[写真あり] 11歳、3週間前にしたシーラントの脱落と処置について
相談者:
春風さん (11歳:女性)
投稿日時:2009-07-07 14:33:40
いつも、ご親切なご回答を頂き、ありがとうございます。
参考:過去のご相談
〔衛生士のダイアグノデントと視診のみで先生の診察が無いので不安〕
〔11歳、開咬をワイヤー矯正する医院の選択で迷っています〕
他。
今回は、3週間前にした娘の歯のシーラントが脱落したので、シーラント処置について、相談させて頂きたくお願いします。
(過去の質問も読ませて頂いたのですが、不安なもので…申し訳ありません)
娘の矯正を考えているため、春先から複数の歯医者へ矯正相談に行ったところ、虫歯かどうかという診断が歯医者により違い、どうしたものか悩んでおりました。
が、結局、矯正する予定に決めた歯科へ、虫歯の相談と治療をしに、再度行って来ました。
そこの医師は、矯正専門医ですが、一般歯科もやっています。
(娘は今秋から矯正予定ですが、事情があり、今はまだ何もしていません)
矯正の相談では先生が対応されましたが、虫歯の診断は、衛生士でした。
虫歯かどうか、気になっていた箇所は、下記4箇所でした。
(?と?の写真を送ります)
?左下6番頬側の茶色い点(くぼみ)
?左下6番咬合面のくぼみ
?右下6番咬合面のくぼみ
?左上5、6番の隣接面(白濁あり。着色は無し。短針を注意深く引っかければ、引っかかる程の小さな穴がある)
衛生士は、
「虫歯は無し。予防処置(シーラント)をするとしたら、?のみ。
虫歯ではなく裂溝。
予防処置は、した方がよいけど、しなくてもよい。
??は予防処置も不要。
?はフロスもひっかからなかったので何もしない」
とのことでした。
それで、?のシーラントのみ、してもらいました。
(デンタルは撮らず。
ラバーダム無し。
シーラント処置直後に確認したら、溝が分からなくなり、真っ白になっていました)
ところが、昨日自宅で、赤い染め出しをした際、シーラントが取れていることに気づきました。
ただ、シーラントをする前より、少しくぼみが浅い気もしますので、一部だけとれたのかもしれません。
また、他院で、「虫歯」と指摘されたと伝えましたが、上記対応はすべて衛生士でした。(先生は診られず)
質問させて頂きたいのは、
1.シーラントがたった3週間で脱落するということは、よくあるのか?
その理由は?
シーラントを飲み込んだ害は?
2.もし、ラバーダムをかけていなかったために、早く脱落したのであれば、ラバーダムをかける医院に転院した方がいいのか?
3.?は着色しているのに、虫歯ではないと、衛生士が視診のみで断定できるのか?
シーラント前にデンタルを撮って確認し、処置後も定期的にデンタルで経過観察しなくてもよいのか?
4.シーラントは萌出途中や、萌出間もない歯にしてこそ、効果があるのなら、そもそも???の歯には、しなくてもよいのか?
と、いうことです。
ちなみに、衛生士が、ブラッシング指導をとても丁寧にしてくれたおかげで、娘は、その後、10日程は、夜は20分位もかけて、一生懸命ブラッシングしていました。
また、キシリトールガムを、よく噛んでいます。
(1回30分以上噛んでいることもしばしば)
また、赤い染め出しのブラッシング指導を、シーラント直後に行われました。
これらは、シーラント脱落と関係があるでしょうか?
