯の激痛について、ここで相談した者です。
相変わらずの激痛にて、今後の相談をさせてください。
昨日大学病院の歯科を受診し、「神経が死にかけているのでは?」ということになり、次回、EPTでpulかperかの判定となりました。
カルテには「per疑い」とあります。
次回EPTで状態を判断して、神経を残せるなら残す、ダメそうなら抜髄と聞いています。
しかし次回予約が3週間近く先なのです。
今すでに耳の下までかなり痛く、これ以上の痛みが来たら耐えられるか心配です。
耐え難い痛みが来たら急患受付に来ても良いと言われています。
カロナールを1回600mg頓服と、抗生剤フロモックス3日分が処方されています。
今はスマホを触っていられますが、過去には別の歯の神経死で悶える痛みを経験し、どの鎮痛剤も効かず、歯医者さんに出かけるのさえ大変でした。
以上を踏まえて下記の疑問があります。
・3週間の間に回復はありうるのか(回復の可能性があるなら焦って抜髄せず、耐えたいと思います)
・二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか。
・痛み悪化の方向ならば、できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか。
・神経がダメになりつつあるなら、抗生剤を飲む意味はあるのか(神経が感染されていた場合、抗生剤はその感染に効果あるのか?)
3週間、どこまで我慢すべきか? そもそも耐えられるか?
今もズキズキしているので、急患でみてもらうタイミングがわからず、とても心配です。
相変わらずの激痛にて、今後の相談をさせてください。
昨日大学病院の歯科を受診し、「神経が死にかけているのでは?」ということになり、次回、EPTでpulかperかの判定となりました。
カルテには「per疑い」とあります。
次回EPTで状態を判断して、神経を残せるなら残す、ダメそうなら抜髄と聞いています。
しかし次回予約が3週間近く先なのです。
今すでに耳の下までかなり痛く、これ以上の痛みが来たら耐えられるか心配です。
耐え難い痛みが来たら急患受付に来ても良いと言われています。
カロナールを1回600mg頓服と、抗生剤フロモックス3日分が処方されています。
今はスマホを触っていられますが、過去には別の歯の神経死で悶える痛みを経験し、どの鎮痛剤も効かず、歯医者さんに出かけるのさえ大変でした。
以上を踏まえて下記の疑問があります。
・3週間の間に回復はありうるのか(回復の可能性があるなら焦って抜髄せず、耐えたいと思います)
・二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか。
・痛み悪化の方向ならば、できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか。
・神経がダメになりつつあるなら、抗生剤を飲む意味はあるのか(神経が感染されていた場合、抗生剤はその感染に効果あるのか?)
3週間、どこまで我慢すべきか? そもそも耐えられるか?
今もズキズキしているので、急患でみてもらうタイミングがわからず、とても心配です。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2023-06-15 09:17:40
>3週間の間に回復はありうるのか
>二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか
「今すでに耳の下までかなり痛く、これ以上の痛みが来たら耐えられるか心配です」と、耐え難い痛みが発現しているくらいなのでしたら、どちらも難しいのではと推測します。
>できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか
受診のタイミングについて、自身で判断できないのでしたら、朝一番にでも連絡をとり、経過や現状に伝え、指示を仰いでみてはいかがでしょう。
>次回、EPTでpulかperかの判定
既に、悠長なことを言っていられる場合ではない状態に至っているようですので、早く根管治療に移行し、痛みが軽減すると良いですね。
>二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか
「今すでに耳の下までかなり痛く、これ以上の痛みが来たら耐えられるか心配です」と、耐え難い痛みが発現しているくらいなのでしたら、どちらも難しいのではと推測します。
>できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか
受診のタイミングについて、自身で判断できないのでしたら、朝一番にでも連絡をとり、経過や現状に伝え、指示を仰いでみてはいかがでしょう。
>次回、EPTでpulかperかの判定
既に、悠長なことを言っていられる場合ではない状態に至っているようですので、早く根管治療に移行し、痛みが軽減すると良いですね。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2023-06-16 13:09:57
>3週間の間に回復はありうるのか(回復の可能性があるなら焦って抜髄せず、耐えたいと思います)
個人的にはほぼないと思います。
>二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか。
二次象牙質が作られるのは数ヶ月はかかると思います。
>痛み悪化の方向ならば、できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか。
それが一番正解だと思います。
>神経がダメになりつつあるなら、抗生剤を飲む意味はあるのか
急性根尖性歯周組織炎(急化Per)に対して抗生剤を投薬することは普通だと思います。
フロモックスではなくてアモキシシリンを第一選択としていますが。
>(神経が感染されていた場合、抗生剤はその感染に効果あるのか?)
ほぼないと思います。
個人的にはほぼないと思います。
>二次象牙質が形成されて痛みが軽減されることがあるのか。
二次象牙質が作られるのは数ヶ月はかかると思います。
>痛み悪化の方向ならば、できれば土日を挟む前に急患で受診したいが、どうか。
それが一番正解だと思います。
>神経がダメになりつつあるなら、抗生剤を飲む意味はあるのか
急性根尖性歯周組織炎(急化Per)に対して抗生剤を投薬することは普通だと思います。
フロモックスではなくてアモキシシリンを第一選択としていますが。
>(神経が感染されていた場合、抗生剤はその感染に効果あるのか?)
