根の短い歯のレントゲンで黒く写る部分は治療できない?
相談者:
michaelaさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-02-03 16:44:02
根が通常の半分以下の前歯1番の歯についての質問なのですが、レントゲンでみると、根の先に黒くなっている部分があり、菌が、骨を溶かしてしまった部分だといわれました。
通常なら歯茎からきって治療をしたりするが、根が浅く、抜けてしまうのでできない、といわれました。
あと数年、歯がもつかもたないかだと思うので、これ以上根の治療をする意味がないということでした。
ばい菌をそのまま埋めてしまったままでよいのでしょうか。
根のほうからどんどん虫歯になってしまう気がして、こわいです。
この歯は、現在、根の治療は1回だけして、薬と詰め物が入った状態です。
歯茎のまわりの違和感、そして鼻にかけての重たい感覚がぬけていないことからも細菌感染しているのでは、と不安です。
通常なら歯茎からきって治療をしたりするが、根が浅く、抜けてしまうのでできない、といわれました。
あと数年、歯がもつかもたないかだと思うので、これ以上根の治療をする意味がないということでした。
ばい菌をそのまま埋めてしまったままでよいのでしょうか。
根のほうからどんどん虫歯になってしまう気がして、こわいです。
この歯は、現在、根の治療は1回だけして、薬と詰め物が入った状態です。
歯茎のまわりの違和感、そして鼻にかけての重たい感覚がぬけていないことからも細菌感染しているのでは、と不安です。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-02-03 18:16:42
持たないなら持たないなりの治療方法、または放置方法があります。
たとえば将来ブリッジで対処しましょうとか、インプラントならこいう考え方で様子を見ていきましょうとか、相談出来るものです。
もし感染根管で根尖性歯周囲炎があり、根尖部歯槽骨に細菌があれば、体の他の部分と同じで心配でしょうし、それなりの一時的治療法はあります。
歯が持たないから云々ではなくて、もっと広い目で見てもらえるセカンドオピニオンを二つ三つ受けられるのが良いと思います。
たとえば将来ブリッジで対処しましょうとか、インプラントならこいう考え方で様子を見ていきましょうとか、相談出来るものです。
もし感染根管で根尖性歯周囲炎があり、根尖部歯槽骨に細菌があれば、体の他の部分と同じで心配でしょうし、それなりの一時的治療法はあります。
歯が持たないから云々ではなくて、もっと広い目で見てもらえるセカンドオピニオンを二つ三つ受けられるのが良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
michaelaさん
返信日時:2009-02-03 21:40:50
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-03 23:04:31
記載からの推測ですが。
長期的な使用は困難のようですが、一本の歯を失ってもそれを補う方法はたくさんあります、ですから安心して下さい。
そのまま、感染した根管を治療することを続けるのも方法です。
近未来的に抜歯になっても、その周辺の骨を良い状態にしておいた方がその後の補綴処置に必ず寄与してくれます。
保険制度上、2年以上残る確率が低い歯に治療をすることは勧められませんが、その後の補綴に自費のインプラント治療や自費の補綴にてブリッジを装着されるのであれば、骨の状態を改善しておくことはとても有意義です。
その歯の1年から10年程度の先の状態、つまり持たない場合には必ず補綴が必要ですから、それを含めて主治医に相談してみて下さい。
その後、得心出来なければ、きちんとした方法でセカンドオピニオンを受けて下さい。
その過程で解らないことなどが出た際には、再度ご相談下さい。
宜しくお願い致します。
長期的な使用は困難のようですが、一本の歯を失ってもそれを補う方法はたくさんあります、ですから安心して下さい。
そのまま、感染した根管を治療することを続けるのも方法です。
近未来的に抜歯になっても、その周辺の骨を良い状態にしておいた方がその後の補綴処置に必ず寄与してくれます。
保険制度上、2年以上残る確率が低い歯に治療をすることは勧められませんが、その後の補綴に自費のインプラント治療や自費の補綴にてブリッジを装着されるのであれば、骨の状態を改善しておくことはとても有意義です。
その歯の1年から10年程度の先の状態、つまり持たない場合には必ず補綴が必要ですから、それを含めて主治医に相談してみて下さい。
その後、得心出来なければ、きちんとした方法でセカンドオピニオンを受けて下さい。
その過程で解らないことなどが出た際には、再度ご相談下さい。
宜しくお願い致します。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-02-04 07:35:16
michaelaさまおはようございます。
歯根長が短くて根管治療が出来ないとのことで、このままにしておくと根の方からむし歯になってきそうで、心配なさっているのですね。
根管治療が不十分であってもそれでむし歯になるようなことはありません、また歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません。
