[写真あり] 左下7番にジルコニア・クラウンを入れることの是非について

相談者: 坊っちゃんさん (37歳:男性)
投稿日時:2009-01-14 22:14:09
よろしくお願いします。

参考:前回のご相談
噛み合わせと病気の関連性について、先生方の意見を伺いたい

私が『いくら一番奥といっても、白いを希望します。』と先生に言うと、先生からジルコニアを提案されました。

補足説明します。

2年位前、歯科医院で(今行っている病院とは違います)、左下4,5,6,7番の銀が被っている歯を白にして欲しいとお願いしました。

4,5,6は銀の詰め物で、7番は銀のクラウンでした。
神経が無いのも7番だけでした。
4,5,6、の銀の詰め物の程度については説明難しいですが、6番は十字のようになっていました。


順番に4本白にしていただいて治療が完了しましたが、(5番は白にする過程で神経とりました。)、終了して2週間で7番が割れました。

修理していただいたのですが、また2週間で割れてしまい、今度は作り直してくれたのですが、それも2ヶ月で割れてしまいました。

その後は修理、割れる、修理、割れるの繰り返しでした。
その途中で6番も一度割れ、修理しました。
4、5は今現在までなんともありません。


7番の白の素材ですが、今の先生は、何を使ったのかよく判らないと仰ります。
保険ではなく、確か3〜4万払ったように覚えています。(7番だけにです。)

5、6番はそれぞれ1〜2万払ったように記憶しています。(詳細は失念)
4番はレジンのような気もします。(よく判りませんが・・・)


上のような事情を今行っている先生に説明したところ、ジルコニアを勧められた次第です。

もっとも、今の先生曰く 

「普通7番は銀もしくは金を勧める。
どうしても白で、というなら、自分もまだ扱った事はないがジルコニアでやってみようと思う。」

ということでした。


以下箇条書きにします。

1 自分で調べた範囲では、ジルコニアを下地として埋める?には、かなり自分の歯を削るらしいです。
歯を削られる事には、なんていいますか、もったいないような気がするのですが、そんなに神経質になる必要はないのでしょうか?

2 また、ジルコニア自体は丈夫でも、その上に乗せる上部構造が比較的もろいように感じました。
そこのあたりはどうでしょうか?

3 下の7番というのは一般的に言って白にはしないのでしょうか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 00:47:08
中村歯科医院 中村です。


結論から申し上げ、下顎7番の治療では 通常メタルでの修復が安全でしょう。


咬み合わせや力の加わり方によっても条件は変わりますが、一般的には7番は最後方の大臼歯であり、噛むことで筋肉の力が、顎の関節にも近いこともあり、最も大きくかかって来ます。

それ故に、一番奥まで白くしたいという方で、特に男性で、骨格のしっかりしている方や、筋肉の力が強そうな方ならば、欠けたり、割れたりすることがあることを承知の上で、審美的な治療を受けていただくことになります。

夜間の食いしばりや歯軋りもそれにつながります。
ストレスの多い御仕事なら余計に夜間 知らずに食いしばっている場合も有ります。


もちろん必ず割れるものではありませんが、その頻度は前歯小臼歯とは大きくなります。


ジルコニアでも、通常のセラミック冠でも、7番まで白くしましても 審美的な意味合いは 前歯とは大きく異なりますので、メリット、ディメリットを考え合わせますと、できるだけメタルでの修復が無難ではないでしょうか。

お書きのようにの質を多く削ることもディメリットとしてありますし、できるだけ削らないに越したことはありません。

歯の高さも7番は通常得にくいので、短いかぶせになり、維持にも関係してきます。 


7番に関しては、審美を優先するのが本当によいか、メタルクラウンが良いのか、よく主治医の先生と相談され、将来につながる選択をして下さい。  
    

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 05:15:51
坊っちゃん さまおはようございます。

左下7番にの修復をセラミックで考えていらっしゃるのですね。

中村先生も仰っているように、あまりお勧めできる方法ではありません、壊れるリスクを承知の上ならあえて被せることもありますが、通常貴金属あるいは保険適応の金属で修復なさった方が無難だと思います。


参考になさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 09:00:23
おはようございます

お二人の先生がおっしゃるように金属が無難ではあります。


>『いくら一番奥といっても、白いを希望します。』

であれば、メタルボンドの選択肢はなかったのでしょうか?

