根管治療、仮蓋“キャビトン”について疑問

相談者: ELさん (22歳:男性)
投稿日時:2010-05-13 14:35:42
参考:過去のご相談
根管治療中の痛み、麻酔は使えませんか?
ラバーダムの為に根管治療の延期を行なうか否か


何時もお世話になりっぱなしで恐縮です

変な質問ばかりで申し訳ありませんが、今回もまた勝手ながら質問させて頂きます

今回はキャビトンについてです

左下親知らず抜歯の手術が付属病院で25日に、その後に隣の7番の根管治療を通院中のクリニックにて治療していただく予定です

それまでに二週間ほどの間があいてしまうので先生に処置をお願いしたところ「少し長時間効果のあるものを使おう」と仰られ、洗浄・にっがーいまっずーい消毒後にキャビトンで仮蓋していただけました

以前は一週間が限度と言われていたので気になり、キャビトンの持続(?)期間を尋ねたところ

「判らない、ただ次の治療までに痛みは必ずあるから眠れなくなったらまた処置する」

といわれました

キャビトンの持続期間とその効果を、簡単で構いませんので教えて頂けませんでしょうか?

また「少し長時間効果のあるものを使おう」と仰られたのに、「次の治療までには必ず痛みが出る」と仰られたのは、持続期間が判断つかないという意図からなのでしょうか

流石に「判らない」と言われたのに、同じような質問をするのもどうかと思ったのでこちらで質問させて頂くことにしました

一応ネットで調べてみたのですが、「水分で直ぐに固まるぞ!」「取り外しも簡単だぞ!」「取り外しに少し苦労する」というくらいの情報しか入手出来ませんでした。

調べ方が悪いのかもしれませんが

こちらの以前の質問の回答に「一ヶ月くらいが限度」のような書き込みも見受けられました。

個人差や使用量、状態などでも変化するとは思いますが、大体で構いませんのでご教授頂けると大変助かります



うーん、どうしても長文になるなあ・・・・


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-13 15:10:14
EL さん
はじめまして

>キャビトンの持続期間と、その効果を簡単で構いませんので教えて頂けませんでしょうか?
>また「少し長時間効果のあるものを使おう」と仰られたのに「次の治療までには必ず痛みが出る」と仰られたのは、持続期間が判断つかないという意図からなのでしょうか
>流石に「判らない」と言われたのに、同じような質問をするのもどうかと思ったのでこちらで質問させて頂くことにしました

キャビトンは水分に触れる硬くなる仮のフタです。
そのものに薬効は期待出来ません。

ですから、その先生の言われた意味は、「(よく使われる仮のフタ、ストッピング等より)少し長時間(仮のフタとして)長時間効果があるもの」と言う意味だともいます。


>一応ネットで調べてみたのですが「水分で直ぐに固まるぞ!」「取り外しも簡単だぞ!」「取り外しに少し苦労する」というくらいの情報しか入手出来ませんでした。
>調べ方が悪いのかもしれませんが
>こちらの以前の質問の回答に「一ヶ月くらいが限度」のような書き込みも見受けられました。
>個人差や使用量、状態などでも変化するとは思いますが、大体で構いませんのでご教授頂けると大変助かります

通常根の治療期間中は、根の中に唾液等が浸透して細菌の汚染が再び生じない様に、しっかりとした仮のフタ(仮封)をする必要があります。
フタ自体には薬剤効果はありません。

また、フタとしての効果つまり、細菌の侵入をどれだけシャッタアウト出来るかは、その根の治療している歯の状態にもより一概に言えませんが、概ね1〜2週間程度と言われている様です。
  
ちなみに、消毒したニガイ薬剤はおそらく次亜塩素酸の希釈液だと思われますが、お話ですと、根の中の細菌数を減少させる様な治療はまだ行っていない様ですので、二週間後には、できればそれ以前には根の治療を受けられる事をお勧めします。

ご参考までに。
高橋泰樹

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-13 15:29:26
キャビトン自体は、従来の水硬性セメントに比べよくくっつくし、硬化物も多少擦り減ってくるものの完全に全て取れてしまう事が比較的少ないので好んで使用しています。

ただし全ての状況下で全てもち方や程度は違いますので、実際にそれを詰めた歯科医師が判らない事はネットでは答えは見つからないと思います。

ひとついえるのはあくまでも仮封材であり、何週間ももたせるために開発されたものではないでしょうという事はあると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ELさん
返信日時:2010-05-13 22:03:37
返信頂き有難う御座います

少し長めとは言っても、そこまで持続する物ではなかったのですね

どうにも薬剤効果と仮蓋との効果がごっちゃになっていたようで、使用して頂いた薬剤については残念ながら伺っていませんでした。

そこまで長時間使用できるものではないと言う事ですね

少し距離があるので、出来れば数週間くらいは持たせたかったのですが


>>根の中の細菌数を減少させる様な治療はまだ行っていない様ですので、二週間後には、できればそれ以前には根の治療を受けられる事をお勧めします。

もし間違っていたら申し訳ありませんが、それはペリオドンなどによる残存歯髄の消毒・失活のことでしょうか?

現在根の神経の除去手前の状態です、抜歯後にラバーダムによる今後の処置を予定しております



タイトル 根管治療、仮蓋“キャビトン”について疑問
質問者 ELさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療中の仮歯・仮の詰め物
回答者




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