前歯3本欠損、ブリッジと部分義歯のどちらがいいか?

相談者: 凛々子さん (42歳:女性)
投稿日時:2015-08-24 21:56:30
いつも大変お世話になっております。

インプラントのご相談には沢山の先生からアドバイス頂きまして有り難うございました。

その後、インプラント専門医の診察を受けましたが、噛み合わせに問題があり、との事でインプラントは断念する事になりました。



本日、義歯を作ろうと思い、歯科医に行ったところ

『何故ブリッジにせず義歯を選んだのか…。』

と言われ、どちらかと言うとブリッジを勧める、ような事を言われました。


欠損歯は、上の左右1番と右2番です。ブリッジにする場合右3番と左2、3番を削る、との事でした。

私は、支える歯がもたない可能性、歯ぎしりが酷く寝てる時は外したい旨お伝えし『金属床義歯で、どうしても馴染めなければブリッジに』と先生にお話し、義歯を作る方向ではおります。


ここで先生方にアドバイスを頂きたいのですが、3本欠損の患者さんがきたら、先生方でしたら義歯、ブリッジ、どちらを勧めますか?

ブリッジにした結果、更に歯を失いたくないので、アドバイス宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-08-25 08:04:39
ご相談ありがとうございます。
とても大事なご質問です。

>先生方でしたら義歯ブリッジ、どちらを勧めますか?

基本的に医療であれば科学的根拠により決定されます。
ブリッジ、って、橋ですから、力のかかり方と受け止められるかどうかが大事です。

したがって、建築の理工学と同じで構造計算で可能かどうか、或いは可能な場合の支えの歯の数などが決められる、簡単な計算式があります。
そのために、それぞれの歯について支える指数が与えられています。

その基礎のうえで、特殊な要素について減算する指数が与えられていますから、それらの加減計算式で簡単に診断とうまくいくかどうかの見通しが立てられます。


今回の場合、とても減算される可能性があります。
つまり、歯のない部分の位置と歯列の湾曲場所であること、噛み合わせに問題があること、歯を失った原因への情報がありませんがその若さでそれだけ失っている場合はさらに減点となること、などです。

こういった科学的根拠によってブリッジが可能であり、どれだけ長持ちしそうかと予想が立ちます。
検査と診断の根拠を説明して頂ければ納得できると思います。



>ブリッジにした結果、更に歯を失いたくないので、アドバイス宜しくお願い致します。

まず診断があるかどうか、それが科学的根拠を持っているかどうか、それから、歯を失った原因への治療計画があり、見通しの診断が出ているかどうかで決まります。

実施前によく相談しましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 凛々子さん
返信日時:2015-08-25 21:06:23
さがら先生、専門的なお立場からのアドバイスをくださって有り難うございます。

歯を失ったのは、前歯クイック矯正差し歯歯並びを良くしてしまった結果、歯根膜炎を起こして抜歯せざるを得なくなってしまったからです。

歯根膜炎の原因は、外傷です。
歯ぎしりも1つの要因だったのでは、と指摘する先生もいます。


さがら先生からのアドバイスで、場所的にもカーブしておりブリッジは難易度が高いと理解致しました。

担当の先生が『何故、義歯を選んだのか』と、とても不思議そうに仰っていたので、私の選択が誰が見てもおかしいのかと思ってご相談させて頂きましたが、とても参考になりました。


本当に有り難うございました。



タイトル 前歯3本欠損、ブリッジと部分義歯のどちらがいいか?
質問者 凛々子さん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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