クラウン、保険外の硬質レジンと保険内の硬質レジン・銀歯

相談者: karayonさん (38歳:女性)
投稿日時:2012-01-09 22:58:03
参考:過去のご相談
被せるために歯を削ったが、私は被せないで詰める治療がしたい
詰めるよりも被せた方が虫歯になりにくいですか?



すみません。
お尋ねいたします。



【質問1】

下の歯で、前から5番目の歯を被せたいのですが・・・・

「(保険外の)硬質レジン」と「保険内の硬質レジンジャケット冠」は同じ硬質レジンでも、素材の質が違うのでしょうか?
それとも全く同じものでしょうか?





【質問2】

「(保険外の)硬質レジン」と「(保険内の)硬質レジンジャケット冠」の素材の質が違う場合・・・・。


「(保険外の)硬質レジン」で被せる時、歯を沢山削るでしょうか?
また、メリットとデメリットを教えて下さい。





【質問3】
銀歯で」被せる場合、歯を沢山削るでしょうか?
「(保険外の)硬質レジンを被せる場合」と「銀歯で被せる場合」を比較すると・・・どちらが歯を多く削るでしょうか?



宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-01-09 23:07:51
【質問1】について

硬質レジンという名前が材質の名前です。

だが実際は保険の材質が硬質レジンで保険外の物はハイブリットだと思います。



【質問2】について

それほど切削量は違わないと思います。



【質問3】について

銀歯(金属冠)が一番切削量は少ないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-09 23:33:42
こんばんわ。カワサキです。

≫≫【質問1】

※ おそらく、違います。
 @ 保険 …… 硬質レジン
 A 自費 …… ハイブリットセラミック(硬質レジンとセラミックの中間的な素材)



≫≫【質問2】

※ 切削量は、ほとんど変わりません。
  自費の材質の方が、“硬く、弾力性がある”ので、“耐久性がよい”メリットがあります。
デメリットは、費用(金額)がかかるです。



≫≫【質問3】

※ 銀歯の方が、切削量は少ないです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-01-09 23:37:38
ご相談ありがとうございます。


【質問1】について

硬質レジンなど、同じ名前のものであれば材質は同じです。
ただ保険適応になっている場合と、保険には認められていない場合とで分かれます。


【質問2】について
【質問3】について

細見先生のお話に賛成です。

なお5番の歯には保険で白い歯を入れることは認められておりません。
保険では金属だけと決まっています。
(回答4で訂正あり:歯科相談室・編集部)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-10 09:32:17
細見先生
川崎先生
さがら先生


ご返信頂きましてありがとうございます。

わかりやすい回答で、とても助かりました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-10 10:02:26
すみません。

回答に間違いがあったようです。
回答仲間から忠告を頂きました。


>なお5番の歯には保険で白い歯を入れることは認められておりません。
>保険では金属だけと決まっています。


4番と5番と両方に認められているようです。

ここに謹んで訂正いたします。
申し訳ありませんでした。


ただし、実際にはすべてが認められる訳ではなく、どちらかといえば保険行政に認めさせる方が厳しいようです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-01-10 17:06:16
karayon さん、今日は


ほとんど回答が出ているようですげ。


【質問1】
「(保険外の)硬質レジン」と「保険内の硬質レジンジャケット冠」は同じ硬質レジンでも、素材の質が違うのでしょうか?


正式には、「硬質レジン前装鋳造冠」と「硬質レジンジャケット冠」となります。

大きな違いは、前者は名前のとおり金属の裏打ちがあります。
金属の鋳造冠の表面に硬質レジンを機械的に貼付けたものです。

後者は、金属はいっさい使用せず硬質レジンのみで作られるものです。


保険で認められているのは後者のほうで、自費ではどちらも使用することが可能です。

しかし、実際には違法を承知の上で、保険で金属を用いた前者を「硬質レジンジャケット冠」と偽って保険請求されてみえる先生が多々みられます。(私は絶対しませんが)


ですので、かかられている先生が、正式の「硬質レジンジャケット冠」を使用されてみえるのか、違法な金属の裏打ちのあるものを使用されてみえるのかは、お聞きになられないとわからないと思います。

それによっても、保険と自費の違いがかわってきます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-12 15:34:08
さがら先生

訂正のご連絡ありがとうございました。

治療に向けて、色々と参考になります。
4番5番は保険がきくというより、保険を通すのが難しいのですね。


自費で治療をしても良いのですが。

私の希望は

「被せるにしても、歯を削る量がすくなくエナメル質をなるべく残してもらいたい。」

「もう一つは、自費の硬質レジンでも、削れて耐久性が銀歯より劣るのでは困るので、強い素材で治療をしてもらいたい」

のです。



それで、「自費の硬質レジンの質と 保険内の硬質レジン」の違いが気になります。
また、銀歯はどうなのか?も気になります。

ベテランの先生のお話が大変に役に立っております。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-12 15:43:13
小牧令二先生

