説明も無く抜かれた前歯四本の神経と、連結クラウンについて

相談者: wakuwakuさん (29歳:女性)
投稿日時:2007-11-15 18:50:27
初めまして。

2007年の1月に神経を抜いた左四番の歯を土台(保険内:銀の土台
だけのままで被せものをせずに放置していたのが気になり、
2ヵ月ほど前から別の医院で治療を開始しました。

ただ、その歯が気になって通院しはじめたのですが、
最初に、前歯の治療を開始されました。

表からは異常が殆ど見られず、
痛みの自覚も殆どなかったのですが
裏側がひどい虫歯になっていたようで、
初回の治療の時に、事後報告の形で前歯の神経を抜かれました。

神経を抜いたことがあった歯は、通院のきっかけとなった
左四番の歯だけで、その治療の際も、「神経を抜く
ということに対して、抵抗があったのですが、
当時は堪えきれない痛みがあったため、止むを得なく
治療に踏み切った、という心境でした。

ただ、今回の場合は、特に前歯でもあり
しかも痛みの自覚も殆どなかった・・・なのに・・
という気持ちで、当初は歯医者さんに対して不信感で
いっぱいでした。

ですが、神経の治療を開始してしまった以上、
前回のように、神経の治療後放置・・のような
状態は避けたかったので、そのままその医院にお世話になって
居ます。

そして、初診から2ヶ月たった現在
(まだ左四番の土台後放置の再治療は行わず、、)
前歯四本の神経を抜き、クラウンを被せるための
治療をしています。

前歯四本(左1、2番と右1、2番)のクラウンなので
やはり、見た目と強度はお金にはかえられない、と思い、
オールセラミックの方向で先週お願いしました。
ちなみに、土台はファイバーコアです。

1本につき、ファイバーコア代:15,000円、
オールセラミッククラウン代:118,000円です。
4本分なので、合計54万円ほどです。

生涯の中で、一番高価な買い物ですが、、
10年間の前歯代と思っておりました。

そして、本日、型をとり、土台を再修正する
治療をしてきたところ、更に先生より
私の前歯の下の歯が通常よりも長いので、
年を経ると共に、前歯のクラウンにあたって、
やがてぐらぐらしてきたり、ずれてくる可能性がある。
オールセラミッククラウンを四本分繋げ、
更に、強度を上げるためにジルコニアの土台を
使用したものにしてはどうか、といわれまた。
(それにした場合、1本に付き、追加で20,000円程
必要だと言う事でした。)

これ以上の予算も出せないなぁ、と思ったのですが、
折角高いお金を掛けて直すなら、完璧にしたいと
思っているのも事実です。


ただ、初診の時に前歯の神経を事前の確認なく
抜かれたことと、そもそも治療を再開したかった
他の医院で治療途中の左4番の土台むき出し状態の
歯の治療がまだ未着手であることが、不信感を
生んでおり、今回の提案に対しても、不要な
高い治療を提案されているのでは??
と、懐疑的になっております。

そこで、先生方に質問なのですが、
この場合の提案

前歯4本分、そろってセラミッククラウンを入れる予定で、
かつ、前歯の下の歯が通常よりも長い人の場合は
今回のような

『オールセラミッククラウンを四本分繋げ、
更に、強度を上げるためにジルコニアの土台を
使用したもの』
にした方がいいでしょうか?

それとも通常とおり、1本づつにした方がいいでしょうか?
(ただ、この医院ではセラミッククラウンに
保障期間はないということです。)

また、初診のときより、
他医院での治療しかけていた
神経を抜いた左四番の歯を土台のまま放置し、
このような高額な費用が発生する自費治療
先に優先して行うというのは普通なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-15 20:10:44
はじめまして井野といいます。

前歯四本の神経を抜き、クラウンを被せるための治療をしています。
まず、なぜ神経を4本も取らなくてはならなかったのかが疑問です。
脅すわけではないですが、歯の神経を取った場合トラブルが出ることが多く神経が生きている歯の半分の価値もないと私は思います。
隣り合った4本の神経を抜くなんて相当虫歯が大きく歯の形もボロボロも状態の時ぐらいしかないと思うのですが・・・


>私の前歯の下の歯が通常よりも長いので、年を経ると共に、前歯のクラウンにあたって、やがてぐらぐらしてきたり、ずれてくる可能性がある
すみません、意味が分かりません。
29歳ですよね!?
50歳を過ぎて歯周病で揺れている歯ならまだしも、若い方の歯を連結する理由にはならないと私は思います。


>『オールセラミッククラウンを四本分繋げ、更に、強度を上げるためにジルコニアの土台を使用したもの』
4本繋げた被せ物は止めておいた方がいいと思いますよ。
4本も神経を取っている訳です。保険治療での根の成功率は抜髄で60%程度ですから確率的に言って1本は予後に不安が残ります。

将来的に1本の歯の感染根管でやり直しが必要になった場合、4本のオールセラミッククラウンを壊して外してしまわないといけなくなりますよ。


>強度を上げるためにジルコニアの土台を使用したもの
また、ジルコニアのコアですが、私はしたことないのですが、1つ言えるのは入れたら二度とコアを外せないような気がします。
ファイバーコアであれば削って外すことができます。
メタルコアでも慎重に外せば治療することもできますが、ジルコニアは非常に硬く今は削る道具(外す道具)も無い為お勧めできません。


