質問 |
lena 2016/12/21(Wed) 21:54
先週の土曜日の夜、右下6番のインレーが外れてしまい、早速、月曜日に、掛かりつけ医を受診したのですが、主治医に、”もう技工士さんもお休みに入るので、お正月明けに治療しましょう”と言われ、取れたインレーを被せただけで、治療が終わってしまいました。
その6番の奥歯は、ひびが入っていて、一部虫歯になっているということでしたが、そのままインレーを取り付けて様子見になったことが、不可解です。
その後、咀嚼の際に、軽い痛みがあったり、冷たいものや熱いものが、インレーを取り付けても、沁みるので、主治医に電話で問い合わせをしたところ、もう一日か二日様子を見て下さい、治療をするとしても、何か詰め物をするだけですよ、と言われました。
インレーが外れて、ひびが入っていることがわかり、一部虫歯も見られ、上記のような軽い痛みの症状や沁みる症状がある場合、3週間ぐらいであれば、様子見で大丈夫なのでしょうか。
それとも、セカンドオピニオンでしょうか。
ご教示頂けましたら幸いに存じます。 |
回答1 |
小林 誠 2016/12/22(Thu) 07:00
>右下6番のインレーが外れてしまい
一連の内容のようですから、新たにスレッドを立てずに、元の投稿
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=371781
に続けてくださると良かったですね。
>3週間ぐらいであれば、様子見で大丈夫なのでしょうか。
実際の状態を診たうえで「主治医に、”もう技工士さんもお休みに入るので、お正月明けに治療しましょう”と言われ」たのでしたら、放置ではありませんから、単に様子をみるのではなく、熱い物や冷たい食品は避け、当該の部位に刺激を与えないよう意識して安静に過ごし、冬季休暇明けに改めて診ていただくのが無難なように思います。
>セカンドオピニオンでしょうか。
自主的に他の歯科医院を受診し相談してみる、或いは、経過や現状についての資料を借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみること自体は構わないかと思います。
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回答2 |
櫻井 善明 2016/12/22(Thu) 09:55
んんん…
>そのままインレーを取り付けて様子見になったことが、不可解です。
残っている歯が薄く、インレーを入れ直して「一時的な補強」にしているかもしれませんね。
(あくまでも予想ですが…)
>3週間ぐらいであれば、様子見で大丈夫なのでしょうか。
大丈夫かどうかは実際に拝見しないと何とも言えません。
ただ、痛みや凍みるなどの症状があれば再度、歯医者さんで診てもらった方が良いようにも思います。
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返信1 |
lena 2016/12/22(Thu) 21:35
小林先生、櫻井先生、ご回答を有難うございました。
以前、此方で、左上奥歯の件で、ご相談を頂いた際に、櫻井先生から、上顎洞炎の所見があるのであれば、CTを撮ることを勧められました。
主治医は、そのまま新しいブリッジを装着しても、問題がないのではないか、と仰っていたのですが、櫻井先生のご回答を拝読して、やはり大学病院で、CTを撮ってもらうことにしました。
そうしたところ、当該歯にひびが入っていたことが判明し、再装着不能だということが分かって、抜歯になったのです。
今回も、歯に、ひびが入っているということと、痛みがあるということで、心配をしております。早く治療を開始することで、ひびがひどくならないのであれば、セカンドオピニオンを考えています。
新しいインレーを作る前に、やはり、CTで歯の状態を見た方が、よいのでしょうか。
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回答3 |
櫻井 善明 2016/12/23(Fri) 09:43
海外での歯科トラブルは何かと大変だと思います。
>新しいインレーを作る前に、やはり、CTで歯の状態を見た方が、よいのでしょうか。
通常は必要ないように思いますが…。
(海外だと撮るのかもしれませんが)
そもそも、短期間に「ヒビが入って抜歯になる」という歯が複数本あるということは「力のコントロール」に問題があるように思います。
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返信2 |
lena 2016/12/23(Fri) 21:46
先生、重ね重ねのご回答を有難うございました。
現在は、日本におります。
右上奥歯のブリッジは、すでに、装着時から、圧迫感があり、何度も調整したのですが、それでも咀嚼が、しっくりとはいきませんでした。
主治医からは、そのうち、慣れると言われ、そのまま使用していました。
その後、10年近く経過してから、支えている奥歯が、虫歯になったのか、上顎洞炎が発症し、普通のレントゲン検査では、原因がわからず、CT検査で、漸くひびが入っていていることが、判明した次第です。
恐らく、短期間というよりは、時間をかけて、ではと思います。
元々食いしばりがあるので、起床時は、気をつけているのですが、どうしても就寝時に、歯ぎしりをしているようです。
マウスピースなどを作って試してみたこともあったのですが、それを装着すると、入眠が難しく、諦めていました。
それほどの痛みは感じないのですが、咀嚼がうまくいきません。
このまま、年を越せるでしょうか。
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回答4 |
櫻井 善明 2016/12/24(Sat) 16:26
>起床時は、気をつけているのですが、どうしても就寝時に、歯ぎしりをしているようです。
起きている時、どのくらいの頻度で気にされていますか?