なお、学校健診も歯科1軒とカウントすれば、5軒の歯科が虫歯を診断したことになり、うち、3軒が上記の4箇所とも処置不要、1軒が?のみ処置した方がよい、1軒が4箇所とも虫歯との診断でした。
本来は、シーラントをした、矯正予定の歯科へ行って対応を相談するのが良い形と思ったのですが、処置に不安があり、相談させて頂きました。
どうか宜しくお願いします。
画像1 画像2
参考:過去のご相談
〔衛生士のダイアグノデントと視診のみで先生の診察が無いので不安〕
〔11歳、開咬をワイヤー矯正する医院の選択で迷っています〕
他。
今回は、3週間前にした娘の歯のシーラントが脱落したので、シーラント処置について、相談させて頂きたくお願いします。
(過去の質問も読ませて頂いたのですが、不安なもので…申し訳ありません)
娘の矯正を考えているため、春先から複数の歯医者へ矯正相談に行ったところ、虫歯かどうかという診断が歯医者により違い、どうしたものか悩んでおりました。
が、結局、矯正する予定に決めた歯科へ、虫歯の相談と治療をしに、再度行って来ました。
そこの医師は、矯正専門医ですが、一般歯科もやっています。
(娘は今秋から矯正予定ですが、事情があり、今はまだ何もしていません)
矯正の相談では先生が対応されましたが、虫歯の診断は、衛生士でした。
虫歯かどうか、気になっていた箇所は、下記4箇所でした。
(?と?の写真を送ります)
?左下6番頬側の茶色い点(くぼみ)
?左下6番咬合面のくぼみ
?右下6番咬合面のくぼみ
?左上5、6番の隣接面(白濁あり。着色は無し。短針を注意深く引っかければ、引っかかる程の小さな穴がある)
衛生士は、
「虫歯は無し。予防処置(シーラント)をするとしたら、?のみ。
虫歯ではなく裂溝。
予防処置は、した方がよいけど、しなくてもよい。
??は予防処置も不要。
?はフロスもひっかからなかったので何もしない」
とのことでした。
それで、?のシーラントのみ、してもらいました。
(デンタルは撮らず。
ラバーダム無し。
シーラント処置直後に確認したら、溝が分からなくなり、真っ白になっていました)
ところが、昨日自宅で、赤い染め出しをした際、シーラントが取れていることに気づきました。
ただ、シーラントをする前より、少しくぼみが浅い気もしますので、一部だけとれたのかもしれません。
また、他院で、「虫歯」と指摘されたと伝えましたが、上記対応はすべて衛生士でした。(先生は診られず)
質問させて頂きたいのは、
1.シーラントがたった3週間で脱落するということは、よくあるのか?
その理由は?
シーラントを飲み込んだ害は?
2.もし、ラバーダムをかけていなかったために、早く脱落したのであれば、ラバーダムをかける医院に転院した方がいいのか?
3.?は着色しているのに、虫歯ではないと、衛生士が視診のみで断定できるのか?
シーラント前にデンタルを撮って確認し、処置後も定期的にデンタルで経過観察しなくてもよいのか?
4.シーラントは萌出途中や、萌出間もない歯にしてこそ、効果があるのなら、そもそも???の歯には、しなくてもよいのか?
と、いうことです。
ちなみに、衛生士が、ブラッシング指導をとても丁寧にしてくれたおかげで、娘は、その後、10日程は、夜は20分位もかけて、一生懸命ブラッシングしていました。
また、キシリトールガムを、よく噛んでいます。
(1回30分以上噛んでいることもしばしば)
また、赤い染め出しのブラッシング指導を、シーラント直後に行われました。
これらは、シーラント脱落と関係があるでしょうか?
なお、学校健診も歯科1軒とカウントすれば、5軒の歯科が虫歯を診断したことになり、うち、3軒が上記の4箇所とも処置不要、1軒が?のみ処置した方がよい、1軒が4箇所とも虫歯との診断でした。
本来は、シーラントをした、矯正予定の歯科へ行って対応を相談するのが良い形と思ったのですが、処置に不安があり、相談させて頂きました。
どうか宜しくお願いします。
画像1 画像2
回答1
回答日時:2009-07-07 15:35:07
春風さん、こんにちは。
処置をするたびに色々不安が出てきちゃうみたいですね(^^;)
1.について
シーラントを飲み込んだとしても、数日以内に出てきます。
心配なら、出てきたか毎度確認してみますか!?(冗談です)
心配されなくて大丈夫でしょう。
2.について
理論的にはラバーダムがあった方が良いかも知れません。
ただ、処置時間も短いので、個人的には簡易防湿でも問題ないと思いますよ。
「唾液ダラダラ」の状態で処置されてたら、取れやすいでしょうけど。。。
3.について
矯正が始まってしまうとバンド(金属帯)を6番に付けると思います。
そうなると、レントゲンを撮っても何も見えません。
だからこそ念のために予防処置をしようとされてるんだと思います。
4.について
矯正で定期的に通われるなら、必要に応じて処置を勧められると思います。
もう少し、担当医院を信用されてお任せされてはどうですか?
不安な気持ちを持ったまま(矯正)治療を受けては、お互い大変な思いをするかも。
参考までに
処置をするたびに色々不安が出てきちゃうみたいですね(^^;)
1.について
シーラントを飲み込んだとしても、数日以内に出てきます。
心配なら、出てきたか毎度確認してみますか!?(冗談です)
心配されなくて大丈夫でしょう。
2.について
理論的にはラバーダムがあった方が良いかも知れません。
ただ、処置時間も短いので、個人的には簡易防湿でも問題ないと思いますよ。
「唾液ダラダラ」の状態で処置されてたら、取れやすいでしょうけど。。。
3.について
矯正が始まってしまうとバンド(金属帯)を6番に付けると思います。
そうなると、レントゲンを撮っても何も見えません。
だからこそ念のために予防処置をしようとされてるんだと思います。
4.について
矯正で定期的に通われるなら、必要に応じて処置を勧められると思います。
もう少し、担当医院を信用されてお任せされてはどうですか?
不安な気持ちを持ったまま(矯正)治療を受けては、お互い大変な思いをするかも。
参考までに
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2009-07-07 21:26:36
私の個人的な意見です。
>1.シーラントがたった3週間で脱落するということは、よくあるのか?
よくあるというものではないと思いますが、1本の歯にシーランとをしてそれが取れれば、その患者さんにとっては、100%失敗ということになりますが、全体から見ればそんな多くは無いです。
100%成功ということはありませんので、誰かがその失敗に当たるでしょう。
>その理由は?
文面からだけでは原因はわかりません(実際見てもわからないと思いますが)。
>シーラントを飲み込んだ害は?
おそらく無いでしょう。
>2.もし、ラバーダムをかけていなかったために、早く脱落したのであれば、ラバーダムをかける医院に転院した方がいいのか?
もし仮に、ラバーダムをしてなかったことが原因ならば、ラバーダムをした行ったほうがいいと思います。
ただし、シーランとでラバーダムをする医院が見つかるかどうか。
また、仮に見つかっても、総合的に転院することがいいことかは疑問です。
>3.?は着色しているのに、虫歯ではないと、衛生士が視診のみで断定できるのか?
娘さんの場合は当てはまるかどうかわかりませんが、ケースによっては可能です。
しかし、診断行為は歯科医師しかできませんので、衛生士が診断したとすれば違法です。
>シーラント前にデンタルを撮って確認し、処置後も定期的にデンタルで経過観察しなくてもよいのか?
そのほうがよりよいかもしれません。
>4.シーラントは萌出途中や、萌出間もない歯にしてこそ、効果があるのなら、そもそも???の歯には、しなくてもよいのか?
適応症がありその適応症の歯に行って効果があります。
萌出途中や、萌出間もない歯がすべて適応症というわけではありません。
>1.シーラントがたった3週間で脱落するということは、よくあるのか?
よくあるというものではないと思いますが、1本の歯にシーランとをしてそれが取れれば、その患者さんにとっては、100%失敗ということになりますが、全体から見ればそんな多くは無いです。
100%成功ということはありませんので、誰かがその失敗に当たるでしょう。
>その理由は?
文面からだけでは原因はわかりません(実際見てもわからないと思いますが)。
>シーラントを飲み込んだ害は?
