[写真あり] ８本ブリッジのうち１本が歯根吸収
相談者：
ZQさん (37歳：女性)
投稿日時：2012-09-25 23:10:56
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時：2012-09-26 13:06:04
CTからは外部吸収のように見えますので抜歯適応のような気がします。
＞歯の繊維の流れによってはＬＯＴの方法で歯を残す事も可能・・・
経過は不安定なので、長期（年単位）の経過観察が必要だと思います。
その間を仮歯で過ごすとしたら、他の歯のトラブルが気になります。
＞新しく作成するブリッジを長く持たせる最適な選択肢を
その歯だけなら使えるだけ使うというのもアリだと思います。
しかしブリッジなので吸収が止まらなかったら、またブリッジ全体を作成し直すことになります。
抜歯した方が不安要素は減ると思います。
ご参考まで・・・
＞歯の繊維の流れによってはＬＯＴの方法で歯を残す事も可能・・・
経過は不安定なので、長期（年単位）の経過観察が必要だと思います。
その間を仮歯で過ごすとしたら、他の歯のトラブルが気になります。
＞新しく作成するブリッジを長く持たせる最適な選択肢を
その歯だけなら使えるだけ使うというのもアリだと思います。
しかしブリッジなので吸収が止まらなかったら、またブリッジ全体を作成し直すことになります。
抜歯した方が不安要素は減ると思います。
ご参考まで・・・
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時：2012-09-26 14:04:14
こんにちは、
＞歯根吸収は抜歯という選択肢が多いと聞くのですが、
教科書的に言えばそうなのかもしれませんね。
またブリッジになると不安因子は取り除いておきたいというのも十分分ります。
（数年で駄目になったら、再び同じ費用がかかるわけですしね）
何件か歯科医院を受診して話を聞いてみて下さい。
おだいじに
＞歯根吸収は抜歯という選択肢が多いと聞くのですが、
教科書的に言えばそうなのかもしれませんね。
またブリッジになると不安因子は取り除いておきたいというのも十分分ります。
（数年で駄目になったら、再び同じ費用がかかるわけですしね）
何件か歯科医院を受診して話を聞いてみて下さい。
おだいじに
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2012-09-26 14:31:44
大きなブリッジの一部である点は気になるところですが、私も、「持つところまで持たす（積極的な治療介入は行わず、経過観察していく）」のも一案だと思います。
中高生の頃ですと、その吸収スピードが早いこともありますが、成人の場合の吸収速度は非常にゆっくりな場合が多いと思います。
３年・５年程度では、レントゲン写真上で全く変化が認められないようなケースも多いと思います。
置換（歯が骨に置き換えられることによる吸収）性のものが、急遽、急性炎症を伴うものになる可能性もあるのかもしれませんが、実際、（少数ですが、）私が関わったケースでは起こったことが無いです。
最後は、歯頚部（歯と歯茎との境）でポキとを折れたケースはありますが、痛みは全く無かったそうです。
もし、「抜歯する」となれば、おそらく、歯を削り取るようになると思います。
中高生の頃ですと、その吸収スピードが早いこともありますが、成人の場合の吸収速度は非常にゆっくりな場合が多いと思います。
３年・５年程度では、レントゲン写真上で全く変化が認められないようなケースも多いと思います。
置換（歯が骨に置き換えられることによる吸収）性のものが、急遽、急性炎症を伴うものになる可能性もあるのかもしれませんが、実際、（少数ですが、）私が関わったケースでは起こったことが無いです。
最後は、歯頚部（歯と歯茎との境）でポキとを折れたケースはありますが、痛みは全く無かったそうです。
もし、「抜歯する」となれば、おそらく、歯を削り取るようになると思います。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時：2012-09-26 16:42:49
ZQ さん、今日は。
歯根吸収の原因は、感染と外傷が同時に起こった時と言われています。
ですので、炎症性吸収と言われる初期に段階なら、根管治療を行えば食い止めることが出来ます。
しかし、置換性吸収と言われるような段階になると、吸収を止めることが出来ません。
しかし、すぐに吸収してなくなってしまうわけではないので、他の歯に問題がなければそのまま経過を長期的に観察しても、かなりの間維持できると思います。
吸収がかなり大きかったり、観察の経過で大きく吸収して行くようなら、根管の中のガッターパーチャーというゴム質の薬を、水酸化カルシュームのような吸収してしまう薬に買えておいた方が良いかもしれません。
以上は、他の歯に問題がなく、この歯単独の場合の話です。
ZQさんの場合は、大掛かりな補綴治療の計画の一部なので、危険性の高い歯を経過観察して、将来再度の治療が必要になることは避けた方が良いように思います。
＞歯の繊維の流れによってはＬＯＴの方法で歯を残す事も可能・・・
＞と聞きました。
おそらく無理だと思います。
＞大きなブリッジ内の最良の選択肢に頭を痛めています。
＞新しく作成するブリッジを長く持たせる最適な選択肢を
抜歯することで、ブリッジの治療計画に大きな変更がないのなら、抜歯した方が長期的な安定がえられるかもしれません。
歯根吸収の原因は、感染と外傷が同時に起こった時と言われています。
ですので、炎症性吸収と言われる初期に段階なら、根管治療を行えば食い止めることが出来ます。
しかし、置換性吸収と言われるような段階になると、吸収を止めることが出来ません。
しかし、すぐに吸収してなくなってしまうわけではないので、他の歯に問題がなければそのまま経過を長期的に観察しても、かなりの間維持できると思います。
吸収がかなり大きかったり、観察の経過で大きく吸収して行くようなら、根管の中のガッターパーチャーというゴム質の薬を、水酸化カルシュームのような吸収してしまう薬に買えておいた方が良いかもしれません。
以上は、他の歯に問題がなく、この歯単独の場合の話です。
ZQさんの場合は、大掛かりな補綴治療の計画の一部なので、危険性の高い歯を経過観察して、将来再度の治療が必要になることは避けた方が良いように思います。
＞歯の繊維の流れによってはＬＯＴの方法で歯を残す事も可能・・・
＞と聞きました。
おそらく無理だと思います。
＞大きなブリッジ内の最良の選択肢に頭を痛めています。
＞新しく作成するブリッジを長く持たせる最適な選択肢を
抜歯することで、ブリッジの治療計画に大きな変更がないのなら、抜歯した方が長期的な安定がえられるかもしれません。
相談者からの返信相談者：
ZQさん
返信日時：2012-09-26 21:41:15
ご回答頂きました先生方にとても参考になるご意見を頂き感謝しております。
ひとりで悩んでいただけに心強かったです。
自分なりにも再検討し医院へ相談へ向かいたいと思います。
ひとりで悩んでいただけに心強かったです。
自分なりにも再検討し医院へ相談へ向かいたいと思います。
| タイトル | [写真あり] ８本ブリッジのうち１本が歯根吸収 |
|---|---|
| 質問者 | ZQさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 37歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル その他(写真あり) 根の病気・異常その他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
