金属アレルギーのため治療中、MFRハイブリットタイプについて教えて下さい

相談者: リヒトさん (36歳:女性)
投稿日時:2008-06-28 00:02:44
はじまして。

当方、つい最近まで左右とも上の6番、7番および下の5.6.7番の合計10本にアマルガムインレーが入っていた者です。



検査の際に古くなっため交換しようと言われ、何も知識がなかったので了解し、今度はバナジウムの詰め物を入れられました。

右半分が完了したところで、下の金属が今までより大きく目立つようになっていることに驚き、また非常に知覚過敏がひどくなったことから一旦中断し、色々勉強するようになりました。


昨年から、季節的に手や腕に若干が皮膚疾患がでることがあり、掌蹠膿疱症の気配があると診断されたこともあって、この際、ノンメタルにしようと決意した次第です。


最初かかっていた医師には、すべて白くするには保険では無理と言われましたが、別の病院でも相談してみたところ右下の5.6番以外は、色の劣化のみ気にならなければ保険のレジンで大丈夫と言っていただきました。

なるべく健康な歯質は削りたくなかったので、今はこの病院でやむをえない2本のみハイブリッドセラミックに、残りはレジンに変更していっている最中です。

現在合計右の4本がノンメタルになりましたが、知覚過敏がかなり軽減しました。
金属の熱伝導によるものだったのかもしれません。

金属を除去した後には手の皮膚症状が一時的に強く出るため、やはり金属アレルギーがあるのは確かなようだと感じています。



ところで、最近見たある医院のHPで、MFRハイブリットタイプの詰め物という記事を拝見しました。

そこには、奥歯はノンメタルの詰め物では毎日の咀嚼の力に耐え辛く、又、劣化も早く、金属に頼らざる得なかった。。
との記載がありましたので、本当に奥をレジンにして問題ないのかと疑問が出てきました。


過去の記事などを拝見して、レジンでも今は質がよくなって大丈夫そうだとは感じているのですが、MFRハイブリットタイプの詰め物や、保険のきかない最高品質のレジンというものは、強度や耐用年数などでかなり保険のものと差があるのでしょうか。。


食いしばりのくせもあるようで、マウスピースの作成もすすめられていることもあり、奥歯も保険のレジンで強度的に問題ないかが特に気になります。


できましたら、どうかアドバイスをいただきたけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-06-28 13:09:57
レジンも最近はかなり硬いものができてきていますが、やはり金属と比べるとすり減りは早いです。

基本的には何年かでやり直す覚悟で、治療を受けたほうが無難だと思います。
(長期間もつ材料とは必ずしも言えない)


金属が嫌であれば、今はセラミックの精度も高くなっているのでそれを使ってみるのも方法です。
(この材料のが持ちが良いと思います)

ただしセラミックは強度を出すために、ある程度大きくを削らないと作ることができません。
保存的に歯を治療するにはレジンが良いでしょう。



保険外のレジンでも基本的にすり減ることはすり減ると思います(程度の差はあれ)。

ですから奥歯大臼歯)などの大きな欠損に使うのは、必ずしも大丈夫とは言えないかもしれませんし、耐用年数もメタルのインレーほどではないと思います。


ちなみに歯ぎしりが強いとメタルのインレーでも削れてしまうことがあり、レジンではなおさら早く削れてしまうでしょう。

特に大臼歯咬み合わせが重要で、これが低くくるってしまって体に変な症状が出る人もいるようですから、そこもよく研究されてから治療を受けられた方が良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-06-28 13:28:55
はじめまして。

金属アレルギーの疑いが強く、メタルフリー化を進めておられる訳ですね。

過去にも何度も話題になっていますが、難しい問題ですね。
診断が正確か、新しい材料についてのアレルギーはないかなど、色々考慮しなくてはならないでしょうが、担当の先生とはよく相談しながら進められて下さい。



さて奥歯レジン(MFRハイブリットタイプも同じ物と考えて良いです)の使用についてですが、私の場合は第一選択で検討します。

ただしこれは先生によって考え方の変わるところですし、修復する大きさ、患者さんご本人のかみ合わせの状態にも判断が左右されますから、正解はありません。


少なくとも充填直後(相当正確な操作を行ったとして)の物性で言えば、奥歯でも十分耐えられます。

ただ長期的に見ていった場合に、欠けたりすり減ったり変色したりと言う変化が起きる可能性はありますので、それをどう評価するか次第ではないでしょうか。

参考⇒〔[写真あり] レジン修復の適応範囲はどのくらいまで?


