根管治療後数年経ち、病巣や自覚症状が無くても、再治療は必要?
相談者:
2004さん (43歳:女性)
投稿日時:2008-04-17 11:03:32
いつもお世話になっております。
現在海外在住です。
今日は、「神経の死んでいる歯の根管治療について」ご相談させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
右下4
左下3、4
※ 3本共に、今まで虫歯治療や根管治療はしていません。
歯が黒ずんできていることは、5年位前から何となく気になっていました。
歯茎も若干黒ずんでいますが、歯茎が膿んでいる様子はありません。
また、歯茎を押してみても、右下4は、そういわれてみれば、ちょっと痛むかなぁ程度の感覚で、他、左下3、4は、特別痛みはありません。
左下4は、歯茎がかなり下がってきています。
(10年位前から。ちなみに、歯がぐらつく等の症状はありません)
レントゲン上、根尖病巣は確認できていません。
このように、
* 神経が死んだと思われる頃から結構な期間が経過しており
* レントゲンで根尖病巣が見当たらず
* 特に、自覚症状が感じられない
といった場合でも、神経の死んでいる歯は、早いうちに根管治療をした方がよいのでしょうか?
担当医は、「既に神経が死んでしまっている。折れることも考えられるし、細菌感染が起こる可能性もあるから」と、根管治療を強く勧めます。
基本的には、技術的にも人柄的にも惚れ込んで選んだ先生なのですが、何せまだ付き合いが浅く(今年から通い始めました)、今ひとつしっかりとした信頼関係が築ききれていない状態です。
しかも、何かと言えば、すぐに「根管治療、ダメなら、さっさと抜いてインプラント」とケロッと言い出す傾向があります。
私としては、必要ならば、ぜひ根管治療を!とは思っているのですが、実際は、治療の必要がなく、下手に触ってしまったばかりにトラブル発生ということもあり得るのかも? と、一抹の不安が取り除けず、悩んでいる次第です。
近いうちに、この件での担当医と話し合う機会を設けるつもりです。
それまでに、自分なりに勉強をして予習をしておきたいと思っています。
参考までに、先生方のご意見をお聞かせいただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
現在海外在住です。
今日は、「神経の死んでいる歯の根管治療について」ご相談させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
右下4
左下3、4
※ 3本共に、今まで虫歯治療や根管治療はしていません。
歯が黒ずんできていることは、5年位前から何となく気になっていました。
歯茎も若干黒ずんでいますが、歯茎が膿んでいる様子はありません。
また、歯茎を押してみても、右下4は、そういわれてみれば、ちょっと痛むかなぁ程度の感覚で、他、左下3、4は、特別痛みはありません。
左下4は、歯茎がかなり下がってきています。
(10年位前から。ちなみに、歯がぐらつく等の症状はありません)
レントゲン上、根尖病巣は確認できていません。
このように、
* 神経が死んだと思われる頃から結構な期間が経過しており
* レントゲンで根尖病巣が見当たらず
* 特に、自覚症状が感じられない
といった場合でも、神経の死んでいる歯は、早いうちに根管治療をした方がよいのでしょうか?