TCH研究会では「20分に1回くらい」と言う事を推奨しているのですが…。
逆に寝ている時の歯ぎしりって、どのくらいの頻度でしていると思いますか?
(正解を知ると「ほとんど影響がない」と言う事がわかると思います)
>このまま、年を越せるでしょうか。
これは実際に拝見しないと何とも言えません。
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返信3 |
lena 2016/12/25(Sun) 20:59
ご回答を有難うございました。
起きている時は、意識して、上の歯と下の歯が、ぴったりとつかないように空間を作っています。無意識な時は、何とも言えませんが。
それでも、主治医曰く、奥歯の詰め物が、平らに削られてしまっている、ということですので、あと考えられるとしたら、歯ぎしりは、寝ている時だと思います。(起床時に、かみしめている時があります。)
当該奥歯ですが、主治医は、痛ければ、今年できることとすれば、外して、仮に何か詰めておくだけ、と言います。
それでも、合わないものを装着しているよりは、良いのでしょうか。
当方は、どうしても、出来てしまっている、ひびのことが気になります。
ひびを酷くしないためには、どちらが良いのでしょうか。
左上奥歯が、2本も欠損しているので、お肉などをかみ合わせるところが他にないのです。
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回答5 |
櫻井 善明 2016/12/26(Mon) 10:09
んんん…
年末のこのタイミングで何か新しい事(大きく削ったりすることや転院することなど)をするのは得策ではないように思います。
現在の主治医の先生の指示に従われるのがよろしいような気がします。
(あとは無事、年越しができることを祈って何もしないか…)
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返信4 |
lena 2016/12/29(Thu) 22:31
櫻井先生、ご回答を有難うございました。
先生のご指示に従いまして、受診してきました。
主治医は、インレーは外さず、咀嚼の際に、上下の歯が強く触れないように、当該奥歯の高さを調整されました。
沁みるのは、ひびが歯の神経の方へ、広がっている可能性があるということでした。
虫歯があるので、治療してから、新しいインレーもしくは、クラウンを装着する様です。
主治医には、ひびが広がらないように、インレーではなく、クラウンを勧められたのですが、歯のひび自体は、治療ができないのでしょうか。
また、治療ができない場合、クラウンを装着した方が、ひびが大きく広がらないのでしょうか。
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回答6 |
櫻井 善明 2017/01/04(Wed) 23:06
>歯のひび自体は、治療ができないのでしょうか。
残念ながら出来ません。
>クラウンを装着した方が、ひびが大きく広がらないのでしょうか。
インレーには楔作用があり、クラウンにはタガをはめる作用があります。
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返信5 |
lena 2017/01/06(Fri) 22:19
櫻井先生、新年おめでとうございます。
ご回答を有難うございました。
2番目の方ですが、もう少し詳しくお教え頂けますか。
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回答7 |
櫻井 善明 2017/01/07(Sat) 13:50
楔作用とは
https://kotobank.jp/word/%E6%A5%94-483135
タガをはめるとは
https://kotobank.jp/word/%E7%AE%8D-559060
を理解していただくのが早いと思います。
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返信6 |
lena 2017/01/08(Sun) 22:14
先生、此方の掲示板は、お取り寄りの方も、ご覧になっている可能性があります。(アドレス表示が小さくて、ひろいにくい。)
言語で、簡単にご説明をお願いできませんか。
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回答8 |
櫻井 善明 2017/01/11(Wed) 18:50
楔(くさび)作用とは「まき割」の要領で上から力が加わった時に広げられる力を言います。
(=ヒビを広げてしいます)
タガをはめるとは、たるの周りを縛っているような状態で、な上から(内部から)力が加わっても割れにくいようにおさえこむ作用を言います。
(=ヒビや破折に対して抵抗します)
なので、端的に言えば
インレー = ヒビを広げる方向に力がかかる
クラウン = ヒビを抑え込むことができる
と言えます。
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返信7 |
lena 2017/01/15(Sun) 22:56
先生、お忙しい中、ご教示有難うございました。
よく理解できました。
昨年末受診した際、主治医が、暫くは、インレーもクラウンもせず、セメントを詰めて、沁みるかどうか、様子を見ますか、と言われたのですが、セメントで、暫く様子を見ることの是非を、教えて頂けますか。
