副鼻腔炎がある場合の根管治療は口腔外科の領域ですか?
相談者:
ひいらぎさん (47歳:女性)
投稿日時:2010-10-19 00:38:54
参考:他のご相談
・根管治療におけるプロポリスのエビデンスは?
他
根管治療を1年4ヶ月ほどしている者です。
根の治療をしていると、副鼻腔炎があるために、粘膜一枚隔てて、そこに炎症があるため敏感になっていて、痛みがあるのではないか?と現在治療をしてもらっている歯科医に言われています。
耳鼻科でレントゲン、CTを撮って、見たところ、手術の適用ではなく、アレルギーを治すことで改善するのではと言われました。
また、根の先に充填剤がはみ出したような白い丸い物があり、それが、痛みの原因ともいえるのではないかと思っています。
(根充をするときに我慢できない痛みがあったため)
地方で開業している知り合い(○○歯科大学口腔外科出身)には、昔、医局に居たときに、抜歯をしながら、副鼻腔の手術(入院適応)も一緒にしたことがあると聞きました。
耳鼻科的なことししか耳鼻科はわからないし、根管治療を専門にしていても、歯科のことしかわからないから、口腔外科なら、両方がわかると教えてもらいました。
その旨を昨日、現在の歯科医(○○医科歯科大学出身)に言うと、口腔外科では副鼻腔炎の手術はしないので、耳鼻科になりますと言われました。
口腔外科とは実際はどこまで、治療をしていただけるのでしょうか?
また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
また、このような症例の場合、どこへ行けばいいのでしょうか?
持病で潰瘍性大腸炎があるため、現在新薬アサコールを服用することで寛解状態なのですが、内科の医師からは、抗生剤の長期服用は症状を悪化させるので、良くないと言われています。
副鼻腔炎の治療のために、マクロライド系抗生剤の数ヶ月の投与ははばかられるので、困っています。
・根管治療におけるプロポリスのエビデンスは?
他
根管治療を1年4ヶ月ほどしている者です。
根の治療をしていると、副鼻腔炎があるために、粘膜一枚隔てて、そこに炎症があるため敏感になっていて、痛みがあるのではないか?と現在治療をしてもらっている歯科医に言われています。
耳鼻科でレントゲン、CTを撮って、見たところ、手術の適用ではなく、アレルギーを治すことで改善するのではと言われました。
また、根の先に充填剤がはみ出したような白い丸い物があり、それが、痛みの原因ともいえるのではないかと思っています。
(根充をするときに我慢できない痛みがあったため)
地方で開業している知り合い(○○歯科大学口腔外科出身)には、昔、医局に居たときに、抜歯をしながら、副鼻腔の手術(入院適応)も一緒にしたことがあると聞きました。
耳鼻科的なことししか耳鼻科はわからないし、根管治療を専門にしていても、歯科のことしかわからないから、口腔外科なら、両方がわかると教えてもらいました。
その旨を昨日、現在の歯科医(○○医科歯科大学出身)に言うと、口腔外科では副鼻腔炎の手術はしないので、耳鼻科になりますと言われました。
口腔外科とは実際はどこまで、治療をしていただけるのでしょうか?
また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
また、このような症例の場合、どこへ行けばいいのでしょうか?
持病で潰瘍性大腸炎があるため、現在新薬アサコールを服用することで寛解状態なのですが、内科の医師からは、抗生剤の長期服用は症状を悪化させるので、良くないと言われています。
副鼻腔炎の治療のために、マクロライド系抗生剤の数ヶ月の投与ははばかられるので、困っています。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-19 01:08:39
>口腔外科とは実際はどこまで、治療をしていただけるのでしょうか?
