入れ歯の装着時間と土手(歯槽骨)の吸収について

相談者: まほろばさん (44歳:女性)
投稿日時:2016-05-07 16:01:58
以前も相談させていただきました母の部分入れ歯について相談いたします。

母は部分入れ歯を食事の時のみ装着してあとは外しています。
はずしているほうがリラックスできるのだそうです。

特に痛みがあってとかガタツキなど入れ歯が合わないということではないそうです。


土手(歯槽骨)の吸収にさほど問題が無いのであれば、はずしてても良いとは思うのですが、装着しないことによってどんどん吸収されてしまうのであれば大変です。

装着時間が長ければ長いほど骨吸収が早まる、という意見もあれば逆に装着してほどよく圧をかけなければ骨吸収が早まるとの意見もあり・・・

土手(歯槽骨)にとっては、常時付けっぱなしのほうが良いのか?食事のみの装着でも問題は無いのか?


おそらくはずしてる時間が長いことによる他の問題(歯が傾いてくるなど残っている歯への影響)もあるかと思うのですが、今回は土手(歯槽骨)の吸収についてをお聞かせいただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-05-07 16:36:45
こんにちは。

義歯に関して言えばぴたりと粘膜にあっている期間は案外短いものです。
粘膜ですからはれぼったい時もありますし、減ってしまうこともあります。

それを支えるのが骨ですが、これは食べる時にご使用になられていれば(機能圧がかかっていれば)機能しているので代謝が促進され減ることはないでしょう。

血行促進や代謝促進を意図されるのでしたら、歯茎マッサージを併用されてもよいかもしれません。



使わない部位は廃用性萎縮してなくなっていきます。
それは骨でも筋肉でも同じです。


部分入れ歯が窮屈なのは舌が下がって浮腫んでしまっているとか筋力がなくなって低位になるのが普通になっているのかも知れません。
ご高齢になればなっただけ心がけて体操やストレッチを行ったりすることが大事です。

お口の中では姿勢よく噛んで食べる、よく笑う、よく喋るなどが運動になります。
血行が滞らないように楽しく生活していただきたいと思います。




タイトル 入れ歯の装着時間と土手(歯槽骨)の吸収について
質問者 まほろばさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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