歯茎に痛みがある前歯の治療方法について
相談者:
ももんがさん ( : )
投稿日時:2007-05-09 18:01:00
最近、前歯(1番の歯)が固いものを食べると痛みが時々でます。
すでに神経は取っています。
歯医者にいったところ、
「レントゲンには詰め物の間に少し隙間が写っており、まずは、隙間を埋めることが先決です。その歯を丈夫に長持ちさせるには被せ物をしますよ。それは歯科医教科書で必ず習う手順です。その後にまだ痛むようなら歯茎を治療しましょう。」
と言われました。
そう言われてもそうなんでしょうか・・・。
たぶん歯が変色しているのでそれが気になったのでしょうか。
違う歯医者では、その1番の歯にはネジの様な芯が入っており、無理に治療すると歯が割れると言われ、歯茎の痛みが我慢できる程度なら治療はしない方がよいと言われました。
自分では歯茎の問題なのかなと思っていただけに、歯に詰め直したり、被せたりするのが先なのか?と疑問に思ってしまいました。
歯の治療→被せ物→歯茎の治療 この手順で合っているのでしょうか。
すでに神経は取っています。
歯医者にいったところ、
「レントゲンには詰め物の間に少し隙間が写っており、まずは、隙間を埋めることが先決です。その歯を丈夫に長持ちさせるには被せ物をしますよ。それは歯科医教科書で必ず習う手順です。その後にまだ痛むようなら歯茎を治療しましょう。」
と言われました。
そう言われてもそうなんでしょうか・・・。
たぶん歯が変色しているのでそれが気になったのでしょうか。
違う歯医者では、その1番の歯にはネジの様な芯が入っており、無理に治療すると歯が割れると言われ、歯茎の痛みが我慢できる程度なら治療はしない方がよいと言われました。
自分では歯茎の問題なのかなと思っていただけに、歯に詰め直したり、被せたりするのが先なのか?と疑問に思ってしまいました。
歯の治療→被せ物→歯茎の治療 この手順で合っているのでしょうか。
回答1
回答日時:2007-05-10 00:13:00
はじめまして。
文面だけだとちょっと様子が分かりにくいですね。
詰め物というのは根管充填剤のことでしょうか。
根管治療後に神経のあったところに入れるお薬のことで、レントゲンには白く写るやつです。
おそらくそれに隙間が見えるということだと思います。
ということなら以下の回答を参考にされて下さい。
参考⇒これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?
その隙間と今回の症状に直接の関連があるかは分かりません。
見分けるための検査についてはあとで書きます。
神経を抜いたら被せ物をしないと長持ちしない。
・・という意味でしょうかね。
そういうことを書いてある教科書もあるかも知れませんけど、科学的な根拠はないですよ。
参考⇒無髄歯の寿命について
ネジの様な芯については、スクリューピンと言いますが、今はほとんど使いませんけど、再根管治療が必要なら慎重に抜かないと仕方ないですね。
実際に拝見してないので、外すのがどれほど危険かは分かりませんけど。
参考⇒根管治療の成否に関わる、根尖部の細胞について
さて、気になるのは歯の中(=神経を抜いたところ)の問題なのか、歯の周り(=歯茎)の問題なのか、区別がついてない点ですよね。
おそらく一通りの検査はして、それでもよく分からない・・という状態なのだとは思いますが、一応見分け方を書いておきます。
レントゲンでは異常が認められなかったとして・・
【歯の中の問題の場合】
・真下から軽く叩いた時に、他の歯よりもひびく感じがする、もしくはちょっと痛い
【歯の周りの問題の場合】
・歯周ポケット検査(細い金属の棒でつんつんする検査)で少なくとも4mm以上の数値&検査時に出血か排膿を伴う
が、代表的な違いです。
区別がいまいちつかないこともありますし、両方混ざっている場合もありますので、そう簡単には行きませんが・・。
で、今回の場合、どちらも可能性がある、との判断でしたら、再根管治療から行うことは悪くないでしょうし、症状からも、そちらの方が可能性が高そうな感じはしますよ。
手順としては、
再根管治療、歯茎の治療(同時進行も可)→必要なら被せ物
と言った感じではないでしょうか。
被せ物をしてからの歯茎の治療は、医学的にもおかしいですし、保険のルールでも基本的には認めていませんから、もう一度よく説明を受けられてみて下さい。
なんだか意思の疎通というか、そういうのがうまくとれてない感じがしますね。
先生をしっかり捕まえて、分からない点、疑問点はよく尋ねて、納得してから治療を受けられて下さいね。
文面だけだとちょっと様子が分かりにくいですね。
詰め物というのは根管充填剤のことでしょうか。
根管治療後に神経のあったところに入れるお薬のことで、レントゲンには白く写るやつです。
おそらくそれに隙間が見えるということだと思います。
ということなら以下の回答を参考にされて下さい。
参考⇒これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?