ジルコニア部分が金属になるわけですが、セラミックとの相性や歯との接着に関しては、ジルコニアより歴史もあり安定していると思うのですが。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 09:24:08
審美を優先するのか、無難なのを取るのか・・・です。


ジルコニアにしようと、メタルボンドにしようと、割れるのは、内部のコーピングではなく、表面のポーセレンです。

最近ではジルコニアコーピングの破折ケースも報告されつつありますが、それらは内部に大きな気泡を巻き込んでいるケースなので、最初からの欠陥ですので除外します。


で、メタルにしたくなる歯医者の気持ちとしては「奥にセラミックいれて、割れたら嫌だなぁ」との考えです。つまり、

補綴物保護」の考えから、最後方臼歯へのセラミックの適用を避ける傾向にあります。


私は今までに最後方臼歯にセラミックを用いたケースで、割れた事は一度もありません。

しかし、割らないために噛みあわせの調整を緻密に行い、2〜3ヶ月ごとに天然の磨耗に合わせて人為的に削合してやることを繰り返しています。

また、近年では軟らかいポーセレンが出てきていますので、最後方臼歯には天然歯のように自然に削れるポーセレンを用いるようにしたりしています。


やろうと思えば出来るのですが 神経を使うというわけです。

では、メタルならどうか? 

メタルにしても同じことです。
ただ、ゴールドクラウンの場合、表面が削れたり、凹んだりして変形していくことで咬合力を分散することができているため、臨床的には

『ゴールドのほうがいいじゃん!』

となります。


た、うちでは行いませんが、多くの医院では奥歯にセラミックを用いる時点で、寝るときに”マウスピース”の装着を推奨することもあります。

これも「補綴物保護」の観点からで、夜間の歯軋り・食いしばりなどでセラミックが破壊されるのを防ぐためです。



で、結論


・歯軋りやくい縛りがある人にはメタルボンド
・咬合力が強くなさそうな人はジルコニア

を用います。
ゴールドクラウンは一切行っていません。

どちらもポーセレンが割れる危険性をはらんでいるのですが、ジルコニアはメタルボンドよりも約3パーセントほど表面のポーセレンの破折が多いために、このような使い分けをしています


審美的な要求が低い人には、メタルのクラウンでもいいかもしれません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-01-15 09:34:04
タカタ先生とはちょっと意見が異なります。

マウスピースの装着を僕もお願いして、同じようなことを行います。


ただ、僕の思いとして、

「人間は完璧に行動できないものと思っています。」

なので、マウスピースを嵌めることを忘れる日だってあると思っています。

だから上顎最後方臼歯、7番にはゴールドクラウンを第一選択としています。



質問者さんが、自分はキチンと約束は守る人間で、忘れることなどあり得ないというタイプの非常にまじめな方でおられれば、ジルコニアクラウンの長期安定も可能かも知れません。

うっかりすることもあるし、酔っ払って寝てしまうこともある、のであれば、ゴールドクラウンを私であればお勧め致します。

回答 回答6
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-01-15 10:35:53
異なる観点から

奥歯被せものが(7番)取れると、すぐに下顎が持ち上がり上下のの間の隙間が小さくなります。

金属でも低く被せられる事が多いので、白いものではほとんど咬み合わせが低くなっていますので、留意してください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 坊っちゃんさん
返信日時:2009-01-17 00:02:05
今回も多くの先生方からご回答を頂きありがとうございました。

イメージとしては、7番を白のクラウンにするというのは難しそうですね。

現実的ではないのかもしれません。
あきらめつつあります。
たぶん銀でお願いすることになるでしょう。


ただちょっと追加で質問させてください。

ピントはずれな質問かもしれませんがお願します。


セラミック(ちなみにセラミックとポーセレンは同義語ですか?)=ジルコニア 
と考えてよろしいのですか?