おそらく無いでしょう。
>2.もし、ラバーダムをかけていなかったために、早く脱落したのであれば、ラバーダムをかける医院に転院した方がいいのか?
もし仮に、ラバーダムをしてなかったことが原因ならば、ラバーダムをした行ったほうがいいと思います。
ただし、シーランとでラバーダムをする医院が見つかるかどうか。
また、仮に見つかっても、総合的に転院することがいいことかは疑問です。
>3.?は着色しているのに、虫歯ではないと、衛生士が視診のみで断定できるのか?
娘さんの場合は当てはまるかどうかわかりませんが、ケースによっては可能です。
しかし、診断行為は歯科医師しかできませんので、衛生士が診断したとすれば違法です。
>シーラント前にデンタルを撮って確認し、処置後も定期的にデンタルで経過観察しなくてもよいのか?
そのほうがよりよいかもしれません。
>4.シーラントは萌出途中や、萌出間もない歯にしてこそ、効果があるのなら、そもそも???の歯には、しなくてもよいのか?
適応症がありその適応症の歯に行って効果があります。
萌出途中や、萌出間もない歯がすべて適応症というわけではありません。
相談者からの返信
相談者:
春風さん
返信日時:2009-07-09 13:22:50
吉岡先生、小牧先生、
お忙しい中、早速のご回答を、どうも有難うございました。
【吉岡先生】
前回に引き続き、早速のご回答を、嬉しく拝見致しました。
お忙しい中、ご配慮頂いた回答を、どうも有難うございます。
>「もう少し担当医院を信頼して…」
おっしゃるとおりだと思います。
心配性なもので、申し訳ありません。
ただ、今まで定期健診で通院していた別の歯科では、虫歯の診断は、先生ではなく、衛生士がダイアグノデントでしていたこと、また矯正をする医院を決めた為(=今回シーラントをした所)、今回は元の歯科には行かず、虫歯の検診では初めて、今回の医院にかかりました。
今後、矯正する所で一元管理してもらった方が良いだろうとも思ったもので。
が、そこも、虫歯の診断は衛生士でした。
更に、思いがけず、早期にシーラントが脱落したもので、不安を募らせたものです。
>「不安な気持ちを持ったまま(矯正)治療を受けては、お互い大変な思いをするかも」
おっしゃるとおりだと思います。
現段階では、そこでの矯正を考えていますので、「不安」をどうするか、また考えたく思います。ご指摘、有難うございました。
【小牧先生】
シーラントについて、詳しく教えて頂き、有難うございました。
おかげさまで、知りたかったことが、よく分かりました。
うちにとっては、やはり「100%失敗」だったのですね。それは、残念ですが、仕方ないと思えるようになりました。
また、シーラント前の「デンタル」はあった方が、よりよいのですね…次回は、歯科で言われなければ、こちらから確認します。
すみませんが、追加でひとつ質問させて下さい。
一般論としてですが、シーラントの適応症だったとした場合、大体、何歳頃まで、シーラントをするものなのでしょうか?
シーラントに関する、先生方の過去のご回答を拝見したところ、「成人にはあまりしない」とありました。
それは、盲孔等くぼみがあっても、または、シーラントが脱落したとしても、大人になれば、ブラッシングが上手にできるようになり、プラークコントロールがしやすいから…でしょうか?
通常、「シーラントが脱落したら、虫歯になりやすいので、すぐにやり直しを…」と聞きます。
その状況から「脱落しても、もうそろそろシーラントがはがれたままでいい」というふうに変わるのは、どうした時からでしょうか?