>また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
これは難しい問題ですね、口腔外科、耳鼻科で取り合ってる領域ですね(縄張り争いみたいで嫌なんですが)
色々な意見が有りますので私見として聞いて下さい。
基本、上顎洞は耳鼻科の領域だと思います、ただし根尖病巣等の歯が原因の歯性上顎洞炎は原因が歯だから口腔外科だという意見が有ります(やっぱ縄張り争いみたいですね)
ひいらぎさんの上顎洞炎が歯性かどうかで診てもらう処は決まってくると思います。
(判断は難しいですが)
歯性の場合はやはり歯科大学付属の口腔外科が良いと思います。
○○歯科大学口腔外科出身の先生がお知り合いなら紹介して貰ってはどうでしょう。
歯科大学の付属病院なら歯科がメインで近接科目の耳鼻科も有ると思うので、両方のメリットを享受できると思います。
歯性で無い場合は逆に歯の事と上顎洞炎の事は別に考えて、歯科のある総合病院の耳鼻科で診てもらうのが良いと思います。
ひいらぎさん、悩みは尽きないようですがここと決めたらこのサイトは見ない方が良いですよ、色々意見があって悩みますから。
>また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
これは難しい問題ですね、口腔外科、耳鼻科で取り合ってる領域ですね(縄張り争いみたいで嫌なんですが)
色々な意見が有りますので私見として聞いて下さい。
基本、上顎洞は耳鼻科の領域だと思います、ただし根尖病巣等の歯が原因の歯性上顎洞炎は原因が歯だから口腔外科だという意見が有ります(やっぱ縄張り争いみたいですね)
ひいらぎさんの上顎洞炎が歯性かどうかで診てもらう処は決まってくると思います。
(判断は難しいですが)
歯性の場合はやはり歯科大学付属の口腔外科が良いと思います。
○○歯科大学口腔外科出身の先生がお知り合いなら紹介して貰ってはどうでしょう。
歯科大学の付属病院なら歯科がメインで近接科目の耳鼻科も有ると思うので、両方のメリットを享受できると思います。
歯性で無い場合は逆に歯の事と上顎洞炎の事は別に考えて、歯科のある総合病院の耳鼻科で診てもらうのが良いと思います。
ひいらぎさん、悩みは尽きないようですがここと決めたらこのサイトは見ない方が良いですよ、色々意見があって悩みますから。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-10-19 10:28:30
ご相談ありがとうございます。
私は、その○大学の口腔外科に2年間研修させていただいた経験から言いますと、上顎洞の手術は多く実施していました。
ただ細見先生の説明通り、本来は耳鼻科領域ですから、口腔外科で手術する場合も、耳鼻科との連携を取っていました。
上顎洞は歯と密接な関係があり、医科と歯科の両方の領域の連携が欠かせません。
執刀担当者も耳鼻科領域に造詣の深い歯科医師が中心になっていました。
誰でも良いわけではありません。
そうでないと、耳鼻科からだけでは、我々の想定以上の抜歯もあり、歯科からだけでは、口腔外科に限らず上顎洞の考慮が全く欠落している治療も見られるからです。
理想的には、歯を残しながら上顎洞の健康回復もできればいいと考えています。
>耳鼻科でレントゲン、CTを撮って、見たところ、手術の適用ではなく、アレルギーを治すことで改善するのではと言われました。
お話の通り、多くの副鼻腔炎は手術するほどではない場合が多いように見受けられます。
歯の治療だけで軽快することもよく見ております。
>また、根の先に充填剤がはみ出したような白い丸い物があり、それが、痛みの原因ともいえるのではないかと思っています。
>(根充をするときに我慢できない痛みがあったため)
ご指摘の可能性は、たしかになくはないと思います。
しかし、根の感染を治療しない方がリスクはとても高くなります。
症状がないからと言って、むし歯や歯周病の放置によって、健康な上顎洞を巻き添えにしている場合は少なくありません。
また、もちろん不注意な歯科治療によって、本来健康な上顎洞に合併症を起こしてもいけないと考えています。
むし歯を悪化させて、神経を取り、その結果に少々の問題が起きて、上顎洞炎に進展することも防ぎたいものです。
神経を取る治療に100%の成功はあり得ませんから、むし歯予防の段階や、むし歯の再発予防の段階が、上顎洞も守ることができるという訳です。
これら全部を含めて、広い意味の予防医療の考えです。
巷間、根の治療に使う薬剤によるアレルギー反応も懸念されています。
