左右6番の抜歯矯正のリスク、今後予想される問題を教えてください
相談者:
まりあんでるさん (25歳:女性)
投稿日時:2010-05-18 22:02:56
参考:過去のご相談
虫歯かどうかの判断は先生によって違うのですか?
歯列矯正予定で話を聞きに行ったが迷っている 他
矯正治療を本格的にはじめようと思います。
しかし、矯正をするにはあごの中に歯が入りきっていないため、抜歯の必要があるとのことでした。
下の歯の左右6番目の歯は神経を抜いた歯であり、今後その歯がトラブルをかかえる危険もあるため、健康な歯を抜歯せず、左右6番目の歯を抜きましょうと言われました。
自分でも長くもたない歯を残すよりは、健康な歯を少しでも長く使えるようにしたいと考えるので、この治療方針に納得はしました。
しかし、矯正治療の抜歯で奥の歯を抜いて矯正をするということは聞いたことがないので、そのような治療をすることがあるのか疑問に思っています。
矯正期間が伸びてしまうのは仕方がないとは考えていますが、奥の歯を抜歯して矯正することのリスクや、かみ合わせ、今後トラブル発生などなにか、問題になることはあるでしょうか?
奥の歯は大きさもある程度あるので、移動距離が大きくなることも不安です。
よろしくお願いします。
虫歯かどうかの判断は先生によって違うのですか?
歯列矯正予定で話を聞きに行ったが迷っている 他
矯正治療を本格的にはじめようと思います。
しかし、矯正をするにはあごの中に歯が入りきっていないため、抜歯の必要があるとのことでした。
下の歯の左右6番目の歯は神経を抜いた歯であり、今後その歯がトラブルをかかえる危険もあるため、健康な歯を抜歯せず、左右6番目の歯を抜きましょうと言われました。
自分でも長くもたない歯を残すよりは、健康な歯を少しでも長く使えるようにしたいと考えるので、この治療方針に納得はしました。
しかし、矯正治療の抜歯で奥の歯を抜いて矯正をするということは聞いたことがないので、そのような治療をすることがあるのか疑問に思っています。
矯正期間が伸びてしまうのは仕方がないとは考えていますが、奥の歯を抜歯して矯正することのリスクや、かみ合わせ、今後トラブル発生などなにか、問題になることはあるでしょうか?
奥の歯は大きさもある程度あるので、移動距離が大きくなることも不安です。
よろしくお願いします。
回答1
回答日時:2010-05-19 00:55:36
こんばんは。
連投だったんですね。
6番の抜歯も、ケースによっては選択しますよ。
私も今現在同じ様な理由で行っています。
(しかも片側だけ6番と言うかなり変則的な・・)
もちろん何を選択してもいい面も悪い面も色々ありますから、実際にお口の中を診察された先生のご判断の方がはるかに参考になるでしょう。
因みに親知らずは利用できるのですか?
親知らずがあるのなら、7,8→6,7へのスライドになるので、ない場合よりは「好ましい」と思います。
ないとしても、ケースバイケースですね。
お大事にどうぞ。
連投だったんですね。
6番の抜歯も、ケースによっては選択しますよ。
私も今現在同じ様な理由で行っています。
(しかも片側だけ6番と言うかなり変則的な・・)
もちろん何を選択してもいい面も悪い面も色々ありますから、実際にお口の中を診察された先生のご判断の方がはるかに参考になるでしょう。
因みに親知らずは利用できるのですか?
親知らずがあるのなら、7,8→6,7へのスライドになるので、ない場合よりは「好ましい」と思います。
ないとしても、ケースバイケースですね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
まりあんでるさん
返信日時:2010-05-20 00:23:40
親知らずは右下は抜歯済みであり、左下は骨の中に埋まっていますが、横に向かって生えてきています。
素人から見てもなかなか、親知らずを使えるとは思えませんでした。
下側の抜歯は左右6番目の歯(左右ともに神経をとってあります)を抜歯し、上側の歯は左右5番目の歯(片方のみ金属が入っています)を抜歯しようとの治療方針を説明されました。
私としても、長く持たないかもしれない歯や、金属がかぶさっている歯はまた虫歯になりやすいので、そういう歯を抜歯し、少しでも健康な自分の歯を残せる矯正治療をしたいのです。
6番目と5番目の歯の大きさはかなり違うように思えるので、抜歯して、矯正治療を始めてしっかりとした咬み合わせが作れるのか心配ですが、大丈夫でしょうか?