ほぼないと思います。
相談者からの返信
相談者:
なめねこさん
返信日時:2023-06-16 16:22:21
先生方、お返事ありがとうございます。
結局、次回予約を待たずに応急扱いで神経を取りました。
やはり「かなりの痛みが出ているなら、神経も感染しているのではないか」と言われました。
応急でもあるため、電気診による判断はせずすぐに開けて抜髄しました。
終わってから「感染していましたか?」と尋ねたところ、感染の返事はなく「出血はしたのでまだ生きていたとは思います」との返事でした。
もしかしたら鎮痛剤を飲みながら日が経つのをひたすら待てば、神経が回復して痛みも消えていったのではないか?と、応急に駆け込んだのはミスったかと気になっています。「pul→麻抜」とカルテにありました。
ケースバイケースだとは思いますが、神経症状が強く出ている場合、どのような経過をたどることが多いですか。
痛みを消すという意味では神経を抜くことに意義があることも、理解しています。
結局、次回予約を待たずに応急扱いで神経を取りました。
やはり「かなりの痛みが出ているなら、神経も感染しているのではないか」と言われました。
応急でもあるため、電気診による判断はせずすぐに開けて抜髄しました。
終わってから「感染していましたか?」と尋ねたところ、感染の返事はなく「出血はしたのでまだ生きていたとは思います」との返事でした。
もしかしたら鎮痛剤を飲みながら日が経つのをひたすら待てば、神経が回復して痛みも消えていったのではないか?と、応急に駆け込んだのはミスったかと気になっています。「pul→麻抜」とカルテにありました。
ケースバイケースだとは思いますが、神経症状が強く出ている場合、どのような経過をたどることが多いですか。
痛みを消すという意味では神経を抜くことに意義があることも、理解しています。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-16 18:13:35
”つい先日、歯科にて相談”
の時点で根管治療に入るべきだったのです。
病歴から診断できるのです。
ネット上で確定診断はできないことから婉曲にならざるをえません。上記歯科で、レントゲンを撮らなかったことは、歯科医の怠慢でしょう。
不幸としか言えません。
撮っていれば歯髄炎と確定診断できたのです。
の時点で根管治療に入るべきだったのです。
病歴から診断できるのです。
ネット上で確定診断はできないことから婉曲にならざるをえません。上記歯科で、レントゲンを撮らなかったことは、歯科医の怠慢でしょう。
不幸としか言えません。
撮っていれば歯髄炎と確定診断できたのです。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-16 18:30:20
相談者からの返信
相談者:
なめねこさん
返信日時:2023-06-18 22:47:18
松山先生、ありがとうございます。
どの段階で神経の救済ができなくなっていたのか気になります。
最後に微細な虫歯を切削をしてCRを詰めてからさらに激痛になったので、それがとどめを刺したのでは?と悪いことばかり考えてしまいますが、取り戻せないことなので忘れるようにします。
見てもらっている歯をよその歯科医院に転院して見てもらうという判断は、患者にも勇気と決意がいります。
どこの歯医者さんに行こうかと探すのも大変ですし。「なぜ?どうして?これをしてくれないの?」と思ったことは勇気を出して聞いて、ちゃんと応えてくれない歯医者さんは通院をやめようと思います。
今回神経を抜いてくれたところは大学病院で分業されていましたが、その連携はとてもよく、説明もこちらから尋ねる以上にたくさんしてくれました。
次回予約まで何週間もあいてしまうところは難点ですが、状況で使い分けたいと思います。
どの段階で神経の救済ができなくなっていたのか気になります。
最後に微細な虫歯を切削をしてCRを詰めてからさらに激痛になったので、それがとどめを刺したのでは?と悪いことばかり考えてしまいますが、取り戻せないことなので忘れるようにします。
見てもらっている歯をよその歯科医院に転院して見てもらうという判断は、患者にも勇気と決意がいります。
どこの歯医者さんに行こうかと探すのも大変ですし。「なぜ?どうして?これをしてくれないの?」と思ったことは勇気を出して聞いて、ちゃんと応えてくれない歯医者さんは通院をやめようと思います。
今回神経を抜いてくれたところは大学病院で分業されていましたが、その連携はとてもよく、説明もこちらから尋ねる以上にたくさんしてくれました。
次回予約まで何週間もあいてしまうところは難点ですが、状況で使い分けたいと思います。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2023-06-19 09:13:30
>どの段階で神経の救済ができなくなっていたのか気になります。
前回の投稿での”2年近く前から下の歯、一番奥の臼歯が痛みます。”の時点で、私は抜髄していた可能性が高いです。
時系列で行きつ戻りつの質問では.錯綜してしまい、齟齬を来しやすくこれ以上のコメントは控えます。
不毛の”2年近く”であったことを強調しておきます。
感染性の歯髄炎は不可逆性です。
前回の投稿での”2年近く前から下の歯、一番奥の臼歯が痛みます。”の時点で、私は抜髄していた可能性が高いです。
時系列で行きつ戻りつの質問では.錯綜してしまい、齟齬を来しやすくこれ以上のコメントは控えます。
不毛の”2年近く”であったことを強調しておきます。
感染性の歯髄炎は不可逆性です。
タイトル | 激痛で歯髄判定前に緊急受診するか迷う |
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質問者 | なめねこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。