歯の動揺。 抜歯と入れ歯を勧められたが、それ以外に治療法はないですか
相談者:
かにのすけさん (49歳:男性)
投稿日時:2009-07-19 02:00:24
こんにちは。
動揺している歯のことで相談します。
若い頃あまりケアをしなかったせいだと思うのですが、ここ1〜2年で5本ほど歯が動揺し始めました。
抜けたり、部分入れ歯にするために3本はすでに抜いてしまっているのですが、左下7と右上6がかなり動揺していて固いものが噛めなくなっています。
通っている歯医者の先生に相談したのですが、抜くしかないとの返事でした。
しかも抜いても、その前後の歯も弱っているのでブリッジにはできないので、入れ歯にするしかないと言われました。
現在の部分入れ歯もいろいろと不便なので、インプラントにすることも考えているのですが、その前に本当に抜くしかないのか、ほかに治療法がないのか教えてください。
動揺している歯のことで相談します。
若い頃あまりケアをしなかったせいだと思うのですが、ここ1〜2年で5本ほど歯が動揺し始めました。
抜けたり、部分入れ歯にするために3本はすでに抜いてしまっているのですが、左下7と右上6がかなり動揺していて固いものが噛めなくなっています。
通っている歯医者の先生に相談したのですが、抜くしかないとの返事でした。
しかも抜いても、その前後の歯も弱っているのでブリッジにはできないので、入れ歯にするしかないと言われました。
現在の部分入れ歯もいろいろと不便なので、インプラントにすることも考えているのですが、その前に本当に抜くしかないのか、ほかに治療法がないのか教えてください。
回答1
回答日時:2009-07-19 09:42:46
こんにちは。
あまり状態が良くなさそうですね。。
歯周病でも、抜かないことだけが目的なら結構なんとかはなりますよ。
ただその後、部分入れ歯なりブリッジなりインプラントなり、顎の強大な力を支えるために色々と兼ね合いの問題が出てきてしまいます。
顎の力だけはほんっっとうに軽視できませんので。
例えば今ご希望のインプラントの場合、他の歯で歯周病が現在進行形で進んでいる場合には、その歯周病菌が新しいインプラントに飛びうつって、インプラントまで悪くなる可能性も考えなくてはいけません。
ですから歯周炎の進行を停止させることが出来ない歯があれば、積極的に抜歯を判断しないといけない場合もあります。
参考⇒予防的?なインプラントについて
またご不満の部分入れ歯も、意外と周囲の歯に迷惑をかけやすい方法ですから、案外安易には勧められません。
参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて
当然ブリッジにしても、弱ってる歯を他の歯につなぐのは問題ですよね。
思い切って弱ってる歯を全部まとめてつないで補強する・・なんてものすごく思い切った方法もあるにはあるのですが、それにしても歯周病が残っていては後々大問題に発展してしまいますし、適応範囲は狭いです。
参考⇒12本ブリッジは妥当?またメタボンよりジルコニアのほうが軽い?
と言って何もなしでは現に咬みにくい訳ですし・・。
つまり、歯周病と言う火種が災いして今火事になっているのですから、まずは歯周治療が特に得意そうな歯科医院で、歯周治療を最優先で取り組まれた方が良いと思いますよ。
火種を消してから、またかみ合わせと言う建築物を建て直すことになります。
参考⇒歯周病
参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
状態から察するに、本気で歯周治療に取り組むとかなりの時間と根気が必要かと思いますが、それが嫌でしたら早め早めの抜歯の方が楽ではありますね。
ちょっと究極(?)の選択的ですが、それほどの状況かと思いますよ。
主治医の先生とよく相談しながら判断して下さいね。
お大事にどうぞ。
あまり状態が良くなさそうですね。。
歯周病でも、抜かないことだけが目的なら結構なんとかはなりますよ。
ただその後、部分入れ歯なりブリッジなりインプラントなり、顎の強大な力を支えるために色々と兼ね合いの問題が出てきてしまいます。
顎の力だけはほんっっとうに軽視できませんので。
例えば今ご希望のインプラントの場合、他の歯で歯周病が現在進行形で進んでいる場合には、その歯周病菌が新しいインプラントに飛びうつって、インプラントまで悪くなる可能性も考えなくてはいけません。
ですから歯周炎の進行を停止させることが出来ない歯があれば、積極的に抜歯を判断しないといけない場合もあります。
参考⇒予防的?なインプラントについて
またご不満の部分入れ歯も、意外と周囲の歯に迷惑をかけやすい方法ですから、案外安易には勧められません。
参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて
当然ブリッジにしても、弱ってる歯を他の歯につなぐのは問題ですよね。
思い切って弱ってる歯を全部まとめてつないで補強する・・なんてものすごく思い切った方法もあるにはあるのですが、それにしても歯周病が残っていては後々大問題に発展してしまいますし、適応範囲は狭いです。
参考⇒12本ブリッジは妥当?またメタボンよりジルコニアのほうが軽い?
と言って何もなしでは現に咬みにくい訳ですし・・。
つまり、歯周病と言う火種が災いして今火事になっているのですから、まずは歯周治療が特に得意そうな歯科医院で、歯周治療を最優先で取り組まれた方が良いと思いますよ。
火種を消してから、またかみ合わせと言う建築物を建て直すことになります。
参考⇒歯周病
参考⇒侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
状態から察するに、本気で歯周治療に取り組むとかなりの時間と根気が必要かと思いますが、それが嫌でしたら早め早めの抜歯の方が楽ではありますね。
ちょっと究極(?)の選択的ですが、それほどの状況かと思いますよ。
主治医の先生とよく相談しながら判断して下さいね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
かにのすけさん
返信日時:2009-07-19 14:21:20
解答ありがとうございます。
参考になりました。
参考になりました。
タイトル | 歯の動揺。 抜歯と入れ歯を勧められたが、それ以外に治療法はないですか |
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質問者 | かにのすけさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:複数の歯(臼歯部) 歯がグラグラする インプラントその他 ブリッジその他 部分入れ歯 その他 歯周病その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。