インレーとクラウンの種類をゴールドかセラミックで迷っている

相談者: すいか5963さん (36歳:女性)
投稿日時:2014-10-19 11:32:39
左下7番のインレーと、左下6番のクラウンの種類を迷っています。


左上7番には保険の銀のクラウンが、左上6番には保険銀のインレーが入っています。

当初は左下6番のクラウンのみの治療でした。現在、ファイバーコアを入れて仮歯の状態です。
しかし、昨日歯科医に行き、左下7番も虫歯で、削ってみると思いのほか深く、神経ギリギリまで結構大きく穴があきました。


左下6番のクラウンを選んでいたときは、左下6番自体が二次虫歯になりにくいこと、左下6番と左上6番が噛み合わせで割れたりしないこと、などを考慮してゴールドにしようと思っていました。

左上6番に異種金属が入っていることについて担当の先生に尋ねましたが、大きな問題ではないとのことでしたので。



今、左下7番のインレーも含め改めて考えていて、迷っていることや不明な点があり、ご相談させて頂きます。


○左上に保険の銀が入っている状態で、左下にゴールドを入れても良いのでしょうか?
電流、金属の酸化など・・・。ある程度の不快感なら我慢しますが、金属が酸化して虫歯になりやすいというようなことを聞き、不安です。


○ゴールドは二次虫歯になりにくいと思っていたのですが、ゴールドと言っても金属であることに変わりはないので、銀よりマシでも酸化はすると思います。
セラミックスの方が二次虫歯のリスクは低いのでしょうか?


○左下7番のインレーについては、レジン充填でもできないことはないと言われています。
すり減りが多いことが欠点だが、補修はできるとの説明を受けました。
レジン充填の場合、二次虫歯や歯の割れ欠けに対するリスクはどのような感じでしょうか?


長くなって申し訳ありません。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-10-19 11:51:57
>左上に保険の銀が入っている状態で、左下にゴールドを入れても良いのでしょうか?
>電流、金属の酸化など・・・。ある程度の不快感なら我慢しますが、金属が酸化して虫歯になりやすいというようなことを聞き、不安です。

確かにイオン化傾向の違う金属(金と銀)を電解質(唾液)の中に漬けると電流が流れます(バッテリーの原理)

ただそれを人間が感知できるとは思えませんし、それで2次カリエス云々ということはないと思います。



>ゴールドは二次虫歯になりにくいと思っていたのですが、ゴールドと言っても金属であることに変わりはないので、銀よりマシでも酸化はすると思います。
セラミックスの方が二次虫歯のリスクは低いのでしょうか?

ゴールドは2次カリエスになり難い訳ではなく、フィットの良い補綴物が出来るということです(結果的にマージン部にプラークが溜まり難くなるかもしれませんが)

それに比べてセラミックは適合性はゴールドに遠く及びません。

それ以前に2次カリエスのリスクはプラークコントロール等の他のファクターの方がはるかに大きいです。



>左下7番のインレーについては、レジン充填でもできないことはないと言われています。
>すり減りが多いことが欠点だが、補修はできるとの説明を受けました。
>レジン充填の場合、二次虫歯や歯の割れ欠けに対するリスクはどのような感じでしょうか?

確かにレジンは欠けたり、擦り減りは金属より多いですが現在の臼歯部用レジンは臼歯部の咬合力に十分耐えうるものです。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-10-19 22:48:17
混合診療と言って、被せ物自費保険で混在させることは出来ない決まりがありますのでファイバーコアを入れた時点で、保険診療に戻ることは出来ません。


ゴールドかセラミックでお悩みのようですが、それぞれ利点があります。

ゴールドの方が、なじみと言う点では、硬さがエナメル質に近いので、優れていると思います。プラークの付着性や審美性はセラミックの方が優位です。

ちなみに口の中では18金以上の貴金属は滅多に腐食しません。


どちらも、品質の良いものですから、かかりつけの先生とよくお話になって、お口の中に敵した物を選ばれたらよいかと思います。
お大事に

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-10-20 07:32:39
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2014/10/20(Mon) 01:33に投稿された追加の質問をこちらに転載いたします。
歯科相談室:編集部)