ご心配の通り、「根の先に充填剤がはみ出」すことがなければ、身体の自然な働きによって、根の先は硬い歯の材質で閉鎖される働きが出やすくなり、もし根の治療材料にアレルギーの原因となることがあっても安心できるはずです。
体質は、長い人生の間に変化することがあり、治療したときに問題が無くても、「根の先に充填剤がはみ出」した物が何十年も後で、アレルゲンとなったときには、その特定ができるかどうかも含めて、治療がとても困難になります。
根の治療も選択が必要です。
なによりもまず、細身先生のご推薦通り、大学での相談が良いのではないでしょうか。
そして、今回の学習により、他の歯は神経を取るようなむし歯の進展を予防する計画を頭の隅に置いておかれることをおすすめいたします。
私は、その○大学の口腔外科に2年間研修させていただいた経験から言いますと、上顎洞の手術は多く実施していました。
ただ細見先生の説明通り、本来は耳鼻科領域ですから、口腔外科で手術する場合も、耳鼻科との連携を取っていました。
上顎洞は歯と密接な関係があり、医科と歯科の両方の領域の連携が欠かせません。
執刀担当者も耳鼻科領域に造詣の深い歯科医師が中心になっていました。
誰でも良いわけではありません。
そうでないと、耳鼻科からだけでは、我々の想定以上の抜歯もあり、歯科からだけでは、口腔外科に限らず上顎洞の考慮が全く欠落している治療も見られるからです。
理想的には、歯を残しながら上顎洞の健康回復もできればいいと考えています。
>耳鼻科でレントゲン、CTを撮って、見たところ、手術の適用ではなく、アレルギーを治すことで改善するのではと言われました。
お話の通り、多くの副鼻腔炎は手術するほどではない場合が多いように見受けられます。
歯の治療だけで軽快することもよく見ております。
>また、根の先に充填剤がはみ出したような白い丸い物があり、それが、痛みの原因ともいえるのではないかと思っています。
>(根充をするときに我慢できない痛みがあったため)
ご指摘の可能性は、たしかになくはないと思います。
しかし、根の感染を治療しない方がリスクはとても高くなります。
症状がないからと言って、むし歯や歯周病の放置によって、健康な上顎洞を巻き添えにしている場合は少なくありません。
また、もちろん不注意な歯科治療によって、本来健康な上顎洞に合併症を起こしてもいけないと考えています。
むし歯を悪化させて、神経を取り、その結果に少々の問題が起きて、上顎洞炎に進展することも防ぎたいものです。
神経を取る治療に100%の成功はあり得ませんから、むし歯予防の段階や、むし歯の再発予防の段階が、上顎洞も守ることができるという訳です。
これら全部を含めて、広い意味の予防医療の考えです。
巷間、根の治療に使う薬剤によるアレルギー反応も懸念されています。
ご心配の通り、「根の先に充填剤がはみ出」すことがなければ、身体の自然な働きによって、根の先は硬い歯の材質で閉鎖される働きが出やすくなり、もし根の治療材料にアレルギーの原因となることがあっても安心できるはずです。
体質は、長い人生の間に変化することがあり、治療したときに問題が無くても、「根の先に充填剤がはみ出」した物が何十年も後で、アレルゲンとなったときには、その特定ができるかどうかも含めて、治療がとても困難になります。
根の治療も選択が必要です。
なによりもまず、細身先生のご推薦通り、大学での相談が良いのではないでしょうか。
そして、今回の学習により、他の歯は神経を取るようなむし歯の進展を予防する計画を頭の隅に置いておかれることをおすすめいたします。
回答3
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2010-10-19 11:54:20
諸先生方のコメントに同意ですが、1年以上も根管治療をされて、経過が思わしくなくない場合、「非定型性歯痛」の可能性も最後は考慮する可能性もあります。
痛みが継続して、脳の痛みの感じ方に問題が出るパターンです。
痛みが継続して、脳の痛みの感じ方に問題が出るパターンです。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-10-19 14:09:22
ひいらぎさん、こんにちは
>口腔外科とは実際はどこまで、治療をしていただけるのでしょうか?
私も口腔外科にいた人間ですが、上顎洞の手術も行っていました。
細見先生が回答されているように歯が原因の場合は口腔外科で手術するのが常だと思います。
>また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
多少考え方の違いはあるものの、原因がどこにあるかだけだと思います。
>また、このような症例の場合、どこへ行けばいいのでしょうか?
