[写真あり] 審美理由での前歯の土台交換。残存歯質の問題から迷い

相談者: パネラさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-04-14 00:01:18
20年程前に治療した左上2.3の土台交換についてご相談です。

現在仮歯なのですが、元々は保険のクラウンでしたので色が気になった事と歯ぐきの色が気になったことで交換希望だったのですが、仮歯にしたタイミングで他の箇所の歯の問題が出てきて、かかりつけ医院以外の専門病院にての治療に時間がとてもかかったことで、仮歯期間が2年過ぎています。

また、いざ、仮歯からの交換となった際に妊娠が発覚し、つわりが酷く長引き治療を出来なかった為に、安定期過ぎて治療がやっとできる状態となりました。
それで2年以上経過となりました。

左上2.3は元々根尖部病変は無く、他の症状もなし。
ただ、左上2番は残っている歯質がかなり少なく、金属の土台が入っているがその交換で破折の危険性があることを説明されており、私もレントゲンをみてもかなりの少なさであることは理解しています。

左上3においては2ほどの歯質の少なさは無いが、主治医いわく、無症状であり、異常な所見も無いのであれば、手を加える方より残歯質を少しでも残す方が将来的な事を考えると将来の破折予防も含めて大切なのではないかと説明されており、2本ともクラウンの交換のみを勧められています。
クラウンはオールセラミックスへの交換と決定してます。
リスクを理解してくれるならば、左上3は土台交換もしても構いませんがと言われています。

元々2本とも保険の金属の土台が入っているのですが、他の大臼歯の金属の土台+保険のクラウンが入っていた歯で破折を起こした所があり、その治療がとても大変だったこともあり、左上3だけでもファイバーコアへの変更をと考えていたのですが、歯科医師の説明を聞いていると踏み出せません。

2度ほどカウンセリングのみの時間を取ってもらっているのですが悩みすぎて、また、主治医へも1時間の枠が質問だけで終わった経緯もあってこれ以上質問するのも気が引けてしまっています。

歯肉炎を左2.3は起こしている可能性もあり、歯周ポケットも3ミリの部分もありました。

相談としては

@手を加える方より残歯質を少しでも残す方が将来的な破折予防も含めて大切なのではないかと説明されており、2本ともクラウンの交換のみを行う。

Aリスクを理解し、左上3は土台交換をする。
かかりつけ医での土台除去は超音波にての除去。
マイクロはありません。
手を加えることで菌を取り入れてしまうリスクもあるのでしょうか?
(今までの経験上かかりつけ医では土台交換にはラバーダムは使用しません)

抜髄している歯であり、今後も破折のリスクはずっと背負っていかなければならないことは重々理解してますが、より破折予防として取るべき方法はどちらでしょうか。

併せて自分でのデンタルケアを頑張ってゆくことは予防歯科の大前提であることは重々理解しています。

添付した写真では分かりにくいかもしれませんが、歯ぐきの色とレントゲンを添付しました。
それも併せてお考え頂けたらと思います。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-14 11:37:58
個人的には適合の悪いメタルコアを入れておくのは気が引けます。

僕なら(マイクロスコープの使用が前提ですが)2番も3番もコアのやり直しを勧めるような気がします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-04-14 11:49:26
こんにちは。

このままではコアごと脱離するリスクが考えられます、私も再根管治療必要性の有無の診断とコアの再製をお勧めすると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パネラさん
返信日時:2016-04-14 23:01:20
櫻井先生お返事ありがとうございます。

またご質問させていただきたいのですが

@適合の悪いメタルコアとは、レントゲン上の所見からそう感じられましたか?
コアの入り方が浅いのでしょうか?

A残歯質が少なくても更に歯質が減る事を踏まえても、除去してファイバーコアに変える方がメリットは大きいでしょうか。

Bマイクロ除去が前提とのことですが、超音波にての除去であるが故に、主治医もお勧めしていないのでしょうか。
残歯質が少なくなることの方がハイリスクだといわれています・・・。

C歯肉の色はいかがでしょうか?