>神経を抜いた左四番の歯を土台のまま放置し、このような高額な費用が発生する自費治療を先に優先して行うというのは普通なのでしょうか。
患者さんの主訴から解決するのが一般的でしょうね。


あまり良いことではありませんが、歯科治療には完治がない以上、ある程度は次のやり直しのことを考えた治療選択をしておかないといけないと私は思います。


もう一度先生とよく話し合いをした方がいいと思いますよ。
医療に100%はありませんが、このままでは後で必ず後悔すると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-16 10:03:28
井野先生と同意見です。


井野先生は「おだやか」な表現をされていますが、僕から見ると「?」の連続ですね。

「連結にする意図」
ジルコニアにする意図」
「主訴の歯よりも先に前歯を治療した意図」

などなど、担当の先生からしっかり説明を受けた上で、転院も視野に入れてセカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: wakuwakuさん
返信日時:2007-11-16 20:22:01
井野先生、タイヨウ先生、
早速のご回答ありがとうございました。


回答を拝見させていただき、
やはり、不信感は減るどころか募ってしまい、
まだ、前歯四本以外に治療が必要な歯が幾つもある
状態も踏まえ、信頼が出来るような他の医院を検討したいと
思っております。

ただ、今回の前歯四本に関しては、
既に神経も取られてしまっており、
クラウン以外の選択肢はない状態だと思うので、
連結ではない、個別のオールセラミック
決めたいと思ってます。

ただ、このように、転院を検討している心境で
このままこの医院でクラウンを入れたくないなぁ、と・・。。

ただ、歯型は昨日色々とっており、
本日写真撮影もしてきてしまったので、
この医院で入れるしかないものか、と諦めて
おります。
(帰り際の予約の際に、11/29にクラウンを入れます、
と言われました。)

それともまだ断りを入れることは
通常のスケジュール
(今日は11/16で、クラウンを入れる予定は11/29)
から言って可能なのでしょうか?

技巧士さんに歯型などのデータが行っているとは
思うのですが、作り始めていないのであれば
クラウンも他の信頼の出来る医院で入れたい、
というのが正直な気持ちです。

歯医者の先生方からすれば、
クラウンの制作行程に入っている治療の途中で
転院するなんてご法度、ということだと思うのですが、
この場合の断り方や、その可能性、是非について
ご意見をお聞かせいただけますと有難いです。

何卒宜しくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-11-16 20:54:47
はじめまして。
なんだか・・私も井野先生、タイヨウ先生と同じ感想です。


歯医者の先生方からすれば、クラウンの制作行程に入っている治療の途中で転院するなんてご法度、ということだと思うのですが、この場合の断り方や、その可能性、是非についてご意見をお聞かせいただけますと有難いです。

これは本当に難しいところです。
今もちょうど知り合いの歯科医がそれでトラブルになっていたりするのですが・・。

取り敢えずは、時間が経つほど不利になるかと思いますので、早めに連絡は入れられた方がいいでしょうね。

途中までは治療に同意(?)した上でコストがかかっていますから、どんな方法でも全額返金とまではならないかと思います。

一般的にはクラウン装着予定日の数日前までは出来上がってないはずなのですが、完成してしまうと全額要求されても止む無しかも知れません。

ただ現状、どこまで進んでいるのかを、実際に確認する方法がないのですが・・。


続きは中本先生にお願いします。

回答 回答4
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-11-16 21:16:16
はい、では中本より続きです。

ご質問の内容をうかがう限りの私見ですが、今すぐ(といっても、今日は遅いし、明日明後日はお休み? 土曜は開いているかも)キャンセルの電話をおかけすることをお勧めします。

もちろん私がwakuwakuさんの前歯の状況を見ているわけではありませんので、果たして神経を抜く必要があったのかどうかは分かりません。

ですが、いずれにしても主訴とは関係のない20代の女性の前歯4本の歯の神経を、充分な説明もなく抜いた、なんてとても許されるべき行為ではありません。

治療費に関しては、法的な一般論からお話します。

もしwakuwakuさんが、当該歯科医師の言われるがままに今回の治療を行ったという客観的な事実があるのであれば、錯誤による無効、あるいは詐欺による取消しを主張することができる可能性が高いです。この場合、wakuwakuさんが治療費を払う必要はありません。

ですが、具体的にこれら法的対応を取るとなると、個人での対応は中々難しく、弁護士との相談の上のアクション、となろうかと思います。

そういうわけで、まずは速やかにキャンセルの電話をされた上で、相手方の対応をうかがう、というのが現実的でしょう。

少なくとも、今電話されて、相手側から「そんなキャンセルは受け付けない。金額は全額払ってもらう」などと言われた場合には、弁護士に相談された方が良いと思います(また、相手にもそのことを伝えることが良いと思います)。

wakuwakuさんが、次は本当に信頼できる歯科医師・歯科医院に出会えることを、心から願っています。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-11-16 22:23:15
どうなんでしょう!?