例えば保険の銀(バナジウムではなくてパラジウムのことでは??)でも、硬すぎますから、これはこれで問題が起きます。

”くさび”になってを割ってしまったり、対合側の歯を削ってしまったり、隙間から虫歯になったり・・これは非常に多いです。


ゴールドが合金の中では最も都合良くは作れますが、それでも歯質と接着しないと言う点からの問題は起き得ます。
(それ以前に金属アレルギーがあると難しいかも・・)


セラミックは硬すぎ、接着操作が難しい、ハイブリッドセラミックはやや軟らかい、接着操作が難しい・・などと、簡単には書きましたがどれを選択しても問題は残ります。



まとめると、「(レジン充填でも)問題はなくはないが必ずしも悪い選択ではない。」

みたいな・・^^;
色々な可能性を考えなくてはいけないので、難しいんですよ。。




>保険のきかない最高品質のレジンというものは、強度や耐用年数などでかなり保険のものと差があるのでしょうか。。

強度と言えば一言なのですが、よく調べられるものだけでも

・曲げ強度
・曲げ弾性率
・圧縮強度
・圧縮弾性率
・ビッカーズ硬度
・硬化深度
・可使時間
・吸水量
・溶出量
歯ブラシ磨耗
対合歯磨耗
コンポジットレジン磨耗
・色安定性

などがあります。(私も理解しきれてません・・)
他にもレジン充填に使う接着剤の方でも、同じ様に事が検討されます。

口の中はほとんどが湿潤状態で、複雑な力がかかったり、pHや温度が急激に変わりますから、案外過酷です。



もちろん天然の歯と全く同じ物性というのが理想なのですが、さすがにそういう訳にも行かず、でも「俗に言う"硬さ"」や「色」については驚くほど自由度が大きいです。

歯よりも"硬い"レジンが流行りかけた時もありますし、例えばネイルに使うのもレジンですね。

開発者曰く、レジンの物性はもう来るところまで来たと。。
一応そんな時代の様です。



もちろんメーカーや製品によって多少の差はありますし、歯科医師の誰にでも好みはあります。

ですがレジンそのものが保険適用かどうかと言うのは、認可を取っているかどうかや、コストの問題(※例えば需要の少ない色調だと採算ベースにのりません)の方が大きいと思いますよ。

ただしレジン充填はとても奥が深いですし、知識やウデの差が顕著に出ますので、「だったら保険のものでも十分」と一概には言えません。

逆に「材料の違い」だけだと思っている先生では「自費でも不十分」だったりするかも・・

ご注意下さいね。


参考⇒〔レジンというのは何十年持つもの?見た目は?

参考⇒〔レジンが得意な先生の見分け方

参考⇒〔精密な虫歯治療をしてくれる歯医者を探すには?


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リヒトさん
返信日時:2008-06-30 04:14:30
先生方、お忙しい中ご回答いただき有難うございました。

HPやリンク先なども拝見させていただき、大変勉強になりました。



今回お話を伺ってみて、やはり強度的にやや不安ではありますが、なるべくの保存を優先させたいと思いました。

決して保険で済ませたいわけではなく、ベストな方法でやりたいのですが、バナジウムを入れるために健康な歯まで接着のために削られてしまったことに気づいた時、明らかに銀色の範囲が広がって目立つのもイヤでしたが、何より健康な歯まで削ることに凄く抵抗を感じました。

最初は、全てハイブリッドセラミックスにしようと思っていたのですが、大きく歯を削るのがもったいない気がしています。。


どの方法にしても永久ではなさそうですし、奥歯インレーレジンにしても何年かに一度やりなおしたり、かみ合わせのチェックを定期的に受けていけば問題ないと解釈してよいのでしょうか?


