前歯裏に詰めた樹脂が変色
相談者:
Hi-Cさん (30歳:男性)
投稿日時:2015-06-13 21:33:23
以前、上前歯裏側のC1について質問させていただいた者です。
その後診察を受け、最初C1と言われていたのですが、別の衛生士さんに見てもらったところ、12年以上前に裏側から削って詰めていた樹脂であり、それが変色して表側から透き通って見えているそうです。
医師からは樹脂を付け直すことを勧められたのですが、付け直す際に、新しく接着する面のためにエナメル質を僅かに削るそうです。
心配な点が三つあります。
1.個人的にエナメル質を少しでも削るのが嫌なので、審美的に問題ないのであればこのままにしたいのですが、樹脂の劣化を考えると付け直すほうが良いのでしょうか?
2.樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
3.将来的に「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
また、それは防げるものなのでしょうか?
ご回答の程、よろしくお願い致します。
その後診察を受け、最初C1と言われていたのですが、別の衛生士さんに見てもらったところ、12年以上前に裏側から削って詰めていた樹脂であり、それが変色して表側から透き通って見えているそうです。
医師からは樹脂を付け直すことを勧められたのですが、付け直す際に、新しく接着する面のためにエナメル質を僅かに削るそうです。
心配な点が三つあります。
1.個人的にエナメル質を少しでも削るのが嫌なので、審美的に問題ないのであればこのままにしたいのですが、樹脂の劣化を考えると付け直すほうが良いのでしょうか?
2.樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
3.将来的に「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
また、それは防げるものなのでしょうか?
ご回答の程、よろしくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-06-13 22:18:12
Hi-C さん、こんにちは。
>個人的にエナメル質を少しでも削るのが嫌なので、審美的に問題ないのであればこのままにしたい
審美的に許容できるのでしたら、それでも構わないかもしれません。
>樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
レジンの厚みや形状にもよるかと思いますが、当然、その可能性は否定できません。
>「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
極端に言えば、そのループを繰り返せば、その可能性があります。
>それは防げるものなのでしょうか?
逆を言えば、そのサイクルを長くすること、そもそも最初のカリエスを発現させないことでしょう。
>個人的にエナメル質を少しでも削るのが嫌なので、審美的に問題ないのであればこのままにしたい
審美的に許容できるのでしたら、それでも構わないかもしれません。
>樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
レジンの厚みや形状にもよるかと思いますが、当然、その可能性は否定できません。
>「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
極端に言えば、そのループを繰り返せば、その可能性があります。
>それは防げるものなのでしょうか?
逆を言えば、そのサイクルを長くすること、そもそも最初のカリエスを発現させないことでしょう。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2015-06-14 00:40:45
Hi-C さんこんばんは
>樹脂の劣化を考えると付け直すほうが良いのでしょうか?
劣化しているということはもしかしたら歯とは接着していないかもしれませんね。
なので変色して見えているという可能性もあります。
であるとすればそこから虫歯が広がる可能性があるので治療が必要かもしれません。
>樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
可能性はあります。
>将来的に「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
可能性はあります。
ただ、現在虫歯になっているのであればそのループを繰り返さずとも虫歯が大きくなり神経が感染性して神経を取り、差し歯になり最後はなんらかの理由で抜歯ということもあり得ます。
>それは防げるものなのでしょうか?
予知性の高い精度の高い治療を行えば2次カリエスになる可能性は低くなるのでやり直しの時期を先延ばしにできる可能性は十分あります。
ただ、日頃のお手入れなど他の要素が絡んできますので絶対とはいえませんが。
ご参考になれば
>樹脂の劣化を考えると付け直すほうが良いのでしょうか?
劣化しているということはもしかしたら歯とは接着していないかもしれませんね。
なので変色して見えているという可能性もあります。
であるとすればそこから虫歯が広がる可能性があるので治療が必要かもしれません。
>樹脂を剥がした後、エナメル質を削っているうちに表側に貫通する恐れはないでしょうか?
可能性はあります。
>将来的に「二次カリエス→削る→接着し直し」のループで前歯を失う恐れはありますか?
可能性はあります。
ただ、現在虫歯になっているのであればそのループを繰り返さずとも虫歯が大きくなり神経が感染性して神経を取り、差し歯になり最後はなんらかの理由で抜歯ということもあり得ます。
>それは防げるものなのでしょうか?
予知性の高い精度の高い治療を行えば2次カリエスになる可能性は低くなるのでやり直しの時期を先延ばしにできる可能性は十分あります。
ただ、日頃のお手入れなど他の要素が絡んできますので絶対とはいえませんが。
ご参考になれば
相談者からの返信
相談者:
Hi-Cさん
返信日時:2015-06-16 22:08:42
タイトル | 前歯裏に詰めた樹脂が変色 |
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質問者 | Hi-Cさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 詰め物、インレーの変色・着色 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。