素人から見てもなかなか、親知らずを使えるとは思えませんでした。
下側の抜歯は左右6番目の歯(左右ともに神経をとってあります)を抜歯し、上側の歯は左右5番目の歯(片方のみ金属が入っています)を抜歯しようとの治療方針を説明されました。
私としても、長く持たないかもしれない歯や、金属がかぶさっている歯はまた虫歯になりやすいので、そういう歯を抜歯し、少しでも健康な自分の歯を残せる矯正治療をしたいのです。
6番目と5番目の歯の大きさはかなり違うように思えるので、抜歯して、矯正治療を始めてしっかりとした咬み合わせが作れるのか心配ですが、大丈夫でしょうか?
回答2
回答日時:2010-05-20 00:39:00
かみ合わせについては、物凄く大雑把に言うと、6番は5番が2本分繋がっている歯、と考えれるので、どちらを抜いてもそれなりに成立しますよ。
担当の先生といくら話し合っても、不安で不安で仕方ないならやめておかれた方がいいかも知れませんね。
私が責任持てる問題でもありませんし、とどのつまり、やってみないと結果は分かりません。
矯正治療の場合、元々の必要性が低いですから、「エイヤッ」とまで思えないのなら無理にはしない方がいいかも知れません。
担当の先生といくら話し合っても、不安で不安で仕方ないならやめておかれた方がいいかも知れませんね。
私が責任持てる問題でもありませんし、とどのつまり、やってみないと結果は分かりません。
矯正治療の場合、元々の必要性が低いですから、「エイヤッ」とまで思えないのなら無理にはしない方がいいかも知れません。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-05-20 19:41:14
>下の歯の左右6番目の歯は神経を抜いた歯であり、今後その歯がトラブルをかかえる危険もあるため、健康な歯を抜歯せず、左右6番目の歯を抜きましょうと言われました。
第一大臼歯で、しかもこの歯の根管治療に問題が有るならば再治療を優先するべきではないでしょうか。
たとえ、予後観察を含めて一年かかったとしてもその方が良いと思います。
人間の歯で一番大事な歯は第一大臼歯ですよ。
私の推論では有りますが、勧められた方法では、50%以上の確率で顎関節症的問題を、生じてしまいますよ。
第一大臼歯で、しかもこの歯の根管治療に問題が有るならば再治療を優先するべきではないでしょうか。
たとえ、予後観察を含めて一年かかったとしてもその方が良いと思います。
人間の歯で一番大事な歯は第一大臼歯ですよ。
私の推論では有りますが、勧められた方法では、50%以上の確率で顎関節症的問題を、生じてしまいますよ。
相談者からの返信
相談者:
まりあんでるさん
返信日時:2010-05-20 23:14:05
私の場合、上下の八重歯がすごく(特に上ですが)将来的に歯槽膿漏などなったとき、歯を失う可能性が大きい、歯ブラシを丁寧にしているつもりでも、磨きの残しがあるなど、歯列矯正は行っておきたいと考えています。
しかし、安全に治療できる方法がどの病院なら行ってもらえるのかわからず、非常に困ってしまっています。
やはり下の6番目の歯の抜歯は神経をとってあったとしても、抜歯はしないほうが良いのでしょうか?
6番目の歯の抜歯を選択する症例はどのような場合なのでしょうか?
神経を抜いた歯にセラミックなどに置き換えた場合はその後トラブルなど抱える可能性はなくなるのでしょうか?
もし6番目の歯を抜歯しない場合は金属がいやなのでセラミックなどを検討しています。
しかし、安全に治療できる方法がどの病院なら行ってもらえるのかわからず、非常に困ってしまっています。
やはり下の6番目の歯の抜歯は神経をとってあったとしても、抜歯はしないほうが良いのでしょうか?
6番目の歯の抜歯を選択する症例はどのような場合なのでしょうか?
神経を抜いた歯にセラミックなどに置き換えた場合はその後トラブルなど抱える可能性はなくなるのでしょうか?
