[写真あり] 小学2年生の歯列矯正について

相談者: あすあすさん (33歳:女性)
投稿日時:2016-04-06 19:28:05
2年生の女の子です。
体重32キロ、身長130cmで大きめです。

噛み合わせがかなり深く、下の歯が見えない状態で、上の前歯がかなり大きく、歯茎ももりあがって出っ歯状態です。

上下ともに糸切り歯?はまだ生えていませんが、スペースもほとんど残っていません。

転勤族なので、2年後に転勤があります。
矯正歯科に何件か行って話をきいてみたのですが、すごく迷ってしまいました。

どうぞアドバイス下さい。


A歯科
上下にあごを広げる装置をつける。
2年までの間に40万くらい。
その後なおればいいけど、分からない。
でも多分ワイヤー矯正に移行するが、他の歯医者でする。(費用はまたかかる)

B歯科
今から上下ワイヤーとゴムを奥歯?につける。
1年〜2年でワイヤー修了でそのあとは様子をみる。
60万。

との事です。

どちらの歯医者さんでも、歯並びも噛み合わせも、かなり悪いと言われています。
転校したばかりだし、すぐにワイヤーをつけて頑張れるのか。

あと、費用が我が家には高い・・・

今は見た目は分からないあごを広げる装置で様子を見るか。(それで治るかもしれないし。。。)
でも治らないならまた費用もかかるし。。。
と分からなくなってしまいました。

一般的に考えて、あごを広げるような装置でも出っ歯は治るものでしょうか?

転勤族だし、長期同じ所に通えないので、どちらの歯医者さんにしたらいいか、アドバイス頂けると助かります。

宜しくお願い致します。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-07 13:08:12
小学校2年生でお写真のように重度叢生(凸凹配列)であれば、将来的には、永久歯が全て萌出して、顎骨成長が収束する高校生以降の時期に智歯抜歯小臼歯抜歯を伴うマルチブラケット矯正歯科治療が必要となる可能性が高いと思います。

現在1期治療(小児矯正)を行うのは、将来的な小臼歯抜歯を伴うマルチブラケット治療を見据えて、1期治療が2期治療に良好な影響を与えることが可能と予測される場合に限られると思います。

しかし、2年後の転勤が確実な状態であれば、現在の1期治療と将来的な2期治療(マルチブラケット治療)をおこなう矯正歯科医が異なることになります。

矯正歯科医によって、治療テクニックや治療ゴールに対する考え方が異なるため、もし1期治療を現在居住する地域の矯正歯科医院へ依頼するとしても、その1期治療の治療効果が将来的な2期治療に有効に生かすことができない可能性も懸念されます。

いずれにしても、そのような前提を考慮しつつ、慎重に検討されることをお勧めします。

2件の相談先に矯正歯科専門医院がなければ、矯正歯科専門医院でもご相談することをお勧めします。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-04-07 15:33:52
上顎を拡げる装置と下顎の歯列を拡げる装置をつける考え方には、同意出来ますが、もしA歯科では、その後の治療経験がないのでしたら、治療目標の面で不安要素にはなりますね。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-04-07 17:20:08
こんにちは。

まだ小学2年ですよね?

それでしたらまだまだ顎も体も成長しますから、育成矯正を選ばれてはどうでしょう?

パノラマ写真を拝見していないのでなんともいえませんが(上顎が前歯4本生えているのに下顎の歯がまばらなので、先天性欠如があるかまたは早期に乳歯抜歯されているのではないかと思うので←あくまで想像です)、かみ合わせが深くて上の歯が出っ歯でガタガタということは、姿勢が非常に悪くて睡眠障害があるのではないかと想像します。

つまり育つ方向が悪かったということです。

それが前歯が生える頃にしっかりわかるようになりますから、ここから子育てを修正しておく必要があるでしょう。

鼻呼吸をちゃんと獲得すること、姿勢よく食事が出来てきちんと足がついて椅子に長時間座って集中できるようにしておくこと、睡眠時に仰向けで熟睡できる深い呼吸が出来る体を作っておくことなどです。


姿勢が悪く口角も上げずに成長させてしまった場合、顎の発育は前方に育ちにくいですから睡眠障害を助けてくれる筋機能装置を上手く使って中顔面を前方に発育させつつ、下顎を前に成長誘導することで顎の発育を促進することが可能です。


筋機能装置やMFT,MRC,T4K、(プレオルソ)、マイオブレース、マルチファミリー、EFlineなどが検索ワードになるでしょう。

お子さんに負担が少なくて成長誘導が出来る装置が出来ていますから、通院可能な歯科医院で上手く指導してもらうのもよいのではないかと思います。

歯が並ばないのは身体という場があっての結果です。

身体に問題があるはずですからそういう場をきちんと成長期に整えてあげておけば、歯は簡単な補助装置だけで綺麗に並び非抜歯で後戻りなくよい歯並びとよい顔を獲得することが可能です。

歯だけ並べても駄目で、そういう治療を選択してしまうと将来抜歯が必要になったり2次矯正が必要になったり後戻りで再矯正が必要になってしまうでしょう。

ただし、歯に欠損があると顎は簡単な補助装置では上手く成長誘導することはできなくなります。

専門的な治療になればなるほど高額な技術料が必要になるのは致し方ないことですから、きちんと現状についてしっかり診断してもらってください。




タイトル [写真あり] 小学2年生の歯列矯正について
質問者 あすあすさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
その他(写真あり)
子供の歯列矯正
上顎前突(出っ歯)
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




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