奥歯の治療。インレー、クラウンの比較、銀のデメリットについて聞きたい
相談者：
es68さん (28歳：男性)
投稿日時：2010-03-01 20:02:45
過去のご相談
・左下６番、根管治療でマイクロスコープの必要性
他
地元ではとても丁寧と有名な歯医者さんにお世話になっています。
虫歯が多く、前歯の治療はレジン充填で完了しました。
奥歯（4番以降）の歯について治療内容の説明を受けましたが、そこの方針では、インレー、クラウンは保険治療なら銀、保険外なら金とのことでした。
自分の希望としてはなるべく白い歯にしたかったので、インレーはハイブリッドセラミック、クラウンはジルコニアまたは硬質レジン前装冠を考えており、持ちかけてみましたが、強度が劣り割れてしまうことを理由に銀を強く勧められました（より良いのは金とのことでしたが）。
また、銀は溶けたりしないのか、溶けた銀が歯茎に染み込んでメタルタトゥーといった症状にはならないのかとも尋ねましたが、絶対に溶けないから大丈夫との説明でした。
しかし、口の中が銀だらけになることがその場ではすぐに受け入れられず、説明を受けただけでまだ治療には踏み込めないでいます。
そこでご意見･アドバイスをお願いしたいのですが、以下の件についてどう思われますでしょうか。
・4番以降のインレーには、強度･持ちで比較すると、銀とハイブリッドセラミックはどちらが優れていますか？
・見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
・このサイトでは銀のインレー、クラウンはいずれ溶けだし、歯茎の変色やアレルギーを引き起こす可能性が高いとありますが、本当に溶けるのでしょうか？
銀の場合、見た目以外のデメリットは何がありますか？（確かな情報が欲しいです。）
・先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
私は口の中に銀だらけになることにとても抵抗があるのですが。。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
・左下６番、根管治療でマイクロスコープの必要性
他
地元ではとても丁寧と有名な歯医者さんにお世話になっています。
虫歯が多く、前歯の治療はレジン充填で完了しました。
奥歯（4番以降）の歯について治療内容の説明を受けましたが、そこの方針では、インレー、クラウンは保険治療なら銀、保険外なら金とのことでした。
自分の希望としてはなるべく白い歯にしたかったので、インレーはハイブリッドセラミック、クラウンはジルコニアまたは硬質レジン前装冠を考えており、持ちかけてみましたが、強度が劣り割れてしまうことを理由に銀を強く勧められました（より良いのは金とのことでしたが）。
また、銀は溶けたりしないのか、溶けた銀が歯茎に染み込んでメタルタトゥーといった症状にはならないのかとも尋ねましたが、絶対に溶けないから大丈夫との説明でした。
しかし、口の中が銀だらけになることがその場ではすぐに受け入れられず、説明を受けただけでまだ治療には踏み込めないでいます。
そこでご意見･アドバイスをお願いしたいのですが、以下の件についてどう思われますでしょうか。
・4番以降のインレーには、強度･持ちで比較すると、銀とハイブリッドセラミックはどちらが優れていますか？
・見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
・このサイトでは銀のインレー、クラウンはいずれ溶けだし、歯茎の変色やアレルギーを引き起こす可能性が高いとありますが、本当に溶けるのでしょうか？
銀の場合、見た目以外のデメリットは何がありますか？（確かな情報が欲しいです。）
・先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
私は口の中に銀だらけになることにとても抵抗があるのですが。。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
回答1
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時：2010-03-01 20:31:24
こんばんは
＞4番以降のインレーには、強度･持ちで比較すると、銀とハイブリッドセラミックはどちらが優れていますか？
強度・持ちでは、銀（パラジュウム合金）に軍配が上がります。
＞見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
ありません。
セラミックやハイブリッドでも、接着と調整を丁寧に行えばかなり持ちます。
＞このサイトでは銀のインレー、クラウンはいずれ溶けだし、歯茎の変色やアレルギーを引き起こす可能性が高いとありますが、本当に溶けるのでしょうか？
＞銀の場合、見た目以外のデメリットは何がありますか？
コアに使う銀（銀の含有量の多い物）は歯茎の変色を起こす可能性は高いですが、パラジュウム合金はあまり溶け出さないですよ。