もし6番目の歯を抜歯しない場合は金属がいやなのでセラミックなどを検討しています。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-05-21 00:45:11
まりあんでるさん、こんばんは。
>やはり下の6番目の歯の抜歯は神経をとってあったとしても、抜歯はしないほうが良いのでしょうか?
そんなことは無いと思います。
矯正で抜歯の歯を選択するときの基準として、神経の有無は重要な要素だと思います。
今の年齢から考えて、神経の無い6番が一生持つ確立は、神経のある歯に比べ低いと思います。
もし、矯正で小臼歯を抜歯しておいて、将来6番を失えば、本来片側で4本ある臼歯が2本になってしまいます。
これはかなり負担が大きいと思います。
私の推測では、矯正のために6番を抜歯しても小臼歯を抜歯しても、顎関節症になる確率はほとんど変わらないと思います。
実際、6番を抜歯して矯正をしたことによって、顎関節症になるという研究は私の知る限りでは一切ありませんし、そういった症例も皆無です。
>6番目の歯の抜歯を選択する症例はどのような場合なのでしょうか?
他の歯に比べ、一生涯残る可能性が低いときだと思います。
>神経を抜いた歯にセラミックなどに置き換えた場合はその後トラブルなど抱える可能性はなくなるのでしょうか?
かぶせる材料がどんなものでも、神経の無い歯がトラブルを抱える可能性は変わりません。
>やはり下の6番目の歯の抜歯は神経をとってあったとしても、抜歯はしないほうが良いのでしょうか?
そんなことは無いと思います。
矯正で抜歯の歯を選択するときの基準として、神経の有無は重要な要素だと思います。
今の年齢から考えて、神経の無い6番が一生持つ確立は、神経のある歯に比べ低いと思います。
もし、矯正で小臼歯を抜歯しておいて、将来6番を失えば、本来片側で4本ある臼歯が2本になってしまいます。
これはかなり負担が大きいと思います。
私の推測では、矯正のために6番を抜歯しても小臼歯を抜歯しても、顎関節症になる確率はほとんど変わらないと思います。
実際、6番を抜歯して矯正をしたことによって、顎関節症になるという研究は私の知る限りでは一切ありませんし、そういった症例も皆無です。
>6番目の歯の抜歯を選択する症例はどのような場合なのでしょうか?
他の歯に比べ、一生涯残る可能性が低いときだと思います。
>神経を抜いた歯にセラミックなどに置き換えた場合はその後トラブルなど抱える可能性はなくなるのでしょうか?
かぶせる材料がどんなものでも、神経の無い歯がトラブルを抱える可能性は変わりません。
回答5
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-21 14:16:20
回答7
横山歯科クリニック(岡山県備前市)の横山です。
回答日時:2010-05-21 14:51:37
こんにちは。
私は、松山先生、越久村先生の意見に賛成です。
「歯は臓器の一つ」ともいわれており、心臓や肝臓、胃や腸と同じ臓器なのだという認識を持つことが大切です。
そういう意味で、歯はその果たしている役割に比べて、ずいぶん軽視されてきた歴史があるといえます。
しかし、野生動物が牙を失えばそれは死を意味するのと同様、人にとっても噛むことは生きることと直結しているといえます。
この噛むという働きを支えているのが28本の歯であり、我々の生命体を支えているといっても過言ではありません。
歯を1本失うことは臓器の一部を取り除くことと等しいのです。
ですから、1本たりともおろそかに扱うことはできません。
1本でも失えば、本来我々が持っている噛むという機能は十分に果たすことはできなくなります。
一方では、この大切な歯を抜くということが行われています。
それは矯正治療においてなのです。
「歯を並べるスペースをつくるために」、また、「移動が困難であるため」という理由から、上下で計4本の抜歯が行われています。
健康になるための矯正治療で、逆に歯を抜くことが行われているということに矛盾を感じます。
歯を抜くことで健康を損ねる結果にならないか、ということをたいへん危惧します。
非抜歯というと、それだけで注目されたり反発を受けたりという現状がありますが、最近の若い矯正専門医の先生は、欧米人のようなプロフィールの完璧な歯並びを目指すために、抜歯による矯正治療が増加しているようです。
口もとは欧米人よりも日本人のほうが多少出ていても、それが自然であり、なおかつ歯列弓の側方拡大(内側に倒れこんだ歯を垂直に起こし、矯正インプラントなどで遠心方向への歯の移動を行い、上下の歯がしっかり噛み合うようにします)を考慮に入れた矯正法をとるならば、多くの症例で非抜歯の矯正治療が可能であると思われます。
非抜歯を最優先に治療計画を立てるという場合に、まず考えることは患者さまの歯列の乱れの原因を探ることから始めます。