D距離的に考えると櫻井先生の所で治療するとしたら費用はどのくらいでしょうか。

かかりつけの医師は院長ではありません、なので設備面も踏まえて消極的な発言なのでしょうか。
それとも得て不得手があるのでしょうか。 
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パネラさん
返信日時:2016-04-14 23:13:00
山田先生お返事ありがとうございます。

またご質問させていただきたいのですが

@このままではコアごと脱離するリスクがあるとのことですが、レントゲン所見でどのような問題がありますでしょうか。
コアが短いなど。不十分は所見があるのでしょうか。
歯質の問題でしょうか。

A再根幹治療の必要性の有無の診断とはどのような検査が必要でしょうか。
妊娠中でも出来る検査でしょうか。現在の医院にては妊娠前のレントゲン所見・症状をみて根幹治療の必要性は無いとの診断でした。

Bコアの再製とはファイバーコアをお勧めするということでしょうか。
マイクロが無い状況でのメタルコア除去はやはりリスクが高いでしょうか。
山田先生もやはりマイクロ使用前提でのお話でしょうか。

お忙しいところ申し訳ありません。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-04-15 10:37:44
@,Cは診断になってしまいますので、コメントは控えさせていただきたいと思います。


>A残歯質が少なくても更に歯質が減る事を踏まえても、除去してファイバーコアに変える方がメリットは大きいでしょうか。

個人的には大きいように思います。


>Bマイクロ除去が前提とのことですが、超音波にての除去であるが故に、主治医もお勧めしていないのでしょうか。
>残歯質が少なくなることの方がハイリスクだといわれています・・・。

主治医の先生のお考えは直接ご本人に聞かないとわかりません。


>D距離的に考えると櫻井先生の所で治療するとしたら費用はどのくらいでしょうか。

これも実際に拝見してみないと何とも言えませんね。
根管治療が必要という判断になればさらに金額がかかりますから…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: パネラさん
返信日時:2016-04-15 14:03:39
櫻井先生 たびたびのお返事ありがたく思っています。

またご質問させていただきたいことがあります

@残歯質が減っても交換することで得られるメリットが大きいと思われるのは、具体的に破折予防でしょうか?
最後の治療だといわれており、かなりナーバスになっています。

A今は仮歯ですので行程としては

 1・メタルコア除去+ファイバーコア再建+オールセラミックス
 2・根管治療+メタルコア除去+ファイバーコア再建+オールセラミックス

だとして1・2で大まかな概算を出せませんでしょうか?
過去に全ての行程が保険外治療の経験もありますので・・・・。

B一般的に妊娠中であることは今回の治療の選択に影響しますでしょうか。

C歯科会ではマイクロでの除去が一番歯に影響がない方法という捉え方なのでしょうか。

D一般的にメタルコア除去後は歯肉の黒ずみは除去されると考えられていますか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-04-15 16:46:01
>@残歯質が減っても交換することで得られるメリットが大きいと思われるのは、具体的に破折予防でしょうか?
>最後の治療だといわれており、かなりナーバスになっています。

破折予防だけではないと思います。
(これも診断が絡んでくるのでネットでの回答は控えさせていただきます)

最後の治療という事であれば、中途半端な状態で終わらせず、しっかりした治療を提供したいものです。


>大まかな概算を出せませんでしょうか?

大変申し訳ございませんが、実際に拝見していない状態ではお金の話はできません。


>B一般的に妊娠中であることは今回の治療の選択に影響しますでしょうか。

あまりないとは思いますが、レントゲン撮影などを嫌がる妊婦さんはいらっしゃいますね。


>C歯科会ではマイクロでの除去が一番歯に影響がない方法という捉え方なのでしょうか。

どうなんでしょう?

マイクロスコープの普及率は5%程度と言われております。
数で理論でいえば、僕の意見はかなりの少数派になるとは思います。


>D一般的にメタルコア除去後は歯肉の黒ずみは除去されると考えられていますか?

これもケースバイケースです。




タイトル [写真あり] 審美理由での前歯の土台交換。残存歯質の問題から迷い
質問者 パネラさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
その他(写真あり)
土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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