その隙間と今回の症状に直接の関連があるかは分かりません。
見分けるための検査についてはあとで書きます。
神経を抜いたら被せ物をしないと長持ちしない。
・・という意味でしょうかね。
そういうことを書いてある教科書もあるかも知れませんけど、科学的な根拠はないですよ。
参考⇒無髄歯の寿命について
ネジの様な芯については、スクリューピンと言いますが、今はほとんど使いませんけど、再根管治療が必要なら慎重に抜かないと仕方ないですね。
実際に拝見してないので、外すのがどれほど危険かは分かりませんけど。
参考⇒根管治療の成否に関わる、根尖部の細胞について
さて、気になるのは歯の中(=神経を抜いたところ)の問題なのか、歯の周り(=歯茎)の問題なのか、区別がついてない点ですよね。
おそらく一通りの検査はして、それでもよく分からない・・という状態なのだとは思いますが、一応見分け方を書いておきます。
レントゲンでは異常が認められなかったとして・・
【歯の中の問題の場合】
・真下から軽く叩いた時に、他の歯よりもひびく感じがする、もしくはちょっと痛い
【歯の周りの問題の場合】
・歯周ポケット検査(細い金属の棒でつんつんする検査)で少なくとも4mm以上の数値&検査時に出血か排膿を伴う
が、代表的な違いです。
区別がいまいちつかないこともありますし、両方混ざっている場合もありますので、そう簡単には行きませんが・・。
で、今回の場合、どちらも可能性がある、との判断でしたら、再根管治療から行うことは悪くないでしょうし、症状からも、そちらの方が可能性が高そうな感じはしますよ。
手順としては、
再根管治療、歯茎の治療(同時進行も可)→必要なら被せ物
と言った感じではないでしょうか。
被せ物をしてからの歯茎の治療は、医学的にもおかしいですし、保険のルールでも基本的には認めていませんから、もう一度よく説明を受けられてみて下さい。
なんだか意思の疎通というか、そういうのがうまくとれてない感じがしますね。
先生をしっかり捕まえて、分からない点、疑問点はよく尋ねて、納得してから治療を受けられて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
ももんがさん
返信日時:2007-05-11 16:33:00
文章がかなり説明不足なのに回答ありがとうございました。
少し症状を詳しく書きます。
そして迷いもでてきたので質問も追加します。
神経を取ったのは記憶がないほど前にです。
そして、15年ほど前に、前歯の変色がすごく気になり、中に入っている薬剤を入れ替えてみたらいいのかもと素人判断し、先生に効果なんてないですよ、と言われたにもかかわらず、裏側の薬剤を入れ直してもらいました。(その通りでした)
スクリューピンはいつ頃入れたのかも不明ですが、今は使わないのですね。
その時にも歯を削っており、今は表面だけが自分の歯で、裏側はほぼ全面プラスチックです。
ピンが入っているため、治療には歯が割れる恐れがあると言われ、再根管治療もすごく勇気が入ります。
歯茎の痛みが大きくなってから治療しようと言った歯医者さんでは、デジタルでレントゲンを撮り、歯茎に少し膿が溜まっている状態を見ました。
歯茎の痛みが出たのは、2年前、固い食べ物をかじった時ですが、その時一番痛みが強かったのですが、そのまま放置しているうちに、痛みが引いてきました。
その後は固い物をかじると出てきますが、数日すると収まったりを繰り返します。
今は歯茎にプツッとできものができ、痛みが引いてきました。
関係あるんでしょうか。
最近痛みがあったので別の歯医者に行ったのですが、
そこの歯医者の先生は、レントゲン(デジタルではなかったです)を撮った後、
歯茎に膿があるかどうかの話はなく、
1番の歯は神経がなく、しかも歯根も他の歯より短い。歯茎の(?)骨も短く減ってきているようだし、
裏側のプラスチックも表面がボコボコしているから劣化してきています。
このままでは歯周病にも繋がりやすいので、細菌を繁殖させないため、
そして歯の寿命を延ばすためにも被せものをするといいですよ。
被せ物をしないのであれば、せめて薬剤だけはきっちり詰め直した方がいいですよ。
とのことでした。
「根管治療で失敗したケース」や他のケースを読んでみて、
被せ者はしなくてもいいのかもなどとだんだん思えてきました。
歯茎も歯医者に通い出したときは痛みがありましたが、今は引いています。、
渡辺先生に書いていただいたように、軽く叩くと他の歯よりひびき、少し違和感が残ります。
そんな症状ですが、やはり再根管治療を最優先に行うべきか、薬剤を詰め治すなどの処置でいいのか迷ってきました。
その辺りをまた教えて下さい。お願いします。
