心的な問題もあり、歯周病など口腔内に関する不安が消えません

相談者: ころっこさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-09-24 11:09:03
以前にも何度かこちらで相談させていただいてます。

⇒過去の相談
「食べ物が詰まり骨吸収の見られる箇所の歯茎が、痛痒いような感覚です」


今回は消えない口腔内の不安をどう対処していいのか…毎日が不安で押しつぶされそうなんです。
こちらで相談していい内容かどうか悩みましたが、他に頼れるところもなく…

私は虫歯が多いのですが、それは若い頃に摂食障害を患ったことによってなんです。
…嘔吐です。

現在は摂食障害もなくなりましたが、その時の代償として歯の健康を失ったわけです。
心的なストレスが歯に向いてしまったのか、数年前から口の中のトラブルばかりを考えてしまい、毎日口の中にどこか痛い所がないかを探す毎日で、その結果口の中の不快感が毎日続くことになり、歯科医に頻繁にお世話になっている状態です。

2年ほど前に通っていた年配の歯科医では、歯茎の後退を相談しても見ただけで

歯周病だね」

と言われ、治療方針を聞いても

「このままの状態を保って、抜けるまでをケアするしかない」

と言うだけで、特に治療をしようとかは考えてくれずに帰されました… 
自分で調べて不安なことを話しても、適当にあしらわれて何もしてくれず…面倒な患者扱いされているのが丸わかりな態度でした。

その後ネットで調べて現在通っている女性の歯科医は、話も良く聞いてくれて、今までの歯科医への不信感をやわらげてくれています。
何度もその歯科には通っていますが

「ころっこさんはいつもキレイにしているから」

と言ってくれてはいます。
ですが口腔内の不安は一向に消えず、現在は前歯が食べたりすると微妙にズレるような感覚があり、先日その歯科でもチラッとそのことを話したのですが

「そんなに不安?」

と心配そうに言われてしまい、

「年齢的なものならいいんですけど、歯周病とかだったら嫌だなって思って」

という気持ちを伝えると

「どうしても気になるならレントゲンを撮って調べてみようか?」

と言われ、私もちょっと大袈裟なのかな…と思って、その日は断って帰ってきました。
ですが、それから前歯のことが気になってしまってどうしようもありません。

その歯科では、希望者には3ヵ月ごとにDMで検診のお知らせをくれるのでお願いをしているのですが、私はDMをもらう前に悪い所ができて歯科にいっているほどです。

それほど頻繁に通う自分にも嫌気がさしている状況でもあり、今の歯科医師は安心できる存在になっているので、あまり過剰な心配ぶりをして、自分自身がその歯科に通いづらくなるのは嫌だと言う気持ちがあります。

現在は歯周病を心配しているのですが、その歯科で1年半ほど前に調べてもらった時、歯周ポケットの深さを調べて、歯槽膿漏ではないと診断してもらいました。
でもネットでは顕微鏡で細菌を調べたり…という調べ方もあると知り、今通っている歯科から近い所にある歯周病を専門的に診ている歯科では「薬で治す歯周病」と大きく書かれており、最近“パーフェクトペリオ”を始めたと看板も出て、その歯科も気になるようになりました。

だからと言って今通っている歯科は変えようとは思いません。
その歯周病ケアというのを体験してみたいと言う気持ちが強いのです。
ですが歯科を2ヶ所通うのっていけないことだって聞いた気もするし、次回いつもの歯科に通った時に、他の歯科に通ってるって知れることがあるなら、いつもの歯科に申し訳ないと思って…

それと、口腔内の不安と共に将来の自分の歯が無くなることが不安で仕方がなかったりなど、口の中の不安を考えないことは1日もありません。
口腔内セネストパチーという症状をネットで知ってからは、心療内科に通ったほうがいいのではないか…など、精神的にも追い詰められている状態です。

ですが、主人にも家族からも「二人目の子供」を期待され、私自身も希望していることなので、投薬治療なども控えたいという複雑な状況でもあります。
妊娠中は歯周病が進行しやすいとも聞き、とても不安です。

とても長く書いてしまいましたが、歯周病の専門医と普通の歯科医の歯周病のケアとはどのような違いがあるのか…歯科を2つ通う事について。
心的な問題は歯科を通さずに心療内科に行ってみた方がいいのか…など、一部歯科とはかけ離れた質問となって申し訳ないのですが、教えていただければ幸いと思います。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-24 11:53:36
歯周病の原因はプラーク内に潜む細菌です。
つまり歯周病はプラークコントロールをきちんと行えば良くなってきます、そしてプラークコントロールつまり歯周病の最大の治療は歯を綺麗に磨く事なんです。
歯科医口腔内の状態をプラークコントロールしやすい状態を作ってやる事が歯周病における歯科医の治療になります。