担当医は、「既に神経が死んでしまっている。折れることも考えられるし、細菌感染が起こる可能性もあるから」と、根管治療を強く勧めます。
基本的には、技術的にも人柄的にも惚れ込んで選んだ先生なのですが、何せまだ付き合いが浅く(今年から通い始めました)、今ひとつしっかりとした信頼関係が築ききれていない状態です。
しかも、何かと言えば、すぐに「根管治療、ダメなら、さっさと抜いてインプラント」とケロッと言い出す傾向があります。
私としては、必要ならば、ぜひ根管治療を!とは思っているのですが、実際は、治療の必要がなく、下手に触ってしまったばかりにトラブル発生ということもあり得るのかも? と、一抹の不安が取り除けず、悩んでいる次第です。
近いうちに、この件での担当医と話し合う機会を設けるつもりです。
それまでに、自分なりに勉強をして予習をしておきたいと思っています。
参考までに、先生方のご意見をお聞かせいただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-04-17 11:57:26
レントゲンがないのでなんとも申し上げにくいですが・・・・。
通常根管治療・根管充填でしょう、インプラントは考えません。
ただ以前上顎中切歯だったと思いますが、ノンカリエスの歯でノンバイタルで、歯髄腔(根管)がレントゲンに全く写っていなかったのですが、根管治療を試みて大変苦労したことがあります。
幸い根管形成も根管充填もきれいにできて、それはそれでよかったのですが・・・。
それからこれは下顎切歯でしたが同じように根管治療を始めましたが、結局できずに根管口と思しきところに、ダイカルを覆髄???裏装???してコンポジットレジンを充填したことがあります。
これなどはやらなきゃよかったということになります。
すべて結果論ですが・・・・、予後は見ていません。
ただ性格上、根に問題がありそうなら、ほじくりたくなる性格なので・・・。
参考にはならないでしょうか、私ならレントゲンに歯髄腔が写っていたら根管治療を勧めます。もちろんするしないは患者さんに決めていただきますが・・・・。
写っていなかったら、その旨お話をして、どちらかを決めていただくでしょう。
両ケースとも打撲の既往がありました。
このようなことは何回か経験しています。
通常根管治療・根管充填でしょう、インプラントは考えません。
ただ以前上顎中切歯だったと思いますが、ノンカリエスの歯でノンバイタルで、歯髄腔(根管)がレントゲンに全く写っていなかったのですが、根管治療を試みて大変苦労したことがあります。
幸い根管形成も根管充填もきれいにできて、それはそれでよかったのですが・・・。
それからこれは下顎切歯でしたが同じように根管治療を始めましたが、結局できずに根管口と思しきところに、ダイカルを覆髄???裏装???してコンポジットレジンを充填したことがあります。
これなどはやらなきゃよかったということになります。
すべて結果論ですが・・・・、予後は見ていません。
ただ性格上、根に問題がありそうなら、ほじくりたくなる性格なので・・・。
参考にはならないでしょうか、私ならレントゲンに歯髄腔が写っていたら根管治療を勧めます。もちろんするしないは患者さんに決めていただきますが・・・・。
写っていなかったら、その旨お話をして、どちらかを決めていただくでしょう。
両ケースとも打撲の既往がありました。
このようなことは何回か経験しています。
相談者からの返信
相談者:
2004さん
返信日時:2008-04-18 21:43:56
山田先生、はじめまして。
症例をご紹介して下さってありがとうございました。
興味深く拝見しました。
>通常根管治療・根管充填でしょう、インプラントは考えません。
例の発言は、別の歯に対してでして、件の3本に関しては、もちろんインプラントの話は出ていません。
紛らわしい書き方をしてしまって、すみませんでした。
昨日、別の治療で歯科に行ってきました。
少し時間があったので、右下4左下3、4の再度の説明をお願いしました。
さっと見たところ詰め物がしてあるような形跡がなかったので、何の治療もしていないと私が勝手に思い込んでいたのですが、今日、レントゲンを見ながらの担当医からの説明で、実は、3本は既に根管治療の形跡あることがわかりました。
というわけで、この件に関してはあっさり解決してしまいました。
お時間を割いて回答をいただいたのに、本当に申し訳ありません。
ですが、実は、昨日担当医と話していて、別の問題が出てきてしまいました。
ちょっと質問が変わってしまうので、このスレッドは〆て、新たに質問をさせていただきたいと思います。
山田先生、お忙しいところ、ご回答をありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
症例をご紹介して下さってありがとうございました。
興味深く拝見しました。
>通常根管治療・根管充填でしょう、インプラントは考えません。
例の発言は、別の歯に対してでして、件の3本に関しては、もちろんインプラントの話は出ていません。
紛らわしい書き方をしてしまって、すみませんでした。
昨日、別の治療で歯科に行ってきました。
少し時間があったので、右下4左下3、4の再度の説明をお願いしました。
さっと見たところ詰め物がしてあるような形跡がなかったので、何の治療もしていないと私が勝手に思い込んでいたのですが、今日、レントゲンを見ながらの担当医からの説明で、実は、3本は既に根管治療の形跡あることがわかりました。
というわけで、この件に関してはあっさり解決してしまいました。
お時間を割いて回答をいただいたのに、本当に申し訳ありません。
ですが、実は、昨日担当医と話していて、別の問題が出てきてしまいました。
ちょっと質問が変わってしまうので、このスレッドは〆て、新たに質問をさせていただきたいと思います。
山田先生、お忙しいところ、ご回答をありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
タイトル | 根管治療後数年経ち、病巣や自覚症状が無くても、再治療は必要? |
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質問者 | 2004さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 海外その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。