ただ、現在治療中の経過により、以下の点で新たな不安や迷いが生じています。

?レジン充填の技術力について

上の7番を先日レジンに交換したの事ですが、奥歯の外側がやや鋭角的になったようで、口を動かしたときに頬の内側にあたるような、はさまるような、頬を噛むような痛みを時々感じました。
頬に刃物があたるような鋭い痛みです。

再度通院して、レジンを外側に足してもらったらよくなったのですが、

「レジンでは詰め物を替えるときに型をとる訳ではないので、今後他の奥歯をやる場合も、このようなことは起こり得るが、言ってもらえれば、その都度直す」

とのお話でした。

レジンの場合は、歯医者さんのセンスや腕が大きいというのは、こういった部分なんですね。
この程度のことはやむを得ないのでしょうか。

詰める際に奥歯は時間がかかると思っていたのですが、早く終わってたので、やや不安でした。
また顕微鏡やラバーダムは不使用です。

ちなみに、右下にハイブリッドセラミックを入れる際も、型をとったはずなのに最初入れたとききつく感じて、少し調整してから入れました。

もう少し精巧に丁寧にやってもらえるところを探した方がいいのかと、少し不安になっています。



?硬いものを噛むときに痛む

右上の歯ですが、今回レジンに交換するために金属を削る際に麻酔をせずにお願いしたのですが、結構痛くてしみる感じが時々ありました。

当日はすごく7番の外側などの歯肉が腫れた感じで重く、塩水でうがいなどしていたらだいぶ落ち着いてきました。

今、4日たちましたが、まだ右上の歯のあたりにやや重い感じと、硬いものをかむときに痛みがあります。
結局、左側でばかりかんでいる状態です。

仮歯のときと似ているんですが、仮歯もレジンで作られているんでしょうか?

レジンの奥歯だとかむときの歯への衝撃が伝わりやすいのでしょうか。。

それとも日にちがある程度たてば、落ち着いてくるのでしょうか。。



?金属アレルギーと思われる症状

金属を削る際は、丁寧だと思うのですが、ラバーダムをしていないので、ノドの方に細かい削り屑が落ちてくる感じがあります。

特に今回の歯医者さんでは前回よりそれを感じました。
一応バキュームはしてもらっているのですが。

除去後1-2日して、そのためなのか手や腕の一部に皮膚症状が出てしまいました。
軽症で徐々におさまってくるのですが、やや苦痛に感じています。

金属除去時にラバーダムを要望することも可能なのでしょうか。



?咬み合わせが変わることへの不安

型を取らずに奥歯をレジンにすることで、咬み合わせが微妙にずれたりすることになるのでしょうか。。

それともナイトガードを全ての奥歯のインレーを交換する前に作っておいた方が、今の咬み合わせの記録になっていいのでしょうか。
(今のところは治療後につくる予定です)

一度、矯正専門の歯科などでも、奥歯のレジンを替える前にかみ合わせの相談しておいた方がいいのか。。など迷ってきています。



?レジンという材料のデメリット部分について

レジンの吸水性から、詰めた歯の下で虫歯がひどくなることが多いという記載を拝見しましたが、いま現在は虫歯でなくインレーの交換の場合でも、詰め物の下が虫歯になる危険性は同様なのでしょうか。

ラバーダムの使用があれば、可能性は減るということでしょうか。

また、プラスチックなので環境ホルモンの問題もあるなど気になることも書かれていたのですが、レジンの量を口中に増やしても大丈夫なのでしょうか。。



以上のことから、これから他の奥歯をすぐに今の病院でレジンにすることはやや躊躇ぎみになっています。

ただ、このままという訳にもいかないので、徐々に慎重にメタルフリーへと変更はすすめて行きたいのですが、少しペースを落とそうかと。。



一度金属アレルギーテストをちゃんと受けてみた方がいいかなという気もしてきたのですが、今現在、右下7番がバナジウム、右上7番はレジンなので、下も早く替えないと上が削れてしまいますか?。

今は若干の痛みのため、右ではあまりきちんと噛んでいないのですが。。

左側はアマルガムなので違う金属が混在しているのもよくないと聞きますが、右側があまり噛めないのに左まで治療して調子が悪くなったら食事に支障が出そうで困ります。


今後どのように治療を進めるのがベストなのか
迷ってしまっています。
  
色々な話が出てきてしまって申し訳ありません。
全てでなくてかまいませんので、何か少しでもアドバイスいただけましたら幸いです。




吉田先生

ご回答ありがとうございました。

HP、大変勉強になりました。
保険での診療には、不満を感じてしまう部分が多いので、遠方でなければ受診に伺いたくなってしまいました。

奥歯が全てインレーで割と範囲が広いため、かみ合わせはとても気になる問題です。

今後も時々拝見して色々と参考にさせていただきたいと思います。



渡辺先生

ご回答ありがとうございました。
レジンについて詳しく教えていただき、大変参考になりました。

またレジンが第一選択とのお答え、とても心強いです。

リンク先も本当にためになることばかりで、感謝申し上げます。

保険のレジンと、MFRハイブリットタイプのレジンの違いはそんなになくて、それよりは、先生の腕による違いの方が大きいということでしょうか。

色々な問題もあって難しいですが、何とかベストな選択ができるよう頑張ってみます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-06-30 18:50:02
先にも書きましたが、本当にバナジウムアレルギーなのですか?

