歯科医院以外でのホワイトニングについて(イギリス)
相談者:
88-88さん (35歳:女性)
投稿日時:2015-08-23 05:34:07
いつもお世話になっております。
緊急ではございませんので、お手すきの際にご回答いただけたらと思います。
最近、オフィスホワイトニングを考えているためか、ホワイトニングの記事が目に留まります。
北アイルランドで無資格者(英国は歯科医師とその歯科関係者のみが口腔内に触れてのホワイトニングを許可されているそうです)がオフィスを構えホワイトニングを有料で行い有罪になり、その後も続けていたことが発覚した(http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-33974179)と読み、日本はどうなのかと思いました。
検索したところ(営業妨害の意図ではないので特定は控えますが)、会社概要に代表者氏名の載らない歯科医院ではないサイトが引っかかってきました。
歯科医院との違い(どんなふうにより有益か)についても言及しています。
薬剤が異なるはずですが、ライトもあてている写真が載せてあります。
質問です:
日本での有料でのオフィスホワイトニングの施療・施術に際し、諸条件は決められていますか?
決められているとして、諸条件に満たない事業主の実際の商取引を取り締まっている機関はどこですか?
余談ですが、日本とは違い、英国の美容師は国家資格ではないため、誰でも自由意志と責務の範囲内で「美容師」として人の髪の毛を切ることができます。
実力主義というところでしょうか。。。
日本でのホワイトニングも同様に歯科医師でなくてもできるのかとも思っています。
そんなはずはないですよね?
以上、ご回答宜しくお願いします。
緊急ではございませんので、お手すきの際にご回答いただけたらと思います。
最近、オフィスホワイトニングを考えているためか、ホワイトニングの記事が目に留まります。
北アイルランドで無資格者(英国は歯科医師とその歯科関係者のみが口腔内に触れてのホワイトニングを許可されているそうです)がオフィスを構えホワイトニングを有料で行い有罪になり、その後も続けていたことが発覚した(http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-33974179)と読み、日本はどうなのかと思いました。
検索したところ(営業妨害の意図ではないので特定は控えますが)、会社概要に代表者氏名の載らない歯科医院ではないサイトが引っかかってきました。
歯科医院との違い(どんなふうにより有益か)についても言及しています。
薬剤が異なるはずですが、ライトもあてている写真が載せてあります。
質問です:
日本での有料でのオフィスホワイトニングの施療・施術に際し、諸条件は決められていますか?
決められているとして、諸条件に満たない事業主の実際の商取引を取り締まっている機関はどこですか?
余談ですが、日本とは違い、英国の美容師は国家資格ではないため、誰でも自由意志と責務の範囲内で「美容師」として人の髪の毛を切ることができます。
実力主義というところでしょうか。。。
日本でのホワイトニングも同様に歯科医師でなくてもできるのかとも思っています。
そんなはずはないですよね?
以上、ご回答宜しくお願いします。
回答1
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時:2015-08-23 08:27:54
88-88さん、こんにちは。
日本でも同じように、通常のホワイトニングは歯科医院内において歯科医師か歯科衛生士が行わなければなりません。
施術に関しましては歯科医師法および医療法、薬剤に関しましては薬事法によって規制されており、管轄はどちらも厚生労働省です。
ただ最近、歯科医院以外でセルフホワイトニングという、お客さんが自分で薬剤を塗り、光を当てる方式のホワイトニングが出てきています。
この方法だと、直接施術を行わないことと、使用する薬剤は医薬部外品や化粧品を使用しているため、歯科医院以外で行うことが認められています。
検索されたところもおそらくセルフのお店と思われます。
ただし一般的に歯科医院で使用されている過酸化物を使用できないため、効果は歯の表面の着色を落とす程度です(以前88-88さんが使用された市販品くらいの効果は期待できます)。
またネットなどで販売されている過酸化物入りの海外製品を輸入して使用することもできません。
このセルフ方式はアメリカやEUでもあるようです。ただアメリカでは過酸化物が市販されているため、セルフ方式(アメリカではKiosk Whiteningといいます)でも効果が出てしまうため、問題になっているようです。
日本でも無資格者による美容医療が問題になっており、摘発されています。
以前に無資格でホワイトニングの施術をしていたところが行政指導を受けたこともあります。
日本でも同じように、通常のホワイトニングは歯科医院内において歯科医師か歯科衛生士が行わなければなりません。
施術に関しましては歯科医師法および医療法、薬剤に関しましては薬事法によって規制されており、管轄はどちらも厚生労働省です。
ただ最近、歯科医院以外でセルフホワイトニングという、お客さんが自分で薬剤を塗り、光を当てる方式のホワイトニングが出てきています。
この方法だと、直接施術を行わないことと、使用する薬剤は医薬部外品や化粧品を使用しているため、歯科医院以外で行うことが認められています。
検索されたところもおそらくセルフのお店と思われます。
ただし一般的に歯科医院で使用されている過酸化物を使用できないため、効果は歯の表面の着色を落とす程度です(以前88-88さんが使用された市販品くらいの効果は期待できます)。
またネットなどで販売されている過酸化物入りの海外製品を輸入して使用することもできません。
このセルフ方式はアメリカやEUでもあるようです。ただアメリカでは過酸化物が市販されているため、セルフ方式(アメリカではKiosk Whiteningといいます)でも効果が出てしまうため、問題になっているようです。
日本でも無資格者による美容医療が問題になっており、摘発されています。
以前に無資格でホワイトニングの施術をしていたところが行政指導を受けたこともあります。
相談者からの返信
相談者:
88-88さん
返信日時:2015-08-24 04:56:11
Tsubaki先生、お忙しいところご回答頂き有り難うございます。
櫻井先生、柴田先生もお忙しいところ読んで頂きまして有り難うございます。
厚労省認可の証(イギリスはGDCと言うところの番号が各歯科医にあてがわれ、普通以上の歯科医はホームページに記載しています)は国家資格合格証以外はないでしょうね?
