根管治療に用いるFCの危険性・有用性について

相談者: みつき。さん (32歳:女性)
投稿日時:2014-09-05 15:31:34
現在、上の前歯根管治療中です。
保険治療です)

初診時から米粒弱くらいのフィステルがありました。
1度目の掃除の1週間後、フィステルが小さくなっていると診断され、完全になくなるまで薬の交換を行うと説明を受けました。
どの歯にも痛がないか聞かれたので一切ないと伝えました。


その後「FC」と歯科衛生士さんに指示をしているのが聞こえただけで、直接尋ねることはできなかったのですが帰宅後、「FC」について調べてみると、それに対する見解に不安になりました。

FCは時代遅れも甚だしい・発がん性があり使用禁止されている国もある・デメリットが多すぎる…など。
メリットが見当たらなかったので、こちらで質問させていただきたいと思います。

以下、5点ほど回答いただけたら幸いです。



・強い薬のようですが、私のケースのような、治療の経過が良い場合に使うのは適切なのでしょうか。


・日本ではまだFCが主流という数年前の記事を読みましたが、現在ではどのくらいの使用率でしょうか。


・こちらの掲示板でも、少しFCを使用する事もあるという先生がいらっしゃいましたが、どのようなケースでFCが有効になるのでしょうか?


・一般的に、すでに水酸化カルシウムに移行している動きがあると聞きましたが、それでもFCを使用するのには何か利点があるからなのでしょうか?


・FCを使用した場合、次の治療までの期間はどれくらいがベストでしょうか。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-09-05 16:43:12
>強い薬のようですが、私のケースのような、治療の経過が良い場合に使うのは適切なのでしょうか。

今でも根管治療に普通に使われています。



>日本ではまだFCが主流という数年前の記事を読みましたが、現在ではどのくらいの使用率でしょうか。

比率は解りませんが世界的な流れは水酸化カルシウムになってきてます。



>こちらの掲示板でも、少しFCを使用する事もあるという先生がいらっしゃいましたが、どのようなケースでFCが有効になるのでしょうか?

どの様なケースとかではなくFCを使う先生は普通にFCを使っているんだと思います。



>一般的に、すでに水酸化カルシウムに移行している動きがあると聞きましたが、それでもFCを使用するのには何か利点があるからなのでしょうか?

水酸化カルシウムは除去が面倒で、たまに取れない場合も有ります。

FCは綿栓除去するだけですから簡単です。



>FCを使用した場合、次の治療までの期間はどれくらいがベストでしょうか。

仮封剤にもよりますが、出来れば2〜3日、長くても1週間以内だと思います(エビデンスは有りませんが)

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-09-05 17:30:35
例えば、覚せい剤を使用すると、遺伝子が傷つく可能性があるらしいですね。
その影響が、ご自身の子孫に代々受け継がれる可能性があるとの事です。


果たして、FCにも、そうした事が起こりうるかどうかは、まだはっきりと判っていないようです。
(杞憂かもしれません)

もし密封度の低い薬用ビンに入れておくと、患者さん以上に、その部屋で働く人々への影響の方が大きいかもしれません。




タイトル 根管治療に用いるFCの危険性・有用性について
質問者 みつき。さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい