左上6番、インプラント上部構造装着後の違和感と噛み合わせ(スイス)
相談者:
和子さん (47歳:女性)
投稿日時:2025-06-22 01:43:23
こんにちは。
何度もお世話になります。
以前、インプラント上部構造装着後の違和感について相談させてもらった件でまた相談させてください。
(歯茎の違和感と滲出液については、クリーニングと歯間ブラシでのケアで改善されました)
左上6番のインプラントの上部構造が何度も調整した結果、低くなりすぎて、下の歯と噛み合わないので、上部構造の作り直しを希望しましたが、セカンドオピニオン先の歯科医師は噛み合わせが悪いことを認めましたが、治療に消極的で、元の歯科医師に頼めと言われたため元の歯科医院に行きました。
しかし元の歯科医師は、噛み合わせに問題は無いと言い、また上部構造を少し調整して、下の歯と、反対側の奥歯の強く当たる部分も調整しました...。
(上部構造をやり直せば解決すると思っていたので、これ以上現状を変えられるのが怖くなって、とりあえずこれで様子を見ると言って帰ってきました)
先生は、歯が移動したため噛み合わせが変わり、反対の右側の歯も動いているのでは?と言っていましたが、私は上部構造が低くなってから右側の歯に負担を感じるようになったので、右側の歯並びが変わったとは思えません...。
形を取って上部構造を装着したのは3月(抜歯から1年後)です。
-そんなに広範囲に歯の移動が起きるものですか?
-インプラントや上部構造に問題が無くても周りの歯は動きますか?
とにかく上部構造を交換するのでは無く、調整するなら反対側の歯だと言われましたが、正しいことなのかわかりません。
噛み合わせがめちゃくちゃになるのではないかと不安です。
セカンドオピニオン先の歯科医師には、上部構造が低くなってしまったのは、あなたが何度も違和感を訴えて受診したから、あなたが希望したから医師が対応したまでだと、自分の行動を責められ、印象が変わってしまいました。
腕も設備も良い先生だと思ってお願いしたかったのに残念ですが、他を探したいと思います。
その前に、もうすぐ日本に一時帰国するので日本でセカンドオピニオンとして歯科医院を受診し、徹底的に診てもらいたいと考えています。
その際にレントゲンやCT撮影をした場合、データをいただくことは可能なのでしょうか?
滞在期間中に治療は無理だと思うので、診断結果とデータを持ってスイスに戻り、また歯科医を探そうと思っています。
何度もお世話になります。
以前、インプラント上部構造装着後の違和感について相談させてもらった件でまた相談させてください。
(歯茎の違和感と滲出液については、クリーニングと歯間ブラシでのケアで改善されました)
左上6番のインプラントの上部構造が何度も調整した結果、低くなりすぎて、下の歯と噛み合わないので、上部構造の作り直しを希望しましたが、セカンドオピニオン先の歯科医師は噛み合わせが悪いことを認めましたが、治療に消極的で、元の歯科医師に頼めと言われたため元の歯科医院に行きました。
しかし元の歯科医師は、噛み合わせに問題は無いと言い、また上部構造を少し調整して、下の歯と、反対側の奥歯の強く当たる部分も調整しました...。
(上部構造をやり直せば解決すると思っていたので、これ以上現状を変えられるのが怖くなって、とりあえずこれで様子を見ると言って帰ってきました)
先生は、歯が移動したため噛み合わせが変わり、反対の右側の歯も動いているのでは?と言っていましたが、私は上部構造が低くなってから右側の歯に負担を感じるようになったので、右側の歯並びが変わったとは思えません...。
形を取って上部構造を装着したのは3月(抜歯から1年後)です。
-そんなに広範囲に歯の移動が起きるものですか?
-インプラントや上部構造に問題が無くても周りの歯は動きますか?
とにかく上部構造を交換するのでは無く、調整するなら反対側の歯だと言われましたが、正しいことなのかわかりません。
噛み合わせがめちゃくちゃになるのではないかと不安です。
セカンドオピニオン先の歯科医師には、上部構造が低くなってしまったのは、あなたが何度も違和感を訴えて受診したから、あなたが希望したから医師が対応したまでだと、自分の行動を責められ、印象が変わってしまいました。
腕も設備も良い先生だと思ってお願いしたかったのに残念ですが、他を探したいと思います。
その前に、もうすぐ日本に一時帰国するので日本でセカンドオピニオンとして歯科医院を受診し、徹底的に診てもらいたいと考えています。
その際にレントゲンやCT撮影をした場合、データをいただくことは可能なのでしょうか?
