画像での確定診断は難しいのでしょうか?

相談者: たかさんさん (54歳:男性)
投稿日時:2015-11-25 07:06:33
昨日友人の医師と飲酒した時の会話で同僚の悪口を言い始め、本人も含め判断違いは当然のような言い方をしていました

耳鼻科と口腔外科と対立があるそうで画像診断だけでは確定診断はできない、実際に開いてみないとわからないと言い切っていました

自分は医師ではないので彼の会話に唖然としたのですが、画像での確定診断は難しいものなのでしょうか?

実際に患部を開けてみないと判らないものなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-11-25 07:28:11
一般論ですが、画像は診断材料のひとつにしか過ぎません。

診断はその他視診や触診、臨床経過などを含めて総合的に判断します。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-11-25 09:26:34
たかさん さん、こんにちは

>画像での確定診断は難しいものなのでしょうか?

そうですね。
その友人の医師のおっしゃっている通りだと思います。

エックス線や視診や触診などで総合的に診断を行います。

これでほとんどの場合間違いはないのですが、厳密には腫瘍や何かしらの病変がある場合はその病変を採取して、顕微鏡でみなければ診断の確定はできません。

参考になれば幸いです。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-11-25 10:05:14
病気にもよりますし、的中率(病名診断が真に正しい率)がどうでも良いと言っている訳ではないのですが、やはり確定診断というのは一般的に難しいですし、どんな検査方法にも判断違いはあるという前提で行う必要がありますね。


癌の精密検査を受けたご経験とか、どなたかが受けた話を聞いたことはありませんでしょうか?

当初は血液検査とかエックス線検査の様な簡易的なものから、段々とMRIやCTなどの高額で面倒な検査、あと内視鏡や手術中に患部から実際に組織を採ってきての病理検査・・まで行っても、それでも「100%○○の状態」というのは言い切れない、という場合さえあります。

あるいは何十万円もするような大掛かりなPET検診でさえも、見逃しが起きるのはご存知ではないでしょうか。

「どんな検査にも間違いが含まれる」のが診断の大前提ですから、それは歯科でも同じことだと思います。



このサイトでもよく書いている、

【診断】と【治療方針】は区別して考える必要がありますよ。

というのは、どちらにも振れ幅がかなりあるということと、【治療方針】の前提となる【診断】が常に正しいとは限らないですよ、という意味もあります。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たかさんさん
返信日時:2015-11-25 18:59:17
早々のご回答ありがとうございます

私は医師、特に投薬に依存しない外科医師、歯科医師には絶対的な信仰と尊敬を抱いています

画像や薬物検査に頼らず先生自身の腕と眼力、技能が患者を幸福へと導くものと思っています

飲んだ友人は整形外科で開業してからは手術はしなくなりました

相変わらず医院へ製薬会社の売り込みは激しく、新規開業には製薬会社の支援が必要になっています

大抵の痛みは自然に治ります「消失します」
しかし歯痛だけは歯科医師の神の手でなければ消失しません

ありがとうございました



タイトル 画像での確定診断は難しいのでしょうか?
質問者 たかさんさん
地域 東京23区
年齢 54歳
性別 男性
職業 その他
カテゴリ その他(診断)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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