[写真あり] 20年以上前に抜髄した5本の歯の診断について
相談者:
kisochiさん (48歳:男性)
投稿日時:2013-05-02 04:46:36
以前に質問させてもらった、右上1番のさし歯の根の治療をしてもらった時に、初めて行った歯医者でのことです。
僕の歯には、全部で6本の神経を抜いてある歯があります。
左上3・4・6番・右上1・6番・右下6番です。
どれも神経を抜いてから20年以上は経っていると思います。
5本は金属のクラウンが被せてあります。
1本は右上一番の差し歯です。
ちょっとした虫歯の治療を除いて、今まで特にその6本の歯や歯茎が痛んだり気になったりしたことはありませんでした。
最近右上1番のの差し歯が抜けてしまい、根の病気にもなっているということで、ある歯医者で根の治療もしていただいたのです。
そして他の5本の歯の根の状態をレントゲンで見てもらうと、5本すべての歯が薬がきちんと入っていないということで、再治療の必要ありということでした。
僕が
「治療は1か2年後でも間に合いますか?」
と聞くと
「それでは遅い」
と言われました。
僕もすべての歯の画像をはっきり見たわけでは無かったのですが、一番ひどい1本は先生が説明してくれたので覚えています。
先生がおっしゃるには
「特にこの右下6番は、根の先が袋状にぼんやり白くなっていて炎症を起こしている」
ということでした。
確かに僕も確認しました。
添付画像1は、右下6番のレントゲンの画像に近いものをネットから拝借しました。
色は全然違うのですが、根の先にこのような形と位置と大きさでうっすらと白くなっていました。
画像2も同じくネットから拝借した、歯根嚢胞(しこんのうほう)ものです。
こちらは根の先に黒っぽいものがあります。
さらにその先生は根の治療をした後、その歯がどれくらい持つのかは、土台とクラウンの影響が大きい、ということで自費の土台とクラウンを勧められました。
この神経を抜いてある歯の診断については、他の歯医者にも意見を聞きたかったので、先生にその旨を告げて、このレントゲン画像を借りられるかと聞くと、それはできないということでした。
質問としては
1・根の先に丸いものがあって、それが白っぽいのと黒っぽいものとでは何が違うのですか?
どちらも歯根嚢胞(しこんのうほう)なのでしょうか?
2・この残り5本の神経を抜いてある歯の治療の必要性の診断については、他の根の治療の得意そうな歯医者(2〜3件)でも診てもらって意見を聞いてみたいと思うのですが、その際(もちろん転院を前提にですが)保険でレントゲンを撮り、その診断と治療計画までを出してもらうのは可能でしょうか?
3・その際、根の治療を自費でやられている所と保険でやられている所では、同じ歯の状態でも、根の治療をすぐやったほうがいいか様子を見たほうがいいかということに関して意見が違ってくるものでしょうか?
4・その際、例えば3件診ていただいた後、結局2件目で治療をしてもらうことは可能ですか?(また戻ってもいいのかという意味)
5・そのたびレントゲンを撮ってもらっても体は大丈夫なものでしょうか?(X線被ばく量の少ないデジタル画像X線装置だとその分安全といえますか)
6・PCで画像を見るデジタル画像X線装置の場合だと、セカンドオピニオンのために患者が画像のコピーをもらうことはできないのでしょうか?
7・レントゲン画像を見せてもらった時に、根の再治療が必要な歯というのは素人が見てもわかるものでしょうか?
どんな風になっているのですか?
よろしくお願いします
画像1 画像2
僕の歯には、全部で6本の神経を抜いてある歯があります。
左上3・4・6番・右上1・6番・右下6番です。
どれも神経を抜いてから20年以上は経っていると思います。
5本は金属のクラウンが被せてあります。
1本は右上一番の差し歯です。
ちょっとした虫歯の治療を除いて、今まで特にその6本の歯や歯茎が痛んだり気になったりしたことはありませんでした。
最近右上1番のの差し歯が抜けてしまい、根の病気にもなっているということで、ある歯医者で根の治療もしていただいたのです。
そして他の5本の歯の根の状態をレントゲンで見てもらうと、5本すべての歯が薬がきちんと入っていないということで、再治療の必要ありということでした。
僕が
「治療は1か2年後でも間に合いますか?」
と聞くと
「それでは遅い」
と言われました。
僕もすべての歯の画像をはっきり見たわけでは無かったのですが、一番ひどい1本は先生が説明してくれたので覚えています。
先生がおっしゃるには
「特にこの右下6番は、根の先が袋状にぼんやり白くなっていて炎症を起こしている」
ということでした。
確かに僕も確認しました。
添付画像1は、右下6番のレントゲンの画像に近いものをネットから拝借しました。
色は全然違うのですが、根の先にこのような形と位置と大きさでうっすらと白くなっていました。
画像2も同じくネットから拝借した、歯根嚢胞(しこんのうほう)ものです。
こちらは根の先に黒っぽいものがあります。
さらにその先生は根の治療をした後、その歯がどれくらい持つのかは、土台とクラウンの影響が大きい、ということで自費の土台とクラウンを勧められました。
この神経を抜いてある歯の診断については、他の歯医者にも意見を聞きたかったので、先生にその旨を告げて、このレントゲン画像を借りられるかと聞くと、それはできないということでした。
質問としては
1・根の先に丸いものがあって、それが白っぽいのと黒っぽいものとでは何が違うのですか?