これはもちろん、抜歯、非抜歯に限らず矯正治療に際してはさまざまな検査を行いますが、非抜歯治療の場合は原因追求が重要なポイントになります。
なぜなら、本来、歯というものは「自分で並ぶ力を持っている」と考えているからです。
人の体というのは本来、28本の歯がきれいに並ぶように設計されているのです。
わざわざ最初から不具合がでるようにはできてないのです。
しかし、現実には歯がきちんと並んでいないということは、そこには必ず原因があります。
何かが障害となって歯が並んでいないのです。
その原因を取り除くことができれば、歯はきちんと並ぶはずです。
非抜歯治療の背景にはこうした考え方があります。
歯は本来自分で並ぶ力を持っているのですが、それを邪魔するものがあるために不正咬合を起こしているという考え方です。
障害となっているものには顎の骨がきちんと発達していないなどさまざまな要因がありますが、それらを本来のあるべき姿に戻すことで歯はきれいに並ぶのです。
矯正治療はその手助けをするものと位置づけられています。
どちらを選択されるかは、まりあんでるさんご自身でお決めください。
欧米人のようなプロフィールの完璧な歯並びをお望みなら、抜歯による矯正治療もやむを得ないでしょう。
お大事に。
私は、松山先生、越久村先生の意見に賛成です。
「歯は臓器の一つ」ともいわれており、心臓や肝臓、胃や腸と同じ臓器なのだという認識を持つことが大切です。
そういう意味で、歯はその果たしている役割に比べて、ずいぶん軽視されてきた歴史があるといえます。
しかし、野生動物が牙を失えばそれは死を意味するのと同様、人にとっても噛むことは生きることと直結しているといえます。
この噛むという働きを支えているのが28本の歯であり、我々の生命体を支えているといっても過言ではありません。
歯を1本失うことは臓器の一部を取り除くことと等しいのです。
ですから、1本たりともおろそかに扱うことはできません。
1本でも失えば、本来我々が持っている噛むという機能は十分に果たすことはできなくなります。
一方では、この大切な歯を抜くということが行われています。
それは矯正治療においてなのです。
「歯を並べるスペースをつくるために」、また、「移動が困難であるため」という理由から、上下で計4本の抜歯が行われています。
健康になるための矯正治療で、逆に歯を抜くことが行われているということに矛盾を感じます。
歯を抜くことで健康を損ねる結果にならないか、ということをたいへん危惧します。
非抜歯というと、それだけで注目されたり反発を受けたりという現状がありますが、最近の若い矯正専門医の先生は、欧米人のようなプロフィールの完璧な歯並びを目指すために、抜歯による矯正治療が増加しているようです。
口もとは欧米人よりも日本人のほうが多少出ていても、それが自然であり、なおかつ歯列弓の側方拡大(内側に倒れこんだ歯を垂直に起こし、矯正インプラントなどで遠心方向への歯の移動を行い、上下の歯がしっかり噛み合うようにします)を考慮に入れた矯正法をとるならば、多くの症例で非抜歯の矯正治療が可能であると思われます。
非抜歯を最優先に治療計画を立てるという場合に、まず考えることは患者さまの歯列の乱れの原因を探ることから始めます。
これはもちろん、抜歯、非抜歯に限らず矯正治療に際してはさまざまな検査を行いますが、非抜歯治療の場合は原因追求が重要なポイントになります。
なぜなら、本来、歯というものは「自分で並ぶ力を持っている」と考えているからです。
人の体というのは本来、28本の歯がきれいに並ぶように設計されているのです。
わざわざ最初から不具合がでるようにはできてないのです。
しかし、現実には歯がきちんと並んでいないということは、そこには必ず原因があります。
何かが障害となって歯が並んでいないのです。
その原因を取り除くことができれば、歯はきちんと並ぶはずです。
非抜歯治療の背景にはこうした考え方があります。
歯は本来自分で並ぶ力を持っているのですが、それを邪魔するものがあるために不正咬合を起こしているという考え方です。
障害となっているものには顎の骨がきちんと発達していないなどさまざまな要因がありますが、それらを本来のあるべき姿に戻すことで歯はきれいに並ぶのです。
矯正治療はその手助けをするものと位置づけられています。
どちらを選択されるかは、まりあんでるさんご自身でお決めください。
欧米人のようなプロフィールの完璧な歯並びをお望みなら、抜歯による矯正治療もやむを得ないでしょう。
お大事に。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-05-21 19:09:44
6番を抜く方法は 基本的には限られていますが、方法としては存在します。
その場合、前後の歯を平行移動して隙間を埋めることが難しいのであまり広く行われていないのです。
噛み合わせが変わることで顎の関節にどのような影響が出るのか?
