レジン(詰め物)の上にレジンを盛る事

相談者: わんころりんさん (51歳:女性)
投稿日時:2025-03-05 17:48:51
レジン詰め物)の上にレジンを盛る事について、質問させて下さい。


つい先日、中心の上前歯1本の、顔の中心線側にある、角も含めた大きな虫歯を取り、ダイレクトボンディング(レジンの詰め物)をして頂きました。

次に来るときは研磨(だったか?)をする、との事でした。


ギリギリ露髄せずに削って頂き、大変感謝しているのですが、一つ、気になることがありました。

詰め物の角の部分が顔の中心の線にかけて丸めに短くなっており、
隣の前歯と比べた時も、歯の長さが短く見えたのです。
(長い2本の中心上前歯が割と気に入っていたので)

それで、可能であればですが、少しだけその部分に新たにレジンを盛って、もう少しだけ角を出してもらう事はできないだろうかと、
ほんの少し考えているのですが、

●それはあまり良い事ではないでしょうか。



ざっとした素人考えで、あまり良くない理由や、そして疑問を上げてみたのですが↓

●後から盛る事は、そこだけ色が違ってくる可能性がある

●そこだけ強度も違ってくる可能性がある?(ゆえに強度の違う境目付近等、欠けやすくなる可能性?)

●ネットで少し見かけたのですが、古いレジンの上に新しいレジンを盛る場合、盛る所を削り、新鮮な部分を出せばレジンを足すことは可能、と見かけました。
(つまり、色が合わない場合、削った分だけ更に色が違うところが大きくなる。)

●↑ですが、研磨する前等、仕上げて数日から数週間の新しいレジンの上に盛るなら、
盛るところを削らなくてもすむのでしょうか?



…等、思ったのですが。

●の部分について、当たっているでしょうか?
または、どう思われますか?



よろしくお願いしますm(_ _)m




回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-03-06 11:39:16
こんにちは。


頑張って治療を進めて下さったけれど最終的な形態に審美的な不満が残ってしまっているようですね。

次回研磨ということのようですから、その際にご不満が残っている点についてご相談いただくのは構わないと思います。

処置に関するメリットとリスクは歯科医から説明があるものと思います。


充填物のメリットは人工物なので気軽に削ったり盛ったりできるし、何度でもやり替えが気軽にできるということですね。

レジンは一旦最表面に未重合層が残るため治療のついでであればいくらでも盛り足せます。
一旦お口をゆすがれたりお帰りになられますと新たに化学的にくっつき難くなりますから、なんらかの前処置を追加してうまくくっつくようにする必要が生じたりしますが、それは歯科医が考えることであって患者さんがあれこれ考える必要はないと思いますよ。


歯科医が必要と考えるならば再度削って盛り直ししますから、気になっている形についてお伝えいただければ良いものと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わんころりんさん
返信日時:2025-03-13 03:11:22
ふなちゃん先生、返信ありがとうございます。(^^)


先日、この事について、他院にセカンドオピニオンに行って来ました。


主治医にはここまでの事をしてもらい、とても感謝しているだけに、まるでいちゃもんを付けているかのような印象をもし与えてしまったらと思うと、やはり気が重いので、いずれにせよ、ワンクッション置きたくて(^^;)


そのセカンドオピニオンでは、口を「いっ」とし広げて、施術しだ前歯を目で見てもらっただけですが、あらゆる角度から説明を受け、現状維持が最適という事で、かなり納得しました。



言われた事は、まず、新たに盛るには削るしかないという事。
そして、角の部分を小さく盛ろうとして小さな接着面を作るなら、その分の強度が落ちる。
(前歯はとても薄いから、なおさらなのかな?)

それで、大きな接着面を欲すれば、せっかくのものを大きく崩す事になる。
やり直しに近くなるかもしれない。
下手をするとせっかく残した健康な歯も削ることになる。
そうなるとより神経に近づく。
せっかく神経を残してもらい、こんなに綺麗にしてもらったんだから、一ミリや一ミリ以下の事を気にするあまりそれをいじる事の方が大きな問題。
との事でした。


主治医にも聞くかもしれませんが、ワンクッション、
セカンドオピニオンに行けて良かったです(^^)




お忙しくなければ、一つだけ先生にもお聞きしたいのですが、

(もしくは他の先生も余裕がおありでしたら)


>なんらかの前処置
歯科医が必要と考えるならば再度削って盛り直し



現在、ダイレクトボンディングの施術をしていただいてから一週間以上経過しています。

それで、やはり、“研磨前“であっても、新たにレジンを盛るには、どうしても、“削る“、という事になりますよね?

先日のセカンドオピニオンの場では、施術した日は伝えましたが、
“研磨前“、という事は、もしかしたら、伝えていなかったかもしれないので。。


よろしければ、よろしくお願いします<(_ _)>
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-03-13 11:38:38
研磨は表面の荒れ具合をなくすだけですから、すでに硬化はしていますから科学的にはくっつかないですね。

ですから大きく削って接着面を大きく確保してやり直しになるのが一般的だと思います。


削る際は新鮮な樹脂を残す程度に削っても接着面の面積は広げられるので、必要な広さを削って盛り直しということになるのではないかと思います。

接着面の広げ方はブラスト処理でも多少広がりますから削るandブラスト処理という場合もあるかもしれませんが、ブラスト処理が可能な機械をもっていない歯科医院が普通かもしれません。



ダイレクトボンドということですから自費審美歯科治療を受けたということなのかなと思いましたからそういう機会もお持ちではないかと思いましたが、単純な保険診療の虫歯治療出行うCR充填であればそこまでの希望は通常しないということではないかと思います。

おかけになった費用や契約時の(自費の審美的なダイレクトボンド治療前の)説明と言うか同意内容によってできること、行なってくれる範囲は大いに異なってくると思います。


とりあえず、気に入らない部分があれば歯科医にお尋ねいただくのはかまわないと思いますよ。




タイトル レジン(詰め物)の上にレジンを盛る事
質問者 わんころりんさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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