>顕微鏡で細菌を調べたり…という調べ方もあると知り

位相差顕微鏡で口腔の細菌を見るのはモチベーションを上げるには良い方法かもしれませんが、それで歯周病は治りません。


>薬で治す歯周病

確かに歯周病の細菌は抗生物質で殺す事が出来ますが、絶対に滅菌は出来ません薬をやめれば必ず細菌はまた増えて再発します。


>パーフェクトペリオ

これもこのサイトの回答医でも否定的な意見が多いと思います。


妊娠中は歯周病が進行しやすいとも聞き、とても不安です。

これは有ると思います。
しかしプラークコントロールがしっかり出来ていれば問題ありません。


個人的には治療より予防に重点を置いている歯科医で定期的に診てもらうのが良いと思います。
今の歯科医はそれに近い様な感じを受けますが。

御参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ころっこさん
返信日時:2010-09-24 16:43:15
細見先生、回答をありがとうございます。

一番最初に今の歯科に行った時にしてもらったのが、歯磨き指導です。
歯ブラシのあて方から動かし方まで…その後に電動歯ブラシにしたので、その時も相談したりもしています。
現在、GUMの歯磨きで電動歯ブラシで磨き、リステリンで口をすすいでいます。
それでも不安な気持ちが大きく、以前TVで見たパーフェクトぺリオに興味を持った…という次第です。

今の歯科では、1年前にPMTCをしてもらいましたが、高額なため、それからは保険範囲内のクリーニングをしてもらっています。
でも次回ではPMTCでキレイにしてもらおうと思います。

今の歯科医は女医さんなんですが、嫌な顔ひとつせず、疑問や不安を聞いてくれる方なので、ずっとお世話になりたいと思っています。
細見先生の仰る、予防に重点を置いている…という点でも、いい先生なのだと思います。

先生の回答を拝見して、先ほど毛先が細いタイプの手持ちの歯ブラシを購入してきました。
電動歯ブラシと併用して、しっかりとプラークコントロールしていきたいと思います。

あとは心的問題だけなのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-24 16:45:29
それだけしておられれば十分じゃないでしょうか。

頑張って下さい。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-25 07:00:42
ころっこさまおはようございます。

以前摂食障害があって歯の健康を損なっていらっしゃるのですね。

拝見したわけではないのでお口の中の状況は判りかねますが文面から推測するところっこさまの気持ちによりそっていただけるDrがいいように思います。

そのようなDrを捜されてお気持ちを話せば解決策が見つかるような気が致します。

参考になれば幸いです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-09-25 10:34:09
僕も文面から拝見いたしますと、「非常に良い先生に診てもらえている」という印象を受けました。

むしろ、不安を解消したいのであれば、歯周病専門医を探すのではなく、今かかられている先生に不安を訴え、相談に乗ってもらう事をお勧めします。

PMTCに関しても「高額」と感じられるのであれば避けられても良いとは思いますが、「不安解消の相談料の含めて…」と考えられれば決して高くはないようにも思えます。
ウチにメインテナンスでかかられている方の中には、そういった「不安解消のため」に定期的に来院される方もいらっしゃいます。

そういう方に限ってセルフケアはしっかりできている事が多いですから、トーク50分、クリーニング10分なんて事も…。^_^;
自費だからできる自由診療とも言われておりますが)

PMTCってゴロが良いのでついつい、ウチでも行ってしまうのですが、所詮「単なる技の名前」なんですよね。
本当に大切なのはPMTCでは無く、「トータルケア」だと思うんですよ。
お口の中のセルフケア、プロフェッショナルケアはもちろん、全身的な事やメンタルな部分も含めて…(なかなか全てを提供するのは難しい話ですけどね)。


>今の歯科医は女医さんなんですが、嫌な顔ひとつせず、疑問や不安を聞いてくれる方なので、ずっとお世話になりたいと思っています。

素晴らしい事だと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ころっこさん
返信日時:2010-09-25 12:12:27
山田先生、回答をありがとうございます。

