上1番に亀裂。抜歯の場合はインプラント、ブリッジor部分入れ歯?

相談者: michaelaさん (34歳:女性)
投稿日時:2009-01-24 21:14:38
上の前歯1番の神経をぬいて、現在まだ根の治療はできていない状況なのですが、の裏に亀裂のようなものが見えるといわれ、抜く可能性があるときき、悩んでいます。

抜歯した場合、どういう治療が可能ですか?


状況

1.上の前歯1番は、歯の根が短くて通常の半分以下
(先は開いていて普段からぐらぐらだった歯)

2.1番のまわりの歯(3番と1番)は同じように根が短くて、ぐらぐら(弱い)のでブリッジに耐えられるかわからない。
(特に上の歯なので)

3.掲示板をみていて、たいていの場合、前歯のインプラントは難しい、危険だ、という意味の内容が書いてあったのですが、なにが難しいのでしょうか?
またなにが危険なのでしょうか?

4.どういう条件のとき、前歯のインプラントはできないのでしょうか?


インプラントも無理、ブリッジも難しい、となった場合、(入れ歯も同じく、周りの歯に負担がかかり、難しいと思うのですが)、ほかに、どういう方法がありますか・・・?



やはり前歯しかも上の歯ということで、現在続けている仕事にも影響がでてきますし、まだ30代ということもあって、非常に精神的に落ち込んでいます。

どんなことでもいいのでアドバイスお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-24 23:41:03
michaelaさん、こんにちは。

>1.上の前歯1番は、の根が短くて通常の半分以下
(先は開いていて普段からぐらぐらだった歯)

>2.1番のまわりの歯(3番と1番)は同じように根が短くて、ぐらぐら(弱い)のでブリッジに耐えられるかわからない。
(特に上の歯なので)

>3.掲示板をみていて、たいていの場合、前歯のインプラントは難しい、危険だ、という意味の内容が書いてあったのですが、なにが難しいのでしょうか?またなにが危険なのでしょうか?


上顎の前歯のインプラントが難しい理由は、ただ歯を作るだけでなく審美的な要素が強いことがあります。




>4.どういう条件のとき、前歯のインプラントはできないのでしょうか?

こればかりはどのような状況かにもよりますね。


でも、何らかの解決方法があるような気がします。
歯科大学付属の大学病院などを受診して相談されることをお勧めします。

参考にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-25 01:10:03
欧米人に比べて骨のうすいことが多い日本人にとって、インプラントを埋めることは出来たとしても、それを審美的に仕上げることがかなり難しいことがあります。

アメリカでのインプラントの審美的な成功率を調べた論文でも、審美的な成功率は80パーセント台です。

ということは、2割近い人が審美的な問題を抱えながら生きていく可能性が高いわけです。

奥歯なら我慢できても、前歯では許せない

という患者心理もあって、前のインプラントは避ける傾向にあります。


ただ、インプラント学会のお偉い方や、インプラントのセミナーを主催しているインストラクターなどは、自身の宣伝目的もあり、前歯のインプラントを積極的に行っているようです。


ご自身の書かれた内容が事実だとすると、インプラントを植えるにあたっても、骨の状態に大きな期待が出来ないかもしれません。 

そして、ブリッジも無理なら、入れ歯を考えることになるかもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-25 06:00:27
michaelaさまおはようございます。


