奥歯を自費治療、メタルコアよりファイバーコアのほうが良いのでは?

相談者: カズユキちゃんさん (56歳:男性)
投稿日時:2023-09-29 19:36:41
宜しくお願い致します

20代から30年以上通っている歯科医院です。
ドクターは60代後半?

右上5番6番7番ブリッジ
6番欠損
7番を今度神経を取る治療をします。
ブリッジは外したものを付けています。
以前は銀歯のブリッジを付けていました。

暖かいものや冷たいものをかむとしみる、普段は痛みがないなどです。
痛みの原因は7番の接着剤が溶けてなくなり、7番に虫歯が3か所あったと言っていました。
虫歯の治療は終わり、仮の歯を付けていますが噛むと痛みがあり、ジンジンする感覚がありますし、しみます。

ブリッジは、セラミックスメタルボンドのブリッジを進められています。
一本9万円ですから、3本の27万円?
金銭的には問題はありません。



コアに関して、ドクターに聞いたところメタルコアを薦められました。
私なりにYouTubeを見ていたので、歯が欠ける心配があるのでファイバーコアなどを言いましたが神経を取った時に決めましょうとの事でした。

メタルコアは今の時代古いと言っているドクターが多いようです。
今のドクターは、今まですべてメタルコアで治療をしています。


保険適用ではない歯を入れるのに、保険適用のコアを入れようとしているので指摘していいのでしょうか?
デメリットの方が大きいような気がします。

技術面でドクターの年齢などを考えると古い技術力などでしょうか?
どのコアが適当か教え下さい。


お忙しいと思いますが、先生方宜しくお願い致します


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-30 11:11:11
こんにちは。


>歯が欠ける心配があるのでファイバーコアなどを言いましたが神経を取った時に決めましょうとの事。

それが一般的だと思います。

虫歯が3か所もあり神経まで取る必要がありセラミックメタルボンド用の形成が必要ならば(メタルが表面に出る設計であればその部分のみは薄く形成できるが、セラミック部は十分な厚みをとって形成する必要がある)、残る歯質は限られるでしょう。

ファイバーコアを用いたレジン築造で可能なのか?型どりして頑丈なメタルコアにしたほうがよいのか?抜髄時以降の歯質残存状況を見て判断が一般的でしょう。


前歯のメタルコアは古いですが、奥歯ですから頑丈な構造体を作れることの方が優先されるべきでしょう。
残存歯質が多ければレジンを詰めるだけでよいとされていますが今回はそうはいかないのでしょう。



保険適用ではない歯を入れるのに、保険適用のコアを入れようとしているので指摘していいのでしょうか?

日本の保険制度のほうがおかしいので保険適用か?保険適用外か?は自費治療の場合気にされなくてよいでしょう。


>どのコアが適当か教え下さい

残存歯質の残り具合を知るのは担当の歯科医のみです。
主治医の選択を信じてはいかがでしょう?
又は高齢になった歯科医を主治医にし続けることを辞めるかでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カズユキちゃんさん
返信日時:2023-09-30 14:54:36
返信ありがとうございました


主治医が高齢だと技術面や設備面が古いのでしょうか?

今回のコアに関しては、奥歯だから土台からかぶせものをしっかりしたものを作って頂くが正解でしょうか?

再度お願い致します
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-10-01 02:23:54
〉主治医が高齢だと技術面や設備面が古いのでしょうか?

歯科医師には研鑽の努力義務があると考えられていますから、高齢でも技術や設備を時代に即して改善している歯科医の方が多いだろうと想像しています。
すでに開業や改装に伴う借金も返済し終えて資金繰りに苦労していない安心感はあるかもしれません。


歯科医院は零細事業者が多数ですから、事業主であり院長である歯科医のやる気や研鑽歴、性格、技量などによりかなりの違いがあり、それぞれの患者さんのニーズに対応可能になっていると考えています。



〉今回のコアに関しては、奥歯だから土台からかぶせものをしっかりしたものを作って頂くが正解でしょうか?

コアの材料ではなく健全な歯質がどれだけ残せるか?咬合付与をどれくらいさせるか?によっても歯根破折のリスクは変わりますから、経験が長い歯科医にお任せされると良いのでしょう。

短期間で歯科医院を変わり続ける勤務医では自分が行った治療の長期経過は追えません。
長年同じ歯科医院に通院されていて問題が頻発していないならばご希望をお伝えしたら、あとはお任せするので良いのではないでしょうか?


抜髄時に歯質を大きく失いやすいですから、不用に拡大しすぎない根管形成をしてもらう事の方が長期予後を左右すると思いますが、それは手技的な問題になりますから患者さんは指定できないでしょうし、あまり話題にならないでしょう。

歯質を如何に残せるか?技術的な問題の大切さはよく言われています。


奥歯はかなりの噛む力がかかりますから審美的な問題を気にしないならば(セラミックボンドのように金属を使う冠治療になるならば)メタルコアという選択になる場合も多々あるでしょう。

他方でジルコニアボンドにするならば審美的に仕上げる為にノンメタル築造の選択が増えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カズユキちゃんさん
返信日時:2023-10-01 09:51:44
お忙しい中、的確なアドバイスありがとうございました

今回は、主治医に任せてみようと思います


ありがとうございました



タイトル 奥歯を自費治療、メタルコアよりファイバーコアのほうが良いのでは?
質問者 カズユキちゃんさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ メタルコア(金属の土台)
ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
お勧めの土台(コア)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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