再根管治療後、被せ物では無くレジンで修復したほうが長持ちするか?
相談者:
あー☆さん (27歳:女性)
投稿日時:2015-12-07 09:58:20
閲覧ありがとうございます!
いつも先生方の回答を参考にさせてもらっています!
根管治療後のかぶせものについて、ご回答お願いいたします。
対象の歯は、左下7番(親知らずはないので一番奥)の歯。
根管治療の再治療です。
元々根管治療後レジンで詰めていたようなのですが、レジンが欠け他の医院を受診したところ再治療。
というのが今までの流れです。
お聞きしたい事は、この歯の治療後の詰め物(被せ物)についてです。
自費のセラミッククラウンをするつもりだったのですが、他の選択肢もあるのでしょうか。
(というのも、井野先生のブログをかなり読んでしまったのです・・・^^;)
全ての歯科医が同じように治療できるわけではない!というのは理解できるので、担当の先生に無理矢理これでやって!とお願いしようとは思っていません^^
選択肢として知り、提案してみて担当の先生と相談する材料としたいです。
担当の先生はこちらの話をよく聞いてくれます。
対象の歯は、
かみ合う面は残っていない。
側面と奥の3壁残っている。
6番側1壁のみ歯茎の少し上に出ている状態。
です。
今すぐクラウンにしてしまうと、残った3壁まで下のほうまで削られるのでしょうか?
そうするともし何年か後にまた治療が必要になった場合に不利になるのでは?と思ってしまいました>_<
セラミックでも10年〜15年が寿命だと書いてあったのでクラウンをしてもずっと使い続ける事は出来ないと思うので(;_;)
それよりレジンで治療した方が、ケアをしっかりすれば総合的に見て長持ちするのでは?
素人が色々考えてもしょうがないとは思うのですが、少しでも長持ちしてほしくて悩んでしまいます^^;
先生方の思いつく治療方法を教えてください。
よろしくお願いします^^!!
いつも先生方の回答を参考にさせてもらっています!
根管治療後のかぶせものについて、ご回答お願いいたします。
対象の歯は、左下7番(親知らずはないので一番奥)の歯。
根管治療の再治療です。
元々根管治療後レジンで詰めていたようなのですが、レジンが欠け他の医院を受診したところ再治療。
というのが今までの流れです。
お聞きしたい事は、この歯の治療後の詰め物(被せ物)についてです。
自費のセラミッククラウンをするつもりだったのですが、他の選択肢もあるのでしょうか。
(というのも、井野先生のブログをかなり読んでしまったのです・・・^^;)
全ての歯科医が同じように治療できるわけではない!というのは理解できるので、担当の先生に無理矢理これでやって!とお願いしようとは思っていません^^
選択肢として知り、提案してみて担当の先生と相談する材料としたいです。
担当の先生はこちらの話をよく聞いてくれます。
対象の歯は、
かみ合う面は残っていない。
側面と奥の3壁残っている。
6番側1壁のみ歯茎の少し上に出ている状態。
です。
今すぐクラウンにしてしまうと、残った3壁まで下のほうまで削られるのでしょうか?
そうするともし何年か後にまた治療が必要になった場合に不利になるのでは?と思ってしまいました>_<
セラミックでも10年〜15年が寿命だと書いてあったのでクラウンをしてもずっと使い続ける事は出来ないと思うので(;_;)
それよりレジンで治療した方が、ケアをしっかりすれば総合的に見て長持ちするのでは?
素人が色々考えてもしょうがないとは思うのですが、少しでも長持ちしてほしくて悩んでしまいます^^;
先生方の思いつく治療方法を教えてください。
よろしくお願いします^^!!
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-12-07 10:35:22
こんにちは。
保険治療で行う金パラ冠(銀の冠)でも20年も30年も機能している人は多いですよ。
セラミック冠のほうが素材的に割れやすいので10年〜15年が寿命とされていますがどうでしょう?
他の歯がしっかりしていて時々噛み合わせのチェックをされていればもっと寿命は長くなるかもしれませんね。
ジルコニアならば冠としてはもっと長くもつかも知れません。
一方、レジンは樹脂ですからそこまで長期間欠けたり割れたり外れたりすることなく保てるか?といえば無理でしょう。
ご自身の歯がぐるりと厚みを保って残っている状態ではないでしょうから接着して継ぎはぎにする治療しかできないでしょう。
接着面はわりと弱いので最後臼歯にかかる力では長期的に不安があると思います。
ご自身のせっかく残っている歯をあまり削ってほしくないのならばとりあえずレジンで出来るかどうか先生に尋ねてみるとよいと思いますが、また欠けてしまうかもしれません。
修復物が欠けたり外れたりする程度であれば、すぐに再治療でやり変えてもらうということを繰り返すという選択肢もあるかもしれません。
多くの人は歯科とあまり縁をもちたくないようですから削って冠にしてしまうほうが多いと思います。
冠の素材によっては他の歯よりも丈夫になってしまうので噛み合わせを時々チェックしてもらうとよいかもしれませんね(本来はTCHを知っていて歯を不要にあてないでおき、睡眠時にも食いしばったり歯軋りをしなくてすむようにお口の周りの条件を整えてあげることのほうが大事出だと思います)
保険治療で行う金パラ冠(銀の冠)でも20年も30年も機能している人は多いですよ。
セラミック冠のほうが素材的に割れやすいので10年〜15年が寿命とされていますがどうでしょう?
