頬粘膜の白い出来もの。白板症・悪性の場合も小さくなっていくか?
相談者:
エース・フレーリーさん (22歳:男性)
投稿日時:2013-08-10 17:51:15
こんにちは。
いつもお世話になっております。
7月の始めに左の親不知の横の頬粘膜をよく噛むようになり、そこに白いできものができました。
親不知が原因と気がついたのは7月下旬で、7月の31日に大学付属の口腔外科で受診しました。
左上下の親不知を抜歯し様子を見て、白いものが消えないようなら組織検査をしましょうとのことで、まずその場で上の親不知を抜歯しました。
1週間後の今月7日に下の親不知も抜歯しました。
下を抜いてから上を抜くまでの1週間の間に、白いできものは少しずつ小さくなってきましたが、そこに水ぶくれのようなものができました。
7日の下の抜歯の際には、白いできものと水ぶくれは別物で、水ぶくれは粘液のう胞可能性があるが、粘液のう胞はそんなに心配ないと言われました。
翌日8日の消毒の際に、抜歯の傷は全く心配ないので、その傷が完全に塞がる2〜3週間後に、水ぶくれができているときに連絡してくださいと言われました。
粘液のう胞は膨らんでるときでないと切除できないとのことでした。
また、白いできもはたぶん大丈夫だとは思うけど、消えなければ組織が変化してしまっているかもしれませんと言われました。
下の親不知を抜歯して今日で3日目ですが、白いできものはさらに小さく、色が薄く、盛り上がりも小さくなってはきました。
しかし消える様子はありません。
ここで何点か質問があります。
@今の白いできもの見た目は、ネットの写真でみた白板症に似ているのですが、白板症や悪性腫瘍だった場合、日に日に小さくなっていったりすることはあるのでしょうか?
ちなみに上記の治療の過程で、主治医の口から白板症という言葉がでたことはありません。
この白いできものはここ最近毎日観察してますが、毎日形が変わっているような気がします。(基本的には毎日小さくなっています。)
A「組織が変化している=悪性化している」と理解していいのでしょうか?
B白いできものの様子を見る期間が2〜3週間ありますが、この期間は妥当な期間なのでしょうか?
(抜歯の傷の塞がり具合と粘液のう胞の治療の関係もあるかもしれませんが)
よろしくお願い致します。
いつもお世話になっております。
7月の始めに左の親不知の横の頬粘膜をよく噛むようになり、そこに白いできものができました。
親不知が原因と気がついたのは7月下旬で、7月の31日に大学付属の口腔外科で受診しました。
左上下の親不知を抜歯し様子を見て、白いものが消えないようなら組織検査をしましょうとのことで、まずその場で上の親不知を抜歯しました。
1週間後の今月7日に下の親不知も抜歯しました。
下を抜いてから上を抜くまでの1週間の間に、白いできものは少しずつ小さくなってきましたが、そこに水ぶくれのようなものができました。
7日の下の抜歯の際には、白いできものと水ぶくれは別物で、水ぶくれは粘液のう胞可能性があるが、粘液のう胞はそんなに心配ないと言われました。
翌日8日の消毒の際に、抜歯の傷は全く心配ないので、その傷が完全に塞がる2〜3週間後に、水ぶくれができているときに連絡してくださいと言われました。
粘液のう胞は膨らんでるときでないと切除できないとのことでした。
また、白いできもはたぶん大丈夫だとは思うけど、消えなければ組織が変化してしまっているかもしれませんと言われました。
下の親不知を抜歯して今日で3日目ですが、白いできものはさらに小さく、色が薄く、盛り上がりも小さくなってはきました。
しかし消える様子はありません。
ここで何点か質問があります。
@今の白いできもの見た目は、ネットの写真でみた白板症に似ているのですが、白板症や悪性腫瘍だった場合、日に日に小さくなっていったりすることはあるのでしょうか?
ちなみに上記の治療の過程で、主治医の口から白板症という言葉がでたことはありません。
この白いできものはここ最近毎日観察してますが、毎日形が変わっているような気がします。(基本的には毎日小さくなっています。)
A「組織が変化している=悪性化している」と理解していいのでしょうか?
B白いできものの様子を見る期間が2〜3週間ありますが、この期間は妥当な期間なのでしょうか?
(抜歯の傷の塞がり具合と粘液のう胞の治療の関係もあるかもしれませんが)
よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-08-10 18:14:21
>、白板症や悪性腫瘍だった場合、日に日に小さくなっていったりすることはあるのでしょうか?
悪性腫瘍なら小さくなることはありません。
>「組織が変化している=悪性化している」と理解していいのでしょうか?
そうとは限りません。
>白いできものの様子を見る期間が2〜3週間ありますが、この期間は妥当な期間なのでしょうか?