インプラントで使用する金属には6パーセント程度使用することが多いですが、インレークラウンではまず使わないと思います。
使用している合金(物凄く種類があります)があったとしても、極めて僅かだと思いますよ?

例えば通称「パラジウム」、保険で使ういわゆる「銀歯」、にアレルギー反応があったとしても、中には金も銀も銅も含まれます。
その他ごくごく微量に、亜鉛やインジウム、ガリウムなど、色々含んでいます。

アレルギー反応は、その中のどれかに対して起きているはずです。
例えば親子丼でアレルギーを起こしたからと言っても、鳥も卵もたまねぎもねぎもお米もダメと言うことは言えませんよね?


またメタルフリーで代替処置をするにしても、アレルギーはあらゆる成分に対して起きる可能性がありますから、本当に不安でしたら、担当の歯科医と皮膚科医でしっかりとした連携をとってもらった方が良いと思いますよ。




>何より健康なまで削ることに凄く抵抗を感じました。

そういう意味では直接充填のレジンが有利ですね。
もちろんデメリットもありますが。



>どの方法にしても永久ではなさそうですし、奥歯のインレーをレジンにしても何年かに一度やりなおしたり、かみ合わせのチェックを定期的に受けていけば問題ないと解釈してよいのでしょうか?

そういう考え方はありだと思います。
あとは担当の先生がそこまで考えてくれているかどうかがポイントでしょうね。
厳密に考えるなら非常に次元の高い話になりますし、楽観的に言えば割とどうでもいい程度の話かも知れません。
担当の先生の意見を聞くのが一番です。



>「レジンでは詰め物を替えるときに型をとる訳ではないので、今後他の奥歯をやる場合もこのようなことは 起こり得るが、言ってもらえれば その都度直す」とのお話でした。
>レジンの場合は、歯医者さんのセンスや腕が大きいというのはこういった部分なんですね。この程度のことはやむを得ないのでしょうか。

修復直後に患者さん自身でわかる様なことは、ごく僅かです。
少なくとも担当の先生は真摯に対応してくださっていると思いますよ。
担当の先生のコメントの通りです。

ついでに・・

参考⇒〔コンポジットレジンのお直し(盛り足し)について〕
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00006941.html




>また顕微鏡やラバーダムは不使用です。

えーと、因みにですがそんなものを使用しているのは、全国約68000軒の歯科医院のうち、1000軒は絶対にないですね^^;

マイクロスコープの普及量だけでそんなものですから、さらにレジン充填でもマイクロスコープを使って、さらにラバーダムまで使うとなると・・普通遭遇することはないです^^

この相談室で回答されてる先生方の中では実は結構多いのですが、『異常』です。



>右下にハイブリッドセラミックを入れる際も、型をとったはずなのに最初入れたとききつく感じて、少し調整してから入れました。
>もう少し精巧に丁寧にやってもらえるところを探した方がいいのかと少し不安になっています。

ハイブリッドセラミックという材料自体がそもそも寸法良く作れませんから、気にしない方が良いと思いますよ。



仮歯もレジンでつくられているんでしょうか?

レジン系のものもありますが、仮のものなら当然接着はさせませんし、別物と考えて下さい。



>それとも日にちがある程度たてば、落ち着いてくるのでしょうか。。

治療の様子や術前の状態を把握している訳ではありませんから、分かりません。。
改善する様子がなければ担当の先生に相談された方が良いかも知れませんね。



>金属除去時にラバーダムを要望することも可能なのでしょうか。

歯の状態によって出来る場合と出来ない場合がありますし、保険請求が出来ません。
(※行う場合には歯科医院側の負担となって、差額請求することも出来ません。)

金属除去後に症状が出たことをお話して、相談してみて下さい。

参考⇒〔[写真あり] 金属アレルギー患者さんの、金属除去方法と治療について〕
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00022175.html