とか、力の負担を小さな前方の歯で受け止めていいのか?
など、いろいろな疑問がわきますが、論文的な話で言うと おそらくそういった論文は無いでしょう。
論文として報告が無いから 6番を抜いていいとも言えませんし、6番を抜いたらダメとも言えません。
また論文として報告があるからと言っても、同じことが言えます。
なぜかと言うと・・・
研究室で行う実験とは異なり、実際の臨床には担当医の”腕”が大きく影響するからです。
矯正治療の下手な歯科医師に矯正された場合と、上手な歯科医師に矯正された場合でも結果は大きく異なります。
また、歯周病や補綴、インプラントなど、多くの分野を網羅した矯正医が行う場合と、矯正以外の分野に関する知識・技術力が低い矯正医が行う場合でも大きく結果は異なります。
いずれにしても、治療方法に疑問があるのでしたら掲示板ではなく 実際にセカンドオピニオンを求めていくつかの歯科医院に行ってみるのがいいと思います。
その場合、前後の歯を平行移動して隙間を埋めることが難しいのであまり広く行われていないのです。
噛み合わせが変わることで顎の関節にどのような影響が出るのか?
とか、力の負担を小さな前方の歯で受け止めていいのか?
など、いろいろな疑問がわきますが、論文的な話で言うと おそらくそういった論文は無いでしょう。
論文として報告が無いから 6番を抜いていいとも言えませんし、6番を抜いたらダメとも言えません。
また論文として報告があるからと言っても、同じことが言えます。
なぜかと言うと・・・
研究室で行う実験とは異なり、実際の臨床には担当医の”腕”が大きく影響するからです。
矯正治療の下手な歯科医師に矯正された場合と、上手な歯科医師に矯正された場合でも結果は大きく異なります。
また、歯周病や補綴、インプラントなど、多くの分野を網羅した矯正医が行う場合と、矯正以外の分野に関する知識・技術力が低い矯正医が行う場合でも大きく結果は異なります。
いずれにしても、治療方法に疑問があるのでしたら掲示板ではなく 実際にセカンドオピニオンを求めていくつかの歯科医院に行ってみるのがいいと思います。
相談者からの返信
相談者:
まりあんでるさん
返信日時:2010-05-22 09:59:01
回答9
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-22 11:04:54
・・・?
右下8番は無いのですか?
右上との咬み合わせがどうなるかという事ですが、並べ終わったときに右上一番奥の歯の咬み合わせがどうなるのかの説明も求められたら良いのではないでしょうか?
左下の真横に向いた8番をきれいな位置に並べる事は、可能な場合があります(凄い変化です)。
ただ6番を抜歯されるのでしたら、7番へ結構な力の負担が来ますから時間を充分にかけて慎重に治療を進めて貰う必要はありそうですね。
歯磨きは、とても大切ですが、虫歯予防については、それ以外にも重要な事があります。
過去の相談・回答をご参考ください。
右下8番は無いのですか?
右上との咬み合わせがどうなるかという事ですが、並べ終わったときに右上一番奥の歯の咬み合わせがどうなるのかの説明も求められたら良いのではないでしょうか?