拝見したわけではないので断定はいたしかねますが、今支障なく使えているなら根管治療をしっかりなさって、できるだけ長く使えるようになさっておいたほうがいいと思います。
歯根長が短いと、それだけ歯を支える歯根の表面積が少ないわけですから不利な条件ではありますが、根尖病巣を治して歯周病に気をつけていただければ十分歯として使えると思います。
主治医を代わられて、治していただける先生にお任せなさったらいいように思います。
お大事になさいませ。
歯根長が短くて根管治療が出来ないとのことで、このままにしておくと根の方からむし歯になってきそうで、心配なさっているのですね。
根管治療が不十分であってもそれでむし歯になるようなことはありません、また歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません。
拝見したわけではないので断定はいたしかねますが、今支障なく使えているなら根管治療をしっかりなさって、できるだけ長く使えるようになさっておいたほうがいいと思います。
歯根長が短いと、それだけ歯を支える歯根の表面積が少ないわけですから不利な条件ではありますが、根尖病巣を治して歯周病に気をつけていただければ十分歯として使えると思います。
主治医を代わられて、治していただける先生にお任せなさったらいいように思います。
お大事になさいませ。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-02-04 11:24:27
僕もお三人の先生方と同意見です。
実際に拝見していないので「どの程度不利な条件下?」は解りませんが「もうちょっと頑張れるのでは?」と思います。
特に山田先生の書かれた
「歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません」
「歯根長が短いと、それだけ歯を支える歯根の表面積が少ないわけですから不利な条件ではありますが、根尖病巣を治して歯周病に気をつけていただければ十分歯として使えると思います。」
だと思います。
残念ながら、今の担当の先生は諦めてしまわれたようですね。
そうであれば「頑張って保存しましょう」と言う先生を探される事をお勧めします。
お大事にしてください。
実際に拝見していないので「どの程度不利な条件下?」は解りませんが「もうちょっと頑張れるのでは?」と思います。
特に山田先生の書かれた
「歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません」
「歯根長が短いと、それだけ歯を支える歯根の表面積が少ないわけですから不利な条件ではありますが、根尖病巣を治して歯周病に気をつけていただければ十分歯として使えると思います。」
だと思います。
残念ながら、今の担当の先生は諦めてしまわれたようですね。
そうであれば「頑張って保存しましょう」と言う先生を探される事をお勧めします。
お大事にしてください。
回答5
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-04 12:07:42
ただし、レントゲンも診ていないし、
もちろん診察もしていませんから、
もしかすると、
実際に診察すると、
すでにダメな歯なのかも知れません。
こればかりは実際に診ないと詳細は解りません。
歯内療法の専門医の診断を受けられるのも
一つの手だとは思います。
もちろん診察もしていませんから、
もしかすると、
実際に診察すると、
すでにダメな歯なのかも知れません。
こればかりは実際に診ないと詳細は解りません。
歯内療法の専門医の診断を受けられるのも
一つの手だとは思います。
相談者からの返信
相談者:
michaelaさん
返信日時:2009-02-05 00:17:19
佐藤先生、お返事をありがとうございます。
現在の状況ですが、セカンドオピニオンをひとつうけて参りました。
●根幹が太く短く根を治療する意味がないというのは、そのとおりである。
きって治療するなども不可能。
●左上1番、両側2番とも、根が非常に短く、根のまわりの骨がすでに2番はとけてしまっていて危険な状態。
●インプラントをするには、6mmぎりぎりしかないのと、歯茎と骨と両方を移植する必要がある
●歯のクラックは確率的に表面にもう出ている可能性があり、顔のはれというか違和感は、歯のクラックからおこっている可能性(根ではなくて)もある。
●このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
(ただ、ここはインプラントを主にやっているので、若干それしかオプションがないのかどうか疑問も残ります)
佐藤先生のお話からは、やはり骨の状況というのが大切だと感じられましたが、インプラントをするのにどうせ、骨と歯茎の移植をしなければならないとすれば、たとえ骨と根がとけていくのを承知でも、このまま、歯が自然にぬけるか痛くなるまでまって、その段階で移植すればいいのでは、という別の意見もあったのですが(これは海外の歯医者ですが)
「その歯の1年から10年程度の先の状態、つまり持たない場合には必ず補綴が必要ですから、それを含めて主治医に相談してみて下さい。」
とありましたが、持たない場合には、というのは、今なにかできる補綴があるということですか?