口腔外科が適切だと思いますが、歯を残すのであれば保存科との連携が必要ですね。
参考になれば幸いです。
>口腔外科とは実際はどこまで、治療をしていただけるのでしょうか?
私も口腔外科にいた人間ですが、上顎洞の手術も行っていました。
細見先生が回答されているように歯が原因の場合は口腔外科で手術するのが常だと思います。
>また、大学により、治療範囲が異なるのでしょうか?
多少考え方の違いはあるものの、原因がどこにあるかだけだと思います。
>また、このような症例の場合、どこへ行けばいいのでしょうか?
口腔外科が適切だと思いますが、歯を残すのであれば保存科との連携が必要ですね。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
ひいらぎさん
返信日時:2010-10-19 23:44:11
両科にまたがる問題に、各先生より、詳しいコメントをいただき、大変ありがたく存じます。
花粉症やら、ほこり、ダニなどの通年性のアレルギーが鼻にあり、それにカゼをひいた時に、急性副鼻腔炎を患い、昨年6月の歯髄炎発症時には、それが慢性化していた状態でした。
ですので、歯性の上顎洞炎ではなく、鼻に由来するものになります。
寝る時に、口での呼吸になってしまうのも、虫歯の進行を早くさせた原因の一つだと思われます。
痛みが出て、1週間以内に歯科医院に行くと、すでに歯髄炎になっていました。
10年前の出産の後、何年かに一度潰瘍性大腸炎になっていたようで(2年前に大腸内視鏡をした際に言われました)、抗生剤を服用すると、腸内の細菌すべてに影響を及ぼすので、それが起因して、潰瘍性大腸炎の悪化が懸念されることが、持病として問題になっています。
副鼻腔炎は症状は非常に軽く、たんがからむ程度で、頭痛や鼻づまりを起こしてはいません。ただ、慢性化しています。
胃腸が弱いので、抗生剤を飲むと、3日くらいで、胃がムカムカしてきてしまい、たぶん数ヶ月の投与はできないだろうなと思っています。
抗生剤で副鼻腔炎を治すことができれば、一番てっとり早いのではと思うのですが・・・
今一度、質問させていただきたいことは、鼻由来の副鼻腔炎があることで、根の治療の際に痛みが続くことはどのような機序によるものでしょうか?
歯の根の先の、副鼻腔が炎症を起こしている粘膜が問題なのでしょうか?
18日に治療した際も、根の先をリーマーで触られると、チクチクと痛み、神経を取ったはずなのに、痛いのは、根の周りの組織が痛みを感じているのだろうか?と不思議に思います。
ちょうど風船が腫れているところをツンツンとされたようなかんじでした。
また、痛みが取れない場合、抜歯することになるとしたら、根の先に根充剤がはみ出していたら、上顎洞との間に穴が開いてしまい、両方が行き来ができるようになってしまうのでしょうか?
その際、上顎洞炎があって、細菌感染した病巣とつながることで、歯の抜けた後は悪影響を受けないですか?
口腔外科で、抜歯と同時に上顎洞の手術をする場合、どのような方法でするのでしょうか?
花粉症やら、ほこり、ダニなどの通年性のアレルギーが鼻にあり、それにカゼをひいた時に、急性副鼻腔炎を患い、昨年6月の歯髄炎発症時には、それが慢性化していた状態でした。
ですので、歯性の上顎洞炎ではなく、鼻に由来するものになります。
寝る時に、口での呼吸になってしまうのも、虫歯の進行を早くさせた原因の一つだと思われます。
痛みが出て、1週間以内に歯科医院に行くと、すでに歯髄炎になっていました。
10年前の出産の後、何年かに一度潰瘍性大腸炎になっていたようで(2年前に大腸内視鏡をした際に言われました)、抗生剤を服用すると、腸内の細菌すべてに影響を及ぼすので、それが起因して、潰瘍性大腸炎の悪化が懸念されることが、持病として問題になっています。
副鼻腔炎は症状は非常に軽く、たんがからむ程度で、頭痛や鼻づまりを起こしてはいません。ただ、慢性化しています。
胃腸が弱いので、抗生剤を飲むと、3日くらいで、胃がムカムカしてきてしまい、たぶん数ヶ月の投与はできないだろうなと思っています。
抗生剤で副鼻腔炎を治すことができれば、一番てっとり早いのではと思うのですが・・・
今一度、質問させていただきたいことは、鼻由来の副鼻腔炎があることで、根の治療の際に痛みが続くことはどのような機序によるものでしょうか?
