質問 |
ずんたか 2025/05/14(Wed) 08:44
こんにちは。
左上7番の虫歯治療の為に歯科医院でデンタルを撮りました。
正確に言いますとこの歯は親知らずです。
デンタル後に先生には歯髄温存療法を推められました。
そこでお聞きしたいのですがこの奥歯の治療に
CTは不可欠なのでしょうか?
宜しくお願い致します。 |
回答1 |
Dr.ふなちゃん 2025/05/14(Wed) 09:56
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
左上7番はふつう親知らずとは言わないですが、正確に言いますとこの歯は親知らずですとありますから、どこか先天的に奥歯が欠損されていて7番の位置に親知らずが生えているということでしょうか?
とりあえず7番の位置にある大臼歯に虫歯があったということだと想像させていただきました。
通常、7番までの歯はきちんと揃っていることが大切だと考えるのが一般的ですから、歯髄も温存する治療法の提案があったということなのでしょう。
1本の歯の治療にCTが不可欠か?とのご質問のようですが、保険では通らないのではないかと思います。そのため他に何か病名があるのではないかと思います。わからない場合は歯科医に直接お尋ねになると良いと思います。
また自費になりますと歯科医が必要と考えれば必要な撮影はされると思います。自費治療には決まりがほぼないためです。ただし、必要だという歯科医からの説明に納得されない場合は断ることができると思いますし、歯科医から治療すること自体を断ることもできると思います。
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返信1 |
ずんたか 2025/05/14(Wed) 10:46
ふなちゃん先生
ご回答をありがとうございます。
7番の歯ですが20代の頃矯正治療をしまして
その際虫歯だった7番の歯を抜いて
親知らずを今ある7番目の位置に持ってきました。
治療の説明に納得いかない場合は
患者側は断る事が出来ると言う事ですね。
歯科医にも治療拒否される事もあるんですね。
もし患者が今回治療を断って
虫歯をそのままにしていた場合
大人の虫歯の進行度は速いのでしょうか?
宜しくお願い致します。
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回答2 |
柴田 (評価3.9に降下) 2025/05/14(Wed) 13:18
歯髄に近接したむし歯が歯髄温存療法の対象になると思います。この治療法自体良い方法なんですが、実施している歯科医院や実施数共にかなり少ないと思います。
歯科医が勧めるとなるとかなりむし歯が近接していますのでいつ歯髄炎に移行して抜髄に至る可能性は高いと思います。
また親知らずの根管形態はかなりバリエーションがあり超簡単なものから超複雑なものまで色々ですね。
大人のむし歯の進行速度は子供などに比べて遅いことは確かですが、どれくらい放置できるかまでネットでは判断できないと思います。
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回答3 |
山田 豊和 2025/05/14(Wed) 13:32
こんにちは。
七番の代用の八番ですから保存する方向で治療するのがいいように思います、また歯髄が残せるならそれに越したことはありません。
>もし患者が今回治療を断って
虫歯をそのままにしていた場合
大人の虫歯の進行度は速いのでしょうか?
むし歯になっているようですから治療を断るのはお勧めいたしかねます、またCTについては個人的には必要ないと思います。
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回答4 |
柴田 (評価3.9に降下) 2025/05/14(Wed) 13:38
追加ですね、両先生の回答にあるように普通は必要ないと思います。
ただ歯根形態が複雑で抜髄になるようならCT撮影を推奨するかもしれませんが。
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回答5 |
Dr.ふなちゃん 2025/05/14(Wed) 15:31
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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8番の歯は歯冠形態も歯根形態も歯髄腔形態も7番第二大臼歯より悪い場合が多いと思います。
ですから、7番が大きな虫歯でなければ通常7番を残して8番を抜歯して矯正治療をすると思います。7番がかなり大きな虫歯になるようなこの部分の歯磨きが下手かフロスの習慣がない方なのかな?と思いました。
歯髄腔形態が悪いことが想像されるとCTを撮影する意義が出てくると思います。2次元で撮影しても像が重なってわからないものが3次元立体構築しますとはっきりわかりますからね。
歯内療法の成功が難しい根管形態であればできれば歯髄温存療法が受けられる早いうちに治療してもらっておくことが望ましいでしょうね。
歯科治療で何が一番難しいかといえば見えない部分の治療ですから、歯内療法は手探りになり上手く行かない治療の代表のような治療ですからね。
できるだけ歯髄を温存してもらっておくと歯根破折のリスクも減りますし、早めに治療を受けられることをお勧めしたいですね。
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回答6 |
柴田 (評価3.9に降下) 2025/05/15(Thu) 08:39
追記
露髄が疑われるような深いむし歯の場合
歯髄温存療法は強く推奨されていてそのエビデンスの確実性は中とされていると思います。
日本歯科保存学会並びに日本歯内療法学会からのガイドラインからの引用です。
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返信2 |
ずんたか 2025/05/15(Thu) 11:30
ふなちゃん先生、柴田先生、山田先生
ご回答をありがとうございます。
神経に達しそうな虫歯は早く治した方が良いという事なので
歯髄保存療法で治療する事になりました。
先生方がCTは不要とおっしゃっていましたので
CTは受けない方向で担当歯科医にお願いしました。
ありがとうございました。
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