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回答9 |
櫻井 善明 2017/01/16(Mon) 17:41
>セメントで、暫く様子を見ることの是非を、教えて頂けますか。
んんん…
僕も一時的にセメントで様子を見ると言う事はありますが、それは「何を見たいか」によって考え方が違うと思います。
なので、lena さんの歯にセメントを詰めることの真意は担当の先生に直接聞かれたほうがよろしいかと思います。
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返信8 |
lena 2017/01/17(Tue) 20:33
先生、それは、返信7で、書きました様に、ひびがどの程度、沁みるかだそうです。
セメントを詰めて、様子を見ている間に、ひびが広がってしまうおそれがないかどうか、知りたいのですが。
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回答10 |
櫻井 善明 2017/01/18(Wed) 09:27
>セメントを詰めて、様子を見ている間に、ひびが広がってしまうおそれがないかどうか、知りたいのですが。
可能性としては「無いとは言えない」としか言えませんね。
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返信9 |
lena 2017/01/20(Fri) 21:53
先生、重ね重ねのご回答を有難うございました。
実は、今年初めて受診をしたのですが、今日は、疲れていて、体調があまりよくない、と告げると、3週間様子を見ましょう、で処置なしで終了になりました。
虫歯があるので、放置が気になります。
何故、主治医は、様子見になったのでしょうか。
体調があまり良くないと、歯科の治療はできなのですか。
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回答11 |
櫻井 善明 2017/01/21(Sat) 09:19
>虫歯があるので、放置が気になります。
あまり安心させてもいけませんが、通常、大人の虫歯は数週間、数か月で劇的に進行することは稀です。
(小児の場合は数か月で進行しますが)
>何故、主治医は、様子見になったのでしょうか。
これは主治医の先生に聞かないと何とも…。
>体調があまり良くないと、歯科の治療はできなのですか。
長時間口を開けているのがつらかったり、咳込んだりされると治療がやりずらい事もあります。
型取りが必要な場合も同様でしょう。
また、麻酔を使う時など、急激な血圧の低下など、ショックを起こしたりしてしまう事もありますので、注意が必要かもしれません。
(これも稀だとは思いますが)
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返信10 |
lena 2017/01/26(Thu) 21:04
先生、ご回答を有難うございました。
先生、それでは、罅の方は、どうでしょうか。
今のまま、例えば1か月以上放置すると、更に割れてしまうことはありますか。
実は、通院している歯科医院は、早くて2週間先の予約になってしまうのですが、2月は忙しく、通院できる日がないので、3月から、治療を初めて頂こうかと思っています。
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回答12 |
櫻井 善明 2017/01/27(Fri) 09:21
>今のまま、例えば1か月以上放置すると、更に割れてしまうことはありますか。
現状を見ていないので回答できません。
可能性の話だけすれば「あるかも知れない」としか…。
ネット相談の限界だと思います。
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返信11 |
lena 2017/01/29(Sun) 19:58
ご回答を有難うございました。
当方には、罅のために、主治医が、治療を引き延ばしにしているようにも思えるのです。
万が一、インレーを外した際に、罅が広がってしまうのではないかという懸念から。
それであれば、虫歯があるとはいえ、当面、今のままにしておいたほうが、歯が割れてしまって、修復不可能になるよりは、良いようにも思えるのですが。
一般的に、インレーを外した際に、罅が、更に広がる可能性は高いでしょうか。今は、当該歯に、痛みは出ていないので、神経に到達するほど、罅は広がってはいないと思います。
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回答13 |
櫻井 善明 2017/01/30(Mon) 09:50
>一般的に、インレーを外した際に、罅が、更に広がる可能性は高いでしょうか。
何をもって一般的と言うのかわかりませんが「自分基準」でいえば、丁寧に外せばヒビが広がる可能性は少ないように思います。
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返信12 |
lena 2017/02/03(Fri) 13:06
先生、ご回答を有難うございました。
歯科技術の問題、ということですね。
歯科医院に尋ねたところ、当該歯で、固いものをかまないようにすれば、1か月後の治療でも良いと言われました。
