歯肉からの出血で根の治療が出来ない場合は、どうすればよい?

相談者: みきさん (30歳:女性)
投稿日時:2008-01-26 12:46:30
根治療中に根の病巣が進行する事はありますか?

根だけの歯なんで歯肉炎歯肉が上に上がってきています。
根治療の邪魔になって進まない状態です。

また歯肉炎の歯肉なんで出血があり上手く根の治療が出来ないです。

このような場合はどのような方法で進めることが出来ますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-01-26 13:23:53
どの程度の歯肉炎なのか見てみないとわかりませんが‥。

僕は

 浸潤麻酔
 レーザーで余計な歯肉を除去
 止血
 レジンで隔壁(防護壁)を作る
 ラバーをかけて根管治療

と言う手順で行います。
参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-01-26 13:25:25
難しい質問ですね。

どのレベルで治療をするかにもよりますね。

理想を言えば、フロアブルレジン(流動性のるプラスチック)を用いて隔壁(壁を作る)を行います。

ただし、これを保険治療内でしてくれと言ってもまず98%断られます。

(2%ぐらいにかけるか!? 渡辺先生のような意識の高い勤務医ぐらいではないですかね、やってくれるのは・・・)

この方法は接着を応用しているので今の所理想的な方法なのですが、保険では治療費&材料費も請求出来ないため現実・・・


後は即重レジンでこの隔壁を行うかですね!?

接着などはしていませんが歯肉が中に入るようなことは避けられます。これも治療費が請求できませんが、材料費は安いので頼めばしてくれるかもしれませんね。

因みに、この隔壁は海外の歯内療法専門医にオプションとして併用してもらうと平均250ドル請求されるそうです。

この隔壁を行わないと唾液が歯の中に入り込むリスクが大きくなります。

その他、毎回治療前に電気メス、レーザーで歯茎を切るか!?

ですが、この方法も私の県では算定してはいけない暗黙の地方ルールがあるので・・・、私の県では治療費の請求できません。



一応先生にお願いをして、電気メス、あればレーザーで歯の中に入った余分な肉だけをカットしてもらい、即時重合レジンで壁を作ってもらった方がいいと思いますよ。


理想とかけ離れた20年前の治療費&基準ですからね、日本の現場では難しい問題かもしれません。

この前も国会で歯科医療現場のことが取り上げられていましたね。
今年の4月の点数改正でも医療費削減から良い方向に向くとは思えませんし・・・

歯チャンネルを読んで、
まずは悪くならない努力をしてくださいね。

  

おっと、タイヨウ先生と被った。
タイヨウ先生も隔壁しているのですね^^ 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-01-27 13:38:51
はじめまして中村です。

私の場合も根管治療が優先して行なわなければいけない場合は、レーザーにて一時的に歯肉を除去し行ないます。

根治の回数がかかりそうな場合には隔壁が必要になるとおもいます。

回数が少なく治癒が見込める場合は最初に歯肉を除去するだけで、なんとか根治を終了できると思います。(アポイント間隔にもよりますが・・・)。

しかしその後が問題ですが、最初に邪魔をしていた歯肉はおそらく生物学的幅径をおかしているためのものではないでしょうか。

これは、骨より上に健康な歯質が約2mm以上ないと必ず歯肉が歯の上に乗っかってきてしまう原因になります。

ですから、根治終了後に支台築造(土台を入れる)前には、(あくまで理想ですが)この関係を是正しておかなくてはなりませんのでご注意を。

ちなみに是正する方法は私がよく行なうのは、

エキストリュージョン矯正的廷出
臨床的歯冠長延長術

です。

どちらも保険外治療です。数千円ぐらいの処置だと思いますが・・・。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-01-27 19:28:31
はじめまして、中村先生

いきなりなんですけど、初突っ込みですみません。

エキストリュージョン

エクストルージョンですよね!?


>数千円ぐらいの処置だと思いますが・・・。

私の周りの先生では大体数万はしています。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-01-27 21:20:54
>数千円ぐらいの処置だと思いますが・・・。

私の周りの先生では大体数万はしています。
もう少し高いかな・・・・

でも、フロアブルで隔壁作るのは、保険で(ただで)してますけど。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-01-27 23:33:40
>しかしその後が問題ですが、最初に邪魔をしていた歯肉はおそらく生物学的幅径をおかしているためのものではないでしょうか。

これは、骨より上に健康な歯質が約2mm以上ないと必ず歯肉が歯の上に乗っかってきてしまう原因になります。

もう一つ突っ込みを。

よく、生物学的幅径をおかしているとか、破壊しているとかいいますが、生物学的幅径(上皮付着と結合組織付着)は必ず存在します。もしなければ潰瘍です。

この場合はプラークコントロールができないことで歯肉が炎症を起こして、増殖しているだけです。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 00:04:32
>よく、生物学的幅径をおかしているとか、破壊しているとかいいますが、生物学的幅径(上皮付着と結合組織付着)は必ず存在します。もしなければ潰瘍です。

私も歯周の先生が言う歯茎の下に虫歯が広がったものに、歯肉を手術で下げないといけないと言う考えはどうも・・・

歯茎の下に出来た大きな縁下カリエスがあっても長期にわたって問題の出ていない歯も沢山ありますし、

健全歯質を出す為にわざわざ手術・・・!?

その1本の歯の小さな修正に両隣の歯&骨にリスクも出てきてしまい、あまりにリスクが大きすぎて積極的にするのはどうかな!?と思います。

また、日常の問題として、1本の歯の為に歯茎のラインが1本だけ下がってしまい歯磨きがより複雑になる。

その歯茎のラインを合わせる為にエクストルージョンをして歯肉弁根尖側移動術(APF)などをすると言いますが、日本人のような短い歯の何割が適応になるのでしょう!?