どちらも歯根嚢胞(しこんのうほう)なのでしょうか?
2・この残り5本の神経を抜いてある歯の治療の必要性の診断については、他の根の治療の得意そうな歯医者(2〜3件)でも診てもらって意見を聞いてみたいと思うのですが、その際(もちろん転院を前提にですが)保険でレントゲンを撮り、その診断と治療計画までを出してもらうのは可能でしょうか?
3・その際、根の治療を自費でやられている所と保険でやられている所では、同じ歯の状態でも、根の治療をすぐやったほうがいいか様子を見たほうがいいかということに関して意見が違ってくるものでしょうか?
4・その際、例えば3件診ていただいた後、結局2件目で治療をしてもらうことは可能ですか?(また戻ってもいいのかという意味)
5・そのたびレントゲンを撮ってもらっても体は大丈夫なものでしょうか?(X線被ばく量の少ないデジタル画像X線装置だとその分安全といえますか)
6・PCで画像を見るデジタル画像X線装置の場合だと、セカンドオピニオンのために患者が画像のコピーをもらうことはできないのでしょうか?
7・レントゲン画像を見せてもらった時に、根の再治療が必要な歯というのは素人が見てもわかるものでしょうか?
どんな風になっているのですか?
よろしくお願いします
画像1 画像2
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-05-02 06:22:18
kisochiさまおはようございます。
感染根管治療についてのご質問ですね。
>「それでは遅い」
>と言われました。
個人的には、文面からすぐに治療を始めなければならないとは感じませんが。
>その歯がどれくらい持つのかは、土台とクラウンの影響が大きい、ということで自費の土台とクラウンを勧められました。
これだけで長持ちするとは限りません、結局クオリティの高い治療と日頃の健康管理が重要です。
>このレントゲン画像を借りられるかと聞くと、それはできないということでした。
どうしてなんでしょうか。
>1・根の先に丸いものがあって、それが白っぽいのと黒っぽいものとでは何が違うのですか?
>どちらも歯根嚢胞(しこんのうほう)なのでしょうか?
白っぽいものと黒っぽいものは同じではありません、画像2は歯根嚢胞と考えて問題ないように思います。
>その診断と治療計画までを出してもらうのは可能でしょうか?
直接尋ねてみてください、個人的にはめんどくさいと思いますが時と場合によります。
>根の治療をすぐやったほうがいいか様子を見たほうがいいかということに関して意見が違ってくるものでしょうか?
医院の事情によって違った来るのかもしれませんが、個人的には急性症状がなければ、取り立てて急ぐことはなさそうに思います。
>4・その際、例えば3件診ていただいた後、結局2件目で治療をしてもらうことは可能ですか?(また戻ってもいいのかという意味)
Drがどのように感じるかは別として可能だと思います。
>5・そのたびレントゲンを撮ってもらっても体は大丈夫なものでしょうか?
特別心配なさらなくてもいいように思います。
>6・PCで画像を見るデジタル画像X線装置の場合だと、セカンドオピニオンのために患者が画像のコピーをもらうことはできないのでしょうか?
尋ねて見られてはいかがでしょうか、個人的には貸し出しますが・・・。
結局歯科医が信用されていないと感じればあまりいい気はしないと思いますが、結局その場の会話の雰囲気にもよると思います、信用できる歯医者さんが見つかるといいですね。
感染根管治療についてのご質問ですね。
>「それでは遅い」
>と言われました。
個人的には、文面からすぐに治療を始めなければならないとは感じませんが。
>その歯がどれくらい持つのかは、土台とクラウンの影響が大きい、ということで自費の土台とクラウンを勧められました。
これだけで長持ちするとは限りません、結局クオリティの高い治療と日頃の健康管理が重要です。
>このレントゲン画像を借りられるかと聞くと、それはできないということでした。
どうしてなんでしょうか。
>1・根の先に丸いものがあって、それが白っぽいのと黒っぽいものとでは何が違うのですか?