＞先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
＞私は口の中に銀だらけになることにとても抵抗があるのですが
私は、虫歯が多かったので（歯医者のくせに・・・）あらゆる物が入っています。
ハイブリッド、メタルボンド、オールセラミック、金（白金加金）・・・などです。
実験的な意味合いで大学時代に作りました。
強度的な安心では、
1.白金加金
2.メタルボンド
3.オールセラミック ハイブリッド
になります。
現在までに、交換の必要なく機能している物は、
白金加金
メタルボンド
です。
参考までに。
＞4番以降のインレーには、強度･持ちで比較すると、銀とハイブリッドセラミックはどちらが優れていますか？
強度・持ちでは、銀（パラジュウム合金）に軍配が上がります。
＞見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
ありません。
セラミックやハイブリッドでも、接着と調整を丁寧に行えばかなり持ちます。
＞このサイトでは銀のインレー、クラウンはいずれ溶けだし、歯茎の変色やアレルギーを引き起こす可能性が高いとありますが、本当に溶けるのでしょうか？
＞銀の場合、見た目以外のデメリットは何がありますか？
コアに使う銀（銀の含有量の多い物）は歯茎の変色を起こす可能性は高いですが、パラジュウム合金はあまり溶け出さないですよ。
＞先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
＞私は口の中に銀だらけになることにとても抵抗があるのですが
私は、虫歯が多かったので（歯医者のくせに・・・）あらゆる物が入っています。
ハイブリッド、メタルボンド、オールセラミック、金（白金加金）・・・などです。
実験的な意味合いで大学時代に作りました。
強度的な安心では、
1.白金加金
2.メタルボンド
3.オールセラミック ハイブリッド
になります。
現在までに、交換の必要なく機能している物は、
白金加金
メタルボンド
です。
参考までに。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2010-03-01 20:38:42
＞番以降のインレーには、強度･持ちで比較すると、銀とハイブリッドセラミックはどちらが優れていますか？
単純に強度と持ちだけで言えば銀でしょうね。
ただ、硬すぎると言うのもどうかと思いますが…。
見た目を気にしないのであれば迷わず金を勧めます。
＞見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
無いですね。
白い材料は、どうしても「チップ」は「破折」のリスクはありますよ。
ただ、しっかりした接着操作が行われていれば、そう簡単に割れたりはしません。
＞先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
インレーなら大臼歯は迷わずゴールド。
目立つ所ならハイブリッドセラミックスでしょうか。
クラウンはケースバイケースですよ。
前歯ならオールセラミックスにするかもしれませんし…。
あ、桜田先生とかぶりました。^_^;
単純に強度と持ちだけで言えば銀でしょうね。
ただ、硬すぎると言うのもどうかと思いますが…。
見た目を気にしないのであれば迷わず金を勧めます。
＞見た目が白い素材で強度的に銀と遜色ないインレー、クラウンはないのでしょうか？
無いですね。
白い材料は、どうしても「チップ」は「破折」のリスクはありますよ。
ただ、しっかりした接着操作が行われていれば、そう簡単に割れたりはしません。
＞先生ご自身の歯のでしたらインレー、クラウンに何を選択されますでしょうか？
インレーなら大臼歯は迷わずゴールド。
目立つ所ならハイブリッドセラミックスでしょうか。
クラウンはケースバイケースですよ。
前歯ならオールセラミックスにするかもしれませんし…。
あ、桜田先生とかぶりました。^_^;
相談者からの返信相談者：
es68さん
返信日時：2010-03-06 19:31:26
桜田先生、タイヨウ先生、ご回答くださりありがとうございました。
とても参考になり、銀を入れる踏ん切りがつきました。
担当医師と相談し、要所には金も考えたいと思います。
ありがとうございました。
とても参考になり、銀を入れる踏ん切りがつきました。
担当医師と相談し、要所には金も考えたいと思います。
ありがとうございました。
| タイトル | 奥歯の治療。インレー、クラウンの比較、銀のデメリットについて聞きたい |
|---|---|
| 質問者 | es68さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 28歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
保険のインレー(銀・金属) お勧めの詰め物・インレー お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