滞在期間中に治療は無理だと思うので、診断結果とデータを持ってスイスに戻り、また歯科医を探そうと思っています。

小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2025-06-23 07:54:36
>レントゲンや撮CT影をした場合、データをいただくことは可能なのでしょうか?
有料 or 無料で渡す、または、そもそも渡さない方針など、施設に依って対応が異なるかと思いますから、受診予約前に尋ねておくと良いでしょう。
>滞在期間中に治療は無理だと思うので、診断結果とデータを持ってスイスに戻り、また歯科医を探そうと思っています。
仮に渡してくださる施設だったとしても、準備の日数が結構かかることも想定されますから、そもそも、一時帰国なのでしたら、滞在地で撮影していただき、診断していただいたくのが、無難かもしれません。
有料 or 無料で渡す、または、そもそも渡さない方針など、施設に依って対応が異なるかと思いますから、受診予約前に尋ねておくと良いでしょう。
>滞在期間中に治療は無理だと思うので、診断結果とデータを持ってスイスに戻り、また歯科医を探そうと思っています。
仮に渡してくださる施設だったとしても、準備の日数が結構かかることも想定されますから、そもそも、一時帰国なのでしたら、滞在地で撮影していただき、診断していただいたくのが、無難かもしれません。

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-06-23 12:00:07
こんにちは。
歯の微細なあたり具合にとても敏感な方もおられますし、全く問題を感じられない方も多くおられる印象があります。
ですからセカンドオピニオンで受診された歯科医の説明も、一理あるのかもしれないなと思いました。
日本人女性は猫背の方が多く、常にというか、よく歯が当たっていて歯根膜感覚を感じやすく神経質になりやすい方が多いのかもしれないなと思う時があります。
日本には、歯は一日のうち14分程度しか、なんならもう少し短い瞬間しか当たらないのが健全という説があります。
健全ではない人が多い印象があるので、何を持ってこの時間が出ているのか?不明な印象があるかもしれませんが、ほぼ歯を当てずにお過ごしになることは可能でしょう。
口腔機能低下症とか口腔機能発達不全症という病名が日本の保険制度に採用され、舌圧測定が保険適用で可能になっています。(対象が50歳以上、17歳以下)
舌が口蓋にしっかりくっついておりますと、日中も夜間も歯と歯を当てる必要はほぼなくなります。
嚥下時でさえ、歯を当てずに飲み込みができるように訓練するのが普及中です。
良い機能を獲得されますと歯根膜感覚が鋭敏になる必要もありませんし、歯や修復物も長持ちします。
様々に歯科治療を受けたために少し鋭敏になりすぎているなという場合は、TCHという認知行動療法も日本では普及してきていると思います。
現状が修復物で咬合を与える際に、さまざまな問題を抱えておられる状態なのか?については、日本でもさまざまな検査法が存在しますから、帰国の際にお受けになったとしても、それを海外の歯科医が十分理解されてうまく対処してくれるか?とは別物になるのではないかと想像します。
治療期間が短すぎる滞在期間であれば、日本の歯科医に問題点を多数発見してもらっても改善には至らないと思いますから、現地で検査、対応してくれる歯科医に出会われるのが良いのではないかと思いながら拝読させていただきました。
歯茎の違和感と滲出液の方は、改善されたようで良かったですね。
歯の移動は、インプラントの上部構造を入れた時にも起こりえます。
数ヶ月もあれば十分生じるケースはあるでしょう。
適応可能な範疇にうまく調整してもらうか?
できるだけ歯を当てないようにしていただくか?
スプリント療法などで緩圧させるか?