上顎1番の根管治療の途中でクラックがあると指摘され、抜歯の可能性があるとのことで悩んでいらっしゃるようですね。

文面からは色々条件的に困難な様子が窺われますが、このような場合は総合的に判断して治療方針を決定していくことになるでしょう。


先ずそのクラックが修復可能かどうかを判断して可能であればそれが最優先になると思います、拝見していないので判りませんがおそらく可能なように思います。

仮に不可能で抜歯が避けられないならば仕方がありませんが、次にブリッジインプラントを計画することになります。


お調べになったように前歯部のインプラントは審美的に仕上げるのは、場合によってはかなり困難を覚悟せねばなりません。

経験を積まれたDrが慎重に診査した上で可能と判断なされたら、それほど問題は起こらないと思いますが、安易に手術を行えば問題が起きる可能性は否定できません。

Dr選びが一番大切なことだと考えます。


ブリッジについてですが両隣在を削る必要がありますが、慎重に症例を検討して計画すればインプラントよりトラブルは少ないと思います。

条件的にかなり難しいようなので、歯周病が絡んでいるとそれに対する処置が十分行われていないと結果はよくないと思います。


結局総合的な診断能力と技術を持っていらっしゃるDrを選ばれるのがいい結果を招くと思います。

医者を選ぶ能力もご自身の健康状態を左右する大切な要素だと考えています。

参考になさってください、お大事になさいませ。



無髄歯でクラックのある歯の対処法 
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1135

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: michaelaさん
返信日時:2009-01-25 11:12:14
畑田先生、いつもお返事をありがとうございます。

なるほど、審美的な要素がからんでいるのですね。
インプラントに失敗するとやはり骨が絡んでいるので、大変なことになるということでしょうか?
(顔かたちがかわるなど)

ーーー

タカタ先生、お返事をありがとうございます。

ブリッジがだめな場合は入れ歯、となるとありましたが、上前歯1番1本だけを入れ歯にすることは可能なのでしょうか?
たとえ、そののまわりの歯が弱くて入れ歯を支えるだけの力がないとしても、入れ歯という可能性はあるのでしょうか?

ーー

山田先生、お返事をありがとうございます。

クラックを直せる技術があるとは、思っても見ませんでした!
写真興味深く拝見させていただきました。

ただ、薄い前歯なので、その部位でもクラックをファイバーポストと接着剤などでなおすことは、できるものなのでしょうか?

また、この技術を使用している歯科というのは、どのように見つけられるものなのでしょうか。

現在まだ根の治療に時間がかかるのですが、その間に、このクラックをひどくしない方法というのはあるのでしょうか。


ブリッジというのは、周りの歯が弱くても(根が半分)可能なのでしょうか。
(負担になって3本が抜けることってないのでしょうか)

ーーー

実際にみてみなければわからないことも理解していますし、個人差があるのもわかっているのですが、前歯がなくなるということに関して切羽詰った気持ちでいます。

どうかよろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-01-25 11:56:15
>ただ、薄い前歯なので、その部位でもクラックをファイバーポストと接着剤などでなおすことはできるものなのでしょうか?

拝見していないので断定は出来ませんが出来ると思います、もしダメならその時点で次の治療方法を考えてみられてはいかがでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-01-26 09:32:16
根が短いブリッジは長く持たないものです。


経験的に根が短い人の骨と歯肉に厚みがある場合が多く、インプラントにはさほど苦労しないはずです。

今は造骨までしますし、インプラントが他の歯の寿命を延ばすことにも留意ください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: michaelaさん
返信日時:2009-01-26 20:04:10
山田先生、松山先生、お返事をありがとうございます。


まずは、クラックをなおす可能性を追求していきたいと思います。

うまくいかなかった時点でべつの方法を考えていくことにしたいと思います。
インプラントなど予約などの面でかなりまつことも多いようなのと、可能性がなかったらどうしようという焦りがありました)


ブリッジはやはりほかのがもたなくなる可能性を高めてしまうので、やはりなんとしても、別の方法を考えたいと思います。

すべての歯の根が短いのではなくて、前歯とその周りだけが非常に短く、歯の肉はとても薄いです。

でもインプラントの可能性はやはり念頭において、今後の可能性を追求していきたいと思います。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-01-26 21:35:37
インプラントに失敗するとやはり骨が絡んでいるので、大変なことになるということでしょうか?
(顔かたちがかわるなど)


上顎前歯部のインプラントに関しては、唇側の骨が薄いためにインプラント埋入後に吸収を起こすと、歯肉にインプラントの金属色が透けてしまい審美的な障害が出てしまうことになります。




タイトル 上1番に亀裂。抜歯の場合はインプラント、ブリッジor部分入れ歯?
質問者 michaelaさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:1番(中切歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
部分入れ歯のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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