ご返信ありがとうございます。

「金属を使用せず、被せるほうの硬質レジン」なのですが、自費で高額なほうのものです。

なので、「自費の硬質レジンと保険外の硬質レジン」はどう違うのかがわからず、治療を保留にしているところです。


要は、自費でもいいんですが、「歯をなるべく残したいので削る量が少なく。」 「銀歯くらいしかっりした素材で、治療後に歯が長持ちすること」「但し、歯茎が下がるリスクは避けたい・・」


こういう条件にあう素材を選びたいと思っています。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-01-13 13:39:03
>「金属を使用せず、被せるほうの硬質レジン」なのですが、>自費で高額なほうのものです。

金属を使用しないということは、自費でも硬質レジンジャケット冠ということですね。
残念ながら、自費で硬質レジンジャケット冠を用いることは私には考えられませんので、よくわかりません。



>要は、自費でもいいんですが、「歯をなるべく残したいので削る量が少なく。」 「銀歯くらいしかっりした素材で、治療後に歯が長持ちすること」「但し、歯茎が下がるリスクは避けたい・・」

歯を長持ちさせることと、削る量が少ないことは同じではありません。
削る量が少ないことで、歯の寿命を縮めてしまうこともあります。


歯の寿命を長くしたいのか、削る量を少なくしたいのかどちらでしょうか。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-01-13 13:49:40
>私の希望は「被せるにしても、歯を削る量がすくなくエナメル質をなるべく残してもらいたい。」

材質に係わらず、被せ物にした時点でエナメル質は全てなくなりますよ^^;



>「銀歯で」被せる場合、歯を沢山削るでしょうか?

先生次第ですが、幅で言えば0.?mm程度で1mm以上厚く歯が残る訳ではないので多少と考えられた方がいいと思います。



神経を取っても被せず詰め物だけで終わることは出来ないのでしょうかね!?

今の歯が多く残っていればレジンを部分的に詰めるという方法もないことはないです。
奥歯ではあまり一般的ではないかもしれませんが、私はしょっちゅうしています^^;)

http://www.youtube.com/watch?v=8rl8pCyTbOU


おだいじに
  

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-13 23:03:34
小牧令二先生

ありがとうございます。

>歯を長持ちさせることと、削る量が少ないことは同じではありません。

そうなんですか。
自分の歯が少しでも残っているほうが歯の寿命は長持ちすると思っていました。

意外です。


私は歯の寿命を長くしたいと願っています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-13 23:13:48
井野泰伸 先生

ありがとうございます。

>神経を取っても被せず詰め物だけで終わることは出来ないのでしょうかね!?



おっしゃるように、詰めたいと思っていますが、

虫歯が大きいので、縦に割れて根元の骨まで割れるリスク
がある。」

と言われたので、被せたほうがよいか?と思ったんです。
(まわりの歯のふちが、4ミリ前後だとおもいます。。涙 )


でも、被せるのはエナメル質が全部無くなるんですね!


つまり、歯をつぶすみたな感じですかね。

・・・・・わかりました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-01-13 23:37:40
>私は歯の寿命を長くしたいと願っています。

私見として

歯の寿命を長くしたいのなら、硬質レジンジャケット冠以外でしたら、どれも大きな差はないと思います。


最も大きな影響はご自身でのケアの状況を含めた生活習慣だと思います。

後は、歯科医の技術の差、治療にかける時間
技工物を作る、技工士の技術の差、作業にかける時間

治療期間中にプラークコントロールがきちっとなされていて、かぶせものの型をとる時に歯茎の状態が良好であるか。


こういったことのほうが、材料より大きな影響があると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: karayonさん
返信日時:2012-01-15 00:12:10
小牧令二 先生

ありがとうございます。


>歯の寿命を長くしたいのなら、硬質レジンジャケット冠以外でしたら、どれも大きな差はないと思います。


なるほど・・素材自体を考えると・・硬質レジンジャケット冠以外なら同じくらいということですね。


すっりしてきました。


「だとしたら、歯医者さん自費で84500円の硬質レジンをすすめた
理由がよく理解できません。
セラミックメタルボンドでもいいわけですし・・・」

なんか理解ができないので、治療は保留中です。

それで、こちらのご親切な先生に教えていただいておりました。


この掲示板の先生は、本当に親切ですね。
治療もきっと信頼できると思います。



タイトル クラウン、保険外の硬質レジンと保険内の硬質レジン・銀歯
質問者 karayonさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
ハイブリッドセラミッククラウン
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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