質問 |
雪風 2024/02/02(Fri) 04:12
お世話になっております。
右下6・7の隣接面虫歯がしみたり少しうずいています。
抜髄になるかもしれないので
保険で根管治療をやってくれる良さそうな所を探した結果、
以下のどれにするかで迷っております。
@A歯科…・拡大鏡3.5倍(※マイクロは必要な症例ならば使用)。
・ラバーダムは必ず使用、必要なら防壁作成。
・う蝕検知液使用。
・ニッケルチタンファイル使用。
・ファイバーコア使用(※歯肉より外側に1.5〜2mmの歯が
残っていない場合は金属コア)。
AB歯科…・拡大鏡。倍率?(※マイクロなし)。
・ラバーダムは必要に応じて使用、隔壁の記載は無し。
・う蝕検知液使用。
・ニッケルチタンファイル使用。
・コアの記載は無し(おそらくメタル)。
BC歯科…・マイクロスコープ(※拡大鏡の記載なし)。
・ラバーダムは可能な限り使用、必要なら隔壁作成。
・う蝕検知液の記載なし。
・ファイルの記載なし(おそらくステンレス)。
・メタルコア。
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それぞれに対する私の印象・疑問点など↓
@Aは、普段は3.5倍の拡大鏡を使っているそうで
もしそれでやると言われたら心もとないような…
でもニッケルチタンファイルなら良いのかも?
隣接面虫歯なので歯肉1.5mm以下になって
コアはメタルになるかもですけど。
あと、ここはインプラントに注力しているようです。
ABは、マイクロがなく拡大鏡のみですがニッケルチタンファイル
なので、高拡大率ならアリなのかも?
何倍くらいなら他よりも良いと言えそうでしょうか?
他より良さそうなら倍率聞いてみます!
隔壁の有無も重要でしたら一緒に聞いてみます。
あと、ここは口腔外科出身の先生のようです。
BCは、マイクロスコープのみ。う蝕検知液を使ってるか
telしたところ、受付嬢いわく「必要に応じて」との事。
ステンレスファイルやメタルコアになるけど
やっぱマイクロだから良いのかな?と。
あと、ここのHPだけが歯髄温存について言及しています。
「様子見に三カ月」とあるのでMTAではなく
保険の水酸化カルシウムか何かを使うんだと思いますけど…
なるべく神経残そうとしてくれそうな気はします。
**************
拡大率、隔壁、ファイル、コア、・・・
他にも仮封がストッピングだと良くないとか
様々な要素があるとは思いますが、
これらの優先順位の目安が少しでも分ると有難いです!
先生方ならどのように優先順位をつけるでしょうか?
ご意見いただけると幸いです、
なにとぞよろしくお願いします<(_ _)> |
回答1 |
山田 豊和 2024/02/02(Fri) 11:02
こんにちは。
優先順位は何とも言えませんが抜髄根管形成では一番重要なのは手用のファイルを使うかどうかだと考えています。
抜髄根管形成 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3595
久しぶりの難症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2989
拡大鏡は使ったことがないのでよくわかりませんがマイクロスコープがあれば十分じゃないでしょうか、それからコアはファイバーコアがいいように思います。
>神経残そうとしてくれそうな気はします。
歯髄が健全であれば歯髄保存は一番重要な事だと思いますがHPだけでは正直わからないように思います、めぼしいところを決めて一度診察を受けてご自分で納得してから治療を受けるのがいいように思います。
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2024/02/02(Fri) 12:49
あくまでも個人的な意見ですが
抜髄であれば
@ > B ほぼ同じ A
かな?
Bの様子見が「歯髄温存療法」であり歯髄保存が可能なら
B > @ > A
かな?
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回答3 |
加藤 道夫 2024/02/03(Sat) 09:53
雪風さんこんにちは。
色々調べて歯科医院を選ぶのは大変ですよね。
個人的には、まずは神経を残そうと試みるので、保険適用な覆罩材はカルボキシレートセメントあり、私はこちらを使用しております。
Bの先生なるべく神経残そうとしてくれそうな気はします。が良いのではないかと思いました。
また、ルーベよりもマイクロスコープの方が個人的には、動かない視点で見られるので、やりやすいと思います。
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返信1 |
雪風 2024/02/07(Wed) 01:20
山田先生、柴田先生、加藤先生
御回答ありがとうございます!