それともジルコニア以外のセラミックってあるのですか?

メタルボンドも白いなのですか?


またメタルボンドにしろセラミック(ジルコニア以外?)にしろ
結構削るんでしょうか?

といいますのも、メタルボンドあるいはセラミック(ジルコニア以外)で、残っている歯を削らないのであれば、そちらを試したい気持ちがあります。
最後にもう一度チャレンジして、それでも割れるのであれば、金属のクラウンにしたい気持ちもあります。


今現在、割れた状態で残っている白い歯は(修理はしていただいてます)、冒頭の質問で述べたように、何を使っているのかよく判らないそうです。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 06:29:42
セラミック(ちなみにセラミックとポーセレンは同義語ですか?)=ジルコニア 
>と考えてよろしいのですか?

セラミックとポーセレンは同義語だと思います、ジルコニアはいわゆるセラミックですがフレームに使っているもので、私が使っている物はブロックから削りだしたものです。

これをフレームにしてポーセレンを表面に焼き付けたものです。


>それともジルコニア以外のセラミックってあるのですか?

何種類かあると思いますが、あまり良くわかりません。


メタルボンドも白いなのですか?

フレームが金属で作ってあります。


>またメタルボンドにしろセラミック(ジルコニア以外?)にしろ結構削るんでしょうか?

金属冠より少し多めに削ることにはなりますが、それほど神経質にならなくてもいいと思います。


画像1 ジルコニアクラウン
画像2 メタルボンドクラウン

画像1画像1 画像2画像2

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 07:26:23
セラミック(ちなみにセラミックとポーセレンは同義語ですか?)=ジルコニア 
>と考えてよろしいのですか?

セラミックとポーセレンは同じもの=陶器ですが、ジルコニアはジルコニアです。

メタルボンドジルコニアクラウンは表面が両方ともセラミックで、中(コーピングと言います)が金属やジルコニアになっています。

これは強度と適合性を向上させる理由からです。


また、強度があまり必要ではない部位に対しては、全てセラミックで作られた「オールセラミッククラウン」というものが使用される場合もあります。


詳しくはこちらをご覧ください。
ジルコニアクラウンの動画もあります。

⇒参考:クラウン(かぶせ物・差し歯)


回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 07:43:07
削ることや被せることにちょっと誤解があるように思います。

金属でもセラミクスでも被せるを削ります。
それが絶対に必要で、そうやって被せなければ、割れたり欠けたりして、結局抜かなくてはいけなくなるからです。

削る イコール 悪 では無いですよ。

保険のしょぼい金属のクラウンにするぐらいなら、キチンとしたモノのほうが素晴らしいです。


ジルコニアは厳密にはセラミクスとは違います。

ジルコニウムの酸化物であり、金属と同等の強度、セラミックの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーや審美を求める患者の歯科補綴治療に使用されている。
セラミックスジルコニアブロックをCAD/CAM技術で削りだし、加工する材料である。

曲げ強度が900メガパスカルあることから、奥歯等のブリッジにも対応でき、口腔内全てをオールセラミックスオールセラミック)で補綴することを可能としたものです。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 08:02:07
Wikipediaでセラミックスについて調べると、

「基本成分が金属酸化物で、高温での熱処理によって焼き固めた焼結体」

と書かれていますね。

ということは、ジルコニアもジルコニウム(チタン族元素、金属)の酸化物ですから、ジルコニア=セラミックスと言っても間違いではないみたいです。

セラミック=陶器というのは広義で、狭義で考えるとジルコニアもセラミックになるんですね。


あと、「セラミック」という材料で作られた製品のことを伝統的に「セラミックス」と呼ぶようですが、現在では一般的に厳密な使い分けはされていないようです。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 08:18:18
歯科で使われるセラミックの種類についても調べてみました。