左下7番のインレーの種類を迷っています。
ゴールドかセラミックスのどちらかにしようと思っています。

これまでにもそれぞれのメリット・デメリットについてご助言を頂いておりますが、追加でご質問したく、投稿させて頂きます。


左上7番には保険適用の銀のクラウンが入っています。
もし、噛み合う左下7番のインレーをセラミックスにした場合、割れるリスクは高いと考えた方がよいでしょうか?

”セラミックスは割れやすい”、という説明をよく見かけます。銀のクラウンは硬いので、それとセラミックスのインレーが噛み合うと、セラミックスのインレーが割れる危険性が高いでしょうか?

ご助言の程、宜しくお願い致します。

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>追加でご質問したく、投稿させて頂きます。

一連の内容でしたら、新たにスレッドを立てずに、こちらに続けましょう。


>噛み合う左下7番のインレーをセラミックスにした場合、割れるリスクは高いと考えた方がよいでしょうか?
>セラミックスのインレーが噛み合うと、セラミックスのインレーが割れる危険性が高いでしょうか?

セラミックの修復物は、メタルの修復物に比べると、確かに破折し易いかもしれませんが、だからといって、決して頻繁にという訳でもありません。

私のクリニックでは、修復物の装着までにTCHの是正指導をさせていただいていますが、破折の心配は殆ど無くなりました。


参考:TCH、歯列接触癖



1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-10-20 08:24:58
ご相談ありがとうございます。


>○左上に保険の銀が入っている状態で、左下にゴールドを入れても良いのでしょうか?電流、金属の酸化など・・・。


特に問題はありません。

しかし、お口の中を統一して行くことはとても大事です。
統一基準を保険の銀にするのか、自由診療の材料にするのかは決心しておく必要があります。

ちなみに、「保険の銀」?、といっても種類は多く必ずしも銀ではなく多くの金属が使われていて、統一は不可能とも言えます。

自由診療ならば、初めから統一など治療目的を設定できます。
例えば歯を守れる目的とか、身体に害がない目的とか、です。



>ある程度の不快感なら我慢しますが、金属が酸化して虫歯になりやすいというようなことを聞き、不安です。


多少の酸化はあり得ます。
しかし、むし歯は酸化で起きることはありません。



>○ゴールドは二次虫歯になりにくいと思っていたのですが、


ゴールドを使っても、治療がお粗末ならば簡単にむし歯になります。
大事なことは、治療内容です。

また削ったり詰めたりする技術以外に、予防医療を同時進行する考えを歯科医師が持っているかどうかが大事です。



>ゴールドと言っても金属であることに変わりはないので、銀よりマシでも酸化はすると思います。セラミックスの方が二次虫歯のリスクは低いのでしょうか?


材料を買えても、治療がお粗末ならば簡単にむし歯になります。



>○左下7番のインレーについては、レジン充填でもできないことはないと言われています。


むし歯の穴の位置や大きさによって適切かどうかが決まります。



>すり減りが多いことが欠点だが、補修はできるとの説明を受けました。


できることはできますが、7番は噛み合わせにとても重要な役割をしています。
その歯と全体の噛み合わせの安定に役立つレジン充填かどうかの診断が必要です。



>レジン充填の場合、二次虫歯や歯の割れ欠けに対するリスクはどのような感じでしょうか?


適切な診断のもとであればかなり信頼性が高い治療です。
しかし、インレーやクラウンに比べて治療の腕前に大きく左右されます。
お任せする前に、優秀な実績を確認しましょう。

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タイトル インレーとクラウンの種類をゴールドかセラミックで迷っている
質問者 すいか5963さん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ お勧めの詰め物・インレー
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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