少し症状を詳しく書きます。
そして迷いもでてきたので質問も追加します。
神経を取ったのは記憶がないほど前にです。
そして、15年ほど前に、前歯の変色がすごく気になり、中に入っている薬剤を入れ替えてみたらいいのかもと素人判断し、先生に効果なんてないですよ、と言われたにもかかわらず、裏側の薬剤を入れ直してもらいました。(その通りでした)
スクリューピンはいつ頃入れたのかも不明ですが、今は使わないのですね。
その時にも歯を削っており、今は表面だけが自分の歯で、裏側はほぼ全面プラスチックです。
ピンが入っているため、治療には歯が割れる恐れがあると言われ、再根管治療もすごく勇気が入ります。
歯茎の痛みが大きくなってから治療しようと言った歯医者さんでは、デジタルでレントゲンを撮り、歯茎に少し膿が溜まっている状態を見ました。
歯茎の痛みが出たのは、2年前、固い食べ物をかじった時ですが、その時一番痛みが強かったのですが、そのまま放置しているうちに、痛みが引いてきました。
その後は固い物をかじると出てきますが、数日すると収まったりを繰り返します。
今は歯茎にプツッとできものができ、痛みが引いてきました。
関係あるんでしょうか。
最近痛みがあったので別の歯医者に行ったのですが、
そこの歯医者の先生は、レントゲン(デジタルではなかったです)を撮った後、
歯茎に膿があるかどうかの話はなく、
1番の歯は神経がなく、しかも歯根も他の歯より短い。歯茎の(?)骨も短く減ってきているようだし、
裏側のプラスチックも表面がボコボコしているから劣化してきています。
このままでは歯周病にも繋がりやすいので、細菌を繁殖させないため、
そして歯の寿命を延ばすためにも被せものをするといいですよ。
被せ物をしないのであれば、せめて薬剤だけはきっちり詰め直した方がいいですよ。
とのことでした。
「根管治療で失敗したケース」や他のケースを読んでみて、
被せ者はしなくてもいいのかもなどとだんだん思えてきました。
歯茎も歯医者に通い出したときは痛みがありましたが、今は引いています。、
渡辺先生に書いていただいたように、軽く叩くと他の歯よりひびき、少し違和感が残ります。
そんな症状ですが、やはり再根管治療を最優先に行うべきか、薬剤を詰め治すなどの処置でいいのか迷ってきました。
その辺りをまた教えて下さい。お願いします。
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-05-12 22:59:00
お話の内容からですと、根の病気が進行している可能性が非常に高そうです・・・。
被せ物については、根の状態がある程度良くなってきてから考えれば良いことですので、とりあえずは根の治療をしっかりと行う必要があると思います。
被せ物の状態が悪く、歯周病を誘発する恐れがあるということであれば、根の治療中は仮歯にしておくということで対応が出来ます。
まずは再根管治療だと思いますよ。
手順で言うと、
根の治療→歯茎の治療→被せ物 ですね。
こちらも参考にされてみてください。
⇒参考:根っこ治療(根管治療)のやり直し
あと、歯茎に出来た「プツッとしたもの」は多分フィステル(ろう孔)ですね。
(フィステルとは、膿が出てくる小さな穴のことです)
根管治療が上手くいくとこのフィステルはほとんどの場合消えますので、根管治療が上手く行っているかどうかの参考になります。
被せ物については、根の状態がある程度良くなってきてから考えれば良いことですので、とりあえずは根の治療をしっかりと行う必要があると思います。
被せ物の状態が悪く、歯周病を誘発する恐れがあるということであれば、根の治療中は仮歯にしておくということで対応が出来ます。
まずは再根管治療だと思いますよ。
手順で言うと、
根の治療→歯茎の治療→被せ物 ですね。
こちらも参考にされてみてください。
⇒参考:根っこ治療(根管治療)のやり直し
あと、歯茎に出来た「プツッとしたもの」は多分フィステル(ろう孔)ですね。
(フィステルとは、膿が出てくる小さな穴のことです)
根管治療が上手くいくとこのフィステルはほとんどの場合消えますので、根管治療が上手く行っているかどうかの参考になります。
タイトル | 歯茎に痛みがある前歯の治療方法について |
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質問者 | ももんがさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ | 歯茎(歯ぐき)の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。