私はここまでする必要があるのか!?と思ってしまいます。

私たちは相手の先生の意見も聞いていない訳で、一方的な患者さんの書き込みだけで話を大きくしてしまうのはどうなんでしょう!?

補綴物などの出来は入れてみないと分かりません、患者さん側のクレームだけで訴えられていては医療など成立しません。
まず、今回のケースであればまず先生とよく話し合うべきです。


治療方針がここの先生と違うだけで訴えられていてはたまったものではありません。私たちの判断が正論・正解とはかぎりません。

私たちは書き込みをした相談者の起す行為に責任を取れないのですから、その辺りには認識すべきです。


他の先生のこともある程度は考えながら回答をしないと、正直私は自分の首を締めているだけのような気がします。

もし自分が同じ立場ならまずここのサイトを恨みますし、良い捕らえ方はしないと思います。



違和感を感じたので一歯科医師として書き込みをさせてもらいました。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-11-16 23:21:00
本当は井野先生の言いたい事はわかります。

本当は、僕も言いたくないんです。

でも、それでいいんですか?

患者さんの利益を追求すべきでは無いんですか?



いいんです。

多分、ぼくは同業者から刺されると思いますよ。

でも、本当の事を言わなくていいんですか?



悲しいけど、ダメな歯医者はいますよ。
それを保護しなければいけないのでしょうか?

僕は口が悪いですからね‥。

でも、悲しい思いをしているのは患者さんです。


あ〜あ。
また、僕は刺されるんだろうなぁ‥。


とっても良い話を今日、聞いてきました。

他のスレッドにしますから読んでください。

回答 回答7
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-11-17 00:05:33
申し訳ありません。私の言葉足らずでした。

最終的な判断は、もちろんwakuwakuさんのお考えによります。

井野先生が回答されておられるように、私もwakuwakuさんのご質問をうかがっただけでの回答ですし、私の回答によりwakuwakuさんがアクションを起こした場合、それはwakuwakuさんと歯科医院の双方に対して第三者である私の“言葉”だけが影響を与えたことになり、これは大変無責任なことであると思います。

私も回答者として参加している以上、“言葉”だけの回答が第三者に影響を与えることの重大性を認識しているつもりでしたが、今回は流れにのってwakuwakuさんに積極的なアクションを呼びかける内容となってしまった感があります。すみませんでした。

まずは、井野先生がおっしゃるとおり、当該歯科医院との間で、しっかりと話し合われてくださいね。


ただ…

ただですよ。

ここから先は、本当に私の個人的見解です。

wakuwakuさんは今回左4番の歯の治療のために歯科医院を受診されたのですよね?

ところが、予期していない前歯4本の神経を取り、その後の治療費が計62万円!?

これは「医療の場で時として起こりうること」なのでしょうか?

それとも、臨床経験は限りなくゼロに近い未熟な私が、単に現実を知らないだけのことなのでしょうか?

医療というヴェールをまとっているものの、日常の消費生活から考えて、こういったケースにはそれこそ違和感を覚えてしまいます。


さて、wakuwakuさんには、かえって混乱させてしまったかもしれません。重ねて申し訳ありませんでした。

ただ、御自身が全く納得のいかないことを医療機関の言いなりになって、泣き寝入りされる必要はないと思いますよ。歯科医師と充分に話合われた上で、以降の対応をお考えくださいね。

病院の言い分、患者さんの言い分、その双方を中立の立場から判断するのが司法(裁判、ではありませんよ。念のため)の役割であり、それは本来充分に有効活用されるべきだと考えます(もちろん、医療機関側も、です)。

wakuwakuさんが、今回の件を最善の形で解決されることを願っております。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-11-17 00:23:59
私も言葉足らずだったかも知れません。
混乱させてしまい申し訳ありません。



治療内容が適切か否かについては井野先生の書かれた通りなので、正確な判断は出来ませんが、wakuwakuさんの書かれた

>このように、転院を検討している心境でこのままこの医院でクラウンを入れたくないなぁ、と・・。。

の点についてが私は最も重要だと思います。
(こちらの先生方全員が感じていることだと思いますが)


信頼関係が築けない場合は患者・医師ともが不幸になるだけですから、信頼関係を築く(=更に話し合う)か、もしくは止められる部分を止めて(=現在の技工を中止する)転院されるかした方がいいと思います。

どちらを選ばれるにしても、技工を早期にストップしてもらう必要はあると思いますよ。

回答 回答9
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-11-17 00:46:04
あ、そうだ。

一つ追記しますね。

私はよく「弁護士に相談されてください」と回答しますが、これは、弁護士への相談=訴訟、ではないです。

法的な対応は、この歯科相談室では限界があり、私も法律の一般論から回答することはできても、それをご質問の個々の事例にまで踏み込むことはできません。

ですが、wakuwakuさんをはじめとして質問者の方が私の回答だけでご自身で単独で行動された場合、かえって事案を複雑化させてしまう可能性が高いです。

また、医師と充分に話し合うとしても、一般に患者さん側の方が弱い立場にあることは否めません。そもそも、患者さん側から医師に対して話し合いの申出をすること自体、大変勇気のいることですよね。

そういった意味も含めての「弁護士への相談」です。一番ベストのアクションについてアドバイスしてもらえます。それは何も訴訟に限りません。

逆に、患者さん側の言い分に無理がある場合は、弁護士の方からストップがかかります。

というわけで、私は弁護士というものをもっと身近な存在として知っていただければ、と思います(と、まだ弁護士ではない私が言うのもこれまたどうかと思いますが、弁護士教官の多くがそのような見解ですので)。

ただ、相談料が高いのがネックなのですよね…

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2007-11-17 01:45:53
で、どう断りの電話を入れるのが良いか、名文句を今夜中に考えないといけないですよね??