(すみません、知識不足できちんと理解できていないみたいです。)
現在の状況ですが、セカンドオピニオンをひとつうけて参りました。
●根幹が太く短く根を治療する意味がないというのは、そのとおりである。
きって治療するなども不可能。
●左上1番、両側2番とも、根が非常に短く、根のまわりの骨がすでに2番はとけてしまっていて危険な状態。
●インプラントをするには、6mmぎりぎりしかないのと、歯茎と骨と両方を移植する必要がある
●歯のクラックは確率的に表面にもう出ている可能性があり、顔のはれというか違和感は、歯のクラックからおこっている可能性(根ではなくて)もある。
●このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
(ただ、ここはインプラントを主にやっているので、若干それしかオプションがないのかどうか疑問も残ります)
佐藤先生のお話からは、やはり骨の状況というのが大切だと感じられましたが、インプラントをするのにどうせ、骨と歯茎の移植をしなければならないとすれば、たとえ骨と根がとけていくのを承知でも、このまま、歯が自然にぬけるか痛くなるまでまって、その段階で移植すればいいのでは、という別の意見もあったのですが(これは海外の歯医者ですが)
「その歯の1年から10年程度の先の状態、つまり持たない場合には必ず補綴が必要ですから、それを含めて主治医に相談してみて下さい。」
とありましたが、持たない場合には、というのは、今なにかできる補綴があるということですか?
(すみません、知識不足できちんと理解できていないみたいです。)
相談者からの返信
相談者:
michaelaさん
返信日時:2009-02-05 00:20:13
山田先生
お返事ありがとうございます。
「根管治療が不十分であっても、それでむし歯になるようなことはありません、また歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません。」
とありましたが、私のかかったところでは、
●根が太く短いので細菌は根の中よりも根突のほうにいってしまっていると思われるので、根管治療よりも早く薬をつめたほうがいいというような判断だったようです。
また、
●歯のほうからは根突のほうにたまった膿や細菌の治療はできない、でも根のもとにある部分を切ったりということは、この歯の場合できない
といわれたのですが、根が本当に短い場合、歯茎の側からできる根管治療というのはあるのでしょうか?
先生のアドバイスどおり、やはり疑問が残るので、セカンドオピニオンを求めようと思っています。
お返事ありがとうございます。
「根管治療が不十分であっても、それでむし歯になるようなことはありません、また歯根長が短いために根管治療が無意味であるとは思えません。」
とありましたが、私のかかったところでは、
●根が太く短いので細菌は根の中よりも根突のほうにいってしまっていると思われるので、根管治療よりも早く薬をつめたほうがいいというような判断だったようです。
また、
●歯のほうからは根突のほうにたまった膿や細菌の治療はできない、でも根のもとにある部分を切ったりということは、この歯の場合できない
といわれたのですが、根が本当に短い場合、歯茎の側からできる根管治療というのはあるのでしょうか?
先生のアドバイスどおり、やはり疑問が残るので、セカンドオピニオンを求めようと思っています。
相談者からの返信
相談者:
michaelaさん
返信日時:2009-02-05 00:29:51
タイヨウ先生
お返事をありがとうございます。
先生の、もう少しがんばれるのでは?というコメントがとても励みになりました。
やはり私にとってはたかが1本、されど1本の大切な歯で、できる限りやはり抜くことを避けたいというのが本音です。
セカンドオピニオンを受けたのですが、下記のようにコメントされました。
●根幹が太く短く根を治療する意味がないというのは、そのとおりである。
きって治療するなども不可能。
●左上1番、両側2番とも、根が非常に短く、根のまわりの骨がすでに2番はとけてしまっていて危険な状態。
●インプラントをするには、6mmぎりぎりしかないのと、歯茎と骨と両方を移植する必要がある
●歯のクラックは確率的に表面にもう出ている可能性があり、顔のはれというか違和感は、歯のクラックからおこっている可能性(根ではなくて)もある。
●このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
(ただ、ここはインプラントを主にやっているので、若干それしかオプションがないのかどうか疑問も残ります)
山田先生、佐藤先生、そしてタイヨウ先生のおっしゃったように根が短い、ということが理由ではないのですね・・・。
クラックがあるなども、治療をする意味がないという理由になったのかな、と思いますが・・・。
根突の感染などの治療は歯茎から治療することは可能でしょうか。
今、クラックのあるこの歯にガッターパーチャーなど埋めてしまったあとに、またあけると歯が割れたりしないかと心配です。
このまま抜くというのには、どうしてもまだ抵抗があって、骨がとけるというのが即進行するものなのか・・・。