SiO2 (石英ガラス)
Al2 O3 (コランダム)
TiO3 (ルチル)
ZrO2 (ジルコニア
ZrO2 ・ SiO2 (ジルコン)
CaO・MgO・2SiO2 (ジオプサイド)
KO・Al2 O3 ・SiO2 (長石ガラス)
KO・Al2 O3 ・4SiO2 (リューサイト)
MgO・Al2 O3(スピネル)


一般的に歯科で「セラミック」というと、エンプレスなどに使われているSiO2(石英ガラス)のことを指すことが多いと思いますが、ジルコニアも厳密にはセラミックだということになると、

ジルコニアクラウン」も「オールセラミッククラウン」の一種ということになるんでしょうか?

まぁ、ここまで厳密に考える必要は無いかもしれませんが…(^^;)

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 09:19:21
焼結させて作るものですし、ジルコニアを用いたものはオールセラミッククラウンなのですが・・・ジルコニウム自体は金属の一種だし・・・ややこしいところです。 

それいってたら、アルミナなんかもそうだしね・・・ 

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-01-17 09:28:09
無機物を焼結させて作ったものをセラミックというのではないでしょうか。

まあどうでもいいことですが・・・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 坊っちゃんさん
返信日時:2009-01-19 21:12:56
お忙しい中、多くの先生方から御回答をいただきありがとうございます。

ちょっと悩んできました。

といいますのも、自分の残っているを削ることに神経質にならなくていいのであれば、やっぱり、一度ジルコニアでお願いしたくなりました。(佐藤先生のご回答を読んでますと)

でも中村先生とか、松山先生が仰っている7番の歯の高さは得にくい、というのも気になります。

そこのところはどうなのでしょう?


また、ジルコニアにした後、割れる等の不具合が生じ、保険の金属クラウンで、となった時に、内部のコーピングをはずさなくていいのですか?

はずすのは大変のように聞きました。火花がでるとか、器具を何本かダメにするとか・・・

そこらあたりのことをすみませんが質問お願いします。


さらに別件で質問がありますので、新しく質問を立ち上げさせてください。
お願いします。
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2009-01-19 22:14:22
こんにちは。
過去ログも併せて読んで頂くと、第三者的に出せる意見は出尽くしてそうですが、私からも参考までに。

私も、皆さんと同じ意見です。
(一見色んな意見が出てますが、中身は似てますね^^)
特にニュアンスが近いのは回答4のタカタ先生かな・・。

下の7番であっても、自分だったら銀色よりも白い方がいいですね。

で、将来的に、上の奥歯ももしも被せ物になった際には、その時に出来るだけメタル・・と考えるのもひとつの考え方だと思いますよ。
奥歯で、セラミック+セラミックと言う咬み合わせが一番割れやすいですからね。

お茶碗とお茶碗を毎日何百回もぶつけてる様な感じです。


で、奥歯に白ならメタルボンドジルコニア、あとハイブリッドセラミックも候補になってくるのですが、現実的で無難なのはやはりメタルボンドかジルコニアかなと思いますよ。

詳しくは以下のページや、過去ログから上手に検索してみて下さい。

参考⇒クラウンTOP
 

メタルボンドとジルコニアの違いは他の先生のご説明にある通りで、臨床的には(今回の様に審美性に大して影響しない場合)どっちでもいい様な気もしないでもないです。

ただ、タカタ先生の様な手間のかけ方をされる先生&患者さんと言うのは世間的には極めて稀ですので、もしかしたらまた割れる・・と考えた場合。

割れても白いのはジルコニア(※割れ方にもよるのですが、食べ物が詰まる場合以外はそのまま使えなくもないです)。
メタル色がむき出しになってしまうのはメタルボンドですね。
担当の先生ももしかするとその辺りを考慮されている??かも知れませんね。