私もエクストルージョンしますが、殆どが最も歯の長い犬歯ですし(私はエクストルージョンとAPFとセットで治療費を15万以上貰っています、1年に1本あるかないかですが)3〜6本ぐらい連続した前歯のAPFはたまにしますが。1本のAPFはまずしません。

縁下カリエスの問題で手術しても7番の遠心のウエッジオペぐらいですね。

前歯・小臼歯のような単根の短い歯にエクストルージョンしてAPFしても埋っている面積が少なすぎて動揺歯になったり、臼歯部にしても下手に牽引しても根分岐部が出てしまい根分岐部病変で問題になったりと。


1本の歯の縁下カリエスで積極的に矯正&手術をする必要は個人的にはないと考えています。


凄く精度良く作って研摩したレジンマージン、メタルマージンの方が患者さんの負担も少なくていいのでは!?と考えています。

*当然、人工物への歯茎の付着などは期待していません。


すみません、小牧先生の意見に便乗してしまいました^^;
すごく個人的な意見です。

 

>みきさん

すみません、よく脱線するので気にしないでください^^;
とりあえず今回の質問に関しては、

「隔壁をお願いしてみてはどうでしょう!?」

と言うのが私の回答です。 

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 00:12:12
なるほど、不用意な治療費の提示等を行なうべきではありませんね。
もうすこし周りの先生方の相場を知っておく必要がありましたね。
恐縮です。

小牧先生のおっしゃる通りかもしれません。

実際に自分の目で確かめてみないと断定的なことはいえませんが、歯肉炎症によるものであれば、患者さんにとっては何度も歯肉の除去という苦痛を味わう必要がないのでベストですね。

勿論、隔壁の有無もあるとおもいますが・・・。

私の話は理想論的なのかも。

いけませんね・・・。
患者さんの参考になるよう
めげずに少しでもお役に立てるように邁進します。

また突っ込みして下さい。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 01:11:22
>みきさんへ

話がそれます。
しばしご静観下さい(^^;)



エキストリュージョン
>>エクストルージョンですよね!?

発音の問題なのでどちらでも良い気はしますが、

「エクストルージョン」の語源は
「エキストラクション(抜歯)」ではなく
「エクルトルード(押し出す)」なので、

どちらかと言うと「エクストルージョン」のほうが正確でしょうか?

[音声で聞けます]
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=extrusion&kind=ej&kwassist=0&mode=0



>1本の歯の縁下カリエスで積極的に矯正&手術をする必要は個人的にはないと考えています。

小臼歯の縁下カリエスなど、エクストルージョンが有効なケースもけっこうあるんじゃないですか?

ただ、以前新人いびり隊長のタカタ先生(今日一緒に勉強会に行ってました)と、


【理想的な治療をするためには】

フェルール:2mm
・バイオロジック・ウィズ:2mm
・コアの長さ:歯根長の1/2以上
・根管充填材:4mm


ということなので、最低12mmほど歯の長さが必要なのでは?というようなことをお話をさせて頂いていました。

・・・12mm!?

じゃあ、12mm無い場合はどうするのか?
抜歯?

何を優先し、何をあきらめれば良いのでしょうか…?
(バイオロジック・ウィズは変えられませんが…)

当然歯単独のことよりも、プラークコントロール咬合がまずありきで、ケースバイケースだと思いますが、けっこう興味深かったので、もしよければ皆さんのご意見もお聞きしたいなぁ…と思いました。

例えば


・上4番
歯肉縁下2mmのカリエス
歯肉溝2mm
 (2mmのフェルールを得るためには、4mm引き出す必要あり)
・骨植8mm(歯根吸収で短くなっている)
・咬合、プラークコントロールに問題なし
・他の歯は健康、歯列歯肉等にも異常は無し
・患者さんは費用・時間に糸目をつけない


だったとしたら、どうされますか?
(絶対に正しい方法というのは無いと思いますが…)

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 20:37:32
個人的には患者さんの理解が得られれば抜歯です。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 20:43:42
荒木先生、こんばんは。
情報を追加しま〜す。

・30歳女性
歯根吸収矯正治療によるもの

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 20:54:08
この場合って外科の対象にならないのでは!?

>4mm引き出す必要あり

って
8−4=4mm + エクストルージョンで上がった骨__mm


ですよね、レントゲンで判断しても出来ていて1mmちょっと5mmでは予後に不安が残るので抜歯




もしくは外科なしでメタルorレジンマージンでお迎えがくるまで口の中で仕事をしてもらいます。

患者さんにはこの2択で患者さんの好きな方で治療を行います。


設定の
>8mmの骨植
でも動揺があれば、直に抜歯と判断する時がありますよ。

もう少し植わっていないと・・・

 

みきさん>
人のスレで好き勝手やってすみませんね・・・^^;

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2008-01-28 23:55:52
生物学的幅径の認識について。

形成で傷つけたり虫歯歯質が無くなればその分必ず歯根膜を破壊して、生物学的幅径を確保します。

オペをするのは、生物学的幅径を確保するためではなく、補綴物のための、フェラールの幅を確保するために行うのです。

フェラールの分だけ、支持骨を削ってすでにある生物学的幅径を根尖側に下げることです。



もう一つ、2mmの幅は統計的な平均で、しかもそのもとになる文献は、頬側(舌側もだったかな?)の平均で、隣接面は含まれていません。かなりデータに幅があったように思います。

私的な感覚として、正常な歯肉なら、隣接面はもう少し広いように思いますが。

手術で意図的に2mmに設定しても、そのとうりに回復するとは限りません。




タイトル 歯肉からの出血で根の治療が出来ない場合は、どうすればよい?
質問者 みきさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯茎(歯ぐき)からの出血
根管治療関連
回答者




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