ほかにばい菌が広がる前に抜いて治療しないと骨がとけすぎてしまって、隣の歯の根などがだめになってしまうということは本当にそのとおりなのでしょうか。
お返事をありがとうございます。
先生の、もう少しがんばれるのでは?というコメントがとても励みになりました。
やはり私にとってはたかが1本、されど1本の大切な歯で、できる限りやはり抜くことを避けたいというのが本音です。
セカンドオピニオンを受けたのですが、下記のようにコメントされました。
●根幹が太く短く根を治療する意味がないというのは、そのとおりである。
きって治療するなども不可能。
●左上1番、両側2番とも、根が非常に短く、根のまわりの骨がすでに2番はとけてしまっていて危険な状態。
●インプラントをするには、6mmぎりぎりしかないのと、歯茎と骨と両方を移植する必要がある
●歯のクラックは確率的に表面にもう出ている可能性があり、顔のはれというか違和感は、歯のクラックからおこっている可能性(根ではなくて)もある。
●このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
(ただ、ここはインプラントを主にやっているので、若干それしかオプションがないのかどうか疑問も残ります)
山田先生、佐藤先生、そしてタイヨウ先生のおっしゃったように根が短い、ということが理由ではないのですね・・・。
クラックがあるなども、治療をする意味がないという理由になったのかな、と思いますが・・・。
根突の感染などの治療は歯茎から治療することは可能でしょうか。
今、クラックのあるこの歯にガッターパーチャーなど埋めてしまったあとに、またあけると歯が割れたりしないかと心配です。
このまま抜くというのには、どうしてもまだ抵抗があって、骨がとけるというのが即進行するものなのか・・・。
ほかにばい菌が広がる前に抜いて治療しないと骨がとけすぎてしまって、隣の歯の根などがだめになってしまうということは本当にそのとおりなのでしょうか。
回答6
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-02-05 04:35:42
>歯のクラックからおこっている可能性(根ではなくて)もある。
クラックがあればその診断はそれほど難しくは無いはずですが、可能性があるとはどういうことなのでしょうか、少し理解しかねます。
もしクラックであればおそらく修復は可能でしょう。
>このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
文面からだけなので、本当にそうなのか残せるのか断定はいたしかねますが、インプラントを積極的になさっているような所では得てして抜歯を選択なさることが多いような印象を持っています。
少なくとも私は歯根が短いという理由だけで抜歯することはありません。
レントゲンをUPしていただくといいのですが。
クラックがあればその診断はそれほど難しくは無いはずですが、可能性があるとはどういうことなのでしょうか、少し理解しかねます。
もしクラックであればおそらく修復は可能でしょう。
>このまま黒く写っている部分(おそらく膿?)を残しておくと骨がとけていくので、今ぬいてしまったほうがいい。
文面からだけなので、本当にそうなのか残せるのか断定はいたしかねますが、インプラントを積極的になさっているような所では得てして抜歯を選択なさることが多いような印象を持っています。
少なくとも私は歯根が短いという理由だけで抜歯することはありません。
レントゲンをUPしていただくといいのですが。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-02-05 10:00:05
佐藤先生の予感が的中してしまったと言う事かも知れませんね‥。
>レントゲンをUPしていただくといいのですが。
欲を言えばCTを撮ってもらえると、より正確な診断ができるかもしれません。
逆に「抜歯が決定的」になるかもしれませんが、それはそれで「次に向けて前向きに考える」ためには必要な事です。
場合によってはCT撮影を前提に、サードオピニオンを求めるのもテかもしれません。
お大事にどうぞ。
>レントゲンをUPしていただくといいのですが。
欲を言えばCTを撮ってもらえると、より正確な診断ができるかもしれません。
逆に「抜歯が決定的」になるかもしれませんが、それはそれで「次に向けて前向きに考える」ためには必要な事です。
場合によってはCT撮影を前提に、サードオピニオンを求めるのもテかもしれません。
お大事にどうぞ。
回答8
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-02-05 11:38:59
僕の考えはシンプルです。
最終的に一番利益の大きい選択をすること。
この場合、利益を長期安定と仮定するなら、一本の歯に拘って、迷ってしまうより、全体で長期安定を目指したほうが、最終的に幸福になると思います
ですので、抜く抜かないに拘らず、ヴィジョンを変えて下さい。
どうしたら、長期安定した口腔内環境を維持できるのか?