妥当かどうかは解りません。
実際はもっと長く経過観察する場合もあります。
悪性腫瘍なら小さくなることはありません。
>「組織が変化している=悪性化している」と理解していいのでしょうか?
そうとは限りません。
>白いできものの様子を見る期間が2〜3週間ありますが、この期間は妥当な期間なのでしょうか?
妥当かどうかは解りません。
実際はもっと長く経過観察する場合もあります。
相談者からの返信
相談者:
エース・フレーリーさん
返信日時:2013-08-10 19:29:53
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-08-11 20:24:44
私の経験では白斑症が、日に日に小さくなっていったりすることはありません。
>上記の治療の過程で、主治医の口から白板症という言葉がでたことはありません。
でしたら、普通の考え方は、白板症として認識していないということです。
頬をすぼめる癖(嚥下時も)、かみしめる癖があるのではないかと気になります。
>上記の治療の過程で、主治医の口から白板症という言葉がでたことはありません。
でしたら、普通の考え方は、白板症として認識していないということです。
頬をすぼめる癖(嚥下時も)、かみしめる癖があるのではないかと気になります。
相談者からの返信
相談者:
エース・フレーリーさん
返信日時:2013-08-12 06:53:48
松山先生、ありがとうございます。
頬をすぼめる癖やかみしめる癖は、自分では無いと思います。
このような癖があるとどうなるのでしょうか?
頬をすぼめる癖やかみしめる癖は、自分では無いと思います。
このような癖があるとどうなるのでしょうか?
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-08-12 10:54:41
相談者からの返信
相談者:
エース・フレーリーさん
返信日時:2013-08-12 11:33:25
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-08-12 12:53:35
ご相談ありがとうございます。
>かみしめる癖があるか否かは、どうすればわかるのでしょうか?
TCH治療に秀でている歯科医師に相談してみると良いと思います。
なおそのような期間で縮小しているならば良好な経過と言って良いと思います。
白板症について一般的なことを説明しておきましょう。
前がん病変の一つと考えられています。
経過を観察する以外に悪化させない工夫をすることもできます。
なにしろ悪くなる場合に経過を観察しても結果的に良いことは起きないからです。
悪いニュースを待っているだけです。
発がんの要素はいろいろあり、生活習慣でそれを良い方向へ変えることもできます。
原因として、たばこ、アルコール、唾液量の低下、口腔衛生不良、栄養失調(これは太っているから栄養が良いとはいえないことを知ってください。現代の日本でも、必要な栄養素が不足している不勉強から起こしている人や、よくない成分が多い人は少なくありません)などやその組み合わせによる倍加効果を改善することは可能だからです。
歯科医院で心身まで含めた予防医療を受けておく選択もあります。
>かみしめる癖があるか否かは、どうすればわかるのでしょうか?
TCH治療に秀でている歯科医師に相談してみると良いと思います。
なおそのような期間で縮小しているならば良好な経過と言って良いと思います。
白板症について一般的なことを説明しておきましょう。
前がん病変の一つと考えられています。
経過を観察する以外に悪化させない工夫をすることもできます。
なにしろ悪くなる場合に経過を観察しても結果的に良いことは起きないからです。
悪いニュースを待っているだけです。
発がんの要素はいろいろあり、生活習慣でそれを良い方向へ変えることもできます。
原因として、たばこ、アルコール、唾液量の低下、口腔衛生不良、栄養失調(これは太っているから栄養が良いとはいえないことを知ってください。現代の日本でも、必要な栄養素が不足している不勉強から起こしている人や、よくない成分が多い人は少なくありません)などやその組み合わせによる倍加効果を改善することは可能だからです。
歯科医院で心身まで含めた予防医療を受けておく選択もあります。
相談者からの返信
相談者:
エース・フレーリーさん
返信日時:2013-08-12 16:11:15
さがら先生、様々なご説明ありがとうございます。
TCH治療というものは初めて耳にしました。
自分でも調べてみると同時に、次の経過観察の際に主治医に尋ねてみようと思います。
白いできものは、この相談を投稿した時点よりもさらに縮小しているように見えることもあり、少し安心しました。
生活習慣にも気をつけようと思います。
特に喫煙については、なるべく減煙・禁煙の方向で努力していこうと思います。
TCH治療というものは初めて耳にしました。
自分でも調べてみると同時に、次の経過観察の際に主治医に尋ねてみようと思います。
白いできものは、この相談を投稿した時点よりもさらに縮小しているように見えることもあり、少し安心しました。
生活習慣にも気をつけようと思います。
特に喫煙については、なるべく減煙・禁煙の方向で努力していこうと思います。
タイトル | 頬粘膜の白い出来もの。白板症・悪性の場合も小さくなっていくか? |
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質問者 | エース・フレーリーさん |
地域 | 千葉 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ |
粘膜の病気・異常 白板症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。