とすれば、会社概要に代表者氏名の載らないところはMHLWのサイトで歯科医師登録検索がかけられないので、やめておいた方が良さそうですね。
歯科医の名前がない歯科医院ホームページ同様ですね。
その上、医師名が記載されていても、歯科医院は独立したクリニックというところもあるようですね…。
この方法って、法規制上眼科医が簡単な検査のためにいるコンタクトレンズ販売店と似ているように私なんかは見てしまいます。
櫻井先生、柴田先生もお忙しいところ読んで頂きまして有り難うございます。
厚労省認可の証(イギリスはGDCと言うところの番号が各歯科医にあてがわれ、普通以上の歯科医はホームページに記載しています)は国家資格合格証以外はないでしょうね?
とすれば、会社概要に代表者氏名の載らないところはMHLWのサイトで歯科医師登録検索がかけられないので、やめておいた方が良さそうですね。
歯科医の名前がない歯科医院ホームページ同様ですね。
その上、医師名が記載されていても、歯科医院は独立したクリニックというところもあるようですね…。
この方法って、法規制上眼科医が簡単な検査のためにいるコンタクトレンズ販売店と似ているように私なんかは見てしまいます。
回答2
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時:2015-08-24 07:36:56
88-88さん、こんにちは。
イギリスの法律が詳しくないのでわかりませんが、おそらく同じだと思います(ちなみにアメリカでは州によっては歯科衛生士が開業できるところがあります)。
>その上、医師名が記載されていても、歯科医院は独立したクリニックというところもあるようですね…。
ごめんなさい、意味がちょっと分からなかったのですが、日本では歯科医院1件に付き、一人の管理歯科医師が必要になります。
また管理歯科医師は原則、2件以上の歯科医院を管理できませんので、名義貸しのようなこともできないと思います。
イギリスの法律が詳しくないのでわかりませんが、おそらく同じだと思います(ちなみにアメリカでは州によっては歯科衛生士が開業できるところがあります)。
>その上、医師名が記載されていても、歯科医院は独立したクリニックというところもあるようですね…。
ごめんなさい、意味がちょっと分からなかったのですが、日本では歯科医院1件に付き、一人の管理歯科医師が必要になります。
また管理歯科医師は原則、2件以上の歯科医院を管理できませんので、名義貸しのようなこともできないと思います。
相談者からの返信
相談者:
88-88さん
返信日時:2015-08-25 06:40:21
Tsubaki先生、お忙しいところご回答ありがとうございます。
>日本では歯科医院1件に付き、一人の管理歯科医師が必要になります。
>また管理歯科医師は原則、2件以上の歯科医院を管理できませんので、名義貸しのようなこともできないと思います。
Σ(・□・;)え、そうなのですね!
・・・これ以上、深いことは書かないほうが良さそうです。
きっと、経営上(登記簿上など)で色々とうまく都合がつけられているのだと思います。
危うきに近寄らずで、きちんとした歯科医院でホワイトニングはしてもらったほうがいいと正しい知識が得られました。
(第一にセルフホワイトニングでこちらの市販のホワイトニング剤と同じものを使うのであれば、わざわざそんなサロンに出向くことなく自宅のバスルームで十分できますものね・・・)
私の必要な情報の範囲はTsubaki先生からご回答いただいた内容で、十分すぎるほどですので、これで解決済みとさせていただきます!
有難うございました。
>日本では歯科医院1件に付き、一人の管理歯科医師が必要になります。
>また管理歯科医師は原則、2件以上の歯科医院を管理できませんので、名義貸しのようなこともできないと思います。
Σ(・□・;)え、そうなのですね!
・・・これ以上、深いことは書かないほうが良さそうです。
きっと、経営上(登記簿上など)で色々とうまく都合がつけられているのだと思います。
危うきに近寄らずで、きちんとした歯科医院でホワイトニングはしてもらったほうがいいと正しい知識が得られました。
(第一にセルフホワイトニングでこちらの市販のホワイトニング剤と同じものを使うのであれば、わざわざそんなサロンに出向くことなく自宅のバスルームで十分できますものね・・・)
私の必要な情報の範囲はTsubaki先生からご回答いただいた内容で、十分すぎるほどですので、これで解決済みとさせていただきます!
有難うございました。
タイトル | 歯科医院以外でのホワイトニングについて(イギリス) |
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質問者 | 88-88さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ホワイトニングその他 その他(歯科治療関連) イギリス |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。