そのために早期抜歯が必要なら、それは十分に意味のあることだと私は思います。
こだわっちゃだめですよ。
抜く抜かないは枝葉のこと、本筋を見失わないで下さい。
最終的に一番利益の大きい選択をすること。
この場合、利益を長期安定と仮定するなら、一本の歯に拘って、迷ってしまうより、全体で長期安定を目指したほうが、最終的に幸福になると思います
ですので、抜く抜かないに拘らず、ヴィジョンを変えて下さい。
どうしたら、長期安定した口腔内環境を維持できるのか?
そのために早期抜歯が必要なら、それは十分に意味のあることだと私は思います。
こだわっちゃだめですよ。
抜く抜かないは枝葉のこと、本筋を見失わないで下さい。
相談者からの返信
相談者:
michaelaさん
返信日時:2009-02-13 12:41:01
山田先生
タイヨウ先生
佐藤先生
お返事ありがとうございます。
クラックがあるかどうかその歯内療法の先生は、はっきりとはわからない、といい、それ以上の説明はいただけませんでした。
再度、別の歯内療法の先生のところを紹介してもらい行ったところ、クラックはどうも根の内側にあるらしい。
歯の表面は今みたところではクラックがあるとはみえない、ということでした。
根のほうのクラックが表面にでていると歯周ポケットみたいな、すきまが歯茎にあるはずだがそれは今のところないので今後様子を見るのがいいのでは、ということでした。
黒い部分は、菌があると考えられるが、歯周病のようにひどい歯茎のはれがまだないこと、顔の違和感は、根につめたものにたいする(異物に対する)免疫反応の可能性があるといわれました。
結局、根の治療は歯茎からするとすれば、歯がそくぬけおちてしまう確立が高いこと、このまま様子をみて、痛くなったら抜く以外おそらくもうできることはないようです・・。
確かにインプラントのところでは、すぐに抜いたほうがいいと
いうことをいわれました。
また、歯茎と骨の移植をしないかぎり、インプラントは無理だといわれ(骨の厚みが3mmのところもあったので)抜いた場合はやはりかなり時間と費用とかかりそうで、気持ちが落ち込み気味です。
まわりの歯もかなり悪い状況で、歯茎や骨がもうないので1番だけでなく2番も危ないといわれました。
意見はふたつにわかれているようで、インプラント系の先生は、骨がこれ以上、ばい菌によってとける前に
(一番とけているのは歯茎の歯の根のところの骨で、もうほとんどないといわれました。CTでも黒ずみかけていました。)
抜いてしまって骨を移植して、インプラントにふみきったほうが
いいと(インプラントの成功率が今後さがっていくと考えられるため)。
そして、根の専門の先生は、骨がとけるスピードは今日明日にすぐというわけではないし、痛くなるまでまってからぬいて、インプラントを考えてもおそくないのではないか、という意見でした。
佐藤先生のおっしゃるように、長期的に口腔内の状況が安定して維持できるためには・・・と考えると、抜くほうが細菌などのこともあるのでいいのかとも思うのですが、
やはり、もう少し自分のこの歯がもつのであれば、そこにかけてみたい、という気持ちもあり、今後、半年ごとにレントゲンで検査をして黒いところが大きくなるようだったらやはり治療を考えなければ、細菌感染からいろいろな問題がおきてくると思われるので、そのときはまた冷静に考えていこうと思います。
本当にどれだけこの歯チャンネルの先生方のご意見が、気持ちの上のサポートとしても、また専門家のご意見としても、貴重なものであったか、書ききれません。
ひとりで悩んでいたら、きっとなにも行動できずにいたと思います。
もちろん、上歯茎から鼻にかけての違和感もぬけていないので、不安はありますが、治療ができないというのであれば、今後、様子を見ていくしかないとおもいます。
(レントゲン写真はいいだしにくくて、もらうのを忘れてしまいアップできませんでした・・・。)
タイヨウ先生
佐藤先生
お返事ありがとうございます。
クラックがあるかどうかその歯内療法の先生は、はっきりとはわからない、といい、それ以上の説明はいただけませんでした。
再度、別の歯内療法の先生のところを紹介してもらい行ったところ、クラックはどうも根の内側にあるらしい。
歯の表面は今みたところではクラックがあるとはみえない、ということでした。
根のほうのクラックが表面にでていると歯周ポケットみたいな、すきまが歯茎にあるはずだがそれは今のところないので今後様子を見るのがいいのでは、ということでした。
黒い部分は、菌があると考えられるが、歯周病のようにひどい歯茎のはれがまだないこと、顔の違和感は、根につめたものにたいする(異物に対する)免疫反応の可能性があるといわれました。