いい言葉が思い浮かばないんですよね。。

今ずっと考えてたのですが

「やっぱりもう少し考えたいので、申し訳ないのですが一時製作を止めてもらえませんか?」

「それで出来ればもう一度、相談の時間を作っては頂けないでしょうか?」

とか?



それで一応、念のため(※訴訟するという意味ではないですよ^^;)、いつどの様な会話をしたか、記録しておかれてはどうでしょう。

ただでさえ専門用語が多くて分かりづらいと思いますから、そういう意味でも記録をとって、わからない点についてはまたこちらのサイトでも調べるなり、相談をして下さいね。

で相談の結果納得できる話し合いが出来れば一番ですし、やはり中断して転院するとなれば、それもまたひとつの方法かと思いますよ。

助言 助言1
助言者: さとさん
助言日時:2007-11-17 02:51:01
中本恵太郎先生、タイヨウ先生、
ありがとうございます。

私は、昨日、「説明なく神経抜くなんて許せません。訴訟はたいへんなので、訴訟するかしないかはその後で、とりあえず、医療過誤に詳しい弁護士さんのところに行ってレントゲン写真やカルテの証拠保全をした方が良いです。証拠保全はお金がかかりますが、長い目で見たらやっておいた方がいいです。」と書きました。

しかし、削除されてしまいました。


けれど、中本先生は、弁護士さんに相談した方が良いと書いてくださいました。

前医を否定せずというのが常識で、歯科医師同士庇いあいをするのが普通と言われているなかで、患者のためにモラルをもって仕事をされている先生方もいらっしゃるということで、日本の医療も捨てたもんじゃないと嬉しくなりました。

これも削除されてしまうかもしれませんが、お二方の先生にお礼を言いたくて書き込ませていただきました。



世の中、タイヨウ先生のおっしゃるように、残念ながらダメな歯医者さんもいます。けれど、そんな歯医者さんを野放しにしておいてよいわけがありません。

wakuwakuさんがかかってしまった歯医者さんは過去にも説明なく神経を抜いたことがあるかもしれません。

けれど、それに制裁が加えられなければ、また、その歯医者さんで新たにそういう患者が出てしまうかもしれないのです。


wakuwakuさん

説明なく神経を抜かれた時点で、説明義務違反の事実があるわけです。
どうか泣き寝入りせずにがんばってください。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2007-11-17 03:48:37
はじめまして。

えっと、さとさん?
こちらで書き込みの削除は絶対にしていませんが…。

一般の方の書き込み削除ができるのは僕だけなのですが、
僕は削除していませんよ。

この掲示板はリニューアルしたばっかりでまだ不安定なので、
もしかしたら何らかの不具合で消えてしまったのかもしれません…。

基本的にこのサイトは

「臭いものには蓋をする」 どころか、
「臭いものの蓋をこじ開けて匂いを嗅ぎまくる」

スタンスですし…。


wakuwakuさんの件についての僕の個人的な感想は、
せめてもう少しちゃんとした説明をするべきじゃないかなぁ…と思います。

神経を取ることはリスクもありますし、
それも保険外で高額な治療費もかかりますので。

もう抜かれた神経は戻ってきませんが、
せめてクラウンが少しでも長持ちするよう、
連結ではなく単独でお願いするくらいは良さそうですけど…。

ただ、僕は連結より単独のほうが良いと思っていますが、
中には連結するのが普通だと思われている先生もおられると思います。

重度の歯周病などのケースでは、
がっちり連結したほうが良いケースもあるのでしょうが…

wakuwakuさんのお口の中を実際に拝見していないので、
ご年齢や経緯などからの推測で回答してしまっていますので、
もしかしたらwakuwakuさんは連結をしたほうが良いケースだという可能性も、
ほんの少しあると思います。


過ぎてしまった事はもうある意味仕方がありませんので、
もし僕がwakuwakuさんの立場で妥協点を見つけるとすれば、
せめて理由無くクラウンを連結にすることだけは避けてもらう
ということでしょうか?

(なにか特別な理由があるのであれば、連結でも良いと思います)

⇒参考:連結冠
⇒参考:2本繋がってる奥歯の金属冠は、1本ずつにやり直してもらう方が良い?
⇒参考:繋げたクラウン(連結冠)を長持ちさせるためには?