抽象的な質問で、申し訳ありません。
今後の参考に、もし可能でしたら、先生方のお考えをお聞かせ頂けると、有り難く思います。
お忙しい中、早速のご回答を、どうも有難うございました。
【吉岡先生】
前回に引き続き、早速のご回答を、嬉しく拝見致しました。
お忙しい中、ご配慮頂いた回答を、どうも有難うございます。
>「もう少し担当医院を信頼して…」
おっしゃるとおりだと思います。
心配性なもので、申し訳ありません。
ただ、今まで定期健診で通院していた別の歯科では、虫歯の診断は、先生ではなく、衛生士がダイアグノデントでしていたこと、また矯正をする医院を決めた為(=今回シーラントをした所)、今回は元の歯科には行かず、虫歯の検診では初めて、今回の医院にかかりました。
今後、矯正する所で一元管理してもらった方が良いだろうとも思ったもので。
が、そこも、虫歯の診断は衛生士でした。
更に、思いがけず、早期にシーラントが脱落したもので、不安を募らせたものです。
>「不安な気持ちを持ったまま(矯正)治療を受けては、お互い大変な思いをするかも」
おっしゃるとおりだと思います。
現段階では、そこでの矯正を考えていますので、「不安」をどうするか、また考えたく思います。ご指摘、有難うございました。
【小牧先生】
シーラントについて、詳しく教えて頂き、有難うございました。
おかげさまで、知りたかったことが、よく分かりました。
うちにとっては、やはり「100%失敗」だったのですね。それは、残念ですが、仕方ないと思えるようになりました。
また、シーラント前の「デンタル」はあった方が、よりよいのですね…次回は、歯科で言われなければ、こちらから確認します。
すみませんが、追加でひとつ質問させて下さい。
一般論としてですが、シーラントの適応症だったとした場合、大体、何歳頃まで、シーラントをするものなのでしょうか?
シーラントに関する、先生方の過去のご回答を拝見したところ、「成人にはあまりしない」とありました。
それは、盲孔等くぼみがあっても、または、シーラントが脱落したとしても、大人になれば、ブラッシングが上手にできるようになり、プラークコントロールがしやすいから…でしょうか?
通常、「シーラントが脱落したら、虫歯になりやすいので、すぐにやり直しを…」と聞きます。
その状況から「脱落しても、もうそろそろシーラントがはがれたままでいい」というふうに変わるのは、どうした時からでしょうか?
抽象的な質問で、申し訳ありません。
今後の参考に、もし可能でしたら、先生方のお考えをお聞かせ頂けると、有り難く思います。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2009-07-09 23:54:27
あくまでも私見です。
大臼歯の溝の虫歯は、元々の溝の深さや形に影響されることが多いように思います。
食生活の影響は受けると思いますが、歯磨きやフッ化物の効果の受けにくいところです。
そのため、リスクが高いと10代のころに虫歯になってしまいます。
逆に考えれば、10代のころに虫歯にならなければ、溝の形が虫歯になりやすい形ではない。
つまり、10代のころに虫歯にならなければ、成人してからも虫歯になりにくいということです。
>成人にはあまりしない」
子供のころにシーランとをしていなくて、成人しても虫歯が無ければシーラントの必要は無いということです。
では子供のころにシーラントをしていて脱落した場合はどうか。
子供のころにシーラントをしたということは、虫歯になりやすいと診断された?ということですから、同じようには考えられません。
脱落した時期が早期なら、再度必要かもしれません。
成人してからなら、かみ合わせの面が磨り減って、溝が浅くなっていたり、食生活などの改善が見られれば再度する必要が無いかもしれません。
中途半端に脱落した場合は、壊れた面から2次虫歯になる可能性が大きいので、きれいに取り除くか、再度しなおさないと危険です。
レントゲンに関しては、シーラントの適応症かどうか、溝の深さを知るために有効な診査方法です。
しかしもっとも大切なのは視診です。
よく乾燥させて、強い光ですかせてみることがもっとも大切な方法だと思います。
経過を追ったレントゲンは、元々が虫歯のリスクが高いという状況殻シーラントを行っているわけですから、見えないシーラントの下を定期的に観察する必要があると思います。
ちなみに、レントゲンは咬翼法(バイトウイング)という撮影方法が最も適しています。