他の歯がしっかりしていて時々噛み合わせのチェックをされていればもっと寿命は長くなるかもしれませんね。
ジルコニアならば冠としてはもっと長くもつかも知れません。
一方、レジンは樹脂ですからそこまで長期間欠けたり割れたり外れたりすることなく保てるか?といえば無理でしょう。
ご自身の歯がぐるりと厚みを保って残っている状態ではないでしょうから接着して継ぎはぎにする治療しかできないでしょう。
接着面はわりと弱いので最後臼歯にかかる力では長期的に不安があると思います。
ご自身のせっかく残っている歯をあまり削ってほしくないのならばとりあえずレジンで出来るかどうか先生に尋ねてみるとよいと思いますが、また欠けてしまうかもしれません。
修復物が欠けたり外れたりする程度であれば、すぐに再治療でやり変えてもらうということを繰り返すという選択肢もあるかもしれません。
多くの人は歯科とあまり縁をもちたくないようですから削って冠にしてしまうほうが多いと思います。
冠の素材によっては他の歯よりも丈夫になってしまうので噛み合わせを時々チェックしてもらうとよいかもしれませんね(本来はTCHを知っていて歯を不要にあてないでおき、睡眠時にも食いしばったり歯軋りをしなくてすむようにお口の周りの条件を整えてあげることのほうが大事出だと思います)
相談者からの返信
相談者:
あー☆さん
返信日時:2015-12-07 16:04:00
船橋先生
回答ありがとうございます!
保険のクラウンでも長く持っている方もいるんですね!
ですが下の奥歯なので銀歯は避けたいと思っています(T_T)
レジンはやはりあまり長く持つものではないのですね。
>>多くの人は歯科とあまり縁をもちたくないようですから削って冠にしてしまうほうが多いと思います。
すごく納得出来ます(^^;)今まで歯医者は治療が終わったら終わり!と思っていました。
今回は、治療後も数ヶ月に一回はメンテナンスに通うつもりです!
一年に一回は何もなくてもレントゲンを撮って経過を見てくれるとの事でした!
なので、『結果的に歯を長く持たせる』ことが出来る方法を取れたらなと思っています。
やはり一番奥の臼歯ということで、レジンでは無理があるのでしょうか・・・。
以前他の歯医者で『レジンは歯より脆いから、かけるとしてもレジンが先に欠ける』と聞きました。かけた部分を修復していけば長く持つのかな?と考えてしまいました。
ですが、レジンで治療する事によりデメリットの方が多いのであれば、クラウンの方がいいかなと思います。
担当の先生次第でしょうか(>_<)
回答ありがとうございます!
保険のクラウンでも長く持っている方もいるんですね!
ですが下の奥歯なので銀歯は避けたいと思っています(T_T)
レジンはやはりあまり長く持つものではないのですね。
>>多くの人は歯科とあまり縁をもちたくないようですから削って冠にしてしまうほうが多いと思います。
すごく納得出来ます(^^;)今まで歯医者は治療が終わったら終わり!と思っていました。
今回は、治療後も数ヶ月に一回はメンテナンスに通うつもりです!
一年に一回は何もなくてもレントゲンを撮って経過を見てくれるとの事でした!
なので、『結果的に歯を長く持たせる』ことが出来る方法を取れたらなと思っています。
やはり一番奥の臼歯ということで、レジンでは無理があるのでしょうか・・・。
以前他の歯医者で『レジンは歯より脆いから、かけるとしてもレジンが先に欠ける』と聞きました。かけた部分を修復していけば長く持つのかな?と考えてしまいました。
ですが、レジンで治療する事によりデメリットの方が多いのであれば、クラウンの方がいいかなと思います。
担当の先生次第でしょうか(>_<)
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-12-07 17:09:45
その患者さんの条件(噛む力、習癖等々)を考慮して、担当医の過去の経験と直感から判断されるものではないでしょうか。
要因が多すぎるため、あまり科学的なものではないかもしれません。
どんな修復でも(クラウンも)、充分な力が加われば必ず破損します。
担当医は、そのときの壊れ方を予測し、最悪の歯根が縦に割れる可能性を少しでも避けることを考えるはずです。
要因が多すぎるため、あまり科学的なものではないかもしれません。
どんな修復でも(クラウンも)、充分な力が加われば必ず破損します。
担当医は、そのときの壊れ方を予測し、最悪の歯根が縦に割れる可能性を少しでも避けることを考えるはずです。
タイトル | 再根管治療後、被せ物では無くレジンで修復したほうが長持ちするか? |
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質問者 | あー☆さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。