神経を取ったからといって100%抜歯になるわけではなくて、
神経がある歯よりは劣る・・・という感じですし、
芸能界では神経を取ってクラウンにする治療は当たり前に行われていますから、
今回のことも説明不足という点を除けば、無いことは無い治療法です。

(なかなか一般の方にお勧めはできませんが…)

いろいろと今の歯科医院に不信感を感じられることもあると思いますが、
今の現状を受け入れて、少しでもベストに近い方法を検討していく…
というのが良いのではないかなぁ・・・と思います。

いずれにしても、まずは担当の先生と、
一度じっくり話し合われてみてはいかがでしょうか?

それでダメなら、第三者(弁護士)介入の検討も必要かもしれません。

以上はあくまでも僕個人の意見ですので、参考までに。

あと、以前ほぼ同様の内容のご相談がありましたので、
こちらも参考にして頂けると良いかと思います。

⇒参考:助けて下さい…審美歯科で前歯12本の神経を抜かれてしまいました…
⇒参考:事前説明無く、前歯12本の神経を抜かれ、セラミックを勧められました…
⇒参考:健康な歯を12本差し歯にしてしまう事が、普通の歯科の判断なのか?


本当にいろいろと大変だと思いますが、
wakuwakuさんが今回の件を最良の形で乗り越えられますことを祈っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: wakuwakuさん
返信日時:2007-11-17 07:40:19
お世話になっております。

井野先生、タイヨウ先生、渡辺先生、中本先生、田尾先生、
貴重なお時間をさいていただき、本当にありがとうございます。

攻撃的なご意見?!から歯科医同士としての
中庸の立場からのご意見など、様々な先生からコメント頂き、
びっくりすると共に、このサイトに出会えたことを改めて感謝しております。
------------------------------------------

なんだか紛糾させてしまっているようで恐縮なのですが、
今回の前歯4本のクラウンの件は、
自分の拙い判断や、諸先生方の書き込みのご意見
だけで、現在の医院に無理をさせてしまうようなことには
絶対にしたくないと思ってます。

また、井野先生が他の先生方にご忠告されていたように、
私が、ここに、レントゲンなど客観性のある
正確なデータを提示していない以上、
「痛みも見た目も神経が抜かれるような
虫歯として自覚がなかった、なのに抜くなんて・・」
というのはあくまでも治療に無知な患者としての
感想、独り言でしかありません。

もしかしたら、担当の先生としても、
レントゲンなどの状況をみて、主訴の上左四番の土台剥き出しの
その歯よりも、患者は自覚していない前歯の虫歯がひどく、
治療に時間が掛かりそうだ、それでは先に治療を開始しよう、
という治療方針だったのかもしれないのです。

ただ、そうはいっても、神経を抜いた治療後に
取り返しのつかないその事実を伝えられても、
患者として、意見や希望を伝えることが既にできず、
もはや残された治療方法に従うしかないわけで、
その点は、事前に全体の治療方針を説明してもらえない、
治療に関するコミュニケーション不足だった、
と言えると思います。

主訴の上左四番の土台剥き出しの歯の治療についても、
治療計画などの説明が今だなされていないのも同様で、
治療の優先順位の理由や、諸般の事情により
未着手なのであればそれを伝えて頂けることで、
不信感や懐疑的な気持ちも生まれることもなかったのかな、
と思います。


ただ、コミュニケーションはきちんと
とりたいと思っているのですが、
15回ほど通院し、患者として体感した事実として
今の医院ではその実現は厳しいそう、
今後も望めないのかな、と思ってしまってます。

状況としては、今回の医院は治療は院長先生が1人で行っており、
常時3、4人ほどの患者さんを平行して診られている状況で、
治療後、先生は別の患者さんのところに直ぐに行かれてしまい、
結局、治療代を払う際に、受付の方に次回の治療について、
お聞きすることが多く、先生と直接納得できるような
お話ができていません。

勿論、しつこく食い下がり、気忙しくされている先生を引きとめ
時間を取っていただくことも可能かもしれませんが、
私自身、気が引けてなかなかお声掛けしづらく、、、。

そういう状況なので、抜髄が事後報告などという
診療を毎回されているわけではないのですが、
程度の差こそあれ、治療に関するコミュニケーション不足は
感じ続けております。

次の治療はどのようなものが選択肢としてあり、
保険内治療・自費治療含めて)
それぞれのメリット、デメリットについて、
また、その中から先生が最良だと思われる治療、
その理由、など等。

簡単でもいいので先生から治療対象の歯の情報とご意見を頂き、
それから、歯の持ち主としての私の意見や希望を伝え、
(治療は長くかかっても、神経だけは残していきたい、とか
見た目が一番綺麗になるような治療にしてもらいたい、とか。)、
それに費用や期間などを加味し、最終的には患者として
決断し、お任せする・・・というプロセスを経たい、
という治療を受ける側からの治療に対する要求は、
そもそも高すぎるのでしょうか。。

このサイトで各先生方がおっしゃるように、
保険適用内が大半であるような医院の診療において、
各治療について、患者に納得してもらいながら進める
いわゆる「インフォームドコンセプト」をしてしまうと、
大半の歯科医院の経営に影響が出てしまうのが、現状だ、
という事情があると知ったので、私が抱く治療のプロセス
というのが、非現実的な高望みなのかもしれません。