歯の根の先の、副鼻腔が炎症を起こしている粘膜が問題なのでしょうか?
18日に治療した際も、根の先をリーマーで触られると、チクチクと痛み、神経を取ったはずなのに、痛いのは、根の周りの組織が痛みを感じているのだろうか?と不思議に思います。
ちょうど風船が腫れているところをツンツンとされたようなかんじでした。
また、痛みが取れない場合、抜歯することになるとしたら、根の先に根充剤がはみ出していたら、上顎洞との間に穴が開いてしまい、両方が行き来ができるようになってしまうのでしょうか?
その際、上顎洞炎があって、細菌感染した病巣とつながることで、歯の抜けた後は悪影響を受けないですか?
口腔外科で、抜歯と同時に上顎洞の手術をする場合、どのような方法でするのでしょうか?
回答5
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-20 00:51:13
悩みは尽きないようですが、あまり心配されても先に進みませんので治療を始めましょう。
>鼻由来の副鼻腔炎があることで、根の治療の際に痛みが続くことはどのような機序によるものでしょうか?
そんな事は有りません。
リーマーが根尖孔外にでればその部分には神経が有りますのでチクチク痛む事が有りますよ。
>痛みが取れない場合、抜歯することになるとしたら、根の先に根充剤がはみ出していたら、上顎洞との間に穴が開いてしまい、両方が行き来ができるようになってしまうのでしょうか?
上顎洞の穴の大きさと口腔からの距離で自然閉鎖する場合も有りますが(穴が小さく、口腔からの距離が長いほど自然閉鎖しやすいです)自然閉鎖が望めないと診断されたら口腔上顎洞婁閉鎖術などで塞ぐと思います、術式などは主治医にお尋ねください。
>上顎洞炎があって、細菌感染した病巣とつながることで、歯の抜けた後は悪影響を受けないですか?
特に問題は無いと思います。
>口腔外科で、抜歯と同時に上顎洞の手術をする場合、どのような方法でするのでしょうか?
同時にする事は少ないと思いますが(抜歯後上顎洞の症状に改善が無ければ上顎洞根治術と言う流れになると思います)
術式は主治医にお尋ね下さい。
>鼻由来の副鼻腔炎があることで、根の治療の際に痛みが続くことはどのような機序によるものでしょうか?
そんな事は有りません。
リーマーが根尖孔外にでればその部分には神経が有りますのでチクチク痛む事が有りますよ。
>痛みが取れない場合、抜歯することになるとしたら、根の先に根充剤がはみ出していたら、上顎洞との間に穴が開いてしまい、両方が行き来ができるようになってしまうのでしょうか?
上顎洞の穴の大きさと口腔からの距離で自然閉鎖する場合も有りますが(穴が小さく、口腔からの距離が長いほど自然閉鎖しやすいです)自然閉鎖が望めないと診断されたら口腔上顎洞婁閉鎖術などで塞ぐと思います、術式などは主治医にお尋ねください。
>上顎洞炎があって、細菌感染した病巣とつながることで、歯の抜けた後は悪影響を受けないですか?
特に問題は無いと思います。
>口腔外科で、抜歯と同時に上顎洞の手術をする場合、どのような方法でするのでしょうか?
同時にする事は少ないと思いますが(抜歯後上顎洞の症状に改善が無ければ上顎洞根治術と言う流れになると思います)
術式は主治医にお尋ね下さい。
タイトル | 副鼻腔炎がある場合の根管治療は口腔外科の領域ですか? |
---|---|
質問者 | ひいらぎさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯の痛み その他 根管治療の治療法 根管治療後の痛み 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。