実は摂食障害のことは、家族も主人にも言えず…ここで初めて話しました。誰かに話す勇気がないんです。
歯科医にもこのことはきっと話せないと思います。

かなりの不安症に陥っているのだと思いますが、おそらく今の先生はそのことにうっすら気づかれているようです。
そういう風に思われている…と思うと、こちらもまた気後れしてしまって…という悪循環なんですが、先生がその気持ちを察して

レントゲン撮ってみる?」

など、解決策を探ってくれることもあります。

以前相談した時にも書いたのですが、以前前歯の小さな虫歯を「歯並びが良くなるから」と、説明もなく前歯を根元から削られて差し歯にされてしまったトラウマから、歯科医師を心から信頼することができなくなっていました。

自分でも口の中の不安は病的だと思っています。
電動歯ブラシフロス歯間ブラシ、マウスウォッシュ2種、歯磨き2種…と、洗面所は私の歯磨き道具がいっぱいです。
根本的な不安は、心療内科しかないのかもしれません。



タイヨウ先生、回答をありがとうございます。

PMTCを初めてしてもらった時、汚れを染める液体をつけても

「キレイに磨けてるから汚れが少ない」

とも言われ、2〜3か所の歯の隙間にプラークが残っていたので、普段はそこを注意してくださいと言われていました。
その後は保険のクリーニングをしに行っても

「いつもキレイにしてるから」

…とは言ってくださいます。

今回また更に不安な気持ちになってPMTCの事を調べてみましたが、歯周病予防に最適…ということを知ったので、タイヨウ先生の仰るように、不安解消の相談料を含めて…と考えて定期的にお願いしてみようと思います。

その歯科では5250円なのですが、年に2回くらいでいいのでしょうか?
3ヵ月ごとに検診のお知らせを頂けるのですが、年に4回の検診のうち、2回をPMTC、2回を保険のクリーニング…でも充分でしょうか?

今の先生は年齢も近いような方で「わたしがおばあちゃんになっても診て欲しいなぁ…」と思うくらいです。
歯科の世界はわからないので、実は「いいカモ」にされてるんじゃないか…とか、心の隅にちょっとだけ不安な気持ちがあったのですが、ここの先生方にも今の歯科が合っていると仰っていただけて、少し不安材料が減りました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-09-25 13:02:04
>その歯科では5250円なのですが

安!
ウチ、10,000円です。^_^;


>年に2回くらいでいいのでしょうか?3ヵ月ごとに検診のお知らせを頂けるのですが、年に4回の検診のうち、2回をPMTC、2回を保険のクリーニング…でも充分でしょうか?


これはウチでは患者さんのお口の状況、経済要因など全てを考慮して決めています。
(一律に決めているわけではありません)

平均すると3〜4カ月に1回の方が多いですね。

例えば、非常にセルフケアが上手く出来ている方であれば6カ月に1回でも構わないと思います。
逆に、セルフケアが上手く出来なかったり、歯周病の状態がイマイチ安定していなければ部分的にポケット洗浄を行ったりするので、間隔は短くなります。

また、ころっこさんのように「不安」だったり「爽快感」を求められる方であれば、その方の希望に合わせてアポイントを取ります。

こちらが「状態が良いので半年あけましょうか?」と提案しても「いや、3カ月に1回してもらった方が良い(爽快感が長続きする)と思う」とご自身で判断される方もいらっしゃいます。


保険でのクリーニングでも良いのか、保険外を行った方が良いのかは実際に担当している先生、歯科衛生士さんにしか解らない事ですから、その辺りも含めて、どのようなメインテナンスプラグラムがころっこさんに合っているのか、相談されると良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ころっこさん
返信日時:2010-09-25 13:31:46
タイヨウ先生、たびたびありがとうございます。

5250円って安いんですね、実は最初のPMTCは開院○周年記念とかで、初回に限りお試し価格だからどうですか?って言われて4000円くらいで受けたんです。

その後に検診に行ってPMTCかと思ったら、保険のクリーニングだったので、それからは価格も手頃だし、保険ので…とお願いしていました。
PMTCはカウンセリングと染めたりクリーニングしたり…で、トータルで1時間程だったと思います。

次回はPMTCで予約を取って、カウンセリングで頻度を聞いてみたいと思います。



細見先生、山田先生、太陽先生、ありがとうございました。
このような不安の多い人間なんで、また相談に訪れることもあるかもしれません…その時はまたよろしくお願いいたします。



タイトル 心的な問題もあり、歯周病など口腔内に関する不安が消えません
質問者 ころっこさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病その他
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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