このように考えると、
全ての治療に関して、
「幾ら掛かってもいいから完全に納得のいく治療をしたい」
と言いきれない庶民として、今後の歯科治療に対し、
多少悲観的になりつつも、善後策について自分なりに
色々なことを考えました。

皆さまのご意見も拝見した現時点での考えとして、
やはり、今回の前歯のクラウンの治療は
制作過程に入っているだろうと思われますし、
現時点でキャンセルなどの希望を伝えた場合、
揉めることが予想されます。

しかも、これが一番哀しいのですが、
神経を抜いてしまったこの前歯に
神経が蘇ってくることはありません。。

また、治療について疑問や不審を頂きつつも、
転院する決断をしてこなかった自分自身の優柔不断さや、
良い治療を受ける為の自覚や勉強が足りなかった、
という患者としての私の責任もあるので、
前歯のクラウンを入れてもらうまではして、
その他の歯の治療については転院し、診ていただこうかな、
と思ってます。
(ちなみにクラウンの種類についてですが、連結について渋い
返事をし、持ち帰って改めて連絡します、と言ってありましたが、
昨日の歯の写真撮影時に、先生から
技工士さんから個別のオールセラミックでも強度に問題はまぁ、ないでしょう」と言われたから、当初の予定通り、それにしましょうか、と言うことでした。
もともと歯茎などの病気はなく、下の歯が長めなので、
クラウンとぶつかってずれてしまうのを防止する為に、
連結して強度を上げたほうがよいのでは?という提案でした。)

ともかく、今後は今回のような気持ちの良くない治療を
二度と受けないために、次回の医院では治療が開始される前に
少なくとも神経をぬくような治療になりそうであった場合は
事前にお伝えいただけるよう、
また、神経を抜く以外の選択肢はあるのかないのか、の
ご説明だけはお願いしようと思います。
------------------------------------------

最後に・・

患者として歯科治療を受ける際、
治療の内容、是非の判断、選択肢の有無、などなど、
担当の先生の提示されるもの以外に情報がないのが
私を含めた多くの患者さんの現状だと思います。

このサイトでご意見を頂戴するまでは
私も本当に困り果てていました。

ただ、今回、このサイトで他のスレッドなども
拝見したり、歯の治療について、
インターネットで調べられる限りを見回り、
患者としての私自信の意識も変えていかなければ、
最終的に満足のできる治療には出会えないのだろうと、
ようやく気付いたような気がします。

虫歯になってしまった以上、一生涯何らかの処置や治療を
歯科医院の先生にお願いしなければならないのですが、
一方的にご無理をお願いするなんてことはできません。

今後、患者としては出来るだけの
【時間や費用の覚悟、時には痛み】を、
治療を託す先生には
【最善の治療への真摯さ(説明、施術)】を。

患者、先生、双方の全てをテーブルの上に並べた上で、
多少の妥協や取捨選択はあったにせよ、
その時の互いの精一杯を尽くす。

ギブ&テイク、まさにその意識や覚悟がなければ、
そもそも信頼できる医院も見つからないのかも、
と、自戒の念を込めて考えてます。

・・・なんて事を考える暇があったら、
まずはこれ以上ひどい虫歯にならないよう、
生活習慣や歯磨きを徹底的に直していかねば!


長い書き込みですが、最後までお目通しいただき
ありがとうございました!

皆さまからの励ましや忠告を含めた様々な角度、
立場からのアドバイス・ご意見を頂戴できたことに
改めて御礼申し上げます。

回答をされている諸先生方、
忙しいお仕事の合間に、沢山のご意見を書き込んで頂き、
頭の下がる思いで拝見しておりますが、
是非今後も私のような状況や心境で
悩んで駆け込んできた(書き連ねてきた?)方々に
引き続き、ご助言していただけます様、
今後とも何卒宜しくお願いします。
助言 助言2
助言者: さとさん
助言日時:2007-11-17 13:54:53
田尾 耕太郎先生

>えっと、さとさん?
こちらで書き込みの削除は絶対にしていませんが…。

>一般の方の書き込み削除ができるのは僕だけなのですが、
僕は削除していませんよ。

>この掲示板はリニューアルしたばっかりでまだ不安定なので、
もしかしたら何らかの不具合で消えてしまったのかもしれません…。

>基本的にこのサイトは

「臭いものには蓋をする」 どころか、
「臭いものの蓋をこじ開けて匂いを嗅ぎまくる」

>スタンスですし…。

そうですか。私も文字を打ち間違えて修正したりしているうちに、一度書いた投稿を誤って消してしまって、再び書き直して投稿したり、リニューアルした掲示板に慣れていなかったので、投稿したつもりがされていなかったのかもしれません。

