質問 |
mamemamemame 2014/01/08(Wed) 13:19
こんにちは。
10歳前後の頃、学校検診で虫歯を指摘され、歯医者に行くと、右上1番2番を削り、レジンで詰める処置を受けました。レジンは2本まとめて詰めてあります。
あれから30年が経過し、右上1番のレジンがはずれました。はずれた部分の歯は黒くなっています。
レジンは右上2番にくっついています。しかし、右上2番は神経が死んでいて根の先に膿が存在するようです。(歯科医に指摘されています)
もともとは、痛いとか腫れるとか、何もなってなかった歯でした。しいて言えば、ほんの少し、白濁していました。右上3番には同様に部分的に白濁した所がありますが、30年たっても状況は変わっていません。痛むことも腫れることもありません。
当時、必ず処置を受けなければならなかった歯なのか、疑問に思っています。
もし、どうしても受けなければならなかったとしても、右上1番2番をまとめて詰めるというのは、いかがなものかと思います。見た目が悪く、さらに30年がたち、レジンは変色し、人前で笑えません。
歯科医療そのものに対する不信感がずっとあって、治療が怖く、歯医者に行けません。(診断だけ受けて歯は放置してあります)でも、いつかは歯も限界にくると思うと、気が狂ってしまいそうです。
過去のことも含め、今後、どう考えていけばいいのかアドバイズを下さい。 |
回答1 |
渡辺 徹也 2014/01/08(Wed) 13:26
こんにちは。
過去の話をしていても解決にはならないと思いますが・・敢えて「たら」「れば」の話をします。
もしも自覚症状が何もなくても、良い先生や衛生士さんを時間をかけて頑張って見つけて、予防のために歯科に通っていたとすれば、仮に酷い治療を過去に受けていても途中で何とかリカバリーして貰えたのではないでしょうか。
文面からの推測ですが、少なくとも右上2番の神経は救えたのではないかと思います。
こういった過去形の話は、10年後にも同じ話が出来ると思います。
10年後に後悔しない方法を考えてみて下さい。
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回答2 |
北野 やすひろ 2014/01/08(Wed) 15:48
今後ですか。。。
昔のトラウマがあって、行きたくなそうですね(^_^;)
さて、実際に診ていないのですが、本当に治し方が悪かった等はここでは判断が残念ながら出来ません(>_<)
ですので、やはり現実を見つめて前に進むしかないのが現状だと思います。
ではどうやって前に進むかですが、とりあえず説明が必ず必要だと思います。 説明をちゃんとする医院としない医院 もしくは先生がきちんとしてくれる医院もあれば、信頼をおける女性スタッフがしてくれる医院もあります。
ご自身がどのようなタイプがいいのわかりませんが、信頼関係を大事にしてくれる先生がいいと思いますので、まずはメール相談等で探されてみてはどうですか??
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回答3 |
タカタ 2014/01/08(Wed) 16:21
レジンは1990年代以降に急速に進歩した歯科材料です。
30年前の治療です。
おそらく今とは治療の概念すら根本的に違うでしょうね。
『30年もよくもったな』
と 思うほどです。
でも、放置しておいてこのさき30年ノントラブルでいける保障はないので、やはり、歯科医院を検診を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
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回答4 |
井野泰伸 2014/01/08(Wed) 17:41
こんにちは、過去のものも読みましたが、
>10歳前後の頃、学校検診で虫歯を指摘され、歯医者に行くと、右上1番2番を削り、レジンで詰める処置を受けました。レジンは2本まとめて詰めてあります。
>あれから30年が経過し
30年前の化学重合型レジンであれば今のレジンとは全くことなりますので仕方がないとも言えなくはないと思います。
またその当時のレジンは刺激が強く歯髄死を起こさせていたとの話もよく年配の先生に聞きます。
ただ、それでも当時は保険内材料で使用できある程度安全であると判断はされていたと思います。
私見ですが、歯科保険治療とは歯を長持ちさせるさせることを目的に治療を行うのではなく、国民が痛みで困らないように除痛を目的に成り立っているものだと思っています。
私もタカタ先生もいうように30年よく持ったなというのが感想です。
(レジンの平均生存期間は5〜6年程度です)
後、気になったのが精神的に参ってしまっているのであればネットから離れた方がいいと思いますよ。
おだいじに
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回答5 |
山田 豊和 2014/01/09(Thu) 01:04
mamemamemameさまこんばんわ。
二個いち充填ですか・・・、こんな充填方法は大学の講義では絶対にありません。
むろん禁忌です、個人的にはよく持ったなんていえません、「よくそんな治療を無神経にするな〜」です。前歯でしょ見たらすぐ変な充填と歯医者ならすぐにわかります。