>どちらも歯根嚢胞(しこんのうほう)なのでしょうか?
白っぽいものと黒っぽいものは同じではありません、画像2は歯根嚢胞と考えて問題ないように思います。
>その診断と治療計画までを出してもらうのは可能でしょうか?
直接尋ねてみてください、個人的にはめんどくさいと思いますが時と場合によります。
>根の治療をすぐやったほうがいいか様子を見たほうがいいかということに関して意見が違ってくるものでしょうか?
医院の事情によって違った来るのかもしれませんが、個人的には急性症状がなければ、取り立てて急ぐことはなさそうに思います。
>4・その際、例えば3件診ていただいた後、結局2件目で治療をしてもらうことは可能ですか?(また戻ってもいいのかという意味)
Drがどのように感じるかは別として可能だと思います。
>5・そのたびレントゲンを撮ってもらっても体は大丈夫なものでしょうか?
特別心配なさらなくてもいいように思います。
>6・PCで画像を見るデジタル画像X線装置の場合だと、セカンドオピニオンのために患者が画像のコピーをもらうことはできないのでしょうか?
尋ねて見られてはいかがでしょうか、個人的には貸し出しますが・・・。
結局歯科医が信用されていないと感じればあまりいい気はしないと思いますが、結局その場の会話の雰囲気にもよると思います、信用できる歯医者さんが見つかるといいですね。
相談者からの返信
相談者:
kisochiさん
返信日時:2013-05-06 16:00:39
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-05-06 17:01:38
西山です
ちょっと質問の回答とはずれるかもしれませんが・・・
きちんとした形でのセカンドオピニオンとは,同じ検査資料で判定してもらうことです.
新たに検査をすると,装置も検査方法も異なる可能性がありますので,セカンドオピニオンにはなりません.
また,この場合の費用は私費となります.
改めて他の歯科医院で検査をしてもらって判断してもらった場合,通常の新患ということで保険で検査,診断,治療方針の提示が受けられる可能性はあります.
ただ,前医とは違う結果が出たとしても,それは判断材料が異なるわけですので,ある意味当たり前ということにもなります.
今回のように,ずいぶん前に根の治療を行った歯を改めて調べてみると,根の周囲にレントゲンで異常像が見られるということは時々あります.
ただ,その治療について緊急性があるかというと,私としては無症状であれば,現状の説明のみで経過観察を提示するかもしれません.
その結果,患者が治療を望めば行います.
また,虫歯などで冠の再作が必要な場合は,はずすついでに今回根の治療もやり直しますかと提案すると思います.
いずれにせよ,現状の説明はきちんと行い,緊急性があればその理由も説明して,患者に治療を受けるか否かを選択してもらいます.
参考まで.
ちょっと質問の回答とはずれるかもしれませんが・・・
きちんとした形でのセカンドオピニオンとは,同じ検査資料で判定してもらうことです.
新たに検査をすると,装置も検査方法も異なる可能性がありますので,セカンドオピニオンにはなりません.
また,この場合の費用は私費となります.
改めて他の歯科医院で検査をしてもらって判断してもらった場合,通常の新患ということで保険で検査,診断,治療方針の提示が受けられる可能性はあります.
ただ,前医とは違う結果が出たとしても,それは判断材料が異なるわけですので,ある意味当たり前ということにもなります.
今回のように,ずいぶん前に根の治療を行った歯を改めて調べてみると,根の周囲にレントゲンで異常像が見られるということは時々あります.
ただ,その治療について緊急性があるかというと,私としては無症状であれば,現状の説明のみで経過観察を提示するかもしれません.
その結果,患者が治療を望めば行います.
また,虫歯などで冠の再作が必要な場合は,はずすついでに今回根の治療もやり直しますかと提案すると思います.
いずれにせよ,現状の説明はきちんと行い,緊急性があればその理由も説明して,患者に治療を受けるか否かを選択してもらいます.
参考まで.
相談者からの返信
相談者:
kisochiさん
返信日時:2013-05-12 01:41:37
西山先生、回答ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 20年以上前に抜髄した5本の歯の診断について |
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質問者 | kisochiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療その他 その他(診断) その他(写真あり) その他(セカンドオピニオン・カウンセリング) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。