左上奥歯が2本欠損しているので、どうしても、右奥歯だけで咀嚼しなければならないのですが、歯科領域で固いものとは、おせんべいのような硬さのものを言うのでしょうか。それとも、普通の煮たお肉や、キュウリやニンジンなどの生野菜等も含まれるでしょうか。
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回答14 |
櫻井 善明 2017/02/03(Fri) 13:56
前歯の場合は「パン」「ピザ」「タコス」のように「咬んで引っ張るもの」は避けるように指示しますが、個人的には奥歯の治療で食事を制限することはありません。
(できるだけ使わないようにとは指示しますが)
普通、人間の口にするものであれば問題は無いように思います。
(あさりの中に小石が入っていて咬んでしまったなどは別として)
むしろ、日常の「力のコントロール」の方が重要だと考えます。
ただ、これらは僕の個人的な見解なので、担当の先生の考える「硬いもの」は何かを直接聞かれておいた方がよろしいかと思います。
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返信13 |
lena 2017/02/07(Tue) 22:28
ご回答を有難うございました。
確かに、子供の頃、するめいかを、前歯で、思いっきり噛んで、引っ張った際、かけてしまったことがあります。
奥歯は、流石に日常的な食物を噛んで、かけることはないとは思いますが、先生の仰るように、力の入れ具合で、ひびが広がる可能性はありますね。
主治医は、固定観念として、”固いもの”と表現したのではないかと思います。
今になって、わざわざ電話をして、”固いものとは何ですか。”とは、ちょっと聞けないですね。もう一週間以上経過していますし。
以前は、お肉などを噛まない、と言っておりましたけれど。
先生、力のコントロールについて、もう少し具体的にお教えいただけませんか。
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回答15 |
櫻井 善明 2017/02/08(Wed) 09:35
>先生、力のコントロールについて、もう少し具体的にお教えいただけませんか。
まずはTCHの是正からでしょうか。
参考:TCH
http://www.ha-channel-88.com/jiten/tch.html
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返信14 |
lena 2017/02/12(Sun) 11:30
ご回答を有難うございました。
TCHのことは、今回も、主治医から指示されました。
既に、2〜30年前に、何度か、マウスピースを装着して、就寝したことがあるのですが、此方を装着すると、ストレスがかかり、入眠困難になってしまうので、断念しました。
その後は、目につくところに、TCHの張り紙を貼って、昼間、出来るだけ、噛みしめないようにすることを勧められました。
現在も、それは意識して実行しているのですが、やはり、就寝中の歯ぎしりと歯の食い縛りがあり、朝、目覚めた時に食い縛りをしている状態で、目覚めることもあるほどです。日中のストレスのコントロールが、うまくいっていないのかと思われます。
そのようなことが、結果に於いて、奥歯のひび割れに繋がっていると思います。
就寝中の歯ぎしり、食い縛りは、マウスピースを装着しない限り、改善の余地はないのでしょうか。
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回答16 |
Dr.ふなちゃん 2017/02/12(Sun) 12:14
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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マウスピース装着自体が歯軋り、食いしばりを防止できるわけではありません。
逆に装着することがストレスになれば歯軋り、食いしばりがより強くなる場合もありますが、歯と歯が一部悪い位置で接触を繰り返すのをマウスピースが保護しているので穴が開くまでは歯自体は守られているというイメージのものです。
食いしばりや歯軋りは交感神経優位の時に起こりそうですよね。本来睡眠は副交感神経優位な休息のときですがどうして交感神経を優位にして就寝時にまで歯をギリギリしなければいけなくなってしまっているのか?
睡眠障害の有無について調べる簡易的なアプリもあるみたいです。
きっかけとしてご自身の身体や習慣について興味を持ってみるのもよいかもしれませんね。
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返信15 |
lena 2017/02/14(Tue) 20:18
ご返信を有難うございます。
就寝中の歯ぎしりはや食い縛りは、仕事の疲れやストレスで起こっていると思いますが、睡眠は、それとは引き換えに、よくとれているほうと思います。
乳児の頃、夜泣きがあったようなので、元々、ストレスに対する感受性が、人より少し強いのかもしれないです。
働かなくてもよい、のんびりとした優雅な奥様業ができれば、歯ぎしりも少なくなってくることでしょう。
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