何らかで一旦鋭敏になった神経回路を落ち着かせる、場合によっては心療内科的に投薬でという場合もあるかもしれません。
個人的には1番害がなく健康に良い方法としては歯を不要に当てないで済むように姿勢を正して舌の良いポジションを獲得していただければ良いなと思います。
ヨガや体幹トレーニングや呼吸法なども結局目的は同じでしょう。
お口の中の感覚は鋭敏にしていけばどんどん先鋭化されていきますから、歯科医が大きな問題はない状態にしてあるというならば多少信じていただき、歯をできるだけ当てないでお過ごしされてみてはどうかなと思いました。
セカンドオピニオンで大きな異常がなかった場合は、そういうこともあるかもしれません。
歯の微細なあたり具合にとても敏感な方もおられますし、全く問題を感じられない方も多くおられる印象があります。
ですからセカンドオピニオンで受診された歯科医の説明も、一理あるのかもしれないなと思いました。
日本人女性は猫背の方が多く、常にというか、よく歯が当たっていて歯根膜感覚を感じやすく神経質になりやすい方が多いのかもしれないなと思う時があります。
日本には、歯は一日のうち14分程度しか、なんならもう少し短い瞬間しか当たらないのが健全という説があります。
健全ではない人が多い印象があるので、何を持ってこの時間が出ているのか?不明な印象があるかもしれませんが、ほぼ歯を当てずにお過ごしになることは可能でしょう。
口腔機能低下症とか口腔機能発達不全症という病名が日本の保険制度に採用され、舌圧測定が保険適用で可能になっています。(対象が50歳以上、17歳以下)
舌が口蓋にしっかりくっついておりますと、日中も夜間も歯と歯を当てる必要はほぼなくなります。
嚥下時でさえ、歯を当てずに飲み込みができるように訓練するのが普及中です。
良い機能を獲得されますと歯根膜感覚が鋭敏になる必要もありませんし、歯や修復物も長持ちします。
様々に歯科治療を受けたために少し鋭敏になりすぎているなという場合は、TCHという認知行動療法も日本では普及してきていると思います。
現状が修復物で咬合を与える際に、さまざまな問題を抱えておられる状態なのか?については、日本でもさまざまな検査法が存在しますから、帰国の際にお受けになったとしても、それを海外の歯科医が十分理解されてうまく対処してくれるか?とは別物になるのではないかと想像します。
治療期間が短すぎる滞在期間であれば、日本の歯科医に問題点を多数発見してもらっても改善には至らないと思いますから、現地で検査、対応してくれる歯科医に出会われるのが良いのではないかと思いながら拝読させていただきました。
歯茎の違和感と滲出液の方は、改善されたようで良かったですね。
歯の移動は、インプラントの上部構造を入れた時にも起こりえます。
数ヶ月もあれば十分生じるケースはあるでしょう。
適応可能な範疇にうまく調整してもらうか?
できるだけ歯を当てないようにしていただくか?
スプリント療法などで緩圧させるか?
何らかで一旦鋭敏になった神経回路を落ち着かせる、場合によっては心療内科的に投薬でという場合もあるかもしれません。
個人的には1番害がなく健康に良い方法としては歯を不要に当てないで済むように姿勢を正して舌の良いポジションを獲得していただければ良いなと思います。
ヨガや体幹トレーニングや呼吸法なども結局目的は同じでしょう。
お口の中の感覚は鋭敏にしていけばどんどん先鋭化されていきますから、歯科医が大きな問題はない状態にしてあるというならば多少信じていただき、歯をできるだけ当てないでお過ごしされてみてはどうかなと思いました。
セカンドオピニオンで大きな異常がなかった場合は、そういうこともあるかもしれません。

相談者:
和子さん
返信日時:2025-06-29 04:37:07

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-06-29 09:43:40
何でも程度が問題ですから、どの程度なのか?が重要でしょう。
低くなった奥歯というのは、元々がインプラントの上部構造部だけを意味していた場合、上部構造をそもそも当てない歯科医もいます(インプラントには歯根膜がないため歯根膜スペース分微動だにしないので、それを当てないことで補償しておく方法を取る)。
それを治す必要はないと考える歯科医もいれば、多少当てておくという考えの歯科医もいるでしょうし、ガッツリ当てておくという必要性がある場合もあるでしょうから、他所の歯科医には手が出せないというのが基本だと思います。
(完全に転医され、前の歯科医で受ける事ができたであろう補償の権利を放棄することが確認できれば、その後の治療責任は移るので手をつけられるようになると思います)
おかかりの歯科医はインプラントの上部構造には咬合を与えないやり方の方で、訴えられた不調に対して歯の移動を疑われたようですから、全体的に咬合調整されて安定した(不調を訴えなくなる)噛み合わせのバランスを作り出そうとされているのではないかと想像してみました。
また、咬合は修復治療の場合、面で当てないように点で当てるというのが推奨される調整状態ですが、歯のすり減りが大きい方は天然歯を含めてどんどん面接触に変化してきますから、歯と歯槽骨への負担が過大になり歯や修復物を早期にうしなっていくことに繋がりやすいと考える事もできると思います。
とはいえ、全て程度問題ですから、この辺りを上手く見極めながら細かい調整をいかにうまく入れる事ができるか?職人技が入ってくるので文にしても分かりづらいと思います。
全体的なバランスが崩れていればそれを取り戻すために患者さんが関係ない歯だと思っているような歯まで調整が必要になり、それを上手く行えば安定する(主に触診や音診、咬合紙やテープを用いた視診で行い、必要であれば咬合を調べる機械を併用されたりすると思います)ことは多いと思いますし、安定した位置を求めて歯もまた移動するでしょう(インプラントは移動しません)。
インプラントには歯根膜感覚はありませんからそこで他の歯のように噛んだ感覚をお求めになられても無駄ですし、無理なことです。
感覚が全くない人工物の歯を作る治療ですが、咬む機能など他の機能はありますから体重減少には繋がって行きにくいのではないでしょうか?
