歯科での感染対策がなされていないところが多いのか?
相談者:
あや150424さん (29歳:女性)
投稿日時:2013-12-10 01:03:35
感染症に対してかなり敏感なため、感染対策がしっかりとされている歯科を選んでいました。
しかし、今回どうしても専門医がいるところにうつらなくてはいけなくなってしまいました。
やはり、衛生士は手袋をつけたまま色々な所に触れていました。
衛生士が受付もしているので、お会計も手袋をつけたままでした。
以前の病院は、引き出しを触るときは手袋を外したり、治療中に触らなければならないライトには、ラップがしてありました。
その手袋は、患者を守る為ではなく、衛生士が自分を守るためだけのものだと感じました。
内科などでは、絶対そのようなことはないと思うのですが、なぜ歯科は感染対策がなされていないところが多いのでしょうか?
微量な血液では感染しないからですか?
それとも、コストの問題でしょうか?
もし、コストの問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡すか、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってしまいますか?
先生方の歯科では衛生士は手袋ってつけたままですか?
また、患者ごとに手袋ってかえていますか?
よろしくお願いいたします。
しかし、今回どうしても専門医がいるところにうつらなくてはいけなくなってしまいました。
やはり、衛生士は手袋をつけたまま色々な所に触れていました。
衛生士が受付もしているので、お会計も手袋をつけたままでした。
以前の病院は、引き出しを触るときは手袋を外したり、治療中に触らなければならないライトには、ラップがしてありました。
その手袋は、患者を守る為ではなく、衛生士が自分を守るためだけのものだと感じました。
内科などでは、絶対そのようなことはないと思うのですが、なぜ歯科は感染対策がなされていないところが多いのでしょうか?
微量な血液では感染しないからですか?
それとも、コストの問題でしょうか?
もし、コストの問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡すか、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってしまいますか?
先生方の歯科では衛生士は手袋ってつけたままですか?
また、患者ごとに手袋ってかえていますか?
よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-12-10 01:37:10
基本的に患者さまごとに手袋を替えるのが基本だと思います、当院ではそうしています。
これは衛生士も同じです。
ただ感染予防は言い出せば天井知らずです、どの辺りで手を打つかということになると思います。
>コストの問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡すか、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってしまいますか?
その後の治療が自由診療になるかもしれません、だとしたら初めから自由診療の医院を選ばれたほうがいいと思います。
これは衛生士も同じです。
ただ感染予防は言い出せば天井知らずです、どの辺りで手を打つかということになると思います。
>コストの問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡すか、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってしまいますか?
その後の治療が自由診療になるかもしれません、だとしたら初めから自由診療の医院を選ばれたほうがいいと思います。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-12-10 13:52:01
>なぜ 歯科は感染対策がなされていないところが多いのでしょうか?
以前の医療では手袋が着用していなかったことも理由かもしれないですね。
>微量な血液では 感染しないからですか?
微量でも感染する事はあると思います。
>それとも、コストの問題でしょうか?
それはあるかもしれませんね。
>もし、コストの 問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡す か、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってし まいますか?
言われても分かる歯科医院はすでに行っていると思いますので、言っても分からないこともあるかもしれませんね。
>先生方の歯科では衛生士は手袋ってつけたままですか?
うちでは無いと思います。
>また、患者ごとに手袋 ってかえていますか?
変えています。
しかし、「一般歯科診療時の院内感染対策」 についての調査結果を日本歯科医学 会がまとめたものでは、診療時の手袋(グローブ) を「全ての症例で使用し、患者毎に 交換している」歯科医院はたった34.7%しかなく、「全ての症例で使用している が、患者毎に交換しているわけではない」36.9%、「症例に応じて使用してい る」23.9%、「手袋はしない」4.0%などとなっています。
また、 むし歯を削る道具ハンドピース の滅菌状況についは「患者毎に 滅菌する」歯科医院はたった31.4%しかなく、「アルコールなど消毒薬を用いた 消毒(清拭)のみ」37.6%、「問診から感染症患者と分かった時だけ滅菌」 27.9%、「清拭のみ」2.0%などとなっています。
ですから、残念ながら日本の歯科医院の感染予防に対する意識は まだまだ低いのが現状です。
滅菌レベルも従来のオートクレーブは、残留空気が条件によっては20%位を占めてしまいます。
このために飽和水蒸気が 80%ほどしか充満できずに、滅菌工程が不十分になってしまう欠点があります。
クラスBをクリアしたオートクレーブはあらかじめ水蒸 気を作って滅菌室に送り込んだり、真空ポンプを内蔵して空気をバキュームし、 限りなく100%の飽和水蒸気で充満するように設計されているので、滅菌工程が十 分行われことから、ヨーロッパでは当たり前のようにクラスBが義務化されていますが(ヨーロッパ基準EN13060)、日本では残念ながら数%のようです。
安心はもしかしたらお金で買うとなると、細見先生がおっしゃるように自費医院の方が良いのかもしれませんね。
参考までに。
以前の医療では手袋が着用していなかったことも理由かもしれないですね。
>微量な血液では 感染しないからですか?
微量でも感染する事はあると思います。
>それとも、コストの問題でしょうか?
それはあるかもしれませんね。
>もし、コストの 問題であれば手袋を箱で購して私の時には、いくら使ってもいいと言って渡す か、手袋のコストを請求してもらうべきかと考えたのですが、嫌味になってし まいますか?
言われても分かる歯科医院はすでに行っていると思いますので、言っても分からないこともあるかもしれませんね。
>先生方の歯科では衛生士は手袋ってつけたままですか?
うちでは無いと思います。
>また、患者ごとに手袋 ってかえていますか?
変えています。
しかし、「一般歯科診療時の院内感染対策」 についての調査結果を日本歯科医学 会がまとめたものでは、診療時の手袋(グローブ) を「全ての症例で使用し、患者毎に 交換している」歯科医院はたった34.7%しかなく、「全ての症例で使用している が、患者毎に交換しているわけではない」36.9%、「症例に応じて使用してい る」23.9%、「手袋はしない」4.0%などとなっています。
また、 むし歯を削る道具ハンドピース の滅菌状況についは「患者毎に 滅菌する」歯科医院はたった31.4%しかなく、「アルコールなど消毒薬を用いた 消毒(清拭)のみ」37.6%、「問診から感染症患者と分かった時だけ滅菌」 27.9%、「清拭のみ」2.0%などとなっています。
ですから、残念ながら日本の歯科医院の感染予防に対する意識は まだまだ低いのが現状です。
滅菌レベルも従来のオートクレーブは、残留空気が条件によっては20%位を占めてしまいます。
このために飽和水蒸気が 80%ほどしか充満できずに、滅菌工程が不十分になってしまう欠点があります。
クラスBをクリアしたオートクレーブはあらかじめ水蒸 気を作って滅菌室に送り込んだり、真空ポンプを内蔵して空気をバキュームし、 限りなく100%の飽和水蒸気で充満するように設計されているので、滅菌工程が十 分行われことから、ヨーロッパでは当たり前のようにクラスBが義務化されていますが(ヨーロッパ基準EN13060)、日本では残念ながら数%のようです。
安心はもしかしたらお金で買うとなると、細見先生がおっしゃるように自費医院の方が良いのかもしれませんね。
参考までに。
タイトル | 歯科での感染対策がなされていないところが多いのか? |
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質問者 | あや150424さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。