もちろん、割れないのが一番いいのですが・・


●中年以下
●男性
●ストレスの多そうな仕事
●前にも割れている

と言う条件からは、素直に考えるとまたおそらく割れますけどね^^;
"補綴物保護の観点"は、確かに考えても良いと思います。


細か〜い事を言うと、メタルボンドのコーピングと表面のセラミックは化学的に結合するのに、ジルコニアのコーピングとセラミックは機械的な結合だけなので(→メタルボンドの方が丈夫かも?)・・と言う話もありますが、臨床的には技術的な誤差の範囲かと思います。

つまりメタルボンドかジルコニアか、という事よりも、誰にしてもらうかの方が遥かに影響します。

もちろん、運悪く外してクラウンを作り直すことになれば、コーピングも外さなくてはなりませんが、それも患者さんが気に病むほどのことでもない様な・・。



あと7番の高さについてですが、理想的な数値というのもありますし、それを確保するために「クラウンレングスニング」と言う方法や、補助的保持溝と言う削り方を付与する方法なども一応あるのですが、それをここで詳しく論じていても意味はないでしょうね。

直接拝見されている担当の先生のご判断が一番かと思います。


また、の削除量についても、メタルだから、白だからで変わる高さの許容量?は、少なめに見れば0.5mm程度ですから、治療計画上は滅多に影響ないですよ。

白いのは高さがないから無理≒メタルだって無理

と言う理解でも良いと思います。
(他の先生からは反論もあるかも・・)



加えて、回答7山田先生、回答9佐藤先生の

>金属冠より少し多めに削ることにはなりますがそれほど神経質にならなくてもいいと思います。
>削る イコール 悪 では無いですよ。

は念をおしておきたいと思います。
よく誤解されるので。



と、大体これで回答になってますでしょうか。
担当の先生ともよく相談されて下さいね。


お大事にどうぞ。

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2009-01-20 18:03:06
平均的な日本人の骨格で、口の開く量や身長も平均とすれば、一番奥のが外から見えることはまれでしょうから、高カラット金合金で修復、補綴される方が、長期的に安定を得やすいので、個人的には、そちらの方が宜しいかと思います。

もちろん、割れることも辞さないとおっしゃっていただければ、白い補綴物も可能でしょう。


補綴専門医にご相談されるのはいかがでしょうか?

安易に補綴すると、噛まないような補綴をされる危険を私は危惧します。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2009-01-20 18:55:17
私は全てのセラミック補綴物をかぶせるので(当然、自分の口も7番はセラミックです)、他のDrと異なる書き方になってしまっているのですが、セラミックで治すのか、ゴールドで治すのか、という選択は審美を採るのか長期的な安定を採るのかを基準に考えてください。

多少のリスクを払ってでも審美をとるのでしたら、セラミックでしょう。
審美性よりも長期的に健康で安定した状態を臨むのでしたら、ゴールドクラウンでしょう。

それは貴方の価値観をどこに置くのか、によります。


うちにお越しの方で、モデルの方やタレントの方は当然ながら全てセラミックになります。
それは、職業柄金属が見えると困るからです。

しかし、デンタルIQの高い方などは最初からゴールドクラウンを指定する人もいます。
その場合、前から4本目くらいの位置でもゴールドを指定なさったりします。  

ご自身がどのようなスタンスで治療に臨むのかによりますので、担当医とよく相談しましょう

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 坊っちゃんさん
返信日時:2009-01-21 16:34:58
誠実な回答ありがとうございます。

大変参考になりました。


あとは自分で決めます。
白にするか銀にするか。


ただすみません、最後にもう一つ確認させてください。

白にしたとして、何回か割れた場合(今現在、すでに数回の割れを経験していますが、今後も繰り返したりして)、の病気(特に根っこのほう・・・もう一つの質問で述べていますが歯を抜くような病気ということです・・・細菌感染とか)に罹患しやすいのでしょうか?



タイトル [写真あり] 左下7番にジルコニア・クラウンを入れることの是非について
質問者 坊っちゃんさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
その他(写真あり)
ジルコニアクラウン
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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