歯医者の風上にも置けません。
>過去のことも含め、今後、どう考えていけばいいのかアドバイズを下さい。
アドバイスといっても実際にお会いしてお気持ちをしっかり受け止めてからでないとなんともいえませんが・・・。
いえることはmamemamemameさまの心情に寄り添ってあげることでしょうか、お気持ちを受け入れてあげることしか浮かびません、お大事になさいませ。
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回答6 |
井野泰伸 2014/01/09(Thu) 09:09
>むろん禁忌です
禁忌と書いてある保存の教科書・書籍があったら教えてください。
私は見たことありません。
>こんな充填方法は大学の講義では絶対にありません。
私は歯周病の固定にレジンを使用するやり方を大学で教わりましたよ。
山田先生が大学時代のレジンの教育と今のレジンの教育は違うと思いますが。
私の受けた授業も今より2世代前の接着システムですからね。
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回答7 |
山田 豊和 2014/01/10(Fri) 05:28
>禁忌と書いてある保存の教科書・書籍があったら教えてください。
というと、なんですかい。
二個一充填はスタンダードとでも仰るのですか。
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回答8 |
森川 2014/01/10(Fri) 08:33
山田先生>
井野先生が言いたいのは状況によって使い分けるという意味だと思いますよ。
患者さんを診てもいないのに良し悪しを判断することへの警鐘かと。
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回答9 |
井野泰伸 2014/01/10(Fri) 09:44
>むろん禁忌です
『禁忌』の意味は分かって使われていますよね?
一般の人が見るサイトですからね。
主観で医学無視に好きに書きたいのであれば、ご自身のブログでやられればいいことだと思います。
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回答10 |
山田 豊和 2014/01/13(Mon) 18:21
>『禁忌』の意味は分かって使われていますよね?
一般の人が見るサイトですからね。
主観で医学無視に好きに書きたいのであれば、ご自身のブログでやられればいいことだと思います。
あなたに言われる筋合いなどありません、大きなお世話です。
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回答11 |
森川 2014/01/14(Tue) 00:56
あらら
どうしたもんだか
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返信1 |
mamemamemame 2014/01/21(Tue) 01:11
たくさんの回答を読ませていただきました。
当時の私は10歳の子供で完全に弱者。
今の私だったら、痛くもなく、黒くなってもおらず、穴もあいてもおらず、ただ部分的に表面が白濁しているだけの歯の処置は拒否します。
私の前歯は6本全部、10歳の時に、表面が白濁していました。
そのうち左上1番2番、右上1番2番を削って詰める処置を受けました。(左上1番2番も2013年夏に抜髄後、歯根端切除術を受けました。)
左上3番右上3番は何もしませんでした。30年経過した今も白濁したままですが、何の問題もおきていません。
今、本やネットで調べると、白濁した歯は子供の歯に多く見られるが削らず経過観察すると書いてあります。
人生80年の時代。あと70年間のことを考えてほしかった。10歳の生えたての歯だった。もっと大切に扱ってほしかった。
世の中、「命の大切さ」が叫ばれていますが、命の大切さとは体の大切さ。私の文章を読んだ医療関係者には、これからの若い人達が悲しむことのないように、配慮していってほしい。
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回答12 |
森川 2014/01/22(Wed) 15:01
>左上3番右上3番は何もしませんでした。30年経過した今も白濁したままですが、何の問題もおきていません。
3番はむし歯になりにくいんですよ。だから30年前も治療しなかったんでしょう。つまり1番2番が治療する必要がなかったこととは無関係です。
>今、本やネットで調べると、白濁した歯は子供の歯に多く見られるが削らず経過観察すると書いてあります。
すべての白濁は経過観察と考えているのでしたら明確に間違いです。一見浅そうでも中で深い虫歯ということはよくあります。
>世の中、「命の大切さ」が叫ばれていますが、命の大切さとは体の大切さ。私の文章を読んだ医療関係者には、これからの若い人達が悲しむことのないように、配慮していってほしい。
このサイトの回答者は特別な歯科医の集まりではなくごく普通の歯科医師の集まりです。
その私たち回答者も体の大切さを考えず、配慮の足らない治療を行っているとお考えなのでしょうか?