普通に食事ができない状態は、歯根膜感覚がある他の天然歯の感覚によると思いますから、それをどのように調整するかということになるでしょうし、調整ではなく感覚の方を騙して鈍化させて良いレベルなのか?など、いろいろよく診て対応してもらうことになるのでしょう。
うまく対応してもらえると良いですね。
低くなった奥歯というのは、元々がインプラントの上部構造部だけを意味していた場合、上部構造をそもそも当てない歯科医もいます(インプラントには歯根膜がないため歯根膜スペース分微動だにしないので、それを当てないことで補償しておく方法を取る)。
それを治す必要はないと考える歯科医もいれば、多少当てておくという考えの歯科医もいるでしょうし、ガッツリ当てておくという必要性がある場合もあるでしょうから、他所の歯科医には手が出せないというのが基本だと思います。
(完全に転医され、前の歯科医で受ける事ができたであろう補償の権利を放棄することが確認できれば、その後の治療責任は移るので手をつけられるようになると思います)
おかかりの歯科医はインプラントの上部構造には咬合を与えないやり方の方で、訴えられた不調に対して歯の移動を疑われたようですから、全体的に咬合調整されて安定した(不調を訴えなくなる)噛み合わせのバランスを作り出そうとされているのではないかと想像してみました。
また、咬合は修復治療の場合、面で当てないように点で当てるというのが推奨される調整状態ですが、歯のすり減りが大きい方は天然歯を含めてどんどん面接触に変化してきますから、歯と歯槽骨への負担が過大になり歯や修復物を早期にうしなっていくことに繋がりやすいと考える事もできると思います。
とはいえ、全て程度問題ですから、この辺りを上手く見極めながら細かい調整をいかにうまく入れる事ができるか?職人技が入ってくるので文にしても分かりづらいと思います。
全体的なバランスが崩れていればそれを取り戻すために患者さんが関係ない歯だと思っているような歯まで調整が必要になり、それを上手く行えば安定する(主に触診や音診、咬合紙やテープを用いた視診で行い、必要であれば咬合を調べる機械を併用されたりすると思います)ことは多いと思いますし、安定した位置を求めて歯もまた移動するでしょう(インプラントは移動しません)。
インプラントには歯根膜感覚はありませんからそこで他の歯のように噛んだ感覚をお求めになられても無駄ですし、無理なことです。
感覚が全くない人工物の歯を作る治療ですが、咬む機能など他の機能はありますから体重減少には繋がって行きにくいのではないでしょうか?
普通に食事ができない状態は、歯根膜感覚がある他の天然歯の感覚によると思いますから、それをどのように調整するかということになるでしょうし、調整ではなく感覚の方を騙して鈍化させて良いレベルなのか?など、いろいろよく診て対応してもらうことになるのでしょう。
うまく対応してもらえると良いですね。
タイトル | 左上6番、インプラント上部構造装着後の違和感と噛み合わせ(スイス) |
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質問者 | 和子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラントに関するトラブル 噛み合わせに関するトラブル スイス |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。