結局、根の治療は歯茎からするとすれば、歯がそくぬけおちてしまう確立が高いこと、このまま様子をみて、痛くなったら抜く以外おそらくもうできることはないようです・・。
確かにインプラントのところでは、すぐに抜いたほうがいいと
いうことをいわれました。
また、歯茎と骨の移植をしないかぎり、インプラントは無理だといわれ(骨の厚みが3mmのところもあったので)抜いた場合はやはりかなり時間と費用とかかりそうで、気持ちが落ち込み気味です。
まわりの歯もかなり悪い状況で、歯茎や骨がもうないので1番だけでなく2番も危ないといわれました。
意見はふたつにわかれているようで、インプラント系の先生は、骨がこれ以上、ばい菌によってとける前に
(一番とけているのは歯茎の歯の根のところの骨で、もうほとんどないといわれました。CTでも黒ずみかけていました。)
抜いてしまって骨を移植して、インプラントにふみきったほうが
いいと(インプラントの成功率が今後さがっていくと考えられるため)。
そして、根の専門の先生は、骨がとけるスピードは今日明日にすぐというわけではないし、痛くなるまでまってからぬいて、インプラントを考えてもおそくないのではないか、という意見でした。
佐藤先生のおっしゃるように、長期的に口腔内の状況が安定して維持できるためには・・・と考えると、抜くほうが細菌などのこともあるのでいいのかとも思うのですが、
やはり、もう少し自分のこの歯がもつのであれば、そこにかけてみたい、という気持ちもあり、今後、半年ごとにレントゲンで検査をして黒いところが大きくなるようだったらやはり治療を考えなければ、細菌感染からいろいろな問題がおきてくると思われるので、そのときはまた冷静に考えていこうと思います。
本当にどれだけこの歯チャンネルの先生方のご意見が、気持ちの上のサポートとしても、また専門家のご意見としても、貴重なものであったか、書ききれません。
ひとりで悩んでいたら、きっとなにも行動できずにいたと思います。
もちろん、上歯茎から鼻にかけての違和感もぬけていないので、不安はありますが、治療ができないというのであれば、今後、様子を見ていくしかないとおもいます。
(レントゲン写真はいいだしにくくて、もらうのを忘れてしまいアップできませんでした・・・。)
回答9
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2009-02-14 07:57:48
専門分野の違う2人の先生が見て、2人とも残すことが難しいとおっしゃられているのであれば、やはり保存は難しそうですね…
前歯4本とも根が短くなっているということですが、その原因と思われるものは何なのか?ということもかなり重要ではないかと思います。
根の病気なのであれば早めの抜歯をお勧めするかもしれませんし、歯周病や矯正治療による歯根の外部吸収などであれば、急ぐ必要はないかもしれません。
文面からははっきりとした原因は特定できていないように読み取れますので、michaelaさんが今すぐ決断することが難しいのであれば、半年ごとに詳しく検査を行って、症状の進行をみて今後の治療法を決めるというのもありかもしれません。
しかし、実際に検査をした先生にしか詳しいことは分かりませんし、進行している場合はやはり早めの治療が必要ですから、そこのところは十分念頭において慎重に治療を進められてくださいね。
お大事にどうぞ。
前歯4本とも根が短くなっているということですが、その原因と思われるものは何なのか?ということもかなり重要ではないかと思います。
根の病気なのであれば早めの抜歯をお勧めするかもしれませんし、歯周病や矯正治療による歯根の外部吸収などであれば、急ぐ必要はないかもしれません。
文面からははっきりとした原因は特定できていないように読み取れますので、michaelaさんが今すぐ決断することが難しいのであれば、半年ごとに詳しく検査を行って、症状の進行をみて今後の治療法を決めるというのもありかもしれません。
しかし、実際に検査をした先生にしか詳しいことは分かりませんし、進行している場合はやはり早めの治療が必要ですから、そこのところは十分念頭において慎重に治療を進められてくださいね。
お大事にどうぞ。
タイトル | 根の短い歯のレントゲンで黒く写る部分は治療できない? |
---|---|
質問者 | michaelaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 その他(歯科治療関連) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。