[写真あり] 隣接面の虫歯治療と補綴について

相談者: itoさん (37歳:女性)
投稿日時:2015-12-27 13:54:28
クラウンに隣接している歯が虫歯になっていると言われました。
恐らく赤矢印の4番でしょうか。

横からアプローチできないため、噛合面から削ると言われ、レジン充填セラミックインレーかを選択するよう医師に言われました。


この歯は過去にレジン充填した形跡がありませんが、やはり虫歯になっていない噛合面から削るしか道はないのでしょうか?

また、私の理解では削る部分が少なければレジン充填、多ければセラミックインレーになるかと思っていたのですが、この場合、先生方はどちらを選択されますか?


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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-12-27 15:41:07
こんにちは。

見た感じからの想像しかできませんが、まず本当にそこだけを処置したいのであれば、その隣の5番のクラウンを除去してやれば4番の後方がフリーにアクセスできるので可能となるでしょう。

しかしそのために5番を一度壊して更に手を加える事になりますから、それが得策とはあまり思えません。


またこれも経験上の想像ですが、このレントゲンで想像される範囲の虫歯を除去しようとなると、側面からのアプローチの方が、咬合面からする場合よりも大きく穴を開けねばならない気がします。

レントゲン写真では把握しきれない虫歯になっている部分なども実際に削ってみてわかる場合もあります。

なのでまず担当医はどちらの方が「どういう理由で」適しているのかをお聞きになってみて下さい。

大事なのはその「理由」がご自身で納得できるものかどうかだと思います。

またそれでも決めかねる場合、結果的に虫歯を除去し残った歯質が、レジン充填の方が持ちそうかはたまたインレーの方が予後が良さそうなのかは術中その場で術者に判断していただいた方が良いという事もあるのではないでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-12-27 19:28:53
最初に書いておきますがレントゲンを見ての回答は回答者の禁止事項にあたっていますのであくまで一般論として聞いてくださいね。
またレントゲンでは近遠心への虫歯の広がりは分かりますが外と内側への虫歯の広がりははっきりしないと思います。

横からアクセスする著名な先生もいますが、今回は主治医が否定していますので、その歯科医院では不可能かもしれないと思います。
転院すれば可能性があるかもしれないしないかもしれません。


田中先生が書かれた後ろの5番を外す方法は個人的にはよくやる方法です。
マイクロスコープを使いこなせる歯科医であれば後ろからのアプローチはそんなに難しくはないと思います。


また主治医に診断をして欲しいのは後ろの5番が健全であるかどうかです。
健全でなくて外す必要があれば田中先生が書かれた方法を選択する可能性が出てくるからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: itoさん
返信日時:2015-12-29 23:03:02
先生方
貴重なご意見、ありがとうございました。

5年経っているクラウンの状態を確認し、健全であれば咬合面からのアクセスで治療をと考えています。

レジン充填インレーかに関しては、再度主治医と相談してみます。



タイトル [写真あり] 隣接面の虫歯治療と補綴について
質問者 itoさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
詰め物、インレーその他
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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