「コメントを投稿する」ボタンと「この内容で投稿する」ボタンの2つのボタンを押さなければならないので、2回ボタンを押すことが必要なのですよね。

たぶん、1回だけしかボタンを押さなかったのだと思います。すいません。

田尾先生の
「臭いものの蓋をこじ開けて匂いを嗅ぎまくる」という御言葉、すごく嬉しいです。
田尾先生のような方が管理者でよかったです。


私も、田尾先生が例をあげた

⇒参考:助けて下さい…審美歯科で前歯12本の神経を抜かれてしまいました…

は以前読んですごく心に残っていて、今回もそれの二の舞かと心を痛めておりました。

また、田尾先生が例をあげてくださらなかったら、私も過去ログから拾い出だしてこようかと思っておりました。


wakuwakuさん、

私は訴訟を進めるわけではありません。

というのは司法の世界は必ずしも公平ではなく、特に医療訴訟は、最初から被告の医師側が勝つようなシナリオができあがっていたかのように、いくら原告がかんばっても、被告のインチキ臭い証拠ばかり採用され、呆れる判決が多いからです。

ネットなどの医療裁判を公開している人でも、「馬鹿馬鹿しくてやってられないよ」と書いている人もいらっしゃいます。

ただ、良い弁護士さんに依頼すれば勝訴できる確率は高いと思います。

医療でも被害にあい、司法でも被害にあうことも珍しくもなく、裁判に時間とお金をつぎこんで、無駄に労力を使うこともないのかもしれません。

けれど、変にものわかりのよい患者になる必要はないと思います。


>虫歯になってしまった以上、一生涯何らかの処置や治療を
>歯科医院の先生にお願いしなければならないのですが、
>一方的にご無理をお願いするなんてことはできません。

とwakuwakuさんが書き込まれていますが、歯医者さんである先生方だと言いずらいと思いますので、一般ピープルの私がはっきりと言わせていただきます。

実際のところ、本当に虫歯であったのかどうかさえ怪しいと思います。

ちゃんと、レントゲン写真を見せてもらって説明を受けましたか?
もしかしたら、その歯医者さんは、変に感じよかったりしませんか?

威張ったりして感じが悪かったら転院する気にもなるでしょうが、その歯医者さんは、wakuwakuさんのことを金のなる木に見えて、感じよく対応しているのかもしれません。

私は、しがらみのない一般ピープルですから、今までの経験からはっきりと言わせていただきます。

レントゲン写真も見せられないような歯医者さんはろくでもない歯医者さんが多いですよ。

私も人を見る目がないので、歯医者さんではとても痛い目にあいました。
だから、言わせていただいているのです。

私個人としては、もう、その歯医者さんには来院せずに証拠保全をお勧めしますが、仮に、来院するのであれば、まず、レントゲン写真を見せて説明してくれるようお願いしましょう。

その時に、できれば、会話をテープに録音しておくとよいです。

前歯は目立つところですし、とても重要です。しかも4本です。

神経抜けば、将来的に抜歯になる可能性が高くなるわけですし、ここでおとなしく、同じ医院で治療を受けると将来、後悔することになるかもしれません。

その先生には、「お金が必要になって、計62万円も払えなくなった」と言ったらどうでしょう。たぶん、そういう先生は態度をがらっと変えると思いますよ。

wakuwakuさんがお金を払えそうな患者に思えたから、親切なふりをして治療を勧めているのかもしれません。

本当はこんなこと余計なおせっかいだとは思います。
wakuwakuさんがおっしゃるように、抜いてしまった神経は元に戻りませんし。

ただ、タイヨウ先生がおっしゃったようにダメな歯医者さんはダメな歯医者さんです。

だいたい、私の言い分から言えば、勝手に神経抜いたんだから、その歯医者さんが、他の医院で最高の治療が受けられるように、逆に治療費を払えという感じです。そういう権利はあると思います。

良い弁護士さんに相談すれば、そういうことも可能かもしれません。

繰り返しになりますが、変にものわかりのよい患者になる必要はないと思います。
62万円出せるのであれば、1度、弁護士さんに相談された方がいいです。
助言 助言3
助言者: ぞのさん
助言日時:2007-11-17 15:20:46
>本当に虫歯であったのかどうかさえ怪しいと思います。wakuwakuさんがお金を払えそうな患者に思えたから、親切なふりをして治療を勧めているのかもしれません。

↑何の証拠もなくここまで言うのは言い過ぎでは?

質問者さんのことを心配しての発言と思いますが、このような発言は質問者さんを不安に陥れることにしかならないでしょう。

これほどの大きな侵襲と高額な費用のかかる治療を何の説明もなく進めたのは傷害罪に近い行為だとは思いますが、金になりそうな患者だから全く問題のない歯をセラミックにしてやろうなんてそこまでやるでしょうか?

↑のような悪意があってしたことなら免許取り消しなど行政処分の対象になりますので、普通はこんなリスクを冒すとは思えません。

ちょっとした虫歯だったのにやりすぎてしまった、でもその歯科医師本人はやり過ぎたとは思っていないというのが実際のところではないでしょうか?
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2007-11-17 22:08:37
20年前は、いたって普通だったオールドスタイルの歯科医師ということでしょうか。

質問をする間もないほど忙しく、並行して3〜4名を治療しておられるということですので、多くの患者さんにそれなりの評価を得てるのかと思います。

今となっては時代遅れで、wakuwakuさんに対しての治療は不適当であった。 といった評価であれば、さして口をはさむつもりはありません。私もそういったスタイルは好ましいとは思いませんので。

ですが、悪くて排除すべき歯科医師という評価はいかがなものでしょうか?

