歯周病治療中は、歯茎はどんどん後退しますか?
相談者:
ヤマト監督さん (50歳:男性)
投稿日時:2016-03-30 18:14:33
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-30 18:29:03
こんにちは。
通常の保険治療のルールどおりに行う歯周治療は、審美性は後回しというか、まったく考慮されない指導と治療になります。
いたし方ありません。
ただ、歯茎に炎症があればその起炎物質を可及的に取り除くことは、炎症を止める上ではどういう治療法にしても必要です。
医院によって出来る治療とできない治療があるとは思いますが、保険治療であればやり方は同じような方法と決められています。
歯茎がブヨブヨしている状態ではいけませんから、歯茎をしっかり引き締めて歯周ポケット検査の際に出血しないようになるまでしっかり歯を磨いてくださいという指導になると思います。
通常の保険治療のルールどおりに行う歯周治療は、審美性は後回しというか、まったく考慮されない指導と治療になります。
いたし方ありません。
ただ、歯茎に炎症があればその起炎物質を可及的に取り除くことは、炎症を止める上ではどういう治療法にしても必要です。
医院によって出来る治療とできない治療があるとは思いますが、保険治療であればやり方は同じような方法と決められています。
歯茎がブヨブヨしている状態ではいけませんから、歯茎をしっかり引き締めて歯周ポケット検査の際に出血しないようになるまでしっかり歯を磨いてくださいという指導になると思います。
相談者からの返信
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-30 19:42:14
レーザー治療があります。
また歯周組織の炎症がなくなったあと、矯正治療を併用してブラックトライアングルを閉鎖するようにストリッピングして、歯の位置を少し動かして歯茎のラインが回復しやすいようにすることができます。
その他、歯茎の位置を改善する歯周外科もあります。
ただ、一般には歯周治療を自費で行ってもらうという意識は低いでしょうからヤマト監督さんが指導を受けているような一般的な歯周治療でしっかり歯茎の炎症をコントロールして、身体にとって負担のないお口にしておくことが優先されると思います。
歯周病は病気ですから、まずはしっかり炎症をなくすことを目標に頑張ってください。
また歯周組織の炎症がなくなったあと、矯正治療を併用してブラックトライアングルを閉鎖するようにストリッピングして、歯の位置を少し動かして歯茎のラインが回復しやすいようにすることができます。
その他、歯茎の位置を改善する歯周外科もあります。
ただ、一般には歯周治療を自費で行ってもらうという意識は低いでしょうからヤマト監督さんが指導を受けているような一般的な歯周治療でしっかり歯茎の炎症をコントロールして、身体にとって負担のないお口にしておくことが優先されると思います。
歯周病は病気ですから、まずはしっかり炎症をなくすことを目標に頑張ってください。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-03-30 21:28:04
こんばんは。
歯周病治療でSRPを行っているようですが、個人的にはそれで歯周病が治ることはないと考えています、なぜなら歯周病の原因は歯石ではなくプラークだからです。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
歯周病の原因であるプラークを取らずして治ることはないでしょう、もちろんSRPをすればその時はある程度プラークを取ることはできますが、すぐにつきはじめます。
したがってご自分でプラークを落とせるようにならない限り治ることはありません、それではどのようにして落とすかということになりますがご存知の通り歯ブラシで落とします。
つまり歯磨き技術の習得で磨けば歯垢が落とせるようになればいいわけです、磨いても磨けていなければ磨いたことにはなりません。
要は歯を隅々まで磨ける技術を身につければいいわけです。
>治療明細には、外科そうは手術と記載してあります。
これはSRPとは違う処置だと思います。
>歯茎の後退が止まりません。前歯もどんどん空きっ歯になってきて 大変ショックです。
歯周病が進行すると歯槽骨の吸収が起こりますしたがって歯周病が治ってくれば吸収したところは歯肉が退縮を起こします、イメージとしてはでこぼこしたところに毛布を一枚かけた感じと考えてください。
>これはしょうがないことですか?
>もしくは他の治療法はないものですか?
しょうがないと言えばしょうがないのですが、外科的なアプローチをするとより以上歯肉の退縮が起きると考えています、やはり歯磨きで治すのが真っ当な方法だと思います。
歯磨きで治ってくればそれが即ち歯磨き技術の向上を意味しています、したがって磨けるようになっているわけですから再発はほとんどありません、再発する方は例外なく歯磨きをさぼっている方です。
時間はかかりますがこれが一番理にかなった方法だと思います。
歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
参考になさってください。
歯周病治療でSRPを行っているようですが、個人的にはそれで歯周病が治ることはないと考えています、なぜなら歯周病の原因は歯石ではなくプラークだからです。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
歯周病の原因であるプラークを取らずして治ることはないでしょう、もちろんSRPをすればその時はある程度プラークを取ることはできますが、すぐにつきはじめます。
したがってご自分でプラークを落とせるようにならない限り治ることはありません、それではどのようにして落とすかということになりますがご存知の通り歯ブラシで落とします。
つまり歯磨き技術の習得で磨けば歯垢が落とせるようになればいいわけです、磨いても磨けていなければ磨いたことにはなりません。
要は歯を隅々まで磨ける技術を身につければいいわけです。
>治療明細には、外科そうは手術と記載してあります。
これはSRPとは違う処置だと思います。
>歯茎の後退が止まりません。前歯もどんどん空きっ歯になってきて 大変ショックです。
歯周病が進行すると歯槽骨の吸収が起こりますしたがって歯周病が治ってくれば吸収したところは歯肉が退縮を起こします、イメージとしてはでこぼこしたところに毛布を一枚かけた感じと考えてください。
>これはしょうがないことですか?
>もしくは他の治療法はないものですか?
しょうがないと言えばしょうがないのですが、外科的なアプローチをするとより以上歯肉の退縮が起きると考えています、やはり歯磨きで治すのが真っ当な方法だと思います。
歯磨きで治ってくればそれが即ち歯磨き技術の向上を意味しています、したがって磨けるようになっているわけですから再発はほとんどありません、再発する方は例外なく歯磨きをさぼっている方です。
時間はかかりますがこれが一番理にかなった方法だと思います。
歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
参考になさってください。
タイトル | 歯周病治療中は、歯茎はどんどん後退しますか? |
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質問者 | ヤマト監督さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病に関するトラブル 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。