左下の真横に向いた8番をきれいな位置に並べる事は、可能な場合があります(凄い変化です)。
ただ6番を抜歯されるのでしたら、7番へ結構な力の負担が来ますから時間を充分にかけて慎重に治療を進めて貰う必要はありそうですね。
歯磨きは、とても大切ですが、虫歯予防については、それ以外にも重要な事があります。
過去の相談・回答をご参考ください。
相談者からの返信
相談者:
まりあんでるさん
返信日時:2010-05-22 16:27:17
回答10
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-22 21:20:40
先にお話しましたように、矯正治療終了時に右奥の咬み合わせがどうなるか(右上一番奥の歯の咬み合う相手がいるのか)の説明を求められたほうが良いでしょう。
色々な意見が出て迷われたかもしれません。
後で思いついた事もまとめると、(私の個人意見)
・下左右の6番を抜くのは、それらの長期予後が良好でないと思われる意外に、前歯の叢生(乱ぐい)の程度が、かなり強くて小臼歯抜歯では充分でないのかな・・・?
(もし、下の前歯全体を後ろに移動させようとするのは困難な場合があると思います)
・先にも述べましたように、おそらく左6番を抜いた後、7番を少し前に移動させてスペースを作ることにより、水平の8番を起こすのでしょうが、このときの力のコントロールは簡単ではありません。
主治医の経験が豊かであれば大丈夫だと思います。
只、治療期間が通常よりも、かなり長くなる事はご納得が必要でしょう。
色々な意見が出て迷われたかもしれません。
後で思いついた事もまとめると、(私の個人意見)
・下左右の6番を抜くのは、それらの長期予後が良好でないと思われる意外に、前歯の叢生(乱ぐい)の程度が、かなり強くて小臼歯抜歯では充分でないのかな・・・?
(もし、下の前歯全体を後ろに移動させようとするのは困難な場合があると思います)
・先にも述べましたように、おそらく左6番を抜いた後、7番を少し前に移動させてスペースを作ることにより、水平の8番を起こすのでしょうが、このときの力のコントロールは簡単ではありません。
主治医の経験が豊かであれば大丈夫だと思います。
只、治療期間が通常よりも、かなり長くなる事はご納得が必要でしょう。
相談者からの返信
相談者:
まりあんでるさん
返信日時:2010-05-24 12:54:54
小臼歯でも大丈夫との話は聞いています。
早く治療が終わるとのことでした。
しかし6番は神経を抜いているため、小臼歯を抜歯して矯正を行った後、将来6番にトラブルを抱え歯を失う可能性はありえるので、小臼歯と6番を無くすのであれば、最初から6番を抜歯して矯正を行っていこうとのことでした。
下の前歯はそんなに悪い歯並びではないと自分では思っています。
下は犬歯が左右斜めに傾いて生えてしまっているのはありますが、それ以外はそんなに問題はないと思っています。
上は犬歯が片方が大幅に飛び出ています。
もう片方は乱ぐいではありますが、そんなにひどくはありません。
どちらかというと上の歯の方が乱ぐい歯であり、全体的にガタガタしています。
いろいろな意見が出て迷っています。
大学病院などにセカンドオピニオンに行くべきでしょうか?
歯のレントゲンは持っています。
レントゲンを持って行けば、ある程度の治療方針まで説明してもらえるでしょうか?
よろしくお願いします。
早く治療が終わるとのことでした。
しかし6番は神経を抜いているため、小臼歯を抜歯して矯正を行った後、将来6番にトラブルを抱え歯を失う可能性はありえるので、小臼歯と6番を無くすのであれば、最初から6番を抜歯して矯正を行っていこうとのことでした。
下の前歯はそんなに悪い歯並びではないと自分では思っています。
下は犬歯が左右斜めに傾いて生えてしまっているのはありますが、それ以外はそんなに問題はないと思っています。
上は犬歯が片方が大幅に飛び出ています。
もう片方は乱ぐいではありますが、そんなにひどくはありません。
どちらかというと上の歯の方が乱ぐい歯であり、全体的にガタガタしています。
いろいろな意見が出て迷っています。
大学病院などにセカンドオピニオンに行くべきでしょうか?
歯のレントゲンは持っています。
レントゲンを持って行けば、ある程度の治療方針まで説明してもらえるでしょうか?
よろしくお願いします。
タイトル | 左右6番の抜歯矯正のリスク、今後予想される問題を教えてください |
---|---|
質問者 | まりあんでるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 抜歯:6番(第一大臼歯) 歯列矯正の治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。