>型を取らずに奥歯をレジンにすることで、咬み合わせが微妙にずれたりすることになるのでしょうか。。

可能性はありますが、それは型をとってメタルで行ったところで同じです。
要は担当の先生が得意かどうか、上手かどうかという問題の様な気がしますね。

ちなみにナイトガードは後から作った方がいいですよ、はまらなくなる場合がありますからね。


矯正歯科で相談されても、矯正歯科の専門の先生だからと言って特別に良い回答と言うのは聞けないと思います。

どちらかと言うと、かみ合わせのことはむしろあまりお詳しくないことの方が多い様な・・・イメージはあります。
矯正の先生はかみ合わせを、ある歯を動かして作りますし、一般歯科の先生はない歯を作って構築するので、そのせいかも知れませんね)

参考⇒〔かみ合わせ・咬合の、歯科界における考え方について



>レジンの吸水性から、詰めた歯の下で虫歯がひどくなることが多いという記載を拝見しましたが、ラバーダムの使用があれば、可能性は減るということでしょうか。


誤解ですね・・
吸水(も、今のはほとんど起きないですけど)しておき得るのは、変色や臭いの付着です。

詰めた下からの虫歯は、虫歯の取り残しか接着不良でしょうね。
この辺りは、先生の腕次第といったところです^^;

ラバーダムをすればより確実ではありますが、先述しました様に、日本の場合ではごくごく稀です。
かえって操作がしにくい場合もありますので、担当の先生のご判断にお任せした方が良いかも知れません。

私の場合、インレーからレジンへの交換のときは、「ぱぱっ」と終われそうでなくて、かつ自費診療を希望される場合に限ってはラバーダムをする様にしています。



>また、プラスチックなので環境ホルモンの問題もあるなど気になることも書かれていたのですが、レジンの量を口中に増やしても大丈夫なのでしょうか。。

何を使っても100%大丈夫ということはありませんよ。
削った歯が生えてくる訳ではないですからね、、あくまで人工物です。

では歯を抜きますか?・・と。なってしまいますよね?
個人的にはパラジウムよりははるかに安全だと思います。

因みに入れ歯は巨大なレジンです。。

それとレジンの環境ホルモンの件は、もう否定されてるみたいですね。

参考⇒〔奥歯のインレーの環境ホルモンと、お勧めの素材について

参考⇒〔レジンのビスフェノールAはでっち上げ論文!?



>今現在、右下7番がバナジウム、右上7番はレジンなので下も早く替えないと上が削れてしまいますか?。

かみ合わせの状態によりけりだと思います。
あまり神経質には考えなくて良いと思いますよ。

銀歯 vs 天然歯 でも削れますし、
天然歯 vs 天然歯 でも削れます。

今のレジンは奥歯でも使える様に出来てますから、微々たる違いです。



>全てでなくてかまいませんので、何か少しでもアドバイスいただけましたら

あー、それをもっと早く・・(笑)

冗談ですよ。
でもこのサイトには同じ様に治療で悩まれた先輩方の記録が6000か7000か残っていますから、上手に検索すれば大体解決するはずです。

でも最終的にはご自身で判断していかなくてはなりませんし、まして専門知識などはほとんどないところからのスタートですから、大変なことだと思います。

大丈夫ですか?大丈夫ですか?と聞かれれば、正確にお答えするとほとんどが大丈夫ではなくなるのですが、不安にばかりならずよく検討されて下さい。

肝心なことは、面と向かってよく相談出来る先生、なんだか信頼出来そうな先生を見つけることだと思います。

そのためにこのサイトのマニアックすぎる・・時に歯科難民をも生み出してしまう・・情報を、上手に活用されて下さい。

最後にこちら↓もどうぞ。

参考⇒〔歯チャンネルの情報はマニアックですが、現場ではどう思われている?


では頑張って下さい。
お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リヒトさん
返信日時:2008-07-01 22:13:26
大変親切にご回答いただきまして、本当に有難うございました。
長文におつきあいいただく事になってしまい、申し訳ありません。
金属は、ご指摘のとおりパラジウムでした。

色々な情報に流されたり、などの痛みが強かったことから不安になりすぎてしまったようです。
おかげさまで安心することができました。

色々とこちらを参考にさせていただきつつ、先生と相談しながら解決していきたいと思います。

情報だけで頭でっかちになりすぎないよう気をつけます。
ご指摘と助言、本当に救かりました。
ありがとうございました。



タイトル 金属アレルギーのため治療中、MFRハイブリットタイプについて教えて下さい
質問者 リヒトさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ハイブリッドセラミックインレー
詰め物、インレーその他
歯科金属アレルギー
歯科用材料によるアレルギー
掌蹠膿疱症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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