すみません、A歯科について少し訂正です↓
A歯科…・拡大鏡3.5倍(※マイクロは必要な症例ならば使用)。
・ラバーダムは原則使用、必要なら防壁作成。
・ラバーダムは抜髄時はせず、根管内の清掃を行う回から
使用、水酸化カルシウム製剤で殺菌。
・う蝕検知液使用。
・ニッケルチタンファイル使用。
・ファイバーコアかレジンコア(※歯肉より外側に
1.5〜2mmの歯が残ってない場合は金属コア)。
*****************
【質問@】
ニッケルチタンファイル、ファイバーコアの使用は
保険診療だと それぞれ何円くらい赤字になるんでしょうか?
B歯科のニッケルチタンファイルだけならともかく、
その上ファイバーコアまで使ってくれるA歯科は
なんだか患者に旨すぎる気がして・・・
これって歯医者さん的に ありえるんでしょうか??
【質問A】
ラバーダムを抜髄時はせず根管内清掃の回から使用、
というのは問題ないのでしょうか?
保険ならそんなもんで、やらないよりだいぶマシって感じですか?
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回答4 |
Dr.ふなちゃん 2024/02/11(Sun) 21:06
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。保険診療でもニッケルチタンファイルを使えば加算が付いたと思います。マイクロも加算があります。
いるなら使うし、要らないなら使わないというのは当たり前ですね。
逆にどんな時もそれを使うという事にすると歯科医にとっては習熟訓練を日々繰り返す事になりますから、手際は良くなるでしょうが、昨今の集患法で気になってしまう事は、何でも使っておけば集患につながるから良いとしてしまいう事です。
ただ、患者さんも使ってもらいたい(治るか?は別で使ってしてもらった安心感が欲しい)のでしょうから、使っていますが集患になるのも当たり前かなぁと思います。
ニッケルチタンファイルを一回毎に捨てたら赤字でしょうが、滅菌再利用もできますから、保険診療で使ったから赤字に直結するわけではありません。
人件費と広告宣伝費が一番高いのではないか?と思います。
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返信2 |
雪風 2024/02/12(Mon) 11:16
ふなちゃん先生、ご回答ありがとうございます!
さすがにファイバーコアの使用は
保険診療だと赤字になりますよね?
何円くらいなんでしょうか?
集客目的とはいえ
歯医者さん的に ありえるのかなと…
どう思われますか??
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回答5 |
Dr.ふなちゃん 2024/02/12(Mon) 15:28
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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どんな材料でも赤字にはなりませんが、問題は材料があっても上手く使える人が上手く使ってくれないと治療が成立しない事です。
テナント費と人件費が一番高いので都会では何の保険診療をしても赤字になるのでしょう。反対に地方では保険診療だけしていても赤字になりません。地域差を全く考慮しない保険医療制度に皆翻弄されてしまうのでしょう。
ネットをよく利用されてご相談される方のほとんどが保険診療ではまともな医療サービスを受けられなくなっている都会の方のように拝見しています。
歯科医院が赤字か?赤字でないか?は診療所が建っている土地価格で全く異なったりしますから患者さんが色々考えてみても全くわからないだろうと思います。
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返信3 |
雪風 2024/02/19(Mon) 14:25
ご回答ありがとうございました。
A歯科に行ってみたのですが、
なぜか歓迎されないムードで
治療や経過観察をお願いできそうに
ありませんでした…(´・ω・`)
やはり大臼歯の隣接面虫歯は
敬遠される傾向があるように思えてしまいます。
どういう所なら
前向きに引き受けてもらえそうでしょうか。
例えば、保存科出身の先生であるとか…??
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回答6 |
山田 豊和 2024/02/19(Mon) 14:52
>前向きに引き受けてもらえそうでしょうか。
何事にも熱心に取り組まれるDrがいいように思います。
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