考え方の違いはありますが、患者さんのためになるように心がけているつもりですが、そうは思えませんかね?
疑うことからスタートするのではなくて、信頼するからスタートしてほしいです。虫のいい話に感じるかもしれませんが、結果的に患者さん側にメリットがあると思ってます。
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回答13 |
井野泰伸 2014/01/22(Wed) 15:59
黒色=虫歯
白色=虫歯でない
とは言えませんからね^^;
森川先生のおっしゃるように白色の状態でも虫歯の場合はあります。
https://www.youtube.com/watch?v=ejU5_ujpzwY
この辺りの治療の介入は術者の判断になります。
治療をしたことを今後悔しても仕方がないので、今後は虫歯を作らないようにしてもらうしかないと思いますよ。
おだいじに
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返信2 |
mamemamemame 2014/01/23(Thu) 00:42
回答ありがとうございます。
先生方の考えとは違う内容になりますが、私の30年間の事実を書かせてもらいます。これは私だけの問題ではないからです。おそらく今の40歳前後すべての日本人に関係あると思います。
左上1番2番、右上1番2番はいずれも深さ1ミリ程度削ってあります。明らかに表面だけで、中までは削ってありません。
さらに高校時代の学校検診でも左右上7番が白濁して虫歯と判定されましたが、そのときは治療を拒否しました。約25年が経過し、今も白濁したままですが、穴があくこともなく、痛むこともなく、腫れることもありません。
本を読むと、子供の歯に多く見られる白濁は、歯の表面のエナメル質が未成熟でカルシウムやリン酸のミネラルがまだしっかり安定してないからと書いてあります。(歯科医が書いている。)削らずに経過観察するとあります。
森川先生へ。
まずは歯科医を信頼してとありますが、前歯2本まとめて一塊のレジンを詰めた歯科医も信頼に値すると考えておられますか?
井野先生へ。
白色の状態の介入は術者の判断になりますと、ありますが、患者には意見を聞かないのですか。削る前に患者に説明し許可をもらわないのですか。30年前ならともかく今の時代も歯科医の判断だけで削るのですか。歯は、患者の歯であって、歯科医の歯ではないのです。
30年前、学校検診の紙をもって歯医者に行ったら、いきなり削られました。説明など全くありませんでした。怖い世界です。
体が資本なのです。歯の一本も神様からあずかっている大切な体の一部なのです。
このサイトは患者と歯科医が話し合える貴重な場。患者も歯科医も本音で事実を語りあえば、悲しむ人は減っていくと思います。若い人達には悲しい思いをしてほしくないのです。
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回答14 |
井野泰伸 2014/01/23(Thu) 08:08
>白色の状態の介入は術者の判断になりますと、ありますが、患者には意見を聞かないのですか。
介入=強制的に治療という意味ではなく
治療した方がいいかの判断は歯医者がしますよ、ということです。
患者さんの意見は当然聞きます、症状などから診断が付く場合もありますからね。
おっしゃるように様子をみていい白い歯もありますから、経過観察を勧める時もあります。
患者さんには自分が出した判断を話しますし、
個人的には最終的に治療する、治療しないを決めるのは患者さんでいいと思いますよ。
>30年前
因みに、今と30年前は時代背景、虫歯の取り扱いなども異なります、
歯科全体で言っても、1990年以降削らない方向に治療基準が徐々に変わってきています。
私の回答はこれで最後にさせてもらいますね。
おだいじに
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回答15 |
森川 2014/01/23(Thu) 23:14
>森川先生へ。
>まずは歯科医を信頼してとありますが、前歯2本まとめて一塊のレジンを詰めた歯科医も信頼に値すると考えておられますか?
30年前はもちろん、今の状況も見せていただいたわけではないのでわかりません。
ただ、当時としては一般開業医では普通だったのかもしれません。
ちなみに私は、特殊な場合を除いて別々に詰めるものと30年前に教育をうけました。(30年前は歯学部の学生でしたので)
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返信3 |
mamemamemame 2014/01/29(Wed) 23:59
たくさんの先生方、回答ありがとうございました。
歯科には30年ぶりに通いました。昔と違い、患者と歯科医との会話はあります。
このサイトの回答者は特別に良心的な人達なのだと思います。
一部、医療批判ともとれる内容にもかかわらず、最後まで文章を読み、回答を下さった、井野先生、森川先生、ありがとうございました。
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