悪い歯科医師と言っても、それって、ほんとうに患者さんにとって利益のある分岐点で評価してるんでしょうか?

その先生はもちろん、その歯科医院に通院しているwakuwakuさん以外の患者さんの声はまったく聞いてませんよね。

私がここで、他の歯科医師の非難を極力しないのは、さとさんが書かれた、「前医を否定せずというのが常識で、歯科医師同士庇いあい」だからではもちろんありません。

この場が、先方の先生が反論できる機会をまったく与えられておらず不平等きわまりないことであるのが第一の理由です。

別の理由として、他医を非難するのはモラルからではなく単に歯科治療に対する価値観の相違のためであり、結果として患者獲得という自己の利益を得ることが少なくないからです。

たとえば、前の歯科医師の治療の悪口を散々言ったあげく、まだ残せる歯なのに速攻抜歯してインプラント なんて歯科医師もいます。

本人は、まったく悪いとは思っていないでしょうが、患者さんにとっては、利益があったとは言いがたいケースも多々あるかと思います。

wakuwakuさんにとっては残念なこととなってしまいましたが、抜髄に関して、(今でもそうかもしれませんが)一昔前には、それほど大変なことだとの認識はなかったわけで、その辺を考慮せず、前医の処置を非難することがwakuwakuさんのためになるとは、必ずしもかぎらないのではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: wakuwakuさん
返信日時:2007-11-18 02:14:53
コメントを下さった皆さまへ

昨晩の書き込みを最後にしようと思ったのですが、
さとさん、ぞのさん、森川先生が更にコメントを下さったので、
スレッドを立てた張本人として、
発端の「相談」から趣旨は外れますが、
思ったことを書かせて頂きます。

-----------------------------------

まず、なぜ「相談」という書き込みをしたか、
ということについて。

私の書き方がいけなかったのかもしれませんが、
担当の先生の悪口を言いたかったのではなく、
被害者面をして窮状を訴え、同情して頂きたかったのではなく、
なかなか担当の先生とコミュニケーションが上手く行かない
そんな治療を受け続けている中で、色々な疑問点が出てきて
しまった。

この疑問に対して、少しでもいいから、
歯科治療の事情のわかる先生に
アドバイス頂きたかっただけなのです。

遡っては井野先生が警告されており、
また、直近のコメントで森川先生の仰るとおり、
この場においてのやりとりの発端である
患者からの「相談」というものは、
正確なデータも提示できない、歯科治療に対して
素人である患者からの一方的な意見や状況説明、
もしくは感想でしかありません。

それに対して、治療全体の是非を問うような
判断材料としては、価値は殆どないし、
公平性や客観性もないものではないか、
というのはまさに真実だと思いますし、
私自身も全体の印象として、
今回担当して頂いた先生を頭から
全否定するつもりはありません。

しかし、現実として心の中に疑問や不信感、迷いがあり、
それが担当の先生との間で解消できなかった、
だからここに「相談」したわけです。

そして「相談」し、
様々な立場やご経験をされている
皆さまからご意見を頂くことで、
自分の心が改めて整理でき、少なくとも迷いが解消され、
より良い治療の為の決断ができた、と思ったのです。

(本当はこれから生活して行く中で見えてくるものだけが
真実で、現時点では思い込んだに過ぎないものだと思いますが。。)

そうは言っても、そう思うことで救われたような気持ちになれた、
というのが、インターネット上であるこの場の物理的な限界を考えると「相談」する側にとっては実は一番の意義だったり価値ではないのだろうか、と・・。

-----------------------------------

「相談」した今回の件は、
色々なご意見を頂きましたが、
簡単に言えば性格の不一致(そして離婚?!)、
そういうようなことであったのかと、
落ち着いた気持ちで考えています。

担当の先生が一方的に悪い、ということではなく、
治療方針や各治療に対する双方の価値観の相違
が根底にあり、確かに他の患者さんにとっては
それが好ましく思えるのかもしれないのだけれど、
私は受け入れきることが出来ない点が幾つも出てきてしまった。

じゃあ、とことん話し合おうか、とも思ったけれど、
どうも私1人の努力では状況的に解決できそうもない。

それではこれ以上無理をしなくてもいいかな、
と思ったので、クラウンだけは最善の選択をし、
担当医に無闇な迷惑を掛けたくはないので、
予定通りに装着していただいた所で、転院しよう、
ということを「相談」の上で改めて考えることが
出来たことに感謝しています。

読み手の人によっては色々な捉え方をされることも
あるのだろうと思いますが、「相談」した張本人としては、
一連の皆さまの書き込みも参考に自分の心の整理が付き、
そのことで迷いが晴れ、善後策の為の決断ができ、
救われた気持ちになれたことが一番有難いと思い、
同時にこのサイトに出会い、患者として新しい意識の芽生え
が出来た事に感謝しているのだ、と言っておきたく、
改めてコメントさせていただきました。



タイトル 説明も無く抜かれた前歯四本の神経と、連結クラウンについて
質問者 wakuwakuさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
歯科/医療ミス
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
医療ミス、不信感その他
クラウン・被せ物の連結(連結冠)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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