左下親知らず抜歯後1年。未だに午後になると歯茎に炎症が起きる (フランス)

相談者: フランス23さん (31歳:男性)
投稿日時:2009-05-15 01:29:58
お世話になっております。
今回が4度目の投稿になります。

前回の投稿
親知らず抜歯後から肩の痛みや眩暈等が続くのは、顎関節症?(フランス)


参考:それ以外の過去のご相談
親知らず抜歯後の炎症、ひどい頭痛
4ヶ月前に親知らずを抜歯、未だ歯茎の違和感が残ります


親知らずを抜歯してから来月でちょうど一年になります。
しかしながら、相変わらず左下奥の歯茎炎症で悩まされています。


あれから抜いたところ、さらにもうひとつ別の口腔外科でも診察してもらいました。

レントゲン撮影では異常なし。
(一箇所ではやや歯周ポケットに汚れが入っている、といわれました。)

前回の投稿にありますように「顎関節症」も疑っていたので尋ねてみましたが、その可能性はない。

「若干炎症はしているが親知らず抜歯の後は綺麗になっている。」

という判断で、歯ブラシと、茎が強化される歯磨き粉、塗る抗生物質(Hextrilという商品名)を処方されただけでした。



何かを口に入れる度に医者に言われた通り、柔らかい歯ブラシでブラッシング、歯茎のマッサージをして、抗生物質を塗っているのですが、症状も前回の投稿からあまり改善がありません。

起床直後は気にもならないくらいにいいのですが、午後にほぼ決まって(程度の差はありますが)炎症がでます。

得に昼食をとるとひどく、その後ほとんど目も開けられないくらいの倦怠感が左下あごから、顔面の左、左後頭部、左肩から、左腕全体にかけて襲ってきます。

左半身が麻痺してしまうのではないかと思うような場合もあり、最悪の場合は動悸や、眩暈といった前回書いたような症状が現れます。
(その後仕事にならないので昼食はとらないようにしています。仕事はデスクワークです。)


出血はおよそ半年前から収まったのですが、炎症が出たときに、舌で触ると、親知らずのあった場所付近の歯茎がぽっこりと小さな豆粒のような突起になって腫れているのが分かります。

それから時々嫌な味の汁のようなものが出てきます。
舌の左下奥の付け根付近も感覚が鈍化しているような感じがあります。


炎症はしばらく睡眠すると大分ひくようです。
首をゆっくり回す運動もよいようです。

問題の付近は抜歯以前から、風邪をひいたりしたときに親知らず付近が傷み、肩こりがひどくなるときがあったのですが、抜歯後はその苦痛が10倍くらいになり、ほぼ毎日襲ってくるようになった感じです。


医者でも上記の症状を訴えましたが、なんでもない、仕舞いにはストレスではないか、姿勢の問題ではないか、という返答をされました。

親知らず抜歯後からの症状なので、物理的な因果関係はあると僕自身は考えていますが、歯茎の疾患というのは時に原因の特定が困難であると聞きました。

そのため、7月になると一時帰国をするのでその際、日本の大学病院で診断してもらうことを考えてます。



正確な診断を受けるまでに、少しでも安心を得たいという気持ちで書いております。
このような文面だけでは判断に限界があると思われますが、諸先生方のご意見を伺いたく存じます。

いったい何が起こっているのでしょうか。
こういった慢性的な歯茎の炎症というのは、頻繁に散見されるものなのでしょうか。

自然に消えていくこともあるのでしょうか。
また具体的な治療法としてはどんなものがあるのでしょうか。


よろしくお願いいたします。

また最後になりましたが、この場を借りまして、前回の投稿に丁寧に答えてくださった畑田、中本両先生にお礼申し上げます。
ありがとうございました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-05-15 05:38:33
フランス23さまおはようございます。

親知らずの抜歯後、歯肉炎症に1年間も悩まされてお困りなのですね。

拝見していないのでその炎症がどのようなものか判りませんが、私には親知らず抜歯後1年も炎症が続いた経験がないので想像いたしかねます。

まず炎症が一日のうちに大幅に変化するというのは考えがたいことです。


しかし仮に炎症だとすると、必ず原因が患部のどこかにに有るはずだと思います。

昼食をとってひどい状態になっている時に受診なさって、診察を受けるのがいいように思います。


お大事になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-05-15 09:56:03
海外でしかも原因不明の痛みとなると大変不安になるでしょう。
心中お察ししたします。

さて、

「起床直後は気にもならないくらいにいい」

「得に昼食をとるとひどく、その後ほとんど目も開けられないくらいの倦怠感が左下あごから、顔面の左、左後頭部、左肩から、左腕全体にかけて襲ってきます」

「仕事はデスクワーク」

「首をゆっくり回す運動もよいようです」

「ストレスではないか、姿勢の問題ではないか」

と言う事から想像すると、親知らずが原因では無く、その手前(7番)がブラキシズムによる咬合性外傷になっているように思いますが、いかがでしょうか?

参考
歯ぎしりTOP


特に「パソコン関係のデスクワーク」をされている方に多いのが「日中のクレンチング」です。


これから1週間「食い縛っていないか」「咬み締めていないか」を少し気にしてみてはいかがでしょうか?

人間は口を閉じている時(安静位)、上下のは触れていないのが正常です。


過去の相談

寝る(横になる)と、歯と歯茎の境目に詰め物をしている歯に歯痛が起こる
根管治療中。顔半分に絞られるような、骨までの痛みがあり眠れません

などなど‥。


ブラキシズムは成人の80%にある。
そのうち自覚しているのは10%以下。
とも言われています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フランス23さん
返信日時:2009-05-17 01:05:35
山田先生、タイヨウ先生、コメントありがとうございます。

タイヨウ先生のおっしゃる、

親知らずが原因では無く、その手前(7番)がブラキシズムによる咬合性外傷

ということで、ネットでいろいろと症状を調べ、はたと思い当たりました。


起床時は本当に何もないくらいに爽快な目覚めなのです。
今日も、休みですが出勤して、3時間くらいパソコンの前に座っていたのですが、じわじわと悪化していく感じがして、午後3時くらいに、歯茎も腫れ、浮いた感じがしだして左後頭部や、目の奥が痛みがでています。

そして決定的に思ったのは、起床時で口を閉じているときは、奥歯があたっていることに気づきました。
これは異常な状態なのですね。。。

思い返すと意識しないで、これまでずっと右の奥歯ばかりでかんで食事をしていました。
これは左の問題を回避するためだったのかもしれません。


今まで生きてきてこんなひどい頭痛に襲われたことはなかったので、一本でこんなことになるのかと驚いております。

奥歯をあわせないように毎日心がけ、また日本に帰国した際にかみ合わせ等、きちんとチェックしてもらおうと考えています。


合理的な指摘を伺って本当に安心しました。
ありがとうございました。 
 



タイトル 左下親知らず抜歯後1年。未だに午後になると歯茎に炎症が起きる (フランス)
質問者 フランス23さん
地域 海外
年齢 31歳
性別 男性
職業 その他
カテゴリ 抜歯後の痛み・異常・トラブル
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯茎(歯ぐき)の腫れと痛み
原因不明の歯茎の痛み
歯茎(歯ぐき)の痛み
歯茎(歯ぐき)の腫れ
親知らずの抜歯
親知らず抜歯後の後遺症・トラブル
フランス
回答者




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