ここに述べたことは、あくまでも一般の患者さんに対することで、ここの患者さんへ適用する場合は、それぞれの状況に応じて変わることもあります。
大臼歯の溝の虫歯は、元々の溝の深さや形に影響されることが多いように思います。
食生活の影響は受けると思いますが、歯磨きやフッ化物の効果の受けにくいところです。
そのため、リスクが高いと10代のころに虫歯になってしまいます。
逆に考えれば、10代のころに虫歯にならなければ、溝の形が虫歯になりやすい形ではない。
つまり、10代のころに虫歯にならなければ、成人してからも虫歯になりにくいということです。
>成人にはあまりしない」
子供のころにシーランとをしていなくて、成人しても虫歯が無ければシーラントの必要は無いということです。
では子供のころにシーラントをしていて脱落した場合はどうか。
子供のころにシーラントをしたということは、虫歯になりやすいと診断された?ということですから、同じようには考えられません。
脱落した時期が早期なら、再度必要かもしれません。
成人してからなら、かみ合わせの面が磨り減って、溝が浅くなっていたり、食生活などの改善が見られれば再度する必要が無いかもしれません。
中途半端に脱落した場合は、壊れた面から2次虫歯になる可能性が大きいので、きれいに取り除くか、再度しなおさないと危険です。
レントゲンに関しては、シーラントの適応症かどうか、溝の深さを知るために有効な診査方法です。
しかしもっとも大切なのは視診です。
よく乾燥させて、強い光ですかせてみることがもっとも大切な方法だと思います。
経過を追ったレントゲンは、元々が虫歯のリスクが高いという状況殻シーラントを行っているわけですから、見えないシーラントの下を定期的に観察する必要があると思います。
ちなみに、レントゲンは咬翼法(バイトウイング)という撮影方法が最も適しています。
ここに述べたことは、あくまでも一般の患者さんに対することで、ここの患者さんへ適用する場合は、それぞれの状況に応じて変わることもあります。
相談者からの返信
相談者:
春風さん
返信日時:2009-07-14 17:09:44
(御礼)
小牧先生、先日は、深夜に、早速のご回答を、どうも有難うございました。
ですのに、こちらから御礼を申し上げるのが、こんなに遅くなり、本当に申し訳ありませんでした。
先生のご回答を拝見し、シーラントの適応の判断と、シーラントをした場合の経過観察の重要性が、非常によく分かりました。
基本的な、けれども一番重要なことを分かりやすく教えて頂き、本当に感謝しています。
シーラントは、一見、非常に取り組みやすい予防処置のようでいて、実は、とても奥が深いものだということを知りました。
このように、教えて頂いたのは初めてです。
子供の歯に、また、シーラントをするにしても、経過観察を怠らないように努めたいと思います。
吉岡先生、小牧先生、この度も、いろいろ教えて頂き、本当に有難うございました。
今後とも、どうか宜しくお願い致します。
小牧先生、先日は、深夜に、早速のご回答を、どうも有難うございました。
ですのに、こちらから御礼を申し上げるのが、こんなに遅くなり、本当に申し訳ありませんでした。
先生のご回答を拝見し、シーラントの適応の判断と、シーラントをした場合の経過観察の重要性が、非常によく分かりました。
基本的な、けれども一番重要なことを分かりやすく教えて頂き、本当に感謝しています。
シーラントは、一見、非常に取り組みやすい予防処置のようでいて、実は、とても奥が深いものだということを知りました。
このように、教えて頂いたのは初めてです。
子供の歯に、また、シーラントをするにしても、経過観察を怠らないように努めたいと思います。
吉岡先生、小牧先生、この度も、いろいろ教えて頂き、本当に有難うございました。
今後とも、どうか宜しくお願い致します。
タイトル | [写真あり] 11歳、3週間前にしたシーラントの脱落と処置について |
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質問者 | 春風さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 11歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